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KACE Systems Management Appliance 13.2 Common Documents - Administrator Guide (Japanese - 13.0)

KACE システム管理アプライアンスについて
アプライアンスコンポーネントについて 管理者コンソールについて
組織コンポーネントが有効化されていない場合の管理者モードで使用可能なコンポーネント 組織コンポーネントが有効化されている場合の管理者モードで使用可能なコンポーネント 組織コンポーネントが有効化されている場合のシステムモードで使用可能なコンポーネント 「ホーム」コンポーネントの使用 情報の検索およびリストのフィルタリング 管理者コンソールへのログイン: 初めてネットワークを構成した後の最初のログイン
はじめに
アプライアンスの設定
要件と仕様 アプライアンスの電源投入と管理者コンソールへのログイン コマンドラインコンソールへのアクセス 設定の変更追跡 システムレベルおよび管理者レベルの一般設定項目の設定 アプライアンスの日付と時刻の設定 ユーザー通知の管理 すべてのユーザーに対して 2 要素認証を有効にする ポート設定、NTPサービス、およびWebサイトアクセスの検証 ネットワーク設定とセキュリティ設定の構成 エージェント設定の構成 セッションタイムアウトと自動更新設定の構成 ロケール設定の構成 デフォルトテーマの設定 データ共有の基本設定の構成 DIACAPコンプライアンス要件について モバイルデバイスによるアクセスの設定 組織およびリンク先アプライアンスの高速切り替えの有効化 Quest KACEアプライアンスのリンク 履歴設定の定義
アイテムのグループを管理するためのラベルのセットアップおよび使用 ユーザーアカウント、LDAP認証、およびSSOの設定
ユーザーアカウントおよびユーザー認証について ロケール設定について システムレベルユーザーアカウントの管理 組織ユーザーアカウントの管理 ユーザープロファイルの表示または編集 LDAPサーバーを使用したユーザー認証 LDAPサーバーからのユーザーのインポート シングルサインオン(SSO)について シングルサインオンの有効化および無効化 Active Directory を使用したシングルサインオン シングルサインオン用に SAML を構成する ユーザーセッションの確認
管理対象デバイスへの KACE エージェントの展開 レプリケーション共有の使用 資格情報の管理 資産の設定
資産管理コンポーネントについて 資産管理ダッシュボードの使用方法 資産管理について 資産タイプの追加とカスタマイズおよび資産情報の維持 ソフトウェア資産の管理 物理的資産と論理的資産の管理 手動資産情報の維持および使用 場所の管理 契約の管理 ライセンスの管理 購入レコードの管理
ライセンスコンプライアンスの設定 ライセンスコンプライアンスの管理 サービスデスクの設定 サービスデスクウィジェットのキャッシュライフタイムの設定 組織の作成と管理 アプライアンスリソースのインポートとエクスポート
インベントリの管理
インベントリダッシュボードの使用 デバイス検出の使用 デバイスインベントリの管理
デバイスの管理について 各デバイス管理方法で使用可能な機能 インベントリ情報について インベントリ設定に対する変更の追跡 インベントリ情報の管理 デバイスの検出および管理 アプライアンスへの KACE エージェントの登録 KACE エージェントのプロビジョニング
ファイル共有を有効にする Windows デバイスでの GPO プロビジョニングツールを使用した KACE エージェントのプロビジョニング オンボードプロビジョニングを使用した KACE エージェントのプロビジョニング プロビジョニングスケジュールの管理 エージェント通信の管理 管理対象デバイスでの KACE エージェントの更新
KACE エージェントを手動展開する
エージェントのインストールファイルの取得 Windows デバイス上で KACE エージェントを手動展開する Linux デバイスでの手動による KACE エージェントの展開およびアップグレード Linuxデバイス上でのエージェントに関する操作の実行 Mac デバイスでの手動による KACE エージェントの展開およびアップグレード Macデバイス上でエージェントに関するその他の操作を実行する エージェントによって収集された情報の表示
