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KACE Systems Management Appliance 14.0 Common Documents - Administrator Guide (Japanese)

KACE システム管理アプライアンスについて
アプライアンスコンポーネントについて 管理者コンソールについて
組織コンポーネントが有効化されていない場合の管理者モードで使用可能なコンポーネント 組織コンポーネントが有効化されている場合の管理者モードで使用可能なコンポーネント 組織コンポーネントが有効化されている場合のシステムモードで使用可能なコンポーネント 「ホーム」コンポーネントの使用 情報の検索およびリストのフィルタリング 管理者コンソールへのログイン:初めてネットワークを構成した後の最初のログイン
はじめに
アプライアンスの設定
要件と仕様 アプライアンスの電源投入と管理者コンソールへのログイン コマンドラインコンソールへのアクセス 設定の変更追跡 システムレベルおよび管理者レベルの一般設定項目の設定 アプライアンスの日付と時刻の設定 ユーザー通知の管理 すべてのユーザーに対して 2 要素認証を有効にする ポート設定、NTPサービス、およびWebサイトアクセスの検証 ネットワーク設定とセキュリティ設定の構成 セッションタイムアウトと自動更新設定の構成 ロケール設定の構成 デフォルトテーマの設定 データ共有の基本設定の構成 DIACAPコンプライアンス要件について モバイルデバイスによるアクセスの設定 組織およびリンク先アプライアンスの高速切り替えの有効化 Quest KACEアプライアンスのリンク 履歴設定の定義 コンテンツセキュリティポリシーの設定
アイテムのグループを管理するためのラベルのセットアップおよび使用 ユーザーアカウント、LDAP認証、およびSSOの設定
ユーザーアカウントおよびユーザー認証について ロケール設定について システムレベルユーザーアカウントの管理 組織ユーザーアカウントの管理 ユーザープロファイルの表示または編集 LDAPサーバーを使用したユーザー認証 LDAPサーバーからのユーザーのインポート シングルサインオン(SSO)について シングルサインオンの有効化および無効化 Active Directory を使用したシングルサインオン シングルサインオン用に SAML を構成する ユーザーセッションの確認
管理対象デバイスへの KACE エージェントの展開 レプリケーション共有の使用 資格情報の管理 資産の設定
資産管理コンポーネントについて 資産管理ダッシュボードの使用方法 資産管理について 資産タイプの追加とカスタマイズおよび資産情報の維持 ソフトウェア資産の管理 物理的資産と論理的資産の管理 手動資産情報の維持および使用 場所の管理 契約の管理 ライセンスの管理 購入レコードの管理
ライセンスコンプライアンスの設定 ライセンスコンプライアンスの管理 サービスデスクの設定 サービスデスクウィジェットのキャッシュライフタイムの設定 組織の作成と管理 アプライアンスリソースのインポートとエクスポート
インベントリの管理
インベントリダッシュボードの使用 デバイス検出の使用 デバイスインベントリの管理
デバイスの管理について 各デバイス管理方法で使用可能な機能 インベントリ情報について インベントリ設定に対する変更の追跡 インベントリ情報の管理 デバイスの検出および管理 アプライアンスへの KACE エージェントの登録 KACE エージェントのプロビジョニング
ファイル共有を有効にする Windows デバイスでの GPO プロビジョニングツールを使用した KACE エージェントのプロビジョニング オンボードプロビジョニングを使用した KACE エージェントのプロビジョニング プロビジョニングスケジュールの管理 エージェント通信の管理 管理対象デバイスでの KACE エージェントの更新
KACE エージェントを手動展開する
