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KACE Systems Management Appliance 14.0 Common Documents - Administrator Guide (Japanese)

KACE システム管理アプライアンスについて
アプライアンスコンポーネントについて 管理者コンソールについて
組織コンポーネントが有効化されていない場合の管理者モードで使用可能なコンポーネント 組織コンポーネントが有効化されている場合の管理者モードで使用可能なコンポーネント 組織コンポーネントが有効化されている場合のシステムモードで使用可能なコンポーネント 「ホーム」コンポーネントの使用 情報の検索およびリストのフィルタリング 管理者コンソールへのログイン:初めてネットワークを構成した後の最初のログイン
はじめに
アプライアンスの設定
要件と仕様 アプライアンスの電源投入と管理者コンソールへのログイン コマンドラインコンソールへのアクセス 設定の変更追跡 システムレベルおよび管理者レベルの一般設定項目の設定 アプライアンスの日付と時刻の設定 ユーザー通知の管理 すべてのユーザーに対して 2 要素認証を有効にする ポート設定、NTPサービス、およびWebサイトアクセスの検証 ネットワーク設定とセキュリティ設定の構成 セッションタイムアウトと自動更新設定の構成 ロケール設定の構成 デフォルトテーマの設定 データ共有の基本設定の構成 DIACAPコンプライアンス要件について モバイルデバイスによるアクセスの設定 組織およびリンク先アプライアンスの高速切り替えの有効化 Quest KACEアプライアンスのリンク 履歴設定の定義 コンテンツセキュリティポリシーの設定
アイテムのグループを管理するためのラベルのセットアップおよび使用 ユーザーアカウント、LDAP認証、およびSSOの設定
ユーザーアカウントおよびユーザー認証について ロケール設定について システムレベルユーザーアカウントの管理 組織ユーザーアカウントの管理 ユーザープロファイルの表示または編集 LDAPサーバーを使用したユーザー認証 LDAPサーバーからのユーザーのインポート シングルサインオン(SSO)について シングルサインオンの有効化および無効化 Active Directory を使用したシングルサインオン シングルサインオン用に SAML を構成する ユーザーセッションの確認
管理対象デバイスへの KACE エージェントの展開 レプリケーション共有の使用 資格情報の管理 資産の設定
資産管理コンポーネントについて 資産管理ダッシュボードの使用方法 資産管理について 資産タイプの追加とカスタマイズおよび資産情報の維持 ソフトウェア資産の管理 物理的資産と論理的資産の管理 手動資産情報の維持および使用 場所の管理 契約の管理 ライセンスの管理 購入レコードの管理
ライセンスコンプライアンスの設定 ライセンスコンプライアンスの管理 サービスデスクの設定 サービスデスクウィジェットのキャッシュライフタイムの設定 組織の作成と管理 アプライアンスリソースのインポートとエクスポート
インベントリの管理
インベントリダッシュボードの使用 デバイス検出の使用 デバイスインベントリの管理
デバイスの管理について 各デバイス管理方法で使用可能な機能 インベントリ情報について インベントリ設定に対する変更の追跡 インベントリ情報の管理 デバイスの検出および管理 アプライアンスへの KACE エージェントの登録 KACE エージェントのプロビジョニング
ファイル共有を有効にする Windows デバイスでの GPO プロビジョニングツールを使用した KACE エージェントのプロビジョニング オンボードプロビジョニングを使用した KACE エージェントのプロビジョニング プロビジョニングスケジュールの管理 エージェント通信の管理 管理対象デバイスでの KACE エージェントの更新
KACE エージェントを手動展開する
