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KACE Systems Management Appliance 14.0 Common Documents - Administrator Guide (Japanese)

KACE システム管理アプライアンスについて
アプライアンスコンポーネントについて 管理者コンソールについて
組織コンポーネントが有効化されていない場合の管理者モードで使用可能なコンポーネント 組織コンポーネントが有効化されている場合の管理者モードで使用可能なコンポーネント 組織コンポーネントが有効化されている場合のシステムモードで使用可能なコンポーネント 「ホーム」コンポーネントの使用 情報の検索およびリストのフィルタリング 管理者コンソールへのログイン:初めてネットワークを構成した後の最初のログイン
はじめに
アプライアンスの設定
要件と仕様 アプライアンスの電源投入と管理者コンソールへのログイン コマンドラインコンソールへのアクセス 設定の変更追跡 システムレベルおよび管理者レベルの一般設定項目の設定 アプライアンスの日付と時刻の設定 ユーザー通知の管理 すべてのユーザーに対して 2 要素認証を有効にする ポート設定、NTPサービス、およびWebサイトアクセスの検証 ネットワーク設定とセキュリティ設定の構成 セッションタイムアウトと自動更新設定の構成 ロケール設定の構成 デフォルトテーマの設定 データ共有の基本設定の構成 DIACAPコンプライアンス要件について モバイルデバイスによるアクセスの設定 組織およびリンク先アプライアンスの高速切り替えの有効化 Quest KACEアプライアンスのリンク 履歴設定の定義 コンテンツセキュリティポリシーの設定
アイテムのグループを管理するためのラベルのセットアップおよび使用 ユーザーアカウント、LDAP認証、およびSSOの設定
ユーザーアカウントおよびユーザー認証について ロケール設定について システムレベルユーザーアカウントの管理 組織ユーザーアカウントの管理 ユーザープロファイルの表示または編集 LDAPサーバーを使用したユーザー認証 LDAPサーバーからのユーザーのインポート シングルサインオン(SSO)について シングルサインオンの有効化および無効化 Active Directory を使用したシングルサインオン シングルサインオン用に SAML を構成する ユーザーセッションの確認
管理対象デバイスへの KACE エージェントの展開 レプリケーション共有の使用 資格情報の管理 資産の設定
資産管理コンポーネントについて 資産管理ダッシュボードの使用方法 資産管理について 資産タイプの追加とカスタマイズおよび資産情報の維持 ソフトウェア資産の管理 物理的資産と論理的資産の管理 手動資産情報の維持および使用 場所の管理 契約の管理 ライセンスの管理 購入レコードの管理
ライセンスコンプライアンスの設定 ライセンスコンプライアンスの管理 サービスデスクの設定 サービスデスクウィジェットのキャッシュライフタイムの設定 組織の作成と管理 アプライアンスリソースのインポートとエクスポート
インベントリの管理
インベントリダッシュボードの使用 デバイス検出の使用 デバイスインベントリの管理
デバイスの管理について 各デバイス管理方法で使用可能な機能 インベントリ情報について インベントリ設定に対する変更の追跡 インベントリ情報の管理 デバイスの検出および管理 アプライアンスへの KACE エージェントの登録 KACE エージェントのプロビジョニング
ファイル共有を有効にする Windows デバイスでの GPO プロビジョニングツールを使用した KACE エージェントのプロビジョニング オンボードプロビジョニングを使用した KACE エージェントのプロビジョニング プロビジョニングスケジュールの管理 エージェント通信の管理 管理対象デバイスでの KACE エージェントの更新
KACE エージェントを手動展開する
