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KACE Systems Management Appliance 14.0 Common Documents - Administrator Guide (Japanese)

KACE システム管理アプライアンスについて
アプライアンスコンポーネントについて 管理者コンソールについて
組織コンポーネントが有効化されていない場合の管理者モードで使用可能なコンポーネント 組織コンポーネントが有効化されている場合の管理者モードで使用可能なコンポーネント 組織コンポーネントが有効化されている場合のシステムモードで使用可能なコンポーネント 「ホーム」コンポーネントの使用 情報の検索およびリストのフィルタリング 管理者コンソールへのログイン:初めてネットワークを構成した後の最初のログイン
はじめに
アプライアンスの設定
要件と仕様 アプライアンスの電源投入と管理者コンソールへのログイン コマンドラインコンソールへのアクセス 設定の変更追跡 システムレベルおよび管理者レベルの一般設定項目の設定 アプライアンスの日付と時刻の設定 ユーザー通知の管理 すべてのユーザーに対して 2 要素認証を有効にする ポート設定、NTPサービス、およびWebサイトアクセスの検証 ネットワーク設定とセキュリティ設定の構成 セッションタイムアウトと自動更新設定の構成 ロケール設定の構成 デフォルトテーマの設定 データ共有の基本設定の構成 DIACAPコンプライアンス要件について モバイルデバイスによるアクセスの設定 組織およびリンク先アプライアンスの高速切り替えの有効化 Quest KACEアプライアンスのリンク 履歴設定の定義 コンテンツセキュリティポリシーの設定
アイテムのグループを管理するためのラベルのセットアップおよび使用 ユーザーアカウント、LDAP認証、およびSSOの設定
ユーザーアカウントおよびユーザー認証について ロケール設定について システムレベルユーザーアカウントの管理 組織ユーザーアカウントの管理 ユーザープロファイルの表示または編集 LDAPサーバーを使用したユーザー認証 LDAPサーバーからのユーザーのインポート シングルサインオン(SSO)について シングルサインオンの有効化および無効化 Active Directory を使用したシングルサインオン シングルサインオン用に SAML を構成する ユーザーセッションの確認
管理対象デバイスへの KACE エージェントの展開 レプリケーション共有の使用 資格情報の管理 資産の設定
資産管理コンポーネントについて 資産管理ダッシュボードの使用方法 資産管理について 資産タイプの追加とカスタマイズおよび資産情報の維持 ソフトウェア資産の管理 物理的資産と論理的資産の管理 手動資産情報の維持および使用 場所の管理 契約の管理 ライセンスの管理 購入レコードの管理
ライセンスコンプライアンスの設定 ライセンスコンプライアンスの管理 サービスデスクの設定 サービスデスクウィジェットのキャッシュライフタイムの設定 組織の作成と管理 アプライアンスリソースのインポートとエクスポート
インベントリの管理
インベントリダッシュボードの使用 デバイス検出の使用 デバイスインベントリの管理
デバイスの管理について 各デバイス管理方法で使用可能な機能 インベントリ情報について インベントリ設定に対する変更の追跡 インベントリ情報の管理 デバイスの検出および管理 アプライアンスへの KACE エージェントの登録 KACE エージェントのプロビジョニング
ファイル共有を有効にする Windows デバイスでの GPO プロビジョニングツールを使用した KACE エージェントのプロビジョニング オンボードプロビジョニングを使用した KACE エージェントのプロビジョニング プロビジョニングスケジュールの管理 エージェント通信の管理 管理対象デバイスでの KACE エージェントの更新
KACE エージェントを手動展開する
エージェントのインストールファイルの取得 Windows デバイス上で KACE エージェントを手動展開する Linux デバイスでの手動による KACE エージェントの展開およびアップグレード Linuxデバイス上でのエージェントに関する操作の実行 Mac デバイスでの手動による KACE エージェントの展開およびアップグレード Macデバイス上でエージェントに関するその他の操作を実行する エージェントによって収集された情報の表示
エージェント不要の管理の使用 管理者コンソールでの、または API を使用したデバイスの手動追加 インベントリ更新の強制実行 MIAデバイスの管理 Dell保証情報の取得
ソフトウェア ページでのアプリケーション管理
ソフトウェア ページについて インベントリ設定に対する変更の追跡 ソフトウェア ページインベントリ内のアプリケーションの追加と削除 ソフトウェア資産の作成 ソフトウェア脅威レベルとカテゴリの使用 アプリケーションの検索とラベル作成 ITNinjaフィードの管理
ソフトウェアカタログインベントリの管理
ソフトウェアカタログについて ソフトウェアカタログ情報の表示 ソフトウェアカタログへのアプリケーションの追加 ソフトウェアカタログのアプリケーションに関するライセンス資産の管理 管理対象インストールとカタログ登録済みソフトウェアの関連付け ソフトウェアメータリングの使用 アプリケーション制御の使用 ソフトウェアカタログの更新および再インストール
プロセス、スタートアッププログラム、およびサービスインベントリの管理 カスタムインベントリルールの記述
管理対象デバイスへのパッケージの展開
ソフトウェアの配布とWake On LANの使用
ソフトウェアの配布について 配布設定に対する変更の追跡 配布パッケージのタイプ アプライアンスからのパッケージの配布 代替のダウンロード場所およびレプリケーション共有からのパッケージの配布 Mac OS Xデバイスへのアプリケーションの配布 管理対象インストールの使用 ファイル同期の作成および使用 Wake On LANの使用 管理対象インストールのエクスポート
管理対象デバイスへの警告のブロードキャスト 管理対象デバイスでのスクリプトの実行 タスクチェーンの使用
デバイスのパッチ適用とセキュリティの維持
セキュリティダッシュボードの使用 パッチ管理について パッチのサブスクライブとダウンロード パッチスケジュールの作成および管理 パッチインベントリの管理 Windows 機能更新プログラムの管理 Dellデバイスおよびアップデートの管理 Linux パッケージアップグレードの管理 隔離された添付ファイルを管理する
レポートの使用と通知のスケジュール デバイスの監視
監視の開始 監視プロファイルの操作 デバイスの監視の管理 警告の操作
サービスデスクの使用
サービスデスクの設定
システム要件 サービスデスクについて 設定作業の概要 別のシステムからのチケットのインポート サービスデスクの営業時間と休業日の設定 サービスレベル契約の設定 サービスデスクチケットキューの設定 チケット設定の構成 ユーザーコンソールホームページのカスタマイズ 満足度調査の利用 サービスデスクの添付ファイルのセキュリティの有効化または無効化
サービスデスクダッシュボードの使用 サービスデスクのチケット、プロセス、およびレポートの管理
サービスデスクチケットのライフサイクルの概要 管理者コンソールおよびユーザーコンソールからのチケットの作成 Eメールによるチケットの作成と管理 チケットの表示およびコメントや作業や添付ファイルの管理 チケットのマージ チケットのエスカレーションプロセスの使用 サービスデスクプロセスの使用 チケットルールの使用 サービスデスクレポートの実行 チケットのアーカイブ、復元、削除 チケット削除の管理
サービスデスクチケットキューの管理 ユーザーダウンロードおよびサポート技術情報記事について サービスデスクチケット設定のカスタマイズ SMTP Eメールサーバーの設定
メンテナンスとトラブルシューティング
アプライアンスのメンテナンス
設定の変更の追跡 アプライアンスバックアップについて アプライアンスの復元 アプライアンスソフトウェアの更新 アプライアンスの再起動またはシャットダウン 日次実行出力の理解
アプライアンスのトラブルシューティング
付録 用語集 当社について 法的情報