エージェントのインストールファイルの取得 Windows デバイス上で KACE エージェントを手動展開する Linux デバイスでの手動による KACE エージェントの展開およびアップグレード Linuxデバイス上でのエージェントに関する操作の実行 Mac デバイスでの手動による KACE エージェントの展開およびアップグレード Macデバイス上でエージェントに関するその他の操作を実行する エージェントによって収集された情報の表示
エージェント不要の管理の使用 管理者コンソールでの、または API を使用したデバイスの手動追加 インベントリ更新の強制実行 MIAデバイスの管理 Dell保証情報の取得
ソフトウェア ページでのアプリケーション管理
ソフトウェア ページについて インベントリ設定に対する変更の追跡 ソフトウェア ページインベントリ内のアプリケーションの追加と削除 ソフトウェア資産の作成 ソフトウェア脅威レベルとカテゴリの使用 アプリケーションの検索とラベル作成 ITNinjaフィードの管理
ソフトウェアカタログインベントリの管理
ソフトウェアカタログについて ソフトウェアカタログ情報の表示 ソフトウェアカタログへのアプリケーションの追加 ソフトウェアカタログのアプリケーションに関するライセンス資産の管理 管理対象インストールとカタログ登録済みソフトウェアの関連付け ソフトウェアメータリングの使用 アプリケーション制御の使用 ソフトウェアカタログの更新および再インストール
プロセス、スタートアッププログラム、およびサービスインベントリの管理 カスタムインベントリルールの記述
管理対象デバイスへのパッケージの展開
ソフトウェアの配布とWake On LANの使用
ソフトウェアの配布について 配布設定に対する変更の追跡 配布パッケージのタイプ アプライアンスからのパッケージの配布 代替のダウンロード場所およびレプリケーション共有からのパッケージの配布 Mac OS Xデバイスへのアプリケーションの配布 管理対象インストールの使用 ファイル同期の作成および使用 Wake On LANの使用 管理対象インストールのエクスポート
管理対象デバイスへの警告のブロードキャスト 管理対象デバイスでのスクリプトの実行 タスクチェーンの使用
デバイスのパッチ適用とセキュリティの維持
セキュリティダッシュボードの使用 パッチ管理について パッチのサブスクライブとダウンロード パッチスケジュールの作成および管理 パッチインベントリの管理 Windows 機能更新プログラムの管理 Dellデバイスおよびアップデートの管理 Linux パッケージアップグレードの管理 隔離された添付ファイルを管理する
レポートの使用と通知のスケジュール デバイスの監視
監視の開始 監視プロファイルの操作 デバイスの監視の管理 警告の操作
サービスデスクの使用
サービスデスクの設定
システム要件 サービスデスクについて 設定作業の概要 別のシステムからのチケットのインポート サービスデスクの営業時間と休業日の設定 サービスレベル契約の設定 サービスデスクチケットキューの設定 チケット設定の構成 ユーザーコンソールホームページのカスタマイズ 満足度調査の利用 サービスデスクの添付ファイルのセキュリティの有効化または無効化
サービスデスクダッシュボードの使用 サービスデスクのチケット、プロセス、およびレポートの管理
サービスデスクチケットのライフサイクルの概要 管理者コンソールおよびユーザーコンソールからのチケットの作成 Eメールによるチケットの作成と管理 チケットの表示およびコメントや作業や添付ファイルの管理 チケットのマージ チケットのエスカレーションプロセスの使用 サービスデスクプロセスの使用 チケットルールの使用 サービスデスクレポートの実行 チケットのアーカイブ、復元、削除 チケット削除の管理
サービスデスクチケットキューの管理 ユーザーダウンロードおよびサポート技術情報記事について サービスデスクチケット設定のカスタマイズ SMTP Eメールサーバーの設定
メンテナンスとトラブルシューティング
アプライアンスのメンテナンス
設定の変更の追跡 アプライアンスバックアップについて アプライアンスの復元 アプライアンスソフトウェアの更新 アプライアンスの再起動またはシャットダウン 日次実行出力の理解
アプライアンスのトラブルシューティング
付録 用語集 当社について 法的情報