エージェントのインストールファイルの取得 Windows デバイス上で KACE エージェントを手動展開する Linux デバイスでの手動による KACE エージェントの展開およびアップグレード Linuxデバイス上でのエージェントに関する操作の実行 Mac デバイスでの手動による KACE エージェントの展開およびアップグレード Macデバイス上でエージェントに関するその他の操作を実行する エージェントによって収集された情報の表示
エージェント不要の管理の使用 管理者コンソールでの、または API を使用したデバイスの手動追加 インベントリ更新の強制実行 MIAデバイスの管理 Dell保証情報の取得
ソフトウェア ページでのアプリケーション管理
ソフトウェア ページについて インベントリ設定に対する変更の追跡 ソフトウェア ページインベントリ内のアプリケーションの追加と削除 ソフトウェア資産の作成 ソフトウェア脅威レベルとカテゴリの使用 アプリケーションの検索とラベル作成 ITNinjaフィードの管理
ソフトウェアカタログインベントリの管理
ソフトウェアカタログについて ソフトウェアカタログ情報の表示 ソフトウェアカタログへのアプリケーションの追加 ソフトウェアカタログのアプリケーションに関するライセンス資産の管理 管理対象インストールとカタログ登録済みソフトウェアの関連付け ソフトウェアメータリングの使用 アプリケーション制御の使用 ソフトウェアカタログの更新および再インストール
プロセス、スタートアッププログラム、およびサービスインベントリの管理 カスタムインベントリルールの記述
管理対象デバイスへのパッケージの展開
ソフトウェアの配布とWake On LANの使用
ソフトウェアの配布について 配布設定に対する変更の追跡 配布パッケージのタイプ アプライアンスからのパッケージの配布 代替のダウンロード場所およびレプリケーション共有からのパッケージの配布 Mac OS Xデバイスへのアプリケーションの配布 管理対象インストールの使用 ファイル同期の作成および使用 Wake On LANの使用 管理対象インストールのエクスポート
管理対象デバイスへの警告のブロードキャスト 管理対象デバイスでのスクリプトの実行 タスクチェーンの使用
デバイスのパッチ適用とセキュリティの維持
セキュリティダッシュボードの使用 パッチ管理について パッチのサブスクライブとダウンロード パッチスケジュールの作成および管理 パッチインベントリの管理 Windows 機能更新プログラムの管理 Dellデバイスおよびアップデートの管理 Linux パッケージアップグレードの管理 隔離された添付ファイルを管理する
レポートの使用と通知のスケジュール デバイスの監視
監視の開始 監視プロファイルの操作 デバイスの監視の管理 警告の操作
サービスデスクの使用
サービスデスクの設定
システム要件 サービスデスクについて 設定作業の概要 別のシステムからのチケットのインポート サービスデスクの営業時間と休業日の設定 サービスレベル契約の設定 サービスデスクチケットキューの設定 チケット設定の構成 ユーザーコンソールホームページのカスタマイズ 満足度調査の利用 サービスデスクの添付ファイルのセキュリティの有効化または無効化
サービスデスクダッシュボードの使用 サービスデスクのチケット、プロセス、およびレポートの管理
サービスデスクチケットのライフサイクルの概要 管理者コンソールおよびユーザーコンソールからのチケットの作成 Eメールによるチケットの作成と管理 チケットの表示およびコメントや作業や添付ファイルの管理 チケットのマージ チケットのエスカレーションプロセスの使用 サービスデスクプロセスの使用 チケットルールの使用 サービスデスクレポートの実行 チケットのアーカイブ、復元、削除 チケット削除の管理
サービスデスクチケットキューの管理 ユーザーダウンロードおよびサポート技術情報記事について サービスデスクチケット設定のカスタマイズ SMTP Eメールサーバーの設定
メンテナンスとトラブルシューティング
アプライアンスのメンテナンス
設定の変更の追跡 アプライアンスバックアップについて アプライアンスの復元 アプライアンスソフトウェアの更新 アプライアンスの再起動またはシャットダウン 日次実行出力の理解
アプライアンスのトラブルシューティング
付録 用語集 当社について 法的情報