コンフリクト警告の有効化または無効化

コンフリクト警告の有効化または無効化

キューに対してコンフリクト警告ダイアログが有効な場合、複数のユーザーがチケットを同時に編集していると、管理者およびチケット所有者に通知ダイアログが表示されます。ダイアログによって、ユーザーは他のユーザーが行った変更を表示し、どちらの変更を保持するかを決定できます。

管理者コンソールで管理者権限を持っています。

管理者は、キューごとに個別にコンフリクト警告ダイアログを有効または無効にすることができます。

1.
サービスデスクの キューの詳細 ページに移動します。
a.
アプライアンス管理者コンソール(https://appliance_hostname/admin)にログインします。または、管理ヘッダーに組織メニューを表示 オプションがアプライアンスの 一般設定 で有効になっている場合は、ページの右上隅で、ログイン情報の横にあるドロップダウンリストから組織を選択します。
b.
左側のナビゲーションバーで、サービスデスク をクリックして、設定 をクリックします。
c.
設定 パネルの キュー セクションで、キューの作成と管理 をクリックします。
d.
キューの詳細 ページを表示するには、次のいずれかを実行します。
アクションの選択 > 新規作成 を選択します。
2.
ユーザー基本設定 タブで、コンフリクト警告を有効または無効にします。

フィールド

説明

Enable ticket conflict warning for ticket owners(チケット所有者に対するチケットコンフリクト警告の有効化)