インポート前の資産データの準備

CSVファイルを使用した資産データのインポート

CSV(コンマ区切り形式)ファイルを使用して、ソフトウェアライセンスデータなどの資産データをインポートできます。

インポート前の資産データの準備

インポート前に資産データが適切であり、適切に書式設定されていることを確認します。

3.
すべての列が資産タイプの同等の Asset Fields(資産フィールド) にマップされることを検証します。
資産タイプには 資産名Purchase Order Number(注文書番号)、Vendor(ベンダー) などのデフォルトフィールドが含まれていますが、必要に応じてカスタム資産フィールドを追加できます。詳細については、「資産フィールドの追加および削除について」を参照してください。
TIP: デフォルトフィールドを表示するには、Asset Detail(資産の詳細) ページに移動します。詳細については、「資産タイプのカスタマイズ」を参照してください。
5.
管理者コンソールからアクセスできる場所にスプレッドシートを CSV ファイルとして保存します。
例:作成済みスプレッドシートからのライセンスデータのインポート

作成済みCSVファイルからライセンスデータをインポートできます。

この例では、ソフトウェアカタログインベントリ用のライセンス資産を 1 回しかインポートしないものとしてインポートする方法、またはネットワーク共有からファイルを使用してスケジュール済みインポートを行う方法について説明します。例では、ライセンス資産のインポートに必要なフィールドのみを示します。情報管理ニーズに合わせて単価、発行元、プロダクトキーなどのファイルを新たに追加できます。

インポートした資産を資産サブタイプに割り当てる場合は、そのサブタイプを追加してから資産をインポートします。詳細については、「資産サブタイプの追加と デバイスの詳細 ページの基本設定の選択」を参照してください。

資産名

ライセンス数

ライセンスモード

Includes Maintenance(メンテナンスを含む)

Applies to Software Catalog(ソフトウェアカタログへの適用)

ソフトウェアタイトル 1

100

Enterprise

はい

ソフトウェアタイトル 1

ソフトウェアタイトル 2

150

Enterprise

はい

ソフトウェアタイトル 2

ソフトウェアタイトル 3

200

Enterprise

はい

ソフトウェアタイトル 3

ソフトウェアタイトル 4

500

Enterprise

はい

ソフトウェアタイトル 4

各列の値は、コンマで区切ります。例:ソフトウェアタイトル 1,100,Enterprise,はい,ソフトウェアタイトル 1
4.
資産のインポート セクションで ファイルのアップロード ページに移動します。
a.
アプライアンス管理者コンソール(https://appliance_hostname/admin)にログインします。または、管理ヘッダーに組織メニューを表示 オプションがアプライアンスの 一般設定 で有効になっている場合は、ページの右上隅で、ログイン情報の横にあるドロップダウンリストから組織を選択します。
b.
左側のナビゲーションバーで、資産管理 をクリックして、資産のインポート をクリックします。
アプライアンスにスケジュール済みの資産インポートがない場合、資産のインポート ウィザードが表示されます。
5.
資産のインポート ウィザードで、次のいずれかのオプションを選択します。

オプション

説明

資産インポート CSV ファイルをアップロードする

CSV ファイルから 1 回限りの資産のインポートを完了するには、このオプションを選択します。次に、参照 または ファイルの選択 をクリックして、CSVファイルを選択します。

資産インポートをスケジュールする

このオプションを選択して、ネットワークドライブ上にある CSV ファイルから、選択した時間間隔で複数の資産をインポートします。次に、以下の情報を入力します。

Samba:このオプションを選択して、Samba プロトコルを使用してファイルにアクセスし、次の情報を入力します。
SAMBA 共有の UNC パスを入力:CSV ファイルのディレクトリパスを入力します。
FTP:このオプションを選択して FTP サーバー上のファイルにアクセスし、次の情報を入力します。
FTP サーバーホスト名または IP アドレスを入力:FTP サーバーのホスト名または IP アドレスを入力します。
FTP サブディレクトリが存在する場合は入力:FTP サーバー上の CSV ファイルへのディレクトリパスを入力します。
Secure FTP:このオプションを選択して、セキュア FTP サーバー上のファイルにアクセスし、次の情報を入力します。
セキュア FTP サーバーのホスト名または IP アドレスを入力:セキュア FTP サーバーのホスト名または IP アドレスを入力します。
SFTP のフルパスを入力:セキュア FTP サーバー上の CSV ファイルへのディレクトリパスを入力します。
資産インポートの CSV ファイル名:インポートする CSV ファイルの名前を入力します。
認証情報:指定されたネットワークリソースにアクセスする際に使用する資格情報を選択します。アプライアンスで定義されている資格情報が一覧に表示されます。詳細については、「資格情報の管理」を参照してください。
6.
CSV ファイルにヘッダー行が含まれている場合は、この例に示すように、File Header Row(ファイルヘッダー行) チェックボックスをオンにし、次へ をクリックします。
7.
スケジュール済み資産のインポートのみ資産インポートの選択スケジュール ページが表示されますので、CSV ファイルをインポートするスケジュールを作成します。
a.
資産のインポートスケジュール名 フィールドに、このスケジュールに割り当てる名前を入力します。
c.
スケジュール セクションで、必要に応じてインポートスケジュールを指定します。