エージェント不要の管理の使用 管理者コンソールでの、または API を使用したデバイスの手動追加 インベントリ更新の強制実行 MIAデバイスの管理 Dell保証情報の取得
ソフトウェア ページでのアプリケーション管理
ソフトウェア ページについて インベントリ設定に対する変更の追跡 ソフトウェア ページインベントリ内のアプリケーションの追加と削除 ソフトウェア資産の作成 ソフトウェア脅威レベルとカテゴリの使用 アプリケーションの検索とラベル作成 ITNinjaフィードの管理
ソフトウェアカタログインベントリの管理
ソフトウェアカタログについて ソフトウェアカタログ情報の表示 ソフトウェアカタログへのアプリケーションの追加 ソフトウェアカタログのアプリケーションに関するライセンス資産の管理 管理対象インストールとカタログ登録済みソフトウェアの関連付け ソフトウェアメータリングの使用 アプリケーション制御の使用 ソフトウェアカタログの更新および再インストール
プロセス、スタートアッププログラム、およびサービスインベントリの管理 カスタムインベントリルールの記述
管理対象デバイスへのパッケージの展開
ソフトウェアの配布とWake On LANの使用
ソフトウェアの配布について 配布設定に対する変更の追跡 配布パッケージのタイプ アプライアンスからのパッケージの配布 代替のダウンロード場所およびレプリケーション共有からのパッケージの配布 Mac OS Xデバイスへのアプリケーションの配布 管理対象インストールの使用 ファイル同期の作成および使用 Wake On LANの使用 管理対象インストールのエクスポート
管理対象デバイスへの警告のブロードキャスト 管理対象デバイスでのスクリプトの実行
スクリプトについて スクリプト設定の変更追跡 デフォルトスクリプトについて スクリプトの追加と編集 実行 および 今すぐ実行 コマンドの使用 設定ポリシーテンプレートについて Windows設定ポリシーの使用 Mac OS X設定ポリシーの使用 ポリシーとスクリプトの編集 スクリプトログの検索 スクリプトのエクスポート
Mac プロファイルの管理 タスクチェーンの使用
デバイスのパッチ適用とセキュリティの維持
セキュリティダッシュボードの使用 パッチ管理について パッチのサブスクライブとダウンロード パッチスケジュールの作成および管理 パッチインベントリの管理 Windows 機能更新プログラムの管理 Dellデバイスおよびアップデートの管理 Linux パッケージアップグレードの管理 デバイスとアプライアンスのセキュリティの維持 隔離された添付ファイルを管理する
レポートの使用と通知のスケジュール サーバーの監視
サーバー監視の開始 監視プロファイルの操作 デバイスの監視の管理 警告の操作
サービスデスクの使用
サービスデスクの設定
システム要件 サービスデスクについて 設定作業の概要 別のシステムからのチケットのインポート サービスデスクの営業時間と休業日の設定 サービスレベル契約の設定 サービスデスクチケットキューの設定 チケット設定の構成 ユーザーコンソールホームページのカスタマイズ 満足度調査の利用 サービスデスクの添付ファイルのセキュリティの有効化または無効化
サービスデスクダッシュボードの使用 サービスデスクのチケット、プロセス、およびレポートの管理
サービスデスクチケットのライフサイクルの概要 管理者コンソールおよびユーザーコンソールからのチケットの作成 Eメールによるチケットの作成と管理 チケットの表示およびコメントや作業や添付ファイルの管理 チケットのマージ チケットのエスカレーションプロセスの使用 サービスデスクプロセスの使用 チケットルールの使用 サービスデスクレポートの実行 チケットのアーカイブ、復元、削除 チケット削除の管理
サービスデスクチケットキューの管理 ユーザーダウンロードおよびサポート技術情報記事について サービスデスクチケット設定のカスタマイズ SMTP Eメールサーバーの設定
メンテナンスとトラブルシューティング
アプライアンスのメンテナンス
設定の変更の追跡 アプライアンスバックアップについて アプライアンスの復元 アプライアンスソフトウェアの更新 アプライアンスの再起動またはシャットダウン KACEからのOVAL定義の更新 日次実行出力の理解
アプライアンスのトラブルシューティング
付録 用語集 当社について 法的情報