エージェントのインストールファイルの取得 Windows デバイス上で KACE エージェントを手動展開する Linux デバイスでの手動による KACE エージェントの展開およびアップグレード Linuxデバイス上でのエージェントに関する操作の実行 Mac デバイスでの手動による KACE エージェントの展開およびアップグレード Macデバイス上でエージェントに関するその他の操作を実行する エージェントによって収集された情報の表示
エージェント不要の管理の使用 管理者コンソールでの、または API を使用したデバイスの手動追加 インベントリ更新の強制実行 MIAデバイスの管理 Dell保証情報の取得
ソフトウェア ページでのアプリケーション管理
ソフトウェア ページについて インベントリ設定に対する変更の追跡 ソフトウェア ページインベントリ内のアプリケーションの追加と削除 ソフトウェア資産の作成 ソフトウェア脅威レベルとカテゴリの使用 アプリケーションの検索とラベル作成 ITNinjaフィードの管理
ソフトウェアカタログインベントリの管理
ソフトウェアカタログについて ソフトウェアカタログ情報の表示 ソフトウェアカタログへのアプリケーションの追加 ソフトウェアカタログのアプリケーションに関するライセンス資産の管理 管理対象インストールとカタログ登録済みソフトウェアの関連付け ソフトウェアメータリングの使用 アプリケーション制御の使用 ソフトウェアカタログの更新および再インストール
プロセス、スタートアッププログラム、およびサービスインベントリの管理 カスタムインベントリルールの記述
管理対象デバイスへのパッケージの展開
ソフトウェアの配布とWake On LANの使用
ソフトウェアの配布について 配布設定に対する変更の追跡 配布パッケージのタイプ アプライアンスからのパッケージの配布 代替のダウンロード場所およびレプリケーション共有からのパッケージの配布 Mac OS Xデバイスへのアプリケーションの配布 管理対象インストールの使用 ファイル同期の作成および使用 Wake On LANの使用 管理対象インストールのエクスポート
管理対象デバイスへの警告のブロードキャスト 管理対象デバイスでのスクリプトの実行 タスクチェーンの使用
デバイスのパッチ適用とセキュリティの維持
セキュリティダッシュボードの使用 パッチ管理について パッチのサブスクライブとダウンロード パッチスケジュールの作成および管理 パッチインベントリの管理 Windows 機能更新プログラムの管理 Dellデバイスおよびアップデートの管理 Linux パッケージアップグレードの管理 隔離された添付ファイルを管理する
レポートの使用と通知のスケジュール デバイスの監視
監視の開始 監視プロファイルの操作 デバイスの監視の管理 警告の操作
サービスデスクの使用
サービスデスクの設定
システム要件 サービスデスクについて 設定作業の概要 別のシステムからのチケットのインポート サービスデスクの営業時間と休業日の設定 サービスレベル契約の設定 サービスデスクチケットキューの設定 チケット設定の構成 ユーザーコンソールホームページのカスタマイズ 満足度調査の利用 サービスデスクの添付ファイルのセキュリティの有効化または無効化
サービスデスクダッシュボードの使用 サービスデスクのチケット、プロセス、およびレポートの管理
サービスデスクチケットのライフサイクルの概要 管理者コンソールおよびユーザーコンソールからのチケットの作成 Eメールによるチケットの作成と管理 チケットの表示およびコメントや作業や添付ファイルの管理 チケットのマージ チケットのエスカレーションプロセスの使用 サービスデスクプロセスの使用 チケットルールの使用 サービスデスクレポートの実行 チケットのアーカイブ、復元、削除 チケット削除の管理
サービスデスクチケットキューの管理 ユーザーダウンロードおよびサポート技術情報記事について サービスデスクチケット設定のカスタマイズ SMTP Eメールサーバーの設定
メンテナンスとトラブルシューティング
アプライアンスのメンテナンス
設定の変更の追跡 アプライアンスバックアップについて アプライアンスの復元 アプライアンスソフトウェアの更新 アプライアンスの再起動またはシャットダウン 日次実行出力の理解
アプライアンスのトラブルシューティング
付録 用語集 当社について 法的情報