オプション

説明

なし

特定の日付や時間ではなく、イベントと連携して実行します。

n 時間ごと

指定した間隔で実行します。

毎日 HH:MM から

毎日または特定曜日の指定した時間に実行します。

実行基準 n 日 / 毎月 / 特定月 HH:MM から

毎月または指定月の、同じ日の指定した時刻に実行します。

実行基準 n / 毎月 / 特定月 HH:MM から

毎月または指定月の、指定の週の指定した時刻に実行します。

カスタム

カスタムスケジュールに従って実行します。

標準の5つのフィールドからなるcron形式を使用します(拡張cron形式はサポート対象外)。

値の指定は次の要領で行います。

スペース( ): 各フィールドはスペースで区切ります。
アスタリスク(*):アスタリスクを使用して、 値の範囲全体をフィールドに含めます。例えば、時のフィールドに指定したアスタリスクは、 毎時を示します。
コンマ(,):フィールド内の複数の値はコンマで区切ります。例えば、 曜日フィールドに指定した 0,6 は 日曜日と土曜日を示します。
ハイフン(-):フィールド内の値の範囲を ハイフンで示します。例えば、 曜日のフィールドに指定した 1-51,2,3,4,5 と同じになり、月曜日から金曜日までを 示します。
スラッシュ(/):アクションを繰り返す間隔を スラッシュで指定します。例えば、 時のフィールドに指定した */3 は、 0,3,6,9,12,15,18,21 と同じです。アスタリスク (*)は毎時を指定しますが、 /3 は 3 で割り切れる時刻に指定を制限します。

例:

8.
資産タイプの選択 ページが表示されるので、次の手順を実行します。
a.
資産タイプ ドロップダウンリストで、ライセンス を選択します。
b.
Asset Subtype(資産サブタイプ) ドロップダウンリストで、生産性 を選択します。
NOTE: この例では、資産サブタイプ(生産性)がライセンス資産タイプに追加されています。ライセンス資産タイプのサブタイプをまだ追加していない場合、Subtype(サブタイプ) ドロップダウンリストは空になっています。インポート時に、選択したサブタイプにすべての資産が割り当てられます。
c.
次へ をクリックします。
マッピング ページが表示されます。
9.
CSV Fields(CSV フィールド) ドロップダウンリストで、アプライアンスの Required Standard Fields(必須の標準フィールド) および Required Asset Fields(必須の資産フィールド) に対応するフィールドを選択します。これらのフィールドのマッピングは、CSV ファイルおよび資産タイプの内容によって異なります。このセクションでは例えば、次の値を使用します。
資産名 =名前
場所=場所
資産ステータス =資産ステータス
License Count(ライセンス数) = License Count(ライセンス数)
Applies to Cataloged Software(カタログ登録済みソフトウェアへの適用) = ソフトウェアカタログ
10.
資産名 フィールドの隣にある PK チェックボックスを選択します。
11.
インポートする資産でバーコードを使用する場合は、バーコードフィールド 領域内で、バーコードをインポートする方法を指定します。

オプション

説明

資産バーコードを選択でアップデート

この領域にすでにバーコードがあるかどうをかを確認します。あれば、そのバーコードを更新します。ない場合は、指定した資産用にバーコードが作成されます。

すべての資産バーコードを選択と置き換え

既存のバーコードを指定されたバーコードと置き換えます。

バーコードデータ

CSVファイル内のバーコードを含むフィールド。同じタイプのバーコードは資産ごとに1つしかありません。

バーコードの名前

CSVファイル内のバーコードタグを含むフィールド。バーコード番号は常に一意で、複数の資産間で共有できません。ただし、アクティブな資産がアーカイブされた資産のバーコードを共有することはできます。

バーコードのフォーマット

CSVファイル内のバーコードフォーマットを含むフィールド。例えば、UPC-ACode 11、またはUPC-Eです。

12.
プレビュー をクリックして、確認 ページでデータを確認します。
13.
1 回限りのインポートのみ。次の手順を実行します。
a.
インポート をクリックして、インポートプロセスを完了します。
資産のインポートの結果 ページが表示されます。
b.
完了 をクリックして、資産 ページに戻ります。
14.
スケジュール済みインポートのみ。次の手順のいずれかを実行します。
保存 をクリックして、新しく作成したスケジュール済みインポートを保存します。資産のインポート 一覧ページが表示され、スケジュール済みインポートのエントリが一覧表示されます。
今すぐ実行 をクリックして CSV ファイルから資産をインポートし、スケジュール済みインポート設定を保存します。
資産のインポート の一覧ページが表示されます。