ソフトウェアカタログ インベントリのライセンス資産の追加

ソフトウェアカタログ インベントリのライセンス資産の追加

アプリケーションのライセンス資産をソフトウェアカタログインベントリに追加できます。ライセンス資産を追加すると、ライセンスコンプライアンス リストおよびライセンスコンプライアンス ダッシュボード ウィジェットにライセンスコンプライアンス情報を表示できます。

ソフトウェアカタログのアプリケーションは、検出済み未検出Locally Cataloged(ローカルカタログ登録済み) のいずれかに分類する必要があります。カタログ未登録 に分類されたアプリケーションのライセンス資産を追加することはできません。

ライセンス資産をアプリケーションに関連付けると、Software Catalog Detail(ソフトウェアカタログの詳細) ページにライセンス情報を表示することもできます。アプライアンス上で組織コンポーネントが有効化されている場合は、各組織のライセンス情報を個別に管理します。

1.
ソフトウェアカタログ リストに移動します。
a.
アプライアンス管理者コンソール(https://appliance_hostname/admin)にログインします。または、管理ヘッダーに組織メニューを表示 オプションがアプライアンスの 一般設定 で有効になっている場合は、ページの右上隅で、ログイン情報の横にあるドロップダウンリストから組織を選択します。
b.
左側のナビゲーションバーで、インベントリ をクリックして、ソフトウェアカタログ をクリックします。
2.
アプリケーションの名前をクリックして、ソフトウェアカタログの詳細 ページを表示します。
3.
ページの一番下付近で 新しいライセンスの追加 をクリックして、ライセンス資産詳細 ページを表示します。
4.
ライセンス資産の詳細 ページの 全般 タブで次の情報を入力します。

オプション

説明

サブタイプ

ライセンスに関連付ける資産サブタイプ。詳細については、「資産サブタイプ、カスタムフィールド、およびデバイス詳細基本設定について」を参照してください。

資産ステータス

ライセンスステータス(該当する場合)。デフォルトの資産ステータス、またはカスタムの資産ステータスを選択できます(存在する場合)。アプライアンスのデフォルトのインストールには、以下の資産ステータスが含まれます。

アクティブ:展開済み、アクティブ、または使用中である任意の資産。
廃棄済み:利用できなくなった資産。
期限切れ:期限切れのソフトウェアライセンスまたは契約資産。
在庫:最近受け取った資産。
不在:場所を特定できない資産。
修復:修復されている資産。
予約済み:特定の人または用途のために確保されている資産。
廃止:ライフサイクル終了状態に達した、または使用されなくなった資産。
盗難:盗難されたとして報告された資産。

詳細については、「資産のライフサイクル設定の表示と設定」を参照してください。

場所

資産がある場所の名前。詳細については、「場所の管理」を参照してください。

名前

ライセンス名(「Office Professional PO #1234」など)。これは資産を検索するために使用される名前です。1 つのアプリケーションに複数のライセンスを関連付ける場合は、それらのライセンスを区別するために、以下のフィールドに注文書番号または購入日を指定します。

ライセンス数

ライセンスによって許諾されるインストール数またはシート数。例えば、「50」と表示されます。

カタログ登録済みソフトウェアへの適用

ライセンスを適用する、ソフトウェアカタログインベントリ内のアプリケーション。必要に応じて、ソフトウェアカタログの複数のアプリケーションにライセンス資産を関連付けることができます。ただし、ライセンス資産を同じアプリケーションの複数のバージョンに関連付ける必要はありません。アップグレードおよびダウングレードをサポートするためにアプライアンスがこれを自動的に行うからです。ライセンス情報を追加するときに、現在のバージョンをライセンス資産に関連付けるだけです。

また、Microsoft Office や Adobe Acrobat などの別の発行元からアプリケーションを同じライセンス資産に割り当てた場合は、ライセンス資産に指定されているシートの総数が各アプリケーションに割り当てられます。例えば、ライセンス資産に 100 個のシートがある場合、Microsoft Office と Adobe Acrobat の両方に 100 個のシートが割り当てられます。

ソフトウェアへの適用

このフィールドは空白のままにします。ソフトウェアカタログ インベントリと ソフトウェア ページインベントリのアプリケーションに対して、同時に1つのソフトウェアライセンスを関連付けることはできません。カタログ登録済みソフトウェアに対してライセンス資産を作成する方法の詳細については、ソフトウェア ページインベントリのライセンス資産の追加を参照してください。

ライセンスモード

ライセンス資産のモード。ライセンスを必要とし、ライセンスコンプライアンス ページにライセンス使用率情報を表示するアプリケーションの場合、Enterprise(エンタープライズ) または Unit License(ユニットライセンス) のいずれかを選択します。