デフォルトスクリプトについて

デフォルトスクリプトについて

デフォルトスクリプトは、デバイスでインベントリの報告、デバイスでのデバッグの有効化と無効化、デバイスのシャットダウン、およびデバイスでのその他のタスクのリモートでの実行を強制的に実行するために使用できる、事前設定済みのスクリプトです。

Table 27. デフォルトスクリプト

スクリプト名

説明

C:ドライブを最適化する

デバイスのドライブCを最適化します。

強制的にチェックイン

KACE エージェントがインストールされた Windows デバイスを強制的にインベントリしてアプライアンスと同期させます。

強制的なチェックイン(Mac/Linux)

KACE エージェントがインストールされた Mac および Linux デバイスを強制的にインベントリしてアプライアンスと同期させます。

インベントリスタートアッププログラムの修正

一部のデバイス上では、レジストリエントリが欠損していると、system32ディレクトリのすべてのコンテンツが、スタートアッププログラムとしてレポートされます。このスクリプトは、欠損がある場合にレジストリエントリを修正します。

DOSコマンドの発行例

Windows デバイス上で DOS-DIR コマンドを発行します。DOSコマンドの実行例として使用されます。

Macコマンドの発行例

AppDir.txt コマンドを発行して、Mac OS X の Applications ディレクトリの内容を表示します。Mac OS X上でのコマンドの実行例として使用されます。

K1000 は詳細な DDPE インベントリ(Windows)を有効化

Dell Data Protection | Encryption エージェントによってポリシーデータがファイルシステムに書き込まれるようにするレジストリキーを設定します。これにより、KACE エージェントはより詳細なインベントリコレクションを実行できます。Windows PowerShell 2.0 以降が必要です。

K1000リモートコントロールを無効にする

ターミナルサービスを適切に設定することにより、Windows XP Professionalでアプライアンスのリモートコントロール機能を無効にします。

K1000リモートコントロールを有効にする

ターミナルサービスを適切に設定することにより、Windows XP Professionalでアプライアンスのリモートコントロール機能を有効にします。

リムーバブルドライブを読み取り専用にする

リムーバブルドライブを、読み取り専用としてのみマウントできるようにします。このアクションにより、データへの未承認のアクセスを制御します。

リムーバブルドライブを読み取り/書き込みにする

リムーバブルドライブのプロパティを、読み取り/書き込み可能としてマウントできるように設定します。

メッセージウィンドウのスクリプト例

メッセージウィンドウの使用例を示します。スクリプトが適切に機能するためには、メッセージウィンドウの作成/破棄コマンドを適切に組み合わせておく必要があります。次のいずれかのイベントが発生するまで、メッセージウィンドウが表示されたままになります。

Macをスリープ状態にする

Mac OS Xデバイスをスリープモードにします。

KUIDをリセットする

Windowsデバイスを識別するレジストリキーを削除して、新しいキーを生成できるようにします。ResetKUIDRunOnce レジストリフラグを使用して、デバイスごとに 1 回実行します。

Macをシャットダウンする

Mac OS Xデバイスの電源をオフにします。

Macの再通知付きシャットダウン

実行前にユーザーに警告機能を使用して、管理者がシャットダウンを再通知できるようにするオンライン KScript の例です。

Windowsシステムをシャットダウンする

ユーザーにメッセージが表示されている間の遅延を秒単位で指定します。サイレントモードですぐにデバイスをシャットダウンするには、-t パラメータを省略します。

Windowsシステムの再通知付きシャットダウン

実行前にユーザーに警告機能を使用して、管理者がシャットダウンを再通知できるようにするオンライン KScript の例です。

USBドライブを無効にする

USBドライブの使用を無効にします。

USBドライブを有効にする

USBドライブの使用を有効にします。

スクリプトの追加と編集

スクリプトの追加と編集

管理者コンソールを使用してスクリプトを追加または編集できます。

スクリプトを追加および編集するには、次のいずれかを実行します。

トークン置換変数

トークン置換変数

トークン置換値を使用して、スクリプトに変数を追加します。次のリストに、スクリプトのXMLで使用できるトークン置換値を示します。実行時に、これらの変数はデバイス上で該当する値に置き換えられます。

Table 28. トークン置換値

アイテム

説明

$(KACE_DEPENDENCY_DIR)

このスクリプトのどのスクリプト依存関係もクライアントにダウンロードされて、このフォルダに配置されます。

5.2以上: $(KACE_DATA_DIR)\kbots_cache\packages\kbots\xxx

5.1:$(KACE_INSTALL)\packages\kbots\xxx

$(KACE_SYS_DIR)

