KACE Systems Management Appliance 13.2 Common Documents - Administrator Guide (Japanese

解決中に、oval-command.zipファイルが生成されます。このZIPファイルには、特定のプロファイルの実行に必要な入力ファイルが格納されています。このファイルは Script Detail（スクリプトの詳細）ページで確認できます。詳細については、「SCAPスケジュールの設定」を参照してください。

SCAPスキャンはKScriptによって制御されます。スキャンの実行時、次のファイルがスクリプト依存関係としてターゲットデバイスにダウンロードされます。

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benchmark.zip：ベンチマークファイル（アプライアンスにアップロードされた SCAP ストリーム）が格納されています（XCCDFファイルはデバイスによって実際には使用されません）。

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oval-command.zip：XCCDF によって生成された入力ファイルが格納されています。

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ovalref.zip：OVAL スキャンエンジン（ovaldi.exe）が格納されています。

KScriptは、ターゲットデバイス上でOVALスキャンを開始し、複数の結果ファイルを生成します。OVALスキャンエンジンは、2回または3回実行されます。

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最初の実行では、ターゲットデバイスがそのベンチマークプロファイルに対して正しいプラットフォームであることを、ベンチマークに含まれるCPEファイルを使用してチェックします。

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2回目の実行では、ベンチマークに定義されたルールを使用して、デバイスの脆弱性をチェックします。また、CCE標準を実装します。

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3回目の実行では、セキュリティパッチが最新であることをチェックします。また、CVE標準を実装します。

各実行で、結果ファイルが生成されます。これらのファイルは実行に従って名前が付けられます。例えば、最初の実行で生成されたファイルの名前はscap-profile-10-result-1.xml、2回目のファイルはscap-profile-10-result-2.xmlとなります。これらのファイルは、次のディレクトリに配置されます。C:\Documents and Settings\All Users\Quest\KACE\kbots_cache\packages\kbots\<working directory>.

KACE エージェントの作業ディレクトリを探すには、インベントリ > デバイス > デバイスの詳細 > ログに移動します。

その後、これらの結果ファイルはアプライアンスにアップロードされ、1 つの結果ファイル（xccdf-results.xml）にまとめられます。このファイルは、US OMB（米国行政予算管理局）のような政府系機関への結果のレポートに使用できます。アプライアンスおよび管理対象デバイスには最新の結果ファイルのみが保持されます。

実行の最終の手順で、結果ファイルのサブセットは、「組織」データベースに抽出されて格納され、各デバイスの SCAPスキャン結果ページでのレポートの作成と表示に使用できるようになります。

この情報が格納されるデータベーステーブルは、SCAP_RESULT、SCAP_RESULT_RULE、およびSCAP_RESULT_SCOREです。詳細については、「SCAPスキャン結果の表示」を参照してください。

SCAPスキャン情報へのアクセス

SCAPスキャン情報は、セキュリティセクションからアクセスできます。

SCAPスキャンページに移動します。

アプライアンス管理者コンソール（https://appliance_hostname/admin）にログインします。または、管理ヘッダーに組織メニューを表示オプションがアプライアンスの一般設定で有効になっている場合は、ページの右上隅で、ログイン情報の横にあるドロップダウンリストから組織を選択します。

左側のナビゲーションバーで、セキュリティをクリックして、SCAPスキャンをクリックします。

このページには次の3つのリンクがあります。

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カタログ：SCAPベンチマークのステータスが表示されます。さらに、このページから、チェックリストをインポートしたり、削除したり、CSV形式でエクスポートしたりできます。

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スケジュール：ベンチマークの名前とそれらの実行スケジュールが表示されます。さらに、このページから、ベンチマークを追加/削除したり、有効/無効にしたり、CSV形式でエクスポートしたりできます。

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レポート作成：SCAPスキャンの全般的な結果が表示されます。

このページには、ベンチマークごとの結果を示すダッシュボードも表示されます。デバイスがベンチマークに合格するには、100 %のスコアを獲得する必要があります。

ベンチマークの表示と管理

アプライアンスにインポートされたプロファイルとチェックリストを含むSCAPベンチマークを表示および管理することができます。

さらに、SCAPカタログページでアクションの選択を選択して、ベンチマークのインポート、ベンチマークの削除、およびベンチマークのCSV形式へのエクスポートを行うことができます。