注: ライセンスコンプライアンスでは、Not Specified(指定なし)、Client License(クライアントライセンス)、サブスクリプションShareware(シェアウェア)、Freeware(フリーウェア)、OpenSource(オープンソース)、No Licensing(ライセンスなし)、Site License(サイトライセンス) などほとんどのモードが使用されません。

ライセンスモードは、管理者コンソールの次のセクションで使用されます。

Dashboard(ダッシュボード) に表示される ライセンスコンプライアンス グラフ。Asset Detail(資産詳細) ページで無視にマーク付けされた値は、100% の使用レベルで表示されます。詳細については、「ダッシュボードのウィジェットについて」を参照してください。
5.
次へ をクリックします。
6.
ライセンス資産の詳細 ページの 購入 タブで次の情報を入力します。

オプション

説明

契約

ライセンスに関連付けられている契約資産。

カタログ登録済みソフトウェアへの適用

ライセンスを適用する、ソフトウェアカタログインベントリ内のアプリケーション。必要に応じて、ソフトウェアカタログの複数のアプリケーションにライセンス資産を関連付けることができます。ただし、ライセンス資産を同じアプリケーションの複数のバージョンに関連付ける必要はありません。アップグレードおよびダウングレードをサポートするためにアプライアンスがこれを自動的に行うからです。ライセンス情報を追加するときに、現在のバージョンをライセンス資産に関連付けるだけです。

また、Microsoft Office や Adobe Acrobat などの別の発行元からアプリケーションを同じライセンス資産に割り当てた場合は、ライセンス資産に指定されているシートの総数が各アプリケーションに割り当てられます。例えば、ライセンス資産に 100 個のシートがある場合、Microsoft Office と Adobe Acrobat の両方に 100 個のシートが割り当てられます。

プロダクトキー

ライセンスに関連付けられているプロダクトキー。ライセンス資産タイプについて取得可能なデフォルト情報は、修正および編集可能です。

単価

ライセンスに関連付けられている単価。ライセンス資産タイプについて取得可能なデフォルト情報は、修正および編集可能です。

ベンダー

アプリケーションに関連付けるベンダー資産の名前。ベンダー資産を追加していない場合は、Vendor(ベンダー) ドロップダウンリストに何も表示されません。ベンダーを検索するには、リストに入力を開始します。

注文書番号

ライセンスに関連付けられた注文書番号。

購入日

購入した日付。フィールド内をクリックし、カレンダーで日付を選択します。

購入

このライセンスに関連付けられている購入レコードを 1 つ以上選択します。詳細については、「購入レコードの管理」を参照してください。

7.
次へ をクリックします。
8.
ライセンス資産の詳細 ページの メンテナンス タブで次の情報を入力します。

オプション

説明

アップグレード権を含む

ライセンスにアップグレート権が含まれるかどうかを示します。アップグレード権とは、ライセンス済みソフトウェアの新しいバージョンが利用可能になったときに、その新しいバージョンにアップグレートできる資格があることを意味します。詳細については、「ライセンスのアップグレードについて」を参照してください。次のいずれかのオプションを選択します。

はい: アップグレード権は、選択したソフトウェアの既存のライセンス数と、それと同一のソフトウェアで利用可能な、より新しいバージョンのライセンス数を比較することによって計算されます。
はい - リストから選択: アップグレード権を付与するソフトウェアバージョンを1つまたは複数選択します。アップグレードソフトウェアリスト の下で、追加するカタログ登録済みソフトウェアの選択 をクリックします。選択したソフトウェアにおいて、ライセンスをアップグレードすることが可能なより新しいバージョンのリストが表示されます。リスト内のエントリを選択すると、選択した内容が アップグレードソフトウェアリスト ボックスに表示されます。必要に応じて、1つまたは複数のバージョンを追加できます。リストからアイテムを削除するには、アップグレードソフトウェアリスト ボックスでそのアイテムを選択して、削除 をクリックします。
いいえ: 選択したソフトウェアにアップグレード権を付与しない場合は、このオプションを選択します。

Includes Maintenance(メンテナンスを含む)

ライセンスがユーザーにアプリケーションのインストールバージョンをアップグレードする権利を与えているかどうか。詳細については、「ソフトウェアカタログのアプリケーションに関するライセンスコンプライアンスについて」を参照してください。