$(KBOX_SYS_DIR)

エージェントデバイスのシステムディレクトリ。

両方とも同意語です。優先: $(KACE_SYS_DIR)

Windows: C:\Windows\System32

Mac OS X/

Linux: /

$(KACE_MAC_ADDRESS)

$(MAC_ADDRESS)

$(KBOX_MAC_ADDRESS)

エージェントデバイスのプライマリイーサネットMACアドレス。

すべて同意語です。優先: $(KACE_MAC_ADDRESS)

$(KACE_IP_ADDRESS)

$(KBOX_IP_ADDRESS)

エージェントのローカルIPアドレス(KACE_MAC_ADDRESSのネットワークエントリに対応)(http://kace.kbox.com:80)。

両方とも同意語です。優先: $(KACE_IP_ADDRESS)

$(KACE_SERVER_URL)

サーバー、ポート、およびurlプレフィックスの組み合わせ(http://kace.kbox.com:80)。

$(KACE_SERVER)

アプライアンスサーバのホスト名(kbox)。

$(KACE_SERVER_PORT)

アプライアンスサーバへの接続時に使用するポート(80/433)。

$(KACE_SERVER_URLPREFIX)

アプライアンスサーバへの接続時に使用する Web プロトコル(http/https)。

$(KACE_COMPANY_NAME)

サーバーの設定ページからのエージェントの設定のコピー。

$(KACE_KUID)

$(KBOX_MACHINE_ID)

このエージェントに割り当てられた固有のQuest KACE ID。

両方とも同意語です。優先: $(KACE_KUID)

$(KACE_APP_DIR)

Quest KACEエージェントとプラグインが配置されているインストールディレクトリ。

より古いエージェントの場合、これは$(KACE_INSTALL)にマップされます。

Windows: C:\Program Files\Quest\KACE\ または C:\Program Files (x86)\Quest\KACE\

Mac OS: /Library/Application Support/Quest/KACE/bin

Linux: /opt/quest/kace/bin

$(KACE_DATA_DIR)

実行可能ファイル、スクリプト、パッケージなど用のインストールディレクトリ。

より古いエージェントの場合、これは$(KACE_INSTALL)にマップされます。

Windows Vista以降: C:\ProgramData\Quest\KACE\

Mac OS: /Library/Application Support/Quest/KACE/data

Linux: /var/quest/kace

$(KACE_AGENT_VERSION)

インストールされたエージェントのバージョン番号を置き換えます。"5.2.12345"。

5.2以上のみ

$(KACE_AGENT_ARCH)

インストールされたエージェントのアーキテクチャを置き換えます(x86/x64)。

5.2以上のWindowsのみ

$(KACE_HARDWARE_ARCH)

物理ハードウェアのアーキテクチャを置き換えます(x86/x64)。

5.2以上のWindowsのみ

$(KACE_OS_FAMILY)

エージェント管理対象デバイスのオペレーティングシステムに応じて、Windows、Mac、またはLinuxを置き換えます。

5.2以上のみ

$(KACE_OS_ARCH)

Microsoft Windowsのインストールされたバージョンに応じて、x86またはx64を置き換えます。

5.2以上のWindowsのみ

オフライン KScript、オンライン KScript、またはオンラインシェルスクリプトの追加

オフライン KScript、オンライン KScript、またはオンラインシェルスクリプトの追加

KScriptの追加、スクリプトを実行するデバイスの指定、および実行するスクリプトのスケジュールを必要に応じて行うことができます。

オフラインKScriptとオンラインKScriptには1つ以上のタスクが含まれます。各 タスク セクション内には、さらにスクリプトの動作を定義できる 検証修復 のセクションがあります。セクションを空白にした場合、そのセクションはデフォルトで「正常終了」になります。