SCAPカタログリストに移動します。

左側のナビゲーションバーで、セキュリティをクリックして、SCAPスキャンをクリックします。

SCAPスキャンパネルでカタログをクリックします。

オプション：特定基準で表示ドロップダウンリストまたは検索フィールドを使用して、表示されるベンチマークを指定します。

タイトルまたは識別子内の文字列の一部に基づいて検索できます。

オプション：ベンチマークを並べ替えるには、列見出しをクリックします。

ベンチマークの名前をクリックして、詳細を表示します。

「SCAPカタログ」には、選択したベンチマークの一般情報と、SCAPデータがアプライアンスにアップロードされた日時が表示されます。詳細については、「アーカイブからのベンチマークのダウンロード」を参照してください。

ベンチマークのインポートと修正

必要に応じて、National Checklist Repositoryからベンチマークをインポートして修正できます。

National Checklist Repository（https://web.nvd.nist.gov/view/ncp/repository）からベンチマークまたはチェックリストをダウンロードします。

SCAPカタログリストに移動します。

左側のナビゲーションバーで、セキュリティをクリックして、SCAPスキャンをクリックします。

SCAPスキャンパネルでカタログをクリックします。

アクションの選択 > 新しいチェックリストのインポートを選択します。

SCAP設定のスキャン設定ページが表示され、インポートウィザードの手順1が表示されます。

参照またはファイルの選択をクリックして、ベンチマークZIPファイルをインポートします。

次へをクリックします。

ダイアログボックスが表示されて、ファイルをアップロード中であることが示されます。ファイルのアップロード後、インポートの成功を通知するメッセージが SCAP設定のスキャン設定ページに表示されます。

注: アプライアンスによって、ZIPファイルに有効なベンチマークが格納されてることが検証されます。有効なベンチマークが格納されていない場合、エラーメッセージが表示され、ファイルはアップロードされません。

スキャンするプロファイルの選択ドロップダウンリストでベンチマークを選択し、次へをクリックします。

手順2が表示されます。

既存のエンジンを使用したスキャンドロップダウンリストで、使用するOVALエンジンを選択します。

注: デフォルトのエンジンはMITREのOVALインタープリター（ovaldi.exe）です。Quest によってエンジンと OVAL 定義の新しいバージョンが認定されてリリースされると、アプライアンスはこのエンジンに対するそれらの更新を自動的にダウンロードします。

オプション：参照またはファイルの選択をクリックして、カスタムエンジンとその設定ファイルを見つけてアップロードします。

ダイアログボックスが表示され、ファイルをアップロード中であることが示されます。アップロード後、エンジンのインポートの成功を通知するメッセージが SCAP Configuration Scan Settings（SCAP 設定のスキャン設定）ページに表示されます。

ヒント: OVALエンジンのローカル制御が必要な場合や、エンジンを変更するための自動更新が不要な場合は、カスタムエンジンを使用します。カスタムエンジンは、カスタム ovaldi.exe と共に、エンジンの実行に必要な設定ファイルを格納したフォルダの ZIP ファイルであることが必要です。SCAP スキャンスクリプト内の ovalref.zip 依存関係ファイルをこの ZIP ファイルに置き換えます。詳細については、「解決されたXCCDFファイルの表示」を参照してください。

次へをクリックします。

ダイアログボックスが表示されて、ベンチマークファイルを読み込み中であることが示され、続いて Script Detail（スクリプトの詳細）ページが表示されます。詳細については、「SCAPスキャンスケジュールの編集」を参照してください。

SCAPスケジュールの設定

SCAPスケジュールを設定することにより、ベンチマークまたは定義をインポートしたり、SCAPスキャンの設定を変更したりできます。

SCAPスキャンスケジュールリストに移動します。

左側のナビゲーションバーで、セキュリティをクリックして、SCAPスキャンをクリックします。

SCAPスキャンパネルでスケジュールをクリックします。

アクションの選択を選択し、実行するアクション（ベンチマークの追加/削除、有効化/無効化、またはCSV形式でのエクスポート）を選択します。

スクリプトの詳細ページで、スケジュールを編集するベンチマークをクリックします。

このページで、スケジュールセクションまで下へスクロールし、必要な変更を行います。

SCAPスケジュールの設定

SCAPスキャンの仕組み

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oval-command.zip：XCCDF によって生成された入力ファイルが格納されています。