有効期限日

ライセンスにメンテナンスが含まれている場合は、メンテナンス期間の有効期限。

アプライアンスライセンスコンプライアンス機能は、アプリケーションリリース日などソフトウェアカタログ情報を利用します。メンテナンス期間中に新規アプリケーションバージョンをリリースした場合、そのバージョンは自動的にこのライセンス資産の対象範囲になります。

ダウングレード権を含む

ライセンスにダウングレード権が含まれるかどうかを示します。ダウングレード権とは、ソフトウェアの新しいバージョンを同じソフトウェアの古いバージョンにダウングレードするライセンスを適用する資格があることを意味します。詳細については、「ライセンスのダウングレードについて」を参照してください。次のいずれかのオプションを選択します。

はい: ダウングレード権は、選択したソフトウェアの既存のライセンス数と、それと同一のソフトウェアで利用可能な、より古いバージョンのライセンス数を比較することによって計算されます。
はい - リストから選択: ダウングレード権を付与するソフトウェアバージョンを1つまたは複数選択します。ダウングレードソフトウェアリスト の下で、追加するカタログ登録済みソフトウェアの選択 をクリックします。ライセンスをダウングレードすることが可能な、選択したソフトウェアのより古いバージョンのリストが表示されます。リスト内のエントリを選択すると、選択した内容が ダウングレードソフトウェアリスト ボックスに表示されます。必要に応じて、1つまたは複数のバージョンを追加できます。リストからアイテムを削除するには、ダウングレードソフトウェアリスト ボックスでそのアイテムを選択して、削除 をクリックします。
いいえ: 選択したソフトウェアにダウングレード権を付与しない場合は、このオプションを選択します。
9.
次へ をクリックします。
10.
ライセンス資産の詳細 ページの 関連 タブで次の情報を入力します。

オプション

説明

部門

アプリケーションを所有するビジネスグループまたは部門。

コストセンター

アプリケーションを所有する部門に関連付けられたコストセンター。

承認されたデバイス

ライセンスの使用を承認されたデバイス。この情報は、ライセンスコンプライアンスレポートの作成に使用されます。例えば、対象のアプリケーションをインストールしたデバイスが、承認されたデバイスのリストに存在しない場合、それらのデバイスは「未承認のソフトウェアインストール」というタイトルのレポートで報告されます。ただし、アプライアンスは、ライセンスコンプライアンスを強制しません。例えば、ライセンスが期限切れであったり、コンプライアンスから外れていたとしても、管理対象デバイスへのアプリケーションのインストールがアプライアンスによって阻止されることはありません。

バーコード

必要に応じて、このライセンスに関連付けられたバーコードを追加または編集します。詳細については、「資産へのバーコードの追加」を参照してください。

11.
次へ をクリックします。
12.
ライセンス資産の詳細 ページの カスタム タブで、追加のカスタムデータを入力します。ビジネス目標に合わせて、ライセンス資産タイプを修正し、必要な数のフィールドを追加することができます。詳細については、「資産タイプの追加またはカスタマイズ」を参照してください。
13.
次へ をクリックします。
14.
ライセンス資産の詳細 ページの メモ タブで、次の情報を入力します。

オプション

説明

メモ

任意の追加情報を入力します。

ライセンステキスト

ライセンスナンバーなどライセンスに関する補足情報。

15.
保存 をクリックします。
ライセンス ページに新しいライセンス資産が表示されます。ライセンス数 の数値は、資産を更新するまでは変更されません。ただし、対象のソフトウェアをインストールされた管理対象デバイスがアプライアンスにチェックインすると、インストール済み 列の数値が変更されます。これにより、購入およびインストール済みのライセンス数を追跡できます。

次のオプションのタスクを実行します。

ソフトウェア ページインベントリのライセンス資産の追加

ソフトウェア ページインベントリのライセンス資産の追加

ライセンス資産を作成して、ライセンスを必要とするアプリケーションの情報を追跡できます。

ライセンス資産を作成する前に、ライセンス資産で管理する必要のある情報(ライセンスで許諾されたインストール数またはシート数、プロダクトキー、発注番号など)を準備します。

注: ソフトウェア ページインベントリに表示されているアプリケーションのライセンス資産を作成するには、まず、そのアプリケーションのソフトウェア資産を作成する必要があります。ソフトウェアカタログ ページインベントリのアプリケーションについてはソフトウェア資産を作成する必要がありません。