1.
スクリプトの詳細 ページに移動します。
a.
アプライアンス管理者コンソール(https://appliance_hostname/admin)にログインします。または、管理ヘッダーに組織メニューを表示 オプションがアプライアンスの 一般設定 で有効になっている場合は、ページの右上隅で、ログイン情報の横にあるドロップダウンリストから組織を選択します。
b.
左側のナビゲーションバーで、スクリプト作成 をクリックして、スクリプト をクリックします。
c.
アクションの選択 > 新規作成 を選択します。
2.
設定 タブで、スクリプトの設定項目を次のように指定します。

オプション

説明

名前

スクリプト リストの他のスクリプトと区別するための、対象スクリプトを表す意味のある名前。

TIP: スクリプト ページでは、1 つまたは複数のスクリプトを有効または無効にできます。これを行うには、テーブルで選択し、をクリックして、必要に応じて 有効 または 無効 をクリックします。

有効

スクリプトを有効にし、ターゲットデバイス上で実行するかどうか。スクリプトの編集とテストが完了して、実行準備ができるまで、スクリプトを有効にしないでください。スクリプトはテストラベルに対して有効にしてから、すべてのデバイスに対して有効にします。

カテゴリ

スクリプトのカテゴリ。ドロップダウンリストから既存のカテゴリを選択するか、新しいカテゴリ をクリックしてカテゴリを追加します。このスクリプトにカテゴリを割り当てない場合は、このフィールドが なし に設定されていることを確認します。

スクリプト ページでは、1 つまたは複数のスクリプトに 1 つのカテゴリを割り当てることができます。これを行うには、テーブルでそれらを選択し、アクションの選択 > カテゴリ をクリックして、リストからカテゴリを選択します。
特定のカテゴリの下に現在存在するすべてのスクリプトを なし に割り当てることで、そのカテゴリを削除できます。

タイプ

スクリプトのタイプ。スクリプトのタイプは次の通りです。

オンラインKScript: ターゲットデバイスがアプライアンスに接続されている場合にのみ実行されるスクリプト。オンラインKScriptは、アプライアンスのクロックに基づいて、スケジュールされた時間に実行されます。これらのスクリプトは、スクリプト作成テンプレートを使用して作成できます。
オフラインKScript: ターゲットデバイスのクロックに基づいて、スケジュールされた時間に実行されるスクリプト。これらのスクリプトは、デバイスの起動時やユーザーのログイン時など、ターゲットデバイスがアプライアンスに接続されていないときでも実行できます。スクリプトは、スクリプト作成テンプレートを使用して作成できます。
オンラインシェルスクリプト: ターゲットデバイスがアプライアンスに接続されている場合にのみ、アプライアンスのクロックに基づいて、スケジュールされた時間に実行されるスクリプト。オンラインシェルスクリプトは、ターゲットデバイスのオペレーティングシステムによってサポートされている簡単なテキストベースのスクリプト(Bash、Perl、バッチなど)を使用して作成します。バッチファイルはWindowsでサポートされていますが、同様にさまざまなシェルスクリプト形式がターゲットデバイスの各オペレーティングシステムによってサポートされています。PowerShell スクリプトは、Windows ベースのターゲットデバイスでもサポートされています。

ステータス

スクリプトの状態。開発中(ドラフト)であるのか、ネットワークにロールアウト済み(本番)であるのか。今後のスクリプトのひな型として使用するスクリプトを作成する場合は、「テンプレート」ステータスを使用します。

説明

(オプション)スクリプトによって実行されるアクションの簡単な説明。このフィールドは、スクリプト リストでスクリプトを区別するのに役立ちます。

メモ

任意の追加情報を入力します。

3.
展開 タブで、次の展開オプションを指定します。

オプション

説明

全デバイス

すべてのデバイスに展開します。展開を特定のラベルまたはデバイスに制限するには、このチェックボックスをオフにします。

ラベルに制限

指定したラベルに属するデバイスだけに展開を制限します。ラベルを選択するには、編集 をクリックしてラベルを 展開の制限対象 ウィンドウにドラッグし、OK をクリックします。

レプリケーション共有または代替のダウンロード場所が指定されているラベルを選択した場合、デジタル資産は、アプライアンスから直接ダウンロードされるのではなく、指定されたレプリケーション共有または代替のダウンロード場所からコピーされます。