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ovalref.zip：OVAL スキャンエンジン（ovaldi.exe）が格納されています。

KScriptは、ターゲットデバイス上でOVALスキャンを開始し、複数の結果ファイルを生成します。OVALスキャンエンジンは、2回または3回実行されます。

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2回目の実行では、ベンチマークに定義されたルールを使用して、デバイスの脆弱性をチェックします。また、CCE標準を実装します。

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3回目の実行では、セキュリティパッチが最新であることをチェックします。また、CVE標準を実装します。

KACE エージェントの作業ディレクトリを探すには、インベントリ > デバイス > デバイスの詳細 > ログに移動します。

SCAPスキャン情報へのアクセス

SCAPスキャン情報は、セキュリティセクションからアクセスできます。

SCAPスキャンページに移動します。

左側のナビゲーションバーで、セキュリティをクリックして、SCAPスキャンをクリックします。

このページには次の3つのリンクがあります。

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レポート作成：SCAPスキャンの全般的な結果が表示されます。

ベンチマークの表示と管理

アプライアンスにインポートされたプロファイルとチェックリストを含むSCAPベンチマークを表示および管理することができます。

SCAPカタログリストに移動します。

左側のナビゲーションバーで、セキュリティをクリックして、SCAPスキャンをクリックします。

SCAPスキャンパネルでカタログをクリックします。

オプション：特定基準で表示ドロップダウンリストまたは検索フィールドを使用して、表示されるベンチマークを指定します。

タイトルまたは識別子内の文字列の一部に基づいて検索できます。

オプション：ベンチマークを並べ替えるには、列見出しをクリックします。

ベンチマークの名前をクリックして、詳細を表示します。

ベンチマークのインポートと修正

必要に応じて、National Checklist Repositoryからベンチマークをインポートして修正できます。

National Checklist Repository（https://web.nvd.nist.gov/view/ncp/repository）からベンチマークまたはチェックリストをダウンロードします。

SCAPカタログリストに移動します。

左側のナビゲーションバーで、セキュリティをクリックして、SCAPスキャンをクリックします。

SCAPスキャンパネルでカタログをクリックします。

アクションの選択 > 新しいチェックリストのインポートを選択します。

SCAP設定のスキャン設定ページが表示され、インポートウィザードの手順1が表示されます。

参照またはファイルの選択をクリックして、ベンチマークZIPファイルをインポートします。

次へをクリックします。

スキャンするプロファイルの選択ドロップダウンリストでベンチマークを選択し、次へをクリックします。

手順2が表示されます。

既存のエンジンを使用したスキャンドロップダウンリストで、使用するOVALエンジンを選択します。

オプション：参照またはファイルの選択をクリックして、カスタムエンジンとその設定ファイルを見つけてアップロードします。

次へをクリックします。

SCAPスケジュールの設定

SCAPスケジュールを設定することにより、ベンチマークまたは定義をインポートしたり、SCAPスキャンの設定を変更したりできます。

SCAPスキャンスケジュールリストに移動します。

左側のナビゲーションバーで、セキュリティをクリックして、SCAPスキャンをクリックします。

SCAPスキャンパネルでスケジュールをクリックします。

アクションの選択を選択し、実行するアクション（ベンチマークの追加/削除、有効化/無効化、またはCSV形式でのエクスポート）を選択します。

スクリプトの詳細ページで、スケジュールを編集するベンチマークをクリックします。

このページで、スケジュールセクションまで下へスクロールし、必要な変更を行います。

SCAPスキャンスケジュールの編集

アーカイブからのベンチマークのダウンロード

Script Detail（スクリプトの詳細）ページからベンチマークスケジュールを表示したり編集したりできます。このページでは、SCAPスキャンを設定したり、スケジュールしたり、SCAPスキャンを実行するデバイスを指定したりするスクリプトを管理およびカスタマイズできます。SCAP用のスクリプトは標準のKScriptです。

注: このセクションでは、Script Detail（スクリプトの詳細）ページで使用できる機能に関する情報をすべて提供するわけではありません。SCAP スキャンの使用と理解に関係のある情報のみを提供します。