管理者とチケット所有者に対して、送信している変更と他のユーザーが同時に送信している変更との間のコンフリクトの概要を示すダイアログを表示します。管理者およびチケット所有者が Ticket Detail(チケットの詳細) ページで 保存 または 変更の適用 をクリックしたときに、チケットを編集用に開いていた間に他のユーザーがチケットを編集して保存した場合は、ダイアログが表示されます。これにより、管理者およびチケット所有者は、コンフリクトがある場合に、変更を破棄するか他のユーザーが行った変更を上書きするかを選択できます。

このダイアログは、他のユーザーがチケットを変更した場合にのみ表示され、管理者とチケット所有者のみに表示されます。他のユーザーにはダイアログは表示されません。

3.
保存 をクリックします。

応答テンプレートの表示および編集

応答テンプレートの表示および編集

応答テンプレートを使用すると、サービスデスクチケットにコメントまたは解決策として共通の応答を保存できます。

各応答テンプレートは、特定のチケットキューに関連付けられ、作成したユーザーに属しています。チケットの詳細 ページで、該当する応答テンプレートを選択できます。

テンプレートテキストは、E メールトークンの使用をサポートします。トークンの値は、それらが参照されているチケットのフィールド値を使用して動的に更新されます。E メールテンプレートで使用できる同じトークンを使用できます。詳細については、「Eメールテンプレートの設定」を参照してください。

応答テンプレートはパブリックにもプライベートにもできます。プライベート応答テンプレートは、作成したユーザーだけが、該当するチケットで更新および参照できます。パブリック応答テンプレートは、他のユーザーによって関連付けられたチケットキューでの選択に使用できますが、応答メッセージの内容を編集できるのは、それを作成したユーザーに限られます。他のユーザーは、パブリック応答テンプレートの内容を表示できますが、編集することはできません。

1.
サービスデスクの 応答テンプレート ページに移動します。
a.
アプライアンス管理者コンソール(https://appliance_hostname/admin)にログインします。または、管理ヘッダーに組織メニューを表示 オプションがアプライアンスの 一般設定 で有効になっている場合は、ページの右上隅で、ログイン情報の横にあるドロップダウンリストから組織を選択します。
b.
左側のナビゲーションバーで、サービスデスク をクリックして、設定 をクリックします。
c.
設定 パネルの キュー の下で、応答テンプレートの作成と管理 をクリックします。
d.
応答テンプレートの詳細 ページを表示するには、次のいずれかを実行します。
アクションの選択 > 新規作成 を選択します。
NOTE: キュー 設定ページへのアクセス権のないキュー所有者は、チケットの詳細 ページの 事前定義された応答 オプションのすぐ上に表示される 管理 リンクをクリックすることによって、応答テンプレート ページにアクセスできます。

フィールド

説明

名前

応答テンプレートの名前。この名前は、該当するサービスデスクチケットへの自動化された応答を設定する時に、事前定義された応答 フィールドでの選択肢として使用できるものとして表示されます。

パブリックにする

この応答テンプレートを、他のユーザーの選択肢として使用できるようにする場合、このチェックボックスをオンにします。他のユーザーは、パブリック応答テンプレートの内容を表示できますが、編集することはできません。

テンプレート

応答メッセージの内容。このフィールドは、プレーンテキストとトークンをサポートしています。

3.
応答テンプレートを変更した場合は、保存 をクリックします。
4.
応答テンプレートのリストに戻るには、キャンセル をクリックします。

応答テンプレートは、サービスデスクチケットの照会に対する事前定義された応答として使用できます。詳細については、「チケットへのコメントの追加」を参照してください。

チケット設定の構成

チケット設定の構成

サービスデスクのチケットキューにはそれぞれ、新しいチケット用のデフォルト設定があります。必要に応じてこれらの設定を構成し、カスタムフィールドを追加できます。

一般的なカスタムフィールドには、以下のようなものがあります。

問題に関する情報: 問題の症状、問題の継続時間、問題の原因だと考えられるその他のコンポーネントなど。
ソフトウェアに関する情報: ソフトウェアの製造元、バージョン、目的、およびインストール日。
サービスデスクスタッフ専用の情報: 診断、レポート、または計画のために使用できる情報(エスカレーションを行う際のベンダーの連絡先、根本原因、過去に修正されたことがあるか、など)。
カスタム定義のチケット特性: カテゴリ、ステータス、優先度、およびインパクト。

これらのフィールドはいつでも追加または変更できます。フィールドの数は、データベーステーブル内で使用可能な列数によってのみ限定されます。しかしながら、チケットによって使用されているフィールドを削除することはできません。使用中のフィールドを削除するには、チケットが使用するフィールドを別のフィールドに変更してから、目的のフィールドを削除します。