デバイス

1つまたは複数のデバイスに、展開を制限します。デバイスを検索するには、フィールドに入力し始めます。

オペレーティングシステム

アプリケーションが実行されるオペレーティングシステム。アプリケーションは、選択したオペレーティングシステムがインストールされているデバイスにのみ導入されます。

1.
2.
表示される オペレーティングシステム ダイアログボックスで、必要に応じてナビゲーションツリーで OS バージョンを選択します。

ファミリ、製品、アーキテクチャ、リリース ID、またはビルドバージョンで OS バージョンを選択するオプションがあります。必要に応じて、特定のビルドバージョンまたは親ノードを選択できます。ツリーで親ノードを選択すると、関連付けられている子ノードが自動的に選択されます。この動作により、管理対象の環境でデバイスを追加またはアップグレードするときに、将来の OS のバージョンを選択できます。例えば、Windows 10 x64 アーキテクチャに関連付けられているビルドの現在および将来のバージョンをすべて選択するには、すべて > Windows > Windows 10 の順に選択し、x64 を選択します。

4.
「Windowsを別のユーザーとして実行」設定を指定します(Windowsデバイスでのみ実行されるオンラインシェルスクリプトとKScriptの場合)。

オプション

説明

ローカルシステム

ローカルデバイス上で管理者権限を使用してスクリプトを実行します。テンプレートを使用して作成されたすべてのスクリプトに、この設定を使用します。

ログインしているユーザー

ローカルデバイスにログインしているユーザーとしてスクリプトを実行します。これは、そのユーザーのプロファイルに影響を与えます。

すべてのログインしているユーザー

デバイスにログインしているすべてのユーザーとして一度スクリプトを実行します。これは、すべてのユーザーのプロファイルに影響を与えます。

資格情報

ここで指定した資格情報のコンテキストでオンラインシェルスクリプトと KScript を実行します。ドロップダウンリストから既存の資格情報を選択するか、新しい資格情報の追加 を選択して、まだリストされていない資格情報を追加します。

詳細については、「ユーザーとパスワード資格情報の追加および編集」を参照してください。

5.
ユーザー通知 タブで、ユーザー警告設定を指定します。警告は、KACE エージェントバージョン 5.1 以上を実行する Windows デバイスおよび Mac デバイス上のオンライン KScript およびオンラインシェルスクリプトに対してのみ使用できます。

オプション

説明

実行前にユーザーに通知

ユーザーによるアクションの実行、キャンセル、または遅延を許可します。再起動が必要な場合、この設定は特に重要です。ログインしているユーザーがいない場合、スクリプトはすぐに実行されます。

オプション

次のオプションが、警告 ダイアログでユーザーに表示されます(実行前にユーザーに警告 を選択した場合に使用可能)。

OK: すぐに実行されます。
キャンセル: 次のスケジュールされた実行までキャンセルされます。
再通知: 再通知間隔 の経過後に再度プロンプトが表示されます。

ユーザーが応答することなく、タイムアウト で指定した時間が経過した場合、スクリプトはその時点で実行されます。

別のユーザーとして実行する場合の対話:

コンソールユーザーのみが、別のユーザーとして実行 の設定にかかわらず警告ダイアログを表示でき、したがって再通知かキャンセルを選択できます。

タイムアウト

アクションの実行前にダイアログが表示される期間(分単位)。この期間が経過するまでの間にユーザーがボタンを押さないと、Timeout(タイムアウト) ドロップダウンリストで指定されたアクションをアプライアンスが実行します。