アプライアンス上で組織コンポーネントが有効化されている場合は、各組織のライセンス資産を個別に作成できます。

1.
ライセンス資産詳細 ページに移動します。
a.
アプライアンス管理者コンソール(https://appliance_hostname/admin)にログインします。または、管理ヘッダーに組織メニューを表示 オプションがアプライアンスの 一般設定 で有効になっている場合は、ページの右上隅で、ログイン情報の横にあるドロップダウンリストから組織を選択します。
左のナビゲーションバーで ライセンス をクリックします。アクションの選択 > 新規作成 を選択します。
左側のナビゲーションバーで、インベントリ をクリックして、ソフトウェアカタログ をクリックします。アプリケーションの名前をクリックします。ソフトウェアカタログの詳細 ページで 新しいライセンスの追加 をクリックします。
2.
ライセンス資産の詳細 ページの 全般 タブで次の情報を入力します。

オプション

説明

サブタイプ

ライセンスに関連付ける資産サブタイプ。詳細については、「資産サブタイプ、カスタムフィールド、およびデバイス詳細基本設定について」を参照してください。

資産ステータス

ライセンスステータス(該当する場合)。デフォルトの資産ステータス、またはカスタムの資産ステータスを選択できます(存在する場合)。アプライアンスのデフォルトのインストールには、以下の資産ステータスが含まれます。

アクティブ:展開済み、アクティブ、または使用中である任意の資産。
廃棄済み:利用できなくなった資産。
期限切れ:期限切れのソフトウェアライセンスまたは契約資産。
在庫:最近受け取った資産。
不在:場所を特定できない資産。
修復:修復されている資産。
予約済み:特定の人または用途のために確保されている資産。
廃止:ライフサイクル終了状態に達した、または使用されなくなった資産。
盗難:盗難されたとして報告された資産。

詳細については、「資産のライフサイクル設定の表示と設定」を参照してください。

場所

資産がある場所の名前。詳細については、「場所の管理」を参照してください。

名前

ライセンス名(「Office Professional PO #1234」など)。これは資産を検索するために使用される名前です。1 つのアプリケーションに複数のライセンスを関連付ける場合は、それらのライセンスを区別するために、以下のフィールドに注文書番号または購入日を指定します。

ライセンス数

ライセンスによって許諾されるインストール数またはシート数。例えば、「50」と表示されます。

カタログ登録済みソフトウェアへの適用

ライセンスを適用する、ソフトウェアカタログインベントリ内のアプリケーション。必要に応じて、ソフトウェアカタログの複数のアプリケーションにライセンス資産を関連付けることができます。ただし、ライセンス資産を同じアプリケーションの複数のバージョンに関連付ける必要はありません。アップグレードおよびダウングレードをサポートするためにアプライアンスがこれを自動的に行うからです。ライセンス情報を追加するときに、現在のバージョンをライセンス資産に関連付けるだけです。

また、Microsoft Office や Adobe Acrobat などの別の発行元からアプリケーションを同じライセンス資産に割り当てた場合は、ライセンス資産に指定されているシートの総数が各アプリケーションに割り当てられます。例えば、ライセンス資産に 100 個のシートがある場合、Microsoft Office と Adobe Acrobat の両方に 100 個のシートが割り当てられます。

ソフトウェアへの適用

このフィールドは空白のままにします。ソフトウェアカタログ インベントリと ソフトウェア ページインベントリのアプリケーションに対して、同時に1つのソフトウェアライセンスを関連付けることはできません。カタログ登録済みソフトウェアに対してライセンス資産を作成する方法の詳細については、ソフトウェア ページインベントリのライセンス資産の追加を参照してください。

ライセンスモード

ライセンス資産のモード。ライセンスを必要とし、ライセンスコンプライアンス ページにライセンス使用率情報を表示するアプリケーションの場合、Enterprise(エンタープライズ) または Unit License(ユニットライセンス) のいずれかを選択します。

注: ライセンスコンプライアンスでは、Not Specified(指定なし)、Client License(クライアントライセンス)、サブスクリプションShareware(シェアウェア)、Freeware(フリーウェア)、OpenSource(オープンソース)、No Licensing(ライセンスなし)、Site License(サイトライセンス) などほとんどのモードが使用されません。