チケット詳細 ページのカスタマイズ

チケット詳細 ページのカスタマイズ

必要に応じて、キューの チケットの詳細 ページをカスタマイズします。キューが複数ある場合は、それぞれのキューの チケットの詳細 ページを個別にカスタマイズできます。

サービスデスクでは、次のチケット設定を変更できます。

設定

使用可能な値

カテゴリ

ステータス

インパクト

優先度

状態

1.
サービスデスクの キューの詳細 ページに移動します。
a.
アプライアンス管理者コンソール(https://appliance_hostname/admin)にログインします。または、管理ヘッダーに組織メニューを表示 オプションがアプライアンスの 一般設定 で有効になっている場合は、ページの右上隅で、ログイン情報の横にあるドロップダウンリストから組織を選択します。
b.
左側のナビゲーションバーで、サービスデスク をクリックして、設定 をクリックします。
c.
設定 パネルの キュー セクションで、キューの作成と管理 をクリックします。
d.
キューの詳細 ページを表示するには、次のいずれかを実行します。
アクションの選択 > 新規作成 を選択します。
2.
制限 タブで すべてのチケット所有者 ラベルを 所有者のラベル フィールドに追加します。
a.
所有者のラベル フィールドで 関連ラベルの管理 をクリックします。
b.
ラベルの選択 ダイアログで すべてのチケット所有者所有者の制限対象 フィールドにドラッグし、OK をクリックします。
c.
保存 をクリックします。
3.
一般 タブで、キューのフィールドのカスタマイズ をクリックして、キューのカスタマイズ ページを表示します。または、左側のナビゲーションバーで 設定 をクリックし、キュー セクションで フィールドのカスタマイズ をクリックして キューのカスタマイズ ページを表示します。
4.
カテゴリ タブで、列見出しにある 追加 ボタンをクリックしてカテゴリを追加します。 をクリックします。

フィールド

説明

カテゴリ名

ドロップダウンリストに表示されるテキスト。デフォルトでは、このテキストは「カテゴリを選択してください」と表示され、ユーザーにチケットのカテゴリの選択を求めます。

デフォルト所有者

DefaultTicketOwners を選択します。

「CC」リスト

なし を選択し、チケット上にCCリストが表示されないようにします。「DefaultTicketOwners」がデフォルト所有者であるため、チケットが作成されると、すべての潜在的なチケット所有者にEメール通知が送信されます。

ユーザー設定可能

このカテゴリをユーザーが参照できるようにします。オフにした場合は、サービスデスクスタッフユーザーだけがこのカテゴリを参照できるようになります。

この設定を使用すると、ユーザーには簡易的な値のリストが表示されますが、管理者やサービスデスクスタッフには包括的なリストが表示されます。ユーザーのチケットを処理する際、ユーザーは状況に応じてこれらのカテゴリを参照できますが、カテゴリを設定したり変更したりすることはできません。

6.
保存 をクリックします。
7.
カテゴリ値」の残りのカテゴリについて、編集 ボタンをクリックします
a.
Default Owner(デフォルト所有者) 列で DefaultTicketOwners を選択し、このユーザーアカウントをこれらの全カテゴリのデフォルト所有者に指定します。
b.
「CC」リストの中身を削除します。
c.
保存 をクリックします。
9.
ステータス タブで、追加のステータス値を作成します。
a.
ステータス値 セクションで、追加 ボタンをクリックします
b.
名前 列に「エンドユーザー待ち」と入力した後、状態 列で 停止済み を選択します。
c.
保存 をクリックします。
d.
ステータス値 セクションで、追加 ボタンをクリックします
e.
名前 列に「サービスデスクスタッフ待ち」と入力した後、状態 列で 停止済み を選択して、保存 をクリックします。
f.
ステータス値 セクションで、追加 ボタンをクリックします
g.
名前 列に「再オープン」と入力した後、状態 列で オープン を選択して、保存 をクリックします。
NOTE: 「未解決」状態のチケットのみ、エスカレーションできます。詳細については、「チケットのエスカレーションプロセスの使用」を参照してください。
10.
優先度 タブで、エスカレーション時間が 15 分の優先度 緊急 を作成します。
a.
優先度値 セクションで、追加 ボタンをクリックします
b.
名前 列に「緊急」と入力し、エスカレーション時間 列で「15分」を選択します。
c.
保存 をクリックします。
11.
」優先度のエスカレーション時間を 1 時間に変更し、高優先度チケットを特定するための色を選択します。
12.
ページの一番下で 保存 ボタンをクリックします。
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