タイムアウトアクション

ユーザーがオプションを選択することなく Timeout(タイムアウト) で指定した期間が経過した場合に実行されるアクション。

再通知間隔

ユーザーが 再通知 をクリックした後の期間(分単位)。この期間が経過すると、ダイアログが再度表示されます。

初期メッセージ

アクションが実行される前に、ユーザーに表示されるメッセージ。

ダイアログに表示されるロゴをカスタマイズするには、組織コンポーネントが無効になっている場合のアプライアンス一般設定項目の設定を参照してください。

6.
スケジュール タブで、次の実行オプションを指定します。

オプション

説明

なし

特定の日付や時間ではなく、イベントと連携して実行します。

n 時間ごと

指定した間隔で実行します。

毎日 HH:MM から

毎日または特定曜日の指定した時間に実行します。

実行基準 n 日 / 毎月 / 特定月 HH:MM から

毎月または指定月の、同じ日の指定した時刻に実行します。

実行基準 n / 毎月 / 特定月 HH:MM から

毎月または指定月の、指定の週の指定した時刻に実行します。

カスタム

カスタムスケジュールに従って実行します。

標準の5つのフィールドからなるcron形式を使用します(拡張cron形式はサポート対象外)。

値の指定は次の要領で行います。

スペース( ): 各フィールドはスペースで区切ります。
アスタリスク(*):アスタリスクを使用して、 値の範囲全体をフィールドに含めます。例えば、時のフィールドに指定したアスタリスクは、 毎時を示します。
コンマ(,):フィールド内の複数の値はコンマで区切ります。例えば、 曜日フィールドに指定した 0,6 は 日曜日と土曜日を示します。
ハイフン(-):フィールド内の値の範囲を ハイフンで示します。例えば、 曜日のフィールドに指定した 1-51,2,3,4,5 と同じになり、月曜日から金曜日までを 示します。
スラッシュ(/):アクションを繰り返す間隔を スラッシュで指定します。例えば、 時のフィールドに指定した */3 は、 0,3,6,9,12,15,18,21 と同じです。アスタリスク (*)は毎時を指定しますが、 /3 は 3 で割り切れる時刻に指定を制限します。

例:

タスクスケジュールの表示

タスクスケジュールを表示する場合にクリックします。タスクスケジュール ダイアログボックスに、スケジュールされたタスクが一覧表示されます。タスクの詳細を確認するにはタスクをクリックします。詳細については、「タスクスケジュールの表示」を参照してください。

7.
スケジュールオプション タブで、適用可能なオプションを選択します。

オプション

説明

次のデバイスチェックインでも1回実行(オフラインKScriptの場合のみ)

新しいスクリプトがアプライアンスからダウンロードされたときに、オフラインKScriptを1回のみ実行します。

ログイン前にも実行(オフライン Kscript の場合のみ)

デバイス起動時にオフラインKScriptを実行します。これにより、デバイスの起動に通常より時間がかかる場合があります。

次のデバイスチェックインでも1回実行(オフラインKScriptの場合のみ)

ユーザーがWindowsログイン資格情報を入力した後に、オフラインKScriptを実行します。

切断されている間の実行を許可(オフラインKScriptの場合のみ)

ターゲットデバイスがアプライアンスに接続して結果をレポートできない場合でも、オフラインKScriptを実行できるようにします。接続されていない場合、結果はデバイスに保存され、次回の接続中にアプライアンスにアップロードされます。

ログインしているユーザーがいなくても実行を許可

ユーザーがログインしていない場合でもスクリプトを実行できるようにします。ユーザーがデバイスにログインしている場合のみ、スクリプトが実行されるようにするには、このオプションをオフにします。

オフラインの場合は次の接続時に実行

オンラインKscriptまたはシェルスクリプトについて、このオプションを有効にすると、オフラインのマシン上で再びオンラインになったときにこのスクリプトが実行されます。

スクリプトが実行されると、マシンのラベルまたはそのオペレーティングシステムに基づいて、あるいは選択するマシンを手動で識別することで、実行をサポートするマシンの数が算出されます。一連のマシンが指定されると、スクリプトでは次に現在オンラインになっているマシンを特定し、Konductor内の現在オンラインのマシンに対するタスクをキューに登録します。

このオプションを選択すると、スクリプトではオンラインのマシンを識別するステップがスキップされ、スクリプトがオンラインのマシン上で実行されます。オフラインのマシンの場合、タスクはKonductorのキューに追加されます。このタスクは、これらのマシンがオンラインになったときに実行されます。