ソフトウェア ページインベントリのライセンス資産の追加

ソフトウェア ページインベントリのライセンス資産の追加

ライセンス資産を作成して、ライセンスを必要とするアプリケーションの情報を追跡できます。

ライセンス資産を作成する前に、ライセンス資産で管理する必要のある情報(ライセンスで許諾されたインストール数またはシート数、プロダクトキー、発注番号など)を準備します。

NOTE: ソフトウェア ページインベントリに表示されているアプリケーションのライセンス資産を作成するには、まず、そのアプリケーションのソフトウェア資産を作成する必要があります。ソフトウェアカタログ ページインベントリのアプリケーションについてはソフトウェア資産を作成する必要がありません。

アプライアンス上で組織コンポーネントが有効化されている場合は、各組織のライセンス資産を個別に作成できます。

1.
ライセンス資産詳細 ページに移動します。
a.
アプライアンス管理者コンソール(https://appliance_hostname/admin)にログインします。または、管理ヘッダーに組織メニューを表示 オプションがアプライアンスの 一般設定 で有効になっている場合は、ページの右上隅で、ログイン情報の横にあるドロップダウンリストから組織を選択します。
左のナビゲーションバーで ライセンス をクリックします。アクションの選択 > 新規作成 を選択します。
左側のナビゲーションバーで、インベントリ をクリックして、ソフトウェアカタログ をクリックします。アプリケーションの名前をクリックします。ソフトウェアカタログの詳細 ページで 新しいライセンスの追加 をクリックします。
2.
ライセンスの詳細 ページの 一般 タブで次の情報を入力します。

オプション

説明

名前

ライセンス名(「Office Professional PO #1234」など)。これは資産を検索するために使用される名前です。1 つのアプリケーションに複数のライセンスを関連付ける場合は、それらのライセンスを区別するために、以下のフィールドに注文書番号または購入日を指定します。

ライセンスサブタイプ

ライセンスに関連付ける資産サブタイプ。詳細については、「資産サブタイプ、カスタムフィールド、およびデバイス詳細基本設定について」を参照してください。

資産ステータス

ライセンスステータス(該当する場合)。デフォルトの資産ステータス、またはカスタムの資産ステータスを選択できます(存在する場合)。アプライアンスのデフォルトのインストールには、以下の資産ステータスが含まれます。

アクティブ:展開済み、アクティブ、または使用中である任意の資産。
廃棄済み:利用できなくなった資産。
期限切れ:期限切れのソフトウェアライセンスまたは契約資産。
在庫:最近受け取った資産。
不在:場所を特定できない資産。
修復:修復されている資産。
予約済み:特定の人または用途のために確保されている資産。
廃止:ライフサイクル終了状態に達した、または使用されなくなった資産。
盗難:盗難されたとして報告された資産。

詳細については、「資産のライフサイクル設定の表示と設定」を参照してください。

場所

資産がある場所の名前。詳細については、「場所の管理」を参照してください。

ライセンス数

ライセンスによって許諾されるインストール数またはシート数。例えば、「50」と表示されます。

カタログ登録済みソフトウェアへの適用

ライセンスを適用する、ソフトウェアカタログインベントリ内のアプリケーション。必要に応じて、ソフトウェアカタログの複数のアプリケーションにライセンス資産を関連付けることができます。ただし、ライセンス資産を同じアプリケーションの複数のバージョンに関連付ける必要はありません。アップグレードおよびダウングレードをサポートするためにアプライアンスがこれを自動的に行うからです。ライセンス情報を追加するときに、現在のバージョンをライセンス資産に関連付けるだけです。

また、Microsoft Office や Adobe Acrobat などの別の発行元からアプリケーションを同じライセンス資産に割り当てた場合は、ライセンス資産に指定されているシートの総数が各アプリケーションに割り当てられます。例えば、ライセンス資産に 100 個のシートがある場合、Microsoft Office と Adobe Acrobat の両方に 100 個のシートが割り当てられます。

ソフトウェアへの適用

このフィールドは空白のままにします。ソフトウェアカタログ インベントリと ソフトウェア ページインベントリのアプリケーションに対して、同時に1つのソフトウェアライセンスを関連付けることはできません。カタログ登録済みソフトウェアに対してライセンス資産を作成する方法の詳細については、ソフトウェア ページインベントリのライセンス資産の追加を参照してください。

ライセンスモード

ライセンス資産のモード。ライセンスを必要とし、ライセンスコンプライアンス ページにライセンス使用率情報を表示するアプリケーションの場合、Enterprise(エンタープライズ) または Unit License(ユニットライセンス) のいずれかを選択します。

NOTE: ライセンスコンプライアンスでは、Not Specified(指定なし)、Client License(クライアントライセンス)、サブスクリプションShareware(シェアウェア)、Freeware(フリーウェア)、OpenSource(オープンソース)、No Licensing(ライセンスなし)、Site License(サイトライセンス) などほとんどのモードが使用されません。

ライセンスモードは、管理者コンソールの次のセクションで使用されます。

Dashboard(ダッシュボード) に表示される ライセンスコンプライアンス グラフ。Asset Detail(資産詳細) ページで無視にマーク付けされた値は、100% の使用レベルで表示されます。詳細については、「ダッシュボードのウィジェットについて」を参照してください。
3.
ライセンスの詳細 ページの 購入 タブで次の情報を入力します。

