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NetVault Plug-in for Exchange 12.0 - ユーザー・ガイド

NetVault Backup Plug-in for Exchange- はじめに Exchangeデータ保護戦略の定義 Exchange Serverシステム構築計画 プラグインのインストールと削除 プラグインの設定 データのバックアップ データのリストア
リストアとリカバリの概要 プラグインを使用したデータのリストア 高度なリストア手順の使用
トラブルシューティング

Local Continuous Replication(LCR、ローカル連続レプリケーション)

サポートされているバックアップ方式:ESE(アクティブ・コピーのみ)およびVSS(アクティブまたはパッシブ・コピー)

LCRは、単一Exchange Mailbox Serverソリューションで、ビルトインの非同期ログ転送テクノロジーを使用して、2番目のディスク・セットにストレージ・グループのコピーを作成、管理します。この2番目のセットは、プロダクション・ストレージ・グループとして同一サーバーに接続されています。LCRにはログ転送、ログ再生、およびデータのセカンダリ・コピーへのマニュアル・スイッチが用意されています。詳しくは、http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/bb125195.aspxの「Exchange 2007、ローカル連続レプリケーション」を参照してください。

あるLCRシステム構築では、Plug‑in for Exchangeは単一Exchange Mailbox Serverにインストールされています。

Single Copy Cluster(SCC、シングル・コピー・クラスタ)またはフェイルオーバー・クラスタ

Plug‑in for Exchange 必要なライセンス: Plug‑in for Exchange Enterprise Edition Cluster Support

SCCまたはフェイルオーバー・クラスタは、クラスタ化ソリューションのひとつで、クラスタ内のノード間で共有するストレージ上でストレージ・グループの単一コピーを使用します。SCCシステム構築では、Plug‑in for Exchangeはどのノードがアクティブか認識し、ストレージ・グループのアクティブ・コピーのバックアップを実行します。リストア処理中は、データはアクティブ・ノードにリストアされます。Exchange 2007シングル・コピー・クラスタについて詳しくは、次のサイトの「シングル・コピー・クラスタ」を参照してください:http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/bb125217.aspx.

あるSCCシステム構築では、プラグインはExchange仮想サーバーにインストールされています。Exchange仮想サーバーは、クラスタを構成するノードとホストのグループです。NetVault BackupServerはクラスタを仮想クライアントと呼ばれる単一クライアントとみなします。仮想サーバーにPlug‑in for Exchangeをインストールする場合、プラグインはNetVault Backupのクラスタ・サポートを使用してすべてのノードにインストールされます。NetVault Backupの仮想クライアントは、単一のクラスタ化リソースのバックアップに使用され、この例ではExchange Virtual Serverに相当します。

Cluster Continuous Replication(CCR、クラスタ連続レプリケーション)

サポートされているバックアップ方式:ESE(アクティブ・コピーのみ)およびVSS(アクティブまたはパッシブ・コピー)
Plug‑in for Exchange 必要なライセンス: Plug‑in for Exchange Enterprise Edition Cluster Support

CCRは、クラスタ化ソリューションの1つで、ビルトインの非同期ログ転送を使用して、フェイルオーバー・クラスタ内のセカンダリ・サーバー上に各ストレージ・グループのコピーを作成し管理します。CCRは1つまたは2つのデータ・センターのソリューションであり、高可用性とサイト復元の両方を提供します。Microsoftによると、CCRはExchange2007内でデータベース障害リカバリ機能を使用して、データベースのアクティブ・コピーに実施された変更について、データベースのセカンダリ・コピーの更新を連続的かつ非同期的に可能にします。CCR環境におけるパッシブ・ノードのインストール中は、各ストレージ・グループおよびそのデータベースはアクティブ・ノードからパッシブ・ノードへコピーされます。この操作はシーディングと呼ばれ、レプリケーション用データベースのベースラインを提供します。初期シーディングの実行後に、続いてログのコピーと再生が実行されます。詳しくは、http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/bb124521.aspxの「クラスタ連続レプリケーション」を参照してください。

あるCCRシステム構築では、プラグインはExchange仮想サーバーにインストールされています。Exchange仮想サーバーは、クラスタを構成するノードとホストのグループです。NetVault BackupServerはクラスタを仮想クライアントと呼ばれる単一クライアントとみなします。仮想サーバーにPlug‑in for Exchangeをインストールする場合、プラグインはNetVault Backupのクラスタ・サポートを使用してすべてのノードにインストールされます。NetVault Backupの仮想クライアントはExchange Virtual Serverのアクティブまたはパッシブ・ノードのいずれかのバックアップに使用されます。

Plug‑in for Exchangeでは、Exchange Mailbox Serverのアクティブ・ノードまたはパッシブ・ノードをバックアップ用のソースとして選択することができます。バックアップ・パッシブ・ノードを使用することで、アクティブ・ノードの負荷を軽減します。リストア・プロセス中は、リストアは常にアクティブ・ノードを対象に実行されます。

プラグインのインストールと削除

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