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NetVault Plug-in for Exchange 12.0 - ユーザー・ガイド

NetVault Backup Plug-in for Exchange- はじめに Exchangeデータ保護戦略の定義 Exchange Serverシステム構築計画 プラグインのインストールと削除 プラグインの設定 データのバックアップ データのリストア
リストアとリカバリの概要 プラグインを使用したデータのリストア 高度なリストア手順の使用
トラブルシューティング

ローカル・インストールの実行

1
[ナビゲーション]パネルで、[クライアント管理]をクリックします。
2
[クライアント管理]ページで、Exchange Serverがあるマシンを選択して、[管理]をクリックします。
3
[クライアント表示]ページで、[プラグインのインストール]ボタン()をクリックします。
4
[プラグイン・ファイルの選択]をクリックして、プラグインの.npkインストール・ファイルの場所(インストール用CDや、Webサイトからファイルをダウンロードしたディレクトリなど)へ移動します。
5
ファイル「exs-x-x-x-x-x.npk」xxxxxはバージョン番号とプラットフォームを表す)を選択し、[開く]をクリックします。
6
インストールを開始するには、[プラグインのインストール]をクリックします。

リモート・インストールの実行

このプロセスはプラグイン固有のものではありません。詳細については、『QuestNetVault Backupアドミニストレーターズ・ガイド』のクライアントおよびプラグイン・パッケージの展開に関するトピックを参照してください。

1
[ナビゲーション]パネルで、[ガイド付き設定]をクリックします。
2
[NetVault設定ウィザード]ページで、[ソフトウェアのインストール/クライアントの追加]をクリックします。
3
[ソフトウェアの選択/クライアントの追加]ページで[リモート・マシンにNetVaultソフトウェアをインストール]を選択します。
4
[パッケージ・ストア]リストで、利用可能なリポジトリを選択します。
6
[展開するパッケージの選択]ダイアログで、ファイル「exs-x-x-x-x-x.npk」xxxxxはバージョン番号とプラットフォームを表す)を選択し、[OK]をクリックします。
7
[次へ]をクリックします。
8
[NetVaultソフトウェアをインストールするマシン]ページで適切なマシンを選択します。
9
アップグレードをインストールする場合、[既存のNetVaultクライアント・インストールのアップグレードを許可]を選択します。
11
プラグインが正常にインストールされたら、[次へ]をクリックしてプロセスを完了します。

高可用性システムでのプラグインのインストールまたはアップグレード

クラスタ化環境へのPlug‑in for Exchangeのインストール手順は、スタンドアロン・システムへのインストール手順とは異なります。このプロセスは、NetVault Backupサーバーに仮想クライアントを作成することで完了します。仮想クライアントとは、クラスタ内のノードとホストのグループです。このクラスタは、NetVault Backupサーバーからは、1つのクラスタ化されたリソース(Exchange Server仮想サーバーなど)をバックアップするために作成される、1つのクライアントとして認識されます。仮想クライアントの作成プロセスでは、プラグインがNetVault Backupサーバーからクラスタ内の選択したノードに転送され、その選択された各ノードにインストールされます。

シングル・ロケーションにおけるデータベース可用性グループ(DAG)で説明しているように、DAG管理用に仮想クライアントを作成することにより、クラスタ内に含まれる各ノードにPlug‑in for Exchangeがインストールされます。このプロセス中は、必ずNetVault Backupクライアントを各ノードにインストールし、そのNetVault Backupクライアントを、DAG用に作成した仮想クライアントに追加する必要があります。このプロセスにより、利用可能なデータベースが確実にバックアップ・プロセスに含まれます。

仮想クライアントの作成

WebUIを使用して仮想クライアントをNetVault Backupサーバーに追加するときは、仮想クライアントのアドレスを指定します。NetVault Backupサーバーはこのアドレスを使用して、バックアップ・ジョブを開始するために接続するNetVault Backupの実クライアント(Exchange Server)を特定します。

仮想クライアントの作成プロセスはプラグイン固有ではありません。詳しくは、『QuestNetVault Backupアドミニストレーターズ・ガイド』でクラスタ機能に関するトピックを参照してください。ただし、管理アクセス・ポイントを持つ任意の種類の高可用性システムと、アクセス・ポイントを使用しないDAGシステムとでは、プロセスは異なります。

アクセス・ポイントを使用するシステムへの仮想クライアント作成プロセスでは、以下の点を考慮します。

関連するクラスタ・ノードのみを仮想クライアントに追加する:仮想クライアントの作成に含める予定のホストは、それらのノードに限るか、またはDAG、SCCまたはCCRシステムを構成するExchange Mailbox Serverである必要があります。仮想クライアントの作成中は、Exchange仮想クラスタのIPアドレス、またはExchange仮想クラスタ名のいずれかを指定する必要があります。仮想クライアントの作成後、プラグインはすべての指定クラスタ・ノードに転送され、ローカルにインストールされます。
インストール済みPlug‑in for Exchangeは、仮想クライアントを使用したDAG、SCC、またはCCRシステムのバックアップ/リストアに使用することができます。
仮想クライアントに名前を付ける:NetVault Backup仮想クライアント名として、QuestではExchange Serverに割り当てられた仮想サーバーのネットワーク名を使用することを強くお勧めします。NetVault Backupでは、仮想クライアントを参照するときに、クラスタ・アプリケーションを現在管理しているノードが特定され、そのExchange Serverインスタンスが表示されます。仮想クライアント名としてExchange Serverの仮想サーバー・ネットワーク名と同じ名前を設定しておけば、仮想クライアントに対応するExchange Serverインスタンスをより簡単に識別できます。

管理アクセス・ポイントがある高可用性システムの場合、入力する仮想クライアント・アドレスはクラスタの仮想IPアドレスまたはネットワーク名です。ただし、管理アクセス・ポイントのないDAG(IP-less DAGまたはno-CNO DAGとも呼ばれる)の場合、DAGの実クライアント(Exchange Server)のいずれかに対応する固定IPアドレスまたはネットワーク名を使用するNetVault Backup仮想クライアントを作成する必要があります。

管理アクセス・ポイントのないDAGへの仮想クライアントの作成は、管理アクセス・ポイントがあるDAGに仮想クライアントを作成する場合とは若干異なります。DAGに管理アクセス・ポイントがない場合は、DAGに含まれている、NetVault Backupクライアント・ソフトウェアがインストールされているいずれかのExchange ServerのIPアドレスまたはネットワーク名を入力します。この場合、仮想クライアントのアドレスは常に、DAGではなく、選択したExchange Server(実クライアント)に解決されます。

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