オプション

説明

契約

ライセンスに関連付けられている契約資産。

プロダクトキー

ライセンスに関連付けられているプロダクトキー。ライセンス資産タイプについて取得可能なデフォルト情報は、修正および編集可能です。

単価

ライセンスに関連付けられている単価。ライセンス資産タイプについて取得可能なデフォルト情報は、修正および編集可能です。

ベンダー

アプリケーションに関連付けるベンダー資産の名前。ベンダー資産を追加していない場合は、Vendor(ベンダー) ドロップダウンリストに何も表示されません。ベンダーを検索するには、リストに入力を開始します。

注文書番号

ライセンスに関連付けられた注文書番号。

購入日

購入した日付。フィールド内をクリックし、カレンダーで日付を選択します。

購入

このライセンスに関連付けられている購入レコードを 1 つ以上選択します。詳細については、「購入レコードの管理」を参照してください。

4.
ライセンスの詳細 ページの メンテナンス タブで次の情報を入力します。

オプション

説明

アップグレード権を含む

ライセンスにアップグレート権が含まれるかどうかを示します。アップグレード権とは、ライセンス済みソフトウェアの新しいバージョンが利用可能になったときに、その新しいバージョンにアップグレートできる資格があることを意味します。詳細については、「ライセンスのアップグレードについて」を参照してください。次のいずれかのオプションを選択します。

はい: アップグレード権は、選択したソフトウェアの既存のライセンス数と、それと同一のソフトウェアで利用可能な、より新しいバージョンのライセンス数を比較することによって計算されます。
はい - リストから選択: アップグレード権を付与するソフトウェアバージョンを1つまたは複数選択します。アップグレードソフトウェアリスト の下で、追加するカタログ登録済みソフトウェアの選択 をクリックします。選択したソフトウェアにおいて、ライセンスをアップグレードすることが可能なより新しいバージョンのリストが表示されます。リスト内のエントリを選択すると、選択した内容が アップグレードソフトウェアリスト ボックスに表示されます。必要に応じて、1つまたは複数のバージョンを追加できます。リストからアイテムを削除するには、アップグレードソフトウェアリスト ボックスでそのアイテムを選択して、削除 をクリックします。
いいえ: 選択したソフトウェアにアップグレード権を付与しない場合は、このオプションを選択します。

Includes Maintenance(メンテナンスを含む)

ライセンスがユーザーにアプリケーションのインストールバージョンをアップグレードする権利を与えているかどうか。詳細については、「ソフトウェアカタログのアプリケーションに関するライセンスコンプライアンスについて」を参照してください。

有効期限日

ライセンスにメンテナンスが含まれている場合は、メンテナンス期間の有効期限。

アプライアンスライセンスコンプライアンス機能は、アプリケーションリリース日などソフトウェアカタログ情報を利用します。メンテナンス期間中に新規アプリケーションバージョンをリリースした場合、そのバージョンは自動的にこのライセンス資産の対象範囲になります。

ダウングレード権を含む

ライセンスにダウングレード権が含まれるかどうかを示します。ダウングレード権とは、ソフトウェアの新しいバージョンを同じソフトウェアの古いバージョンにダウングレードするライセンスを適用する資格があることを意味します。詳細については、「ライセンスのダウングレードについて」を参照してください。次のいずれかのオプションを選択します。

はい: ダウングレード権は、選択したソフトウェアの既存のライセンス数と、それと同一のソフトウェアで利用可能な、より古いバージョンのライセンス数を比較することによって計算されます。
はい - リストから選択: ダウングレード権を付与するソフトウェアバージョンを1つまたは複数選択します。ダウングレードソフトウェアリスト の下で、追加するカタログ登録済みソフトウェアの選択 をクリックします。ライセンスをダウングレードすることが可能な、選択したソフトウェアのより古いバージョンのリストが表示されます。リスト内のエントリを選択すると、選択した内容が ダウングレードソフトウェアリスト ボックスに表示されます。必要に応じて、1つまたは複数のバージョンを追加できます。リストからアイテムを削除するには、ダウングレードソフトウェアリスト ボックスでそのアイテムを選択して、削除 をクリックします。
いいえ: 選択したソフトウェアにダウングレード権を付与しない場合は、このオプションを選択します。
5.
次へ をクリックします。
6.
ライセンスの詳細 ページの 関連 タブで次の情報を入力します。