ライセンスモードは、管理者コンソールの次のセクションで使用されます。

Dashboard(ダッシュボード) に表示される ライセンスコンプライアンス グラフ。Asset Detail(資産詳細) ページで無視にマーク付けされた値は、100% の使用レベルで表示されます。詳細については、「ダッシュボードのウィジェットについて」を参照してください。
3.
次へ をクリックします。
4.
ライセンス資産の詳細 ページの 購入 タブで次の情報を入力します。

オプション

説明

契約

ライセンスに関連付けられている契約資産。

カタログ登録済みソフトウェアへの適用

ライセンスを適用する、ソフトウェアカタログインベントリ内のアプリケーション。必要に応じて、ソフトウェアカタログの複数のアプリケーションにライセンス資産を関連付けることができます。ただし、ライセンス資産を同じアプリケーションの複数のバージョンに関連付ける必要はありません。アップグレードおよびダウングレードをサポートするためにアプライアンスがこれを自動的に行うからです。ライセンス情報を追加するときに、現在のバージョンをライセンス資産に関連付けるだけです。

また、Microsoft Office や Adobe Acrobat などの別の発行元からアプリケーションを同じライセンス資産に割り当てた場合は、ライセンス資産に指定されているシートの総数が各アプリケーションに割り当てられます。例えば、ライセンス資産に 100 個のシートがある場合、Microsoft Office と Adobe Acrobat の両方に 100 個のシートが割り当てられます。

プロダクトキー

ライセンスに関連付けられているプロダクトキー。ライセンス資産タイプについて取得可能なデフォルト情報は、修正および編集可能です。

単価

ライセンスに関連付けられている単価。ライセンス資産タイプについて取得可能なデフォルト情報は、修正および編集可能です。

ベンダー

アプリケーションに関連付けるベンダー資産の名前。ベンダー資産を追加していない場合は、Vendor(ベンダー) ドロップダウンリストに何も表示されません。ベンダーを検索するには、リストに入力を開始します。

注文書番号

ライセンスに関連付けられた注文書番号。

購入日

購入した日付。フィールド内をクリックし、カレンダーで日付を選択します。

購入

このライセンスに関連付けられている購入レコードを 1 つ以上選択します。詳細については、「購入レコードの管理」を参照してください。

5.
次へ をクリックします。
6.
ライセンス資産の詳細 ページの メンテナンス タブで次の情報を入力します。

オプション

説明

アップグレード権を含む

ライセンスにアップグレート権が含まれるかどうかを示します。アップグレード権とは、ライセンス済みソフトウェアの新しいバージョンが利用可能になったときに、その新しいバージョンにアップグレートできる資格があることを意味します。詳細については、「ライセンスのアップグレードについて」を参照してください。次のいずれかのオプションを選択します。

はい: アップグレード権は、選択したソフトウェアの既存のライセンス数と、それと同一のソフトウェアで利用可能な、より新しいバージョンのライセンス数を比較することによって計算されます。
はい - リストから選択: アップグレード権を付与するソフトウェアバージョンを1つまたは複数選択します。アップグレードソフトウェアリスト の下で、追加するカタログ登録済みソフトウェアの選択 をクリックします。選択したソフトウェアにおいて、ライセンスをアップグレードすることが可能なより新しいバージョンのリストが表示されます。リスト内のエントリを選択すると、選択した内容が アップグレードソフトウェアリスト ボックスに表示されます。必要に応じて、1つまたは複数のバージョンを追加できます。リストからアイテムを削除するには、アップグレードソフトウェアリスト ボックスでそのアイテムを選択して、削除 をクリックします。
いいえ: 選択したソフトウェアにアップグレード権を付与しない場合は、このオプションを選択します。

Includes Maintenance(メンテナンスを含む)

ライセンスがユーザーにアプリケーションのインストールバージョンをアップグレードする権利を与えているかどうか。詳細については、「ソフトウェアカタログのアプリケーションに関するライセンスコンプライアンスについて」を参照してください。

有効期限日

ライセンスにメンテナンスが含まれている場合は、メンテナンス期間の有効期限。

アプライアンスライセンスコンプライアンス機能は、アプリケーションリリース日などソフトウェアカタログ情報を利用します。メンテナンス期間中に新規アプリケーションバージョンをリリースした場合、そのバージョンは自動的にこのライセンス資産の対象範囲になります。

ダウングレード権を含む

ライセンスにダウングレード権が含まれるかどうかを示します。ダウングレード権とは、ソフトウェアの新しいバージョンを同じソフトウェアの古いバージョンにダウングレードするライセンスを適用する資格があることを意味します。詳細については、「ライセンスのダウングレードについて」を参照してください。次のいずれかのオプションを選択します。

