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NetVault Plug-in for Exchange 12.0 - ユーザー・ガイド

NetVault Backup Plug-in for Exchange- はじめに Exchangeデータ保護戦略の定義 Exchange Serverシステム構築計画 プラグインのインストールと削除 プラグインの設定 データのバックアップ データのリストア
リストアとリカバリの概要 プラグインを使用したデータのリストア 高度なリストア手順の使用
トラブルシューティング

増分バックアップ・シーケンスのリストア

たとえば、毎週日曜日の夜11:00にフル・バックアップが実行され、さらに月曜日から土曜日の午後11:00に増分バックアップが実行されているとします。リカバリは水曜日に実行されているので、日曜日のフル・バックアップと、続く月曜日、火曜日の増分バックアップがリストアされる必要があります。

増分バックアップ・シーケンスのリカバリを実行するには、以下のトピックで説明する手順に従います。

1
[ナビゲーション]パネルで、[リストア・ジョブ作成]をクリックします。
2
[リストア・ジョブ作成 - セーブセットの選択]ページで、[プラグイン・タイプ]リストから[Plug‑in for Exchange]を選択します。
4
[セレクション・セット作成]ページで、リストアするオブジェクトを選択します。
たとえば、インフォメーション・ストア全体やリストア対象データの選択で示されているような破損データベースのみなど。
6
[プラグイン・オプションの編集]をクリックして、[リストアおよびリカバリ・オプション]タブで以下のオプションを選択します。
[バックアップ・タイプ][フル]にラベルされていることを確認します。
[リストア方法]セクションで、[Extensible Storage Engine (ESE)]または[Volume Shadow Copy Services (VSS)]を選択します。
[リストアオプション]セクションで、[バックアップからファイルをリストアします]を選択し、[パラレル・ストリームの最大数]を入力し、[リストア前にデータベースのマウントを解除]を選択します。
[リカバリオプション]セクションで、[リカバリを実行する]オプションを選択解除します。その他すべてのオプションは無効になります。
7
[セキュリティ]タブをクリックし、適切な[認証詳細]を入力します。
1
[ナビゲーション]パネルで、[リストア・ジョブ作成]をクリックします。
2
[リストア・ジョブ作成 - セーブセットの選択]ページで、[プラグイン・タイプ]リストから[Plug‑in for Exchange]を選択します。
4
[セレクション・セット作成]ページで、リストアするオブジェクトを選択します。
5
[プラグイン・オプションの編集]をクリックして、[リストアおよびリカバリ・オプション]タブで以下のオプションを選択します。
[バックアップ・タイプ][増分]にラベルされていることを確認します。
[リストア方法]セクションで、[Extensible Storage Engine (ESE)]または[Volume Shadow Copy Services (VSS)]を選択します。
[リストアオプション]セクションで、[バックアップからファイルをリストアします]を選択し、[パラレル・ストリームの最大数]を入力します。
[リカバリオプション]セクションで、[リカバリを実行する]オプションを選択解除します。その他すべてのオプションは無効になります。
6
[セキュリティ]タブをクリックし、適切な[認証詳細]を入力します。
8
シーケンスでの最後の増分を除き、Step 1Step 7をすべての追加増分バックアップに順番通りに繰り返します。
2
[リストア・ジョブ作成 - セーブセットの選択]ページで、[プラグイン・タイプ]リストから[Plug‑in for Exchange]を選択します。
4
[セレクション・セット作成]ページで、前述したすべての増分バックアップのリストア・ジョブでリストアされたデータ・アイテムを参照し、リストア用にそれらとまったく同一のアイテムを選択します。
5
[プラグイン・オプションの編集]をクリックして、[リストアおよびリカバリ・オプション]タブで以下のオプションを選択します。
[バックアップ・タイプ][増分]にラベルされていることを確認します。
[リストア方法]セクションで、[Extensible Storage Engine (ESE)]または[Volume Shadow Copy Services (VSS)]を選択します。
[リストアオプション]セクションで、[バックアップからファイルをリストアします]を選択し、[パラレル・ストリームの最大数]を入力します。
[リカバリオプション]セクションで、以下のオプションを選択します。
最新の差分バックアップがリストア用に選択されている場合、[現在のログを再生]オプションを選択します。リストア用に選択された差分バックアップが最新でない場合、つまり利用可能な最後の差分バックアップ・ジョブの前の特定時点へExchange Serverをリストアしている場合、[現在のログを再生]を選択解除します。
6
[セキュリティ]タブをクリックし、適切な[認証詳細]を入力します。

フルおよび差分バックアップ・シーケンスのリストア

たとえば、毎週日曜日の夜11:00にフル・バックアップが実行され、さらに月曜日から土曜日の午後11:00に差分バックアップが実行されているとします。リカバリが火曜日に実行されている場合、日曜日のフル・バックアップと、月曜日の差分バックアップがリストアされる必要があります。また、たとえば、木曜日にリカバリを実行する場合、日曜日のフル・バックアップと水曜日の差分バックアップをリストアする必要があります。