オプション

説明

部門

アプリケーションを所有するビジネスグループまたは部門。

コストセンター

アプリケーションを所有する部門に関連付けられたコストセンター。

承認されたデバイス

ライセンスの使用を承認されたデバイス。この情報は、ライセンスコンプライアンスレポートの作成に使用されます。例えば、対象のアプリケーションをインストールしたデバイスが、承認されたデバイスのリストに存在しない場合、それらのデバイスは「未承認のソフトウェアインストール」というタイトルのレポートで報告されます。ただし、アプライアンスは、ライセンスコンプライアンスを強制しません。例えば、ライセンスが期限切れであったり、コンプライアンスから外れていたとしても、管理対象デバイスへのアプリケーションのインストールがアプライアンスによって阻止されることはありません。

バーコード

必要に応じて、このライセンスに関連付けられたバーコードを追加または編集します。詳細については、「資産へのバーコードの追加」を参照してください。

7.
次へ をクリックします。
8.
ライセンスの詳細 ページの カスタム タブで、追加のカスタムデータを入力します。ビジネス目標に合わせて、ライセンス資産タイプを修正し、必要な数のフィールドを追加することができます。詳細については、「資産タイプの追加またはカスタマイズ」を参照してください。
9.
次へ をクリックします。
10.
ライセンスの詳細 ページの メモ タブで、次の情報を入力します。

オプション

説明

メモ

任意の追加情報を入力します。

ライセンステキスト

ライセンスナンバーなどライセンスに関する補足情報。

11.
保存 をクリックします。

ライセンス ページに新しいライセンス資産が表示されます。ライセンス数 の数値は、資産を更新するまでは変更されません。ただし、対象のソフトウェアをインストールされた管理対象デバイスがアプライアンスにチェックインすると、インストール済み 列の数値が変更されます。これにより、購入およびインストール済みのライセンス数を追跡できます。

CSV ファイルでのライセンスデータのインポート

CSV ファイルでのライセンスデータのインポート

ライセンスデータがスプレッドシートに入力されている場合は、それを CSV(コンマ区切り値)形式にエクスポートすると、アプライアンスにインポートできます。または、テキストエディタを使用して、該当するデータを含む CSV ファイルを作成すれば、そのファイルをインポートできます。

定義した資産タイプについて、CSV ファイルに新しい資産が含まれる場合、新しい資産が追加されます。

インポート中の資産情報の処理方法

インポート中の資産情報の処理方法

資産情報がインポートされると、アプライアンスでは、新しい情報と既存の情報が比較され、新しい情報の処理方法が決定されます。

情報が新規であるか、既存であるか、または複製されているかに応じて、アプライアンスでは、次のアクションが実行されます。

資産の作成: プライマリキーの値と既存の値が一致しない場合は、資産が作成されます。
資産の更新: プライマリキーの値と既存の値が一致する場合は、資産情報が更新されます。
重複資産としてのフラグ付け: 資産タイプの複数のレコードが、プライマリキーとして選択された CSV フィールドの値と一致する場合、または複数のレコードが関連資産と一致する場合は、重複資産としてフラグ付けされます。重複レコードはインポートされません。

CSVファイルを使用した資産データのインポート

CSVファイルを使用した資産データのインポート

CSV(コンマ区切り形式)ファイルを使用して、ソフトウェアライセンスデータなどの資産データをインポートできます。

インポート前の資産データの準備

インポート前に資産データが適切であり、適切に書式設定されていることを確認します。

3.
すべての列が資産タイプの同等の Asset Fields(資産フィールド) にマップされることを検証します。
資産タイプには 資産名Purchase Order Number(注文書番号)、Vendor(ベンダー) などのデフォルトフィールドが含まれていますが、必要に応じてカスタム資産フィールドを追加できます。詳細については、「資産フィールドの追加および削除について」を参照してください。
TIP: デフォルトフィールドを表示するには、Asset Detail(資産の詳細) ページに移動します。詳細については、「資産タイプのカスタマイズ」を参照してください。
5.
管理者コンソールからアクセスできる場所にスプレッドシートを CSV ファイルとして保存します。
例:作成済みスプレッドシートからのライセンスデータのインポート

作成済みCSVファイルからライセンスデータをインポートできます。

この例では、ソフトウェアカタログインベントリ用のライセンス資産を 1 回しかインポートしないものとしてインポートする方法、またはネットワーク共有からファイルを使用してスケジュール済みインポートを行う方法について説明します。例では、ライセンス資産のインポートに必要なフィールドのみを示します。情報管理ニーズに合わせて単価、発行元、プロダクトキーなどのファイルを新たに追加できます。