インポートが完了すると、資産 リストに資産が表示されます。ソフトウェアのタイトルがソフトウェアカタログインベントリのタイトルに一致した場合は、資産がインベントリアイテムに関連付けられるため、そのアイテムの Software Catalog Detail(ソフトウェアカタログの詳細) ページに資産を表示できます。ページ上部の進行状況バーは、タスクの完了を示します。

例:作成済みスプレッドシートからのライセンスデータのインポート

CSVファイルを使用した資産データのインポート

CSV(コンマ区切り形式)ファイルを使用して、ソフトウェアライセンスデータなどの資産データをインポートできます。

インポート前の資産データの準備

インポート前に資産データが適切であり、適切に書式設定されていることを確認します。

3.
すべての列が資産タイプの同等の Asset Fields(資産フィールド) にマップされることを検証します。
資産タイプには 資産名Purchase Order Number(注文書番号)、Vendor(ベンダー) などのデフォルトフィールドが含まれていますが、必要に応じてカスタム資産フィールドを追加できます。詳細については、「資産フィールドの追加および削除について」を参照してください。
TIP: デフォルトフィールドを表示するには、Asset Detail(資産の詳細) ページに移動します。詳細については、「資産タイプのカスタマイズ」を参照してください。
5.
管理者コンソールからアクセスできる場所にスプレッドシートを CSV ファイルとして保存します。
例:作成済みスプレッドシートからのライセンスデータのインポート

作成済みCSVファイルからライセンスデータをインポートできます。

この例では、ソフトウェアカタログインベントリ用のライセンス資産を 1 回しかインポートしないものとしてインポートする方法、またはネットワーク共有からファイルを使用してスケジュール済みインポートを行う方法について説明します。例では、ライセンス資産のインポートに必要なフィールドのみを示します。情報管理ニーズに合わせて単価、発行元、プロダクトキーなどのファイルを新たに追加できます。

インポートした資産を資産サブタイプに割り当てる場合は、そのサブタイプを追加してから資産をインポートします。詳細については、「資産サブタイプの追加と デバイスの詳細 ページの基本設定の選択」を参照してください。

資産名

ライセンス数

ライセンスモード

Includes Maintenance(メンテナンスを含む)

Applies to Software Catalog(ソフトウェアカタログへの適用)

ソフトウェアタイトル 1

100

Enterprise

はい

ソフトウェアタイトル 1

ソフトウェアタイトル 2

150

Enterprise

はい

ソフトウェアタイトル 2

ソフトウェアタイトル 3

200

Enterprise

はい

ソフトウェアタイトル 3

ソフトウェアタイトル 4

500

Enterprise

はい

ソフトウェアタイトル 4

各列の値は、コンマで区切ります。例:ソフトウェアタイトル 1,100,Enterprise,はい,ソフトウェアタイトル 1
4.
資産のインポート セクションで ファイルのアップロード ページに移動します。
a.
アプライアンス管理者コンソール(https://appliance_hostname/admin)にログインします。または、管理ヘッダーに組織メニューを表示 オプションがアプライアンスの 一般設定 で有効になっている場合は、ページの右上隅で、ログイン情報の横にあるドロップダウンリストから組織を選択します。
b.
左側のナビゲーションバーで、資産管理 をクリックして、資産のインポート をクリックします。
アプライアンスにスケジュール済みの資産インポートがない場合、資産のインポート ウィザードが表示されます。
5.
資産のインポート ウィザードで、次のいずれかのオプションを選択します。

オプション

説明

資産インポート CSV ファイルをアップロードする

CSV ファイルから 1 回限りの資産のインポートを完了するには、このオプションを選択します。次に、参照 または ファイルの選択 をクリックして、CSVファイルを選択します。