フルおよび差分バックアップのリカバリを実行するには、以下のトピックで説明する手順に従います。

1
[ナビゲーション]パネルで、[リストア・ジョブ作成]をクリックします。
2
[リストア・ジョブ作成 - セーブセットの選択]ページで、[プラグイン・タイプ]リストから[Plug‑in for Exchange]を選択します。
4
[セレクション・セット作成]ページで、リストアするオブジェクトを選択します。
たとえば、インフォメーション・ストア全体やリストア対象データの選択で示されているような破損データベースのみなど。
6
[プラグイン・オプションの編集]をクリックして、[リストアおよびリカバリ・オプション]タブで以下のオプションを選択します。
[バックアップ・タイプ][フル]にラベルされていることを確認します。
[リストア方法]セクションで、[Extensible Storage Engine (ESE)]または[Volume Shadow Copy Services (VSS)]を選択します。
[リストアオプション]セクションで、[バックアップからファイルをリストアします]を選択し、[パラレル・ストリームの最大数]を入力し、[リストア前にデータベースのマウントを解除]を選択します。
[リカバリオプション]セクションで、[リカバリを実行する]オプションを選択解除します。その他すべてのオプションは無効になります。
7
[セキュリティ]タブをクリックし、適切な[認証詳細]を入力します。
1
[ナビゲーション]パネルで、[リストア・ジョブ作成]をクリックします。
2
[リストア・ジョブ作成 - セーブセットの選択]ページで、[プラグイン・タイプ]リストから[Plug‑in for Exchange]を選択します。
4
[セレクション・セット作成]ページで、リストアするオブジェクトを選択します。
たとえば、インフォメーション・ストア全体やリストア対象データの選択で示されているような破損データベースのみなど。
5
[プラグイン・オプションの編集]をクリックして、[リストアおよびリカバリ・オプション]タブで以下のオプションを選択します。
[バックアップ・タイプ][DIFFERENTIAL]にラベルされていることを確認します。
[リストア方法]セクションで、[Extensible Storage Engine (ESE)]または[Volume Shadow Copy Services (VSS)]を選択します。
[リストアオプション]セクションで、[バックアップからファイルをリストアします]を選択し、[パラレル・ストリームの最大数]を入力します。
[リカバリオプション]セクションで、以下のオプションを選択します。
最新の差分バックアップがリストア用に選択されている場合、[現在のログを再生]オプションを選択します。リストア用に選択された差分バックアップが最新でない場合、つまり利用可能な最後の差分バックアップ・ジョブの前の特定時点へExchange Serverをリストアしている場合、[現在のログを再生]を選択解除します。
6
[セキュリティ]タブをクリックし、適切な[認証詳細]を入力します。

高度なリストア手順の使用

このトピックでは、プラグインで実行することができるその他の(オプション)リストア操作について説明します。

ストレージ・グループ/メールボックス・データベースの名前変更

サポートされているバックアップ方式:ESEおよびVSS(2007および2010)

Plug‑in for Exchangeにより、VSSベース・リストア中にストレージ・グループ/メールボックス・データベースを別の名前にリストアすることができます。名前変更は、既存のバージョンを上書きしたくない場合やストレージ・グループ/メールボックス・データベースのコピーを作成する場合に便利です。リストアを初期化する前に、以下の前提条件を満たす必要があります。

リストアを初期化する前に、以下の前提条件を満たす必要があります。

対象となるストレージ・グループが存在すること:対象となるストレージ・グループがExchangeシステム マネージャまたはExchange管理コンソール内に作成されている必要があります。
データベースが元のデータベース名と一致していること:対象となるストレージ・グループ内のデータベース名は、元のストレージ・グループ内のデータベース名と一致している必要があります。
データベース・ファイル名が元のデータベース・ファイル名と一致していること:対象となるストレージ・グループ内のデータベース・ファイル名が、元のストレージ・グループ内のデータベース・ファイル名と一致している必要がありますが、対象となるストレージ・グループ用のデータベース・ファイル・パスまたはディレクトリは異なっても構いません。
対象となるメールボックス・データベースが存在すること:対象となるメールボックス・データベースがExchangeシステム・マネージャまたはExchange管理コンソール内に作成されている必要があります。
データベースが元のデータベース名とは異なること:対象となるメールボックス・データベース内のデータベース名は、元のメールボックス・データベース内のデータベース名とは異なる必要があります。
データベース・ファイル名が元のデータベース・ファイル名と異なること:対象となるメールボックス・データベース内のデータベース・ファイル名が、元のメールボックス・データベース内のデータベース・ファイル名とは異なる必要があります。

名前変更プロセスを完了するには、以下の手順に従います。

1
前提条件を満たしたら、[リストア・ジョブ作成]をクリックします。
2
[プラグイン・タイプ]リストから[Plug‑in for Exchange]を選択します。
3
リストア対象データの選択」で説明した手順に従って、バックアップ・セーブセットからリストアするストレージ・グループ/メールボックス・データベースを選択し、[次へ]をクリックします。
4
[セレクション・セット作成]ページで、名前を変更するストレージ・グループ/メールボックス・データベースをクリックし、コンテキスト・メニューから[名前の変更]を選択します。
5
[名前変更/再配置]ダイアログ・ボックスの[名前変更]ボックスに既存のターゲット・ストレージ・グループ/メールボックス・データベースの名前を入力して、[OK]をクリックします。
6
リストア・オプションの設定」および「リストア・ジョブのファイナライズと実行」の説明に従って、リストア手順を続行します。
7
Exchange 管理シェルを開きます。
<ソース・データベース>はリストア元のデータベースの名前、<ターゲット・データベース>はリストア先のデータベースの名前です。
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