インポートした資産を資産サブタイプに割り当てる場合は、そのサブタイプを追加してから資産をインポートします。詳細については、「資産サブタイプの追加と デバイスの詳細 ページの基本設定の選択」を参照してください。

資産名

ライセンス数

ライセンスモード

Includes Maintenance(メンテナンスを含む)

Applies to Software Catalog(ソフトウェアカタログへの適用)

ソフトウェアタイトル 1

100

Enterprise

はい

ソフトウェアタイトル 1

ソフトウェアタイトル 2

150

Enterprise

はい

ソフトウェアタイトル 2

ソフトウェアタイトル 3

200

Enterprise

はい

ソフトウェアタイトル 3

ソフトウェアタイトル 4

500

Enterprise

はい

ソフトウェアタイトル 4

各列の値は、コンマで区切ります。例:ソフトウェアタイトル 1,100,Enterprise,はい,ソフトウェアタイトル 1
4.
資産のインポート セクションで ファイルのアップロード ページに移動します。
a.
アプライアンス管理者コンソール(https://appliance_hostname/admin)にログインします。または、管理ヘッダーに組織メニューを表示 オプションがアプライアンスの 一般設定 で有効になっている場合は、ページの右上隅で、ログイン情報の横にあるドロップダウンリストから組織を選択します。
b.
左側のナビゲーションバーで、資産管理 をクリックして、資産のインポート をクリックします。
アプライアンスにスケジュール済みの資産インポートがない場合、資産のインポート ウィザードが表示されます。
5.
資産のインポート ウィザードで、次のいずれかのオプションを選択します。

オプション

説明

資産インポート CSV ファイルをアップロードする

CSV ファイルから 1 回限りの資産のインポートを完了するには、このオプションを選択します。次に、参照 または ファイルの選択 をクリックして、CSVファイルを選択します。

資産インポートをスケジュールする

このオプションを選択して、ネットワークドライブ上にある CSV ファイルから、選択した時間間隔で複数の資産をインポートします。次に、以下の情報を入力します。

Samba:このオプションを選択して、Samba プロトコルを使用してファイルにアクセスし、次の情報を入力します。
SAMBA 共有の UNC パスを入力:CSV ファイルのディレクトリパスを入力します。
FTP:このオプションを選択して FTP サーバー上のファイルにアクセスし、次の情報を入力します。
FTP サーバーホスト名または IP アドレスを入力:FTP サーバーのホスト名または IP アドレスを入力します。
FTP サブディレクトリが存在する場合は入力:FTP サーバー上の CSV ファイルへのディレクトリパスを入力します。
Secure FTP:このオプションを選択して、セキュア FTP サーバー上のファイルにアクセスし、次の情報を入力します。
セキュア FTP サーバーのホスト名または IP アドレスを入力:セキュア FTP サーバーのホスト名または IP アドレスを入力します。
SFTP のフルパスを入力:セキュア FTP サーバー上の CSV ファイルへのディレクトリパスを入力します。
資産インポートの CSV ファイル名:インポートする CSV ファイルの名前を入力します。
認証情報:指定されたネットワークリソースにアクセスする際に使用する資格情報を選択します。アプライアンスで定義されている資格情報が一覧に表示されます。詳細については、「資格情報の管理」を参照してください。
6.
CSV ファイルにヘッダー行が含まれている場合は、この例に示すように、File Header Row(ファイルヘッダー行) チェックボックスをオンにし、次へ をクリックします。
7.
スケジュール済み資産のインポートのみ資産インポートの選択スケジュール ページが表示されますので、CSV ファイルをインポートするスケジュールを作成します。
a.
資産のインポートスケジュール名 フィールドに、このスケジュールに割り当てる名前を入力します。
c.
スケジュール セクションで、必要に応じてインポートスケジュールを指定します。