注: KScript の編集の詳細については、スクリプトの追加と編集を参照してください。

Script Detail（スクリプトの詳細）ページには、ベンチマークウィザード（SCAPスキャン情報へのアクセスを参照）、または SCAP Scan Schedules（SCAP スキャンスケジュール）ページ（SCAPスキャン結果の表示を参照）からアクセスできます。

解決されたXCCDFファイルの表示

SCAPスキャン解決プロセスで生成された入力ファイルを表示できます。

ベンチマークはサーバーに読み込まれ、XCCDFファイルは解決と呼ばれるプロセスに渡されます。それにより、特定のプロファイルの実行に必要な入力ファイルが生成されます。

スクリプトの詳細ページに移動します。

左側のナビゲーションバーで、スクリプト作成をクリックして、スクリプトをクリックします。

スクリプトの名前をクリックします。

（オプション）スクリプトの実行に必要な実行可能サポートファイルを追加するには、依存関係セクションまでスクロールして、新しい依存関係の追加をクリックし、参照またはファイルの選択をクリックします。

オプション：これらのファイルの詳細を表示するには、選択したZIPファイルをクリックしてダウンロードします。

これらの依存関係ファイルがどのように実行されるかを確認するには、タスクセクションを表示します。

OVALタイムスタンプの表示

OVALタイムスタンプ（OVALドキュメントが作成された時刻）を表示できます。

スクリプトの詳細ページに移動します。

左側のナビゲーションバーで、スクリプト作成をクリックして、スクリプトをクリックします。

スクリプトの名前をクリックします。

依存関係セクションまでスクロールして、benchmark.zipをクリックし、OVAL XMLファイルを展開します。

例えば、fdcc-winxp-oval.xmlとなります。

OVALファイルで、<oval:timestamp>を探します。

スクリプトタスクの表示

特定のスクリプトに関連付けられたタスクを表示できます。

スクリプトの詳細ページに移動します。

左側のナビゲーションバーで、スクリプト作成をクリックして、スクリプトをクリックします。

スクリプトの名前をクリックします。

タスクセクションまでスクロールします。

タスクセクションがスクリプトの詳細ページに表示されます。

SCAPスキャン結果の表示

Scan Results（スキャン結果）ページには、SCAP スキャンの結果がデバイス別に表示されます。このページから、各スキャンに関する詳細情報にアクセスできます。

SCAPスキャンページに移動します。

左側のナビゲーションバーで、セキュリティをクリックして、SCAPスキャンをクリックします。

SCAPスキャンパネルでレポート作成をクリックします。

オプション：特定のベンチマークに関する結果を表示するには、右側のテーブルの上に表示される特定基準で表示ドロップダウンリストで必要なベンチマークを選択します。

結果ページには、次の情報が表示されます。

セクション	説明
デバイス名	スキャンが実行されたデバイスです。
ベンチマーク - プロファイル	ベンチマークで使用された特定のプロファイルです。
スキャンされました	スキャンが実行された日時です。
成功	デバイスが合格したルールの数です。
失敗	デバイスが不合格となったルールの数です。
その他	error、unknown、not checked、not applicable、informationalのようなその他の値が返されたルールの数です。 XCCD仕様では、「not selected」も定義されていますが、結果からは除外されます。
合計	実行されたルールの合計数です。
コンプライアンス	合格したルールの割合（%）です。
スコア	ベンチマークによって定義されているデフォルトのスコアです。
結果	スキャンの結果（成功または失敗）。

特定のデバイスに関する詳細を表示するには、デバイス列でそのデバイスの名前をクリックします。

ページが開き、選択したデバイスに関するスキャン結果の詳細が表示されます。次の表では、各セクションについてより詳細に説明します。

ツリー構造で表示されるテスト結果で、ルールをグループ化して表示します。アイコンは、ルールの合否のステータスを示します。ルールをクリックすると、ダイアログボックスが開き、ルールの詳細が表示されます。

スコア

ベンチマーク用に定義されているスコアモデルごとのコンプライアンススコアです。

CCEによる結果

CCEに基づいた合否の結果です。FDCCでは、コンプライアンスがCCEに基づいてレポートされることが必要です。

結果のXMLファイル

XMLファイルへのリンクです。

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XCCDFベンチマーク: XCCDFファイルによって処理されたファイルであり、OVALスキャンエンジンの各実行から生成された結果ファイルが1つの結果ファイル（xccdf-results.xml）にまとめられたファイルです。