はい: ダウングレード権は、選択したソフトウェアの既存のライセンス数と、それと同一のソフトウェアで利用可能な、より古いバージョンのライセンス数を比較することによって計算されます。
はい - リストから選択: ダウングレード権を付与するソフトウェアバージョンを1つまたは複数選択します。ダウングレードソフトウェアリスト の下で、追加するカタログ登録済みソフトウェアの選択 をクリックします。ライセンスをダウングレードすることが可能な、選択したソフトウェアのより古いバージョンのリストが表示されます。リスト内のエントリを選択すると、選択した内容が ダウングレードソフトウェアリスト ボックスに表示されます。必要に応じて、1つまたは複数のバージョンを追加できます。リストからアイテムを削除するには、ダウングレードソフトウェアリスト ボックスでそのアイテムを選択して、削除 をクリックします。
いいえ: 選択したソフトウェアにダウングレード権を付与しない場合は、このオプションを選択します。
7.
次へ をクリックします。
8.
ライセンス資産の詳細 ページの 関連 タブで次の情報を入力します。

オプション

説明

部門

アプリケーションを所有するビジネスグループまたは部門。

コストセンター

アプリケーションを所有する部門に関連付けられたコストセンター。

承認されたデバイス

ライセンスの使用を承認されたデバイス。この情報は、ライセンスコンプライアンスレポートの作成に使用されます。例えば、対象のアプリケーションをインストールしたデバイスが、承認されたデバイスのリストに存在しない場合、それらのデバイスは「未承認のソフトウェアインストール」というタイトルのレポートで報告されます。ただし、アプライアンスは、ライセンスコンプライアンスを強制しません。例えば、ライセンスが期限切れであったり、コンプライアンスから外れていたとしても、管理対象デバイスへのアプリケーションのインストールがアプライアンスによって阻止されることはありません。

バーコード

必要に応じて、このライセンスに関連付けられたバーコードを追加または編集します。詳細については、「資産へのバーコードの追加」を参照してください。

9.
次へ をクリックします。
10.
ライセンス資産の詳細 ページの カスタム タブで、追加のカスタムデータを入力します。ビジネス目標に合わせて、ライセンス資産タイプを修正し、必要な数のフィールドを追加することができます。詳細については、「資産タイプの追加またはカスタマイズ」を参照してください。
11.
次へ をクリックします。
12.
ライセンス資産の詳細 ページの メモ タブで、次の情報を入力します。

オプション

説明

メモ

任意の追加情報を入力します。

ライセンステキスト

ライセンスナンバーなどライセンスに関する補足情報。

13.
保存 をクリックします。

ライセンス ページに新しいライセンス資産が表示されます。ライセンス数 の数値は、資産を更新するまでは変更されません。ただし、対象のソフトウェアをインストールされた管理対象デバイスがアプライアンスにチェックインすると、インストール済み 列の数値が変更されます。これにより、購入およびインストール済みのライセンス数を追跡できます。

CSV ファイルでのライセンスデータのインポート

CSV ファイルでのライセンスデータのインポート

ライセンスデータがスプレッドシートに入力されている場合は、それを CSV(コンマ区切り値)形式にエクスポートすると、アプライアンスにインポートできます。または、テキストエディタを使用して、該当するデータを含む CSV ファイルを作成すれば、そのファイルをインポートできます。

定義した資産タイプについて、CSV ファイルに新しい資産が含まれる場合、新しい資産が追加されます。

インポート中の資産情報の処理方法

インポート中の資産情報の処理方法

資産情報がインポートされると、アプライアンスでは、新しい情報と既存の情報が比較され、新しい情報の処理方法が決定されます。

情報が新規であるか、既存であるか、または複製されているかに応じて、アプライアンスでは、次のアクションが実行されます。

資産の作成: プライマリキーの値と既存の値が一致しない場合は、資産が作成されます。
資産の更新: プライマリキーの値と既存の値が一致する場合は、資産情報が更新されます。
重複資産としてのフラグ付け: 資産タイプの複数のレコードが、プライマリキーとして選択された CSV フィールドの値と一致する場合、または複数のレコードが関連資産と一致する場合は、重複資産としてフラグ付けされます。重複レコードはインポートされません。
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