それ以降に同じスクリプトを実行するすべてのタスク(例えば、Konductorのキューにすでに存在しているオフラインのマシン用のタスク)は、既存のタスクを上書きします。このため、同じマシンに対するKonductorのキュー内のタスクが複数になることはありません。

Konductor内のタスク数が多いとアプライアンスのパフォーマンスに影響する場合があります。このため、ベストプラクティスは、通常はオフラインのマシンにはオフラインのスクリプトを使用し、ターゲットマシンがオンラインと思われるときにのみオンラインスクリプトでこのオプションを使用して、Konductorのキュー内のタスクが多くなりすぎないようにすることです。

デフォルトでは、このオプションは無効にされています。

a.
依存関係 セクションで、新しい依存関係の追加 をクリックします。
b.
参照 または ファイルの選択 をクリックします。
c.
ファイルを選択し、開く または 選択 をクリックします。
NOTE: レプリケーション共有にアクセスできない場合、依存関係はアプライアンスからダウンロードされます。この設定を有効にするには、レプリケーションスケジュールの詳細 ページで アプライアンスへのフェールオーバー チェックボックスをオンにします。詳細については、「レプリケーション共有の作成」を参照してください。

この手順を繰り返し、必要に応じて依存関係を追加します。

9.
オンラインまたはオフラインの KScripts のみタスク タブで、新しいタスクの追加 をクリックしてタスクを追加します。
a.
ポリシー または ジョブルール セクションで、タスク1の 次のオプションを指定します。

オプション

説明

試行回数

アプライアンスがスクリプトの 実行を試みる回数を入力します。

スクリプトは失敗するが、修復が成功する場合は、 もう一度タスクを実行して修復手順を確認することもできます。これを行うには、 試行回数を2回以上に設定します。検証 セクションが失敗した場合、 このフィールドで指定した回数だけスクリプトが実行されます。

失敗時

中止 を選択すると、失敗時に 実行が停止されます。
続行 を選択すると、 失敗時に修復手順が実行されます。
b.
検証 セクションで 追加 をクリックして1つの手順を追加し、その後、 実行する1つ以上の手順を選択します。
c.
成功時 セクションと 修復 セクションで、実行する1つ以上の 手順を選択します。
d.
修復の成功時 セクションと 修復の失敗時 セクションで、実行する1つ以上の 手順を選択します。
TIP: 依存関係を削除するには、 削除 ボタンをクリックします。このボタンは をクリックします。このボタンは、アイテムの上に カーソルを置くと表示されます。
TIP: ポリシーまたはジョブルール の隣にある 編集 ボタンをクリックすると、トークン置換変数が表示されます。 この変数はスクリプトのあらゆる場所で使用できます 。これらの変数は、実行時に、 適切な値に置き換えられます。
TIP: 詳細については、 トークン置換変数を参照してください。
10.
オンラインシェルスクリプトのみスクリプト セクションで、各設定を次のように指定します。

オプション

説明

スクリプトテキスト

スクリプトの内容を入力します。

スクリプトファイル名

指定したスクリプトを含めるファイルの名前と拡張子を入力します。

タイムアウト(分)

ターゲットデバイスでスクリプトを実行できる最大時間(分)を指定します

ファイルのアップロード

スクリプトによってファイルが作成され、そのファイルをアプライアンスにアップロードする場合は、このオプションを選択し、次の情報を指定します。

アップロードファイル名:ファイルの名前を入力します。
アップロードファイルディレクトリパス:ファイルを保存するディレクトリを指定します。デフォルトのスクリプトディレクトリ(<appliance_installation_directory>/scripts)を使用する場合は、このフィールドをブランクのままにします。

ダウンロードされたファイルを削除する

スクリプトでインストーラーなどの他のファイルを実行する必要があり、スクリプトの実行後にそれらを削除する場合は、このオプションを選択します。

今すぐ実行 をクリックすると、すべてのデバイスにスクリプトがすぐにプッシュされます。

このオプションの使用には注意が必要です。詳細については、「実行 および 今すぐ実行 コマンドの使用」を参照してください。

保存 をクリックします。
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