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CPEインベントリ: OVALスキャンエンジンの最初の実行によるファイル出力で、ベンチマークがスキャン対象のデバイスに適用されるかどうかをテストします。

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OVALコンプライアンス: OVALスキャンエンジンの2回目の実行によるファイル出力で、ベンチマークに定義されたルールに対してデバイスをテストします。

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OVALパッチ: OVALスキャンエンジンの3回目の実行によるファイル出力で、セキュリティパッチが最新であることが検証されます。

詳細については、「SCAPスキャンの仕組み」を参照してください。

ルールの詳細を表示するには、ルールのアイコンをクリックします。

そのルールの「詳細の表示」が開きます。このページには、ルールに対するデバイスの合否にかかわらず、XCCDF定義からのルールの説明と、ルールのXMLが表示されます。

アーカイブからのベンチマークのダウンロード

毎日、アプライアンスは、デバイスから SCAP スキャン結果を収集し、各ベンチマークのアーカイブを作成します。ベンチマークアーカイブは、US OMB（米国行政管理予算局）のような該当する政府系機関に送信できるZIPファイルで構成されています。

SCAPカタログリストに移動します。

左側のナビゲーションバーで、セキュリティをクリックして、SCAPスキャンをクリックします。

SCAPスキャンパネルでカタログをクリックします。

ダウンロードするベンチマークの名前をクリックします。

結果のアーカイブのダウンロードフィールドで、ZIPファイルをクリックしてアーカイブをダウンロードします。

このファイルには、選択したベンチマークを使用してスキャンされたすべてのデバイスに関する結果が格納されています。

解決されたXCCDFファイルの表示

SCAPスキャンスケジュールの編集

アーカイブからのベンチマークのダウンロード

注: KScript の編集の詳細については、スクリプトの追加と編集を参照してください。

解決されたXCCDFファイルの表示

SCAPスキャン解決プロセスで生成された入力ファイルを表示できます。

スクリプトの詳細ページに移動します。

左側のナビゲーションバーで、スクリプト作成をクリックして、スクリプトをクリックします。

スクリプトの名前をクリックします。

オプション：これらのファイルの詳細を表示するには、選択したZIPファイルをクリックしてダウンロードします。

これらの依存関係ファイルがどのように実行されるかを確認するには、タスクセクションを表示します。

OVALタイムスタンプの表示

OVALタイムスタンプ（OVALドキュメントが作成された時刻）を表示できます。

スクリプトの詳細ページに移動します。

左側のナビゲーションバーで、スクリプト作成をクリックして、スクリプトをクリックします。

スクリプトの名前をクリックします。

依存関係セクションまでスクロールして、benchmark.zipをクリックし、OVAL XMLファイルを展開します。

例えば、fdcc-winxp-oval.xmlとなります。

OVALファイルで、<oval:timestamp>を探します。

スクリプトタスクの表示

特定のスクリプトに関連付けられたタスクを表示できます。

スクリプトの詳細ページに移動します。

左側のナビゲーションバーで、スクリプト作成をクリックして、スクリプトをクリックします。

スクリプトの名前をクリックします。

タスクセクションまでスクロールします。

タスクセクションがスクリプトの詳細ページに表示されます。

SCAPスキャン結果の表示

SCAPスキャンページに移動します。

左側のナビゲーションバーで、セキュリティをクリックして、SCAPスキャンをクリックします。

SCAPスキャンパネルでレポート作成をクリックします。

結果ページには、次の情報が表示されます。

セクション	説明
デバイス名	スキャンが実行されたデバイスです。
ベンチマーク - プロファイル	ベンチマークで使用された特定のプロファイルです。
スキャンされました	スキャンが実行された日時です。
成功	デバイスが合格したルールの数です。
失敗	デバイスが不合格となったルールの数です。
その他	error、unknown、not checked、not applicable、informationalのようなその他の値が返されたルールの数です。 XCCD仕様では、「not selected」も定義されていますが、結果からは除外されます。
合計	実行されたルールの合計数です。
コンプライアンス	合格したルールの割合（%）です。
スコア	ベンチマークによって定義されているデフォルトのスコアです。
結果	スキャンの結果（成功または失敗）。