資産インポートをスケジュールする

このオプションを選択して、ネットワークドライブ上にある CSV ファイルから、選択した時間間隔で複数の資産をインポートします。次に、以下の情報を入力します。

Samba:このオプションを選択して、Samba プロトコルを使用してファイルにアクセスし、次の情報を入力します。
SAMBA 共有の UNC パスを入力:CSV ファイルのディレクトリパスを入力します。
FTP:このオプションを選択して FTP サーバー上のファイルにアクセスし、次の情報を入力します。
FTP サーバーホスト名または IP アドレスを入力:FTP サーバーのホスト名または IP アドレスを入力します。
FTP サブディレクトリが存在する場合は入力:FTP サーバー上の CSV ファイルへのディレクトリパスを入力します。
Secure FTP:このオプションを選択して、セキュア FTP サーバー上のファイルにアクセスし、次の情報を入力します。
セキュア FTP サーバーのホスト名または IP アドレスを入力:セキュア FTP サーバーのホスト名または IP アドレスを入力します。
SFTP のフルパスを入力:セキュア FTP サーバー上の CSV ファイルへのディレクトリパスを入力します。
資産インポートの CSV ファイル名:インポートする CSV ファイルの名前を入力します。
認証情報:指定されたネットワークリソースにアクセスする際に使用する資格情報を選択します。アプライアンスで定義されている資格情報が一覧に表示されます。詳細については、「資格情報の管理」を参照してください。
6.
CSV ファイルにヘッダー行が含まれている場合は、この例に示すように、File Header Row(ファイルヘッダー行) チェックボックスをオンにし、次へ をクリックします。
7.
スケジュール済み資産のインポートのみ資産インポートの選択スケジュール ページが表示されますので、CSV ファイルをインポートするスケジュールを作成します。
a.
資産のインポートスケジュール名 フィールドに、このスケジュールに割り当てる名前を入力します。
c.
スケジュール セクションで、必要に応じてインポートスケジュールを指定します。

オプション

説明

なし

特定の日付や時間ではなく、イベントと連携して実行します。

n 時間ごと

指定した間隔で実行します。

毎日 HH:MM から

毎日または特定曜日の指定した時間に実行します。

実行基準 n 日 / 毎月 / 特定月 HH:MM から

毎月または指定月の、同じ日の指定した時刻に実行します。

実行基準 n / 毎月 / 特定月 HH:MM から

毎月または指定月の、指定の週の指定した時刻に実行します。

カスタム

カスタムスケジュールに従って実行します。

標準の5つのフィールドからなるcron形式を使用します(拡張cron形式はサポート対象外)。

値の指定は次の要領で行います。

スペース( ): 各フィールドはスペースで区切ります。
アスタリスク(*):アスタリスクを使用して、 値の範囲全体をフィールドに含めます。例えば、時のフィールドに指定したアスタリスクは、 毎時を示します。
コンマ(,):フィールド内の複数の値はコンマで区切ります。例えば、 曜日フィールドに指定した 0,6 は 日曜日と土曜日を示します。
ハイフン(-):フィールド内の値の範囲を ハイフンで示します。例えば、 曜日のフィールドに指定した 1-51,2,3,4,5 と同じになり、月曜日から金曜日までを 示します。
スラッシュ(/):アクションを繰り返す間隔を スラッシュで指定します。例えば、 時のフィールドに指定した */3 は、 0,3,6,9,12,15,18,21 と同じです。アスタリスク (*)は毎時を指定しますが、 /3 は 3 で割り切れる時刻に指定を制限します。

例:

8.
資産タイプの選択 ページが表示されるので、次の手順を実行します。
a.
資産タイプ ドロップダウンリストで、ライセンス を選択します。
b.
Asset Subtype(資産サブタイプ) ドロップダウンリストで、生産性 を選択します。
NOTE: この例では、資産サブタイプ(生産性)がライセンス資産タイプに追加されています。ライセンス資産タイプのサブタイプをまだ追加していない場合、Subtype(サブタイプ) ドロップダウンリストは空になっています。インポート時に、選択したサブタイプにすべての資産が割り当てられます。
c.
次へ をクリックします。
マッピング ページが表示されます。
9.
CSV Fields(CSV フィールド) ドロップダウンリストで、アプライアンスの Required Standard Fields(必須の標準フィールド) および Required Asset Fields(必須の資産フィールド) に対応するフィールドを選択します。これらのフィールドのマッピングは、CSV ファイルおよび資産タイプの内容によって異なります。このセクションでは例えば、次の値を使用します。
資産名 =名前
場所=場所
資産ステータス =資産ステータス
License Count(ライセンス数) = License Count(ライセンス数)
Applies to Cataloged Software(カタログ登録済みソフトウェアへの適用) = ソフトウェアカタログ
10.
資産名 フィールドの隣にある PK チェックボックスを選択します。
11.
インポートする資産でバーコードを使用する場合は、バーコードフィールド 領域内で、バーコードをインポートする方法を指定します。