オプション

説明

なし

特定の日付や時間ではなく、イベントと連携して実行します。

n 時間ごと

指定した間隔で実行します。

毎日 HH:MM から

毎日または特定曜日の指定した時間に実行します。

実行基準 n 日 / 毎月 / 特定月 HH:MM から

毎月または指定月の、同じ日の指定した時刻に実行します。

実行基準 n / 毎月 / 特定月 HH:MM から

毎月または指定月の、指定の週の指定した時刻に実行します。

カスタム

カスタムスケジュールに従って実行します。

標準の5つのフィールドからなるcron形式を使用します(拡張cron形式はサポート対象外)。

値の指定は次の要領で行います。

スペース( ): 各フィールドはスペースで区切ります。
アスタリスク(*):アスタリスクを使用して、 値の範囲全体をフィールドに含めます。例えば、時のフィールドに指定したアスタリスクは、 毎時を示します。
コンマ(,):フィールド内の複数の値はコンマで区切ります。例えば、 曜日フィールドに指定した 0,6 は 日曜日と土曜日を示します。
ハイフン(-):フィールド内の値の範囲を ハイフンで示します。例えば、 曜日のフィールドに指定した 1-51,2,3,4,5 と同じになり、月曜日から金曜日までを 示します。
スラッシュ(/):アクションを繰り返す間隔を スラッシュで指定します。例えば、 時のフィールドに指定した */3 は、 0,3,6,9,12,15,18,21 と同じです。アスタリスク (*)は毎時を指定しますが、 /3 は 3 で割り切れる時刻に指定を制限します。

例:

8.
資産タイプの選択 ページが表示されるので、次の手順を実行します。
a.
資産タイプ ドロップダウンリストで、ライセンス を選択します。
b.
Asset Subtype(資産サブタイプ) ドロップダウンリストで、生産性 を選択します。
NOTE: この例では、資産サブタイプ(生産性)がライセンス資産タイプに追加されています。ライセンス資産タイプのサブタイプをまだ追加していない場合、Subtype(サブタイプ) ドロップダウンリストは空になっています。インポート時に、選択したサブタイプにすべての資産が割り当てられます。
c.
次へ をクリックします。
マッピング ページが表示されます。
9.
CSV Fields(CSV フィールド) ドロップダウンリストで、アプライアンスの Required Standard Fields(必須の標準フィールド) および Required Asset Fields(必須の資産フィールド) に対応するフィールドを選択します。これらのフィールドのマッピングは、CSV ファイルおよび資産タイプの内容によって異なります。このセクションでは例えば、次の値を使用します。
資産名 =名前
場所=場所
資産ステータス =資産ステータス
License Count(ライセンス数) = License Count(ライセンス数)
Applies to Cataloged Software(カタログ登録済みソフトウェアへの適用) = ソフトウェアカタログ
10.
資産名 フィールドの隣にある PK チェックボックスを選択します。
11.
インポートする資産でバーコードを使用する場合は、バーコードフィールド 領域内で、バーコードをインポートする方法を指定します。

オプション

説明

資産バーコードを選択でアップデート

この領域にすでにバーコードがあるかどうをかを確認します。あれば、そのバーコードを更新します。ない場合は、指定した資産用にバーコードが作成されます。

すべての資産バーコードを選択と置き換え

既存のバーコードを指定されたバーコードと置き換えます。

バーコードデータ

CSVファイル内のバーコードを含むフィールド。同じタイプのバーコードは資産ごとに1つしかありません。

バーコードの名前

CSVファイル内のバーコードタグを含むフィールド。バーコード番号は常に一意で、複数の資産間で共有できません。ただし、アクティブな資産がアーカイブされた資産のバーコードを共有することはできます。

バーコードのフォーマット

CSVファイル内のバーコードフォーマットを含むフィールド。例えば、UPC-ACode 11、またはUPC-Eです。

12.
プレビュー をクリックして、確認 ページでデータを確認します。
13.
1 回限りのインポートのみ。次の手順を実行します。
a.
インポート をクリックして、インポートプロセスを完了します。
資産のインポートの結果 ページが表示されます。
b.
完了 をクリックして、資産 ページに戻ります。
14.
スケジュール済みインポートのみ。次の手順のいずれかを実行します。
保存 をクリックして、新しく作成したスケジュール済みインポートを保存します。資産のインポート 一覧ページが表示され、スケジュール済みインポートのエントリが一覧表示されます。
今すぐ実行 をクリックして CSV ファイルから資産をインポートし、スケジュール済みインポート設定を保存します。
資産のインポート の一覧ページが表示されます。

インポートが完了すると、資産 リストに資産が表示されます。ソフトウェアのタイトルがソフトウェアカタログインベントリのタイトルに一致した場合は、資産がインベントリアイテムに関連付けられるため、そのアイテムの Software Catalog Detail(ソフトウェアカタログの詳細) ページに資産を表示できます。ページ上部の進行状況バーは、タスクの完了を示します。

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