オプション

説明

資産バーコードを選択でアップデート

この領域にすでにバーコードがあるかどうをかを確認します。あれば、そのバーコードを更新します。ない場合は、指定した資産用にバーコードが作成されます。

すべての資産バーコードを選択と置き換え

既存のバーコードを指定されたバーコードと置き換えます。

バーコードデータ

CSVファイル内のバーコードを含むフィールド。同じタイプのバーコードは資産ごとに1つしかありません。

バーコードの名前

CSVファイル内のバーコードタグを含むフィールド。バーコード番号は常に一意で、複数の資産間で共有できません。ただし、アクティブな資産がアーカイブされた資産のバーコードを共有することはできます。

バーコードのフォーマット

CSVファイル内のバーコードフォーマットを含むフィールド。例えば、UPC-ACode 11、またはUPC-Eです。

12.
プレビュー をクリックして、確認 ページでデータを確認します。
13.
1 回限りのインポートのみ。次の手順を実行します。
a.
インポート をクリックして、インポートプロセスを完了します。
資産のインポートの結果 ページが表示されます。
b.
完了 をクリックして、資産 ページに戻ります。
14.
スケジュール済みインポートのみ。次の手順のいずれかを実行します。
保存 をクリックして、新しく作成したスケジュール済みインポートを保存します。資産のインポート 一覧ページが表示され、スケジュール済みインポートのエントリが一覧表示されます。
今すぐ実行 をクリックして CSV ファイルから資産をインポートし、スケジュール済みインポート設定を保存します。
資産のインポート の一覧ページが表示されます。

インポートが完了すると、資産 リストに資産が表示されます。ソフトウェアのタイトルがソフトウェアカタログインベントリのタイトルに一致した場合は、資産がインベントリアイテムに関連付けられるため、そのアイテムの Software Catalog Detail(ソフトウェアカタログの詳細) ページに資産を表示できます。ページ上部の進行状況バーは、タスクの完了を示します。

ライセンスコンプライアンスの管理

ライセンスコンプライアンスの管理

購入したソフトウェアライセンスの数、管理対象デバイスで使用している数、および使用可能な数を追跡できます。このタイプの追跡は、会社がソフトウェアライセンス要件に確実に準拠できるようにする場合に役立ちます。

例えば、Adobe® Creative Suiteのライセンスを100ライセンス保有している場合、そのうち実際に管理対象デバイスで使用されているライセンスの数を知っておく必要があります。また、保有ライセンスの80 %または90 %が使用されている場合に、それを知ることができれば、必要に応じてライセンスの上限を引き上げることができます。ライセンス使用率の警告しきい値をカスタマイズすると、ライセンスコンプライアンスを追跡できます。

ソフトウェアカタログのアプリケーションに関するライセンスコンプライアンス情報の表示

ソフトウェアカタログのアプリケーションに関するライセンスコンプライアンス情報の表示

組織がインストールされたソフトウェアの正しいライセンスを保有できるように、ライセンスコンプライアンス リストおよびライセンスコンプライアンスダッシュボードウィジェットにライセンスコンプライアンス情報を表示できます。ライセンスコンプライアンス リストには、ライセンス資産を通じて追加したすべてのソフトウェアライセンス情報と、ライセンスが必要なアプリケーションに関するソフトウェアカタログからの情報が表示されます。

1.
完全なライセンスコンプライアンス情報を表示するには、ライセンスコンプライアンス ページに移動します。
a.
アプライアンス管理者コンソール(https://appliance_hostname/admin)にログインします。または、管理ヘッダーに組織メニューを表示 オプションがアプライアンスの 一般設定 で有効になっている場合は、ページの右上隅で、ログイン情報の横にあるドロップダウンリストから組織を選択します。
b.
左側のナビゲーションバーで、資産管理 をクリックして、ライセンスコンプライアンス をクリックします。
NOTE: アプライアンスの日ベースのバックアップの完了後、ライセンスコンプライアンス リストの情報が毎日更新されます。リストが空の場合は、ソフトウェアカタログインベントリにアプリケーションがないか、またはページの情報が更新されていないことになります。また、すべての過不足数に負数が表示されている場合は、ライセンスシートよりも多くのインストールがあることを示しています。そのため、アプリケーションのライセンス資産を既に追加していることを確認してください。詳細については、「ソフトウェアカタログ インベントリのライセンス資産の追加」を参照してください。
2.
アプライアンスがライセンスコンプライアンス情報を強制的に更新するようにするには、左側のリストの上にある 今すぐ更新 をクリックします。インベントリ内のアプリケーションの数によっては、このプロセスに数分かかることがあります。
TIP: 今すぐ更新 をクリックすると、アプライアンスがリスト上の各アイテムのデータを更新します。ただし、右側のリストの上にある 更新 ボタンをクリックした場合は、既に収集された情報が再表示されます。新しいライセンス使用率情報が取得されることはありません。
ライセンスコンプライアンス ページには、次のような情報が表示されます。

列の名前

説明

名前

アプリケーションの名前。

発行元

アプリケーション発行元の名前。

インストール済み

エージェント管理対象デバイス上のアプリケーションインストールの数。

ライセンス済み

ライセンスに基づく残りのシートの数。

過不足数

使用可能なライセンスシートの数とアプリケーションインストールの数との差異(ある場合)。負数は、ライセンスで許可されている数よりも多くのデバイスにアプリケーションがインストールされており、そのためコンプライアンスに準拠していないことを示しています。

過去 90 日間で使用済み

過去 60 日間で使用済み

過去 30 日間で使用済み

過去 90、60、または 30 日間に起動されたアプリケーションインストールの数。この列のダッシュは、アプリケーションのメータリングが有効になっていないことを示しています。

過去 90 日間で未使用

過去 60 日間で未使用

過去 30 日間で未使用

過去 90、60、または 30 日間に起動されていないアプリケーションインストールの数。この列のダッシュは、アプリケーションのメータリングが有効になっていないことを示しています。

適用範囲

ライセンスタイプ。ライセンスタイプは次のとおりです。

アップグレード:インストール済みのアプリケーションが旧バージョンからアップグレードされました(メンテナンス契約が必要です)。
ダウングレード:インストール済みのアプリケーションが後続のバージョンのライセンスを使用しています(ダウングレード権が必要です)。
オリジナル:インストール済みのアプリケーションがバージョン番号に一致するライセンスを使用しています。
「なし」:アプリケーションがライセンスなしでインストールされています。

プラットフォーム

アプリケーションが実行されるオペレーティングシステム。

エディション

アプリケーションに関連するエディションの名前(Professional Edition や Standard Edition など)。

3.
リストを並べ替えるには、特定基準で表示 をクリックし、表示を選択します。
アプリケーションを製品別(Microsoft Office など)または製品かつエディション別(Microsoft Office Professional や Office Standard など)で表示できます。例えば、Microsoft Office アプリケーションのすべてのエディションを 1 つの見出しで表示するようにした場合、特定基準で表示 ドロップダウンリストから 製品 を選択できます。Licensed(ライセンス済み) 列には、Microsoft Office グループのすべてのアプリケーションに利用できるシートの数が表示されます。Microsoft Office アプリケーションをエディション別に表示するには、特定基準で表示 ドロップダウンリストから 製品とエディション を選択します。Licensed(ライセンス済み) 列には、Microsoft Office の各エディションに利用できるシートの数が表示されます。
4.
ライセンスコンプライアンスウィジェットを表示するには、左側のナビゲーションバーの ホーム をクリックして、管理者レベルの Dashboard(ダッシュボード) ページに移動します。
TIP: ライセンスコンプライアンスウィジェットが表示されない場合は、右上の カスタマイズ をクリックしてウィジェットをインストールします。詳細については、「ダッシュボード ページのカスタマイズ」を参照してください。
5.
ライセンスに基づいて使用可能なシートの数に関する情報を表示または変更するには、ライセンス 資産の詳細ページに移動します。詳細については、「資産の表示および資産の情報の検索」を参照してください。
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