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KACE Systems Management Appliance 14.0 Common Documents - Administrator Guide (Japanese)

KACE システム管理アプライアンスについて
アプライアンスコンポーネントについて 管理者コンソールについて
組織コンポーネントが有効化されていない場合の管理者モードで使用可能なコンポーネント 組織コンポーネントが有効化されている場合の管理者モードで使用可能なコンポーネント 組織コンポーネントが有効化されている場合のシステムモードで使用可能なコンポーネント 「ホーム」コンポーネントの使用 情報の検索およびリストのフィルタリング 管理者コンソールへのログイン:初めてネットワークを構成した後の最初のログイン
はじめに
アプライアンスの設定
要件と仕様 アプライアンスの電源投入と管理者コンソールへのログイン コマンドラインコンソールへのアクセス 設定の変更追跡 システムレベルおよび管理者レベルの一般設定項目の設定 アプライアンスの日付と時刻の設定 ユーザー通知の管理 すべてのユーザーに対して 2 要素認証を有効にする ポート設定、NTPサービス、およびWebサイトアクセスの検証 ネットワーク設定とセキュリティ設定の構成 セッションタイムアウトと自動更新設定の構成 ロケール設定の構成 デフォルトテーマの設定 データ共有の基本設定の構成 DIACAPコンプライアンス要件について モバイルデバイスによるアクセスの設定 組織およびリンク先アプライアンスの高速切り替えの有効化 Quest KACEアプライアンスのリンク 履歴設定の定義 コンテンツセキュリティポリシーの設定
アイテムのグループを管理するためのラベルのセットアップおよび使用 ユーザーアカウント、LDAP認証、およびSSOの設定
ユーザーアカウントおよびユーザー認証について ロケール設定について システムレベルユーザーアカウントの管理 組織ユーザーアカウントの管理 ユーザープロファイルの表示または編集 LDAPサーバーを使用したユーザー認証 LDAPサーバーからのユーザーのインポート シングルサインオン(SSO)について シングルサインオンの有効化および無効化 Active Directory を使用したシングルサインオン シングルサインオン用に SAML を構成する ユーザーセッションの確認
管理対象デバイスへの KACE エージェントの展開 レプリケーション共有の使用 資格情報の管理 資産の設定
資産管理コンポーネントについて 資産管理ダッシュボードの使用方法 資産管理について 資産タイプの追加とカスタマイズおよび資産情報の維持 ソフトウェア資産の管理 物理的資産と論理的資産の管理 手動資産情報の維持および使用 場所の管理 契約の管理 ライセンスの管理 購入レコードの管理
ライセンスコンプライアンスの設定 ライセンスコンプライアンスの管理 サービスデスクの設定 サービスデスクウィジェットのキャッシュライフタイムの設定 組織の作成と管理 アプライアンスリソースのインポートとエクスポート
インベントリの管理
インベントリダッシュボードの使用 デバイス検出の使用 デバイスインベントリの管理
デバイスの管理について 各デバイス管理方法で使用可能な機能 インベントリ情報について インベントリ設定に対する変更の追跡 インベントリ情報の管理 デバイスの検出および管理 アプライアンスへの KACE エージェントの登録 KACE エージェントのプロビジョニング
ファイル共有を有効にする Windows デバイスでの GPO プロビジョニングツールを使用した KACE エージェントのプロビジョニング オンボードプロビジョニングを使用した KACE エージェントのプロビジョニング プロビジョニングスケジュールの管理 エージェント通信の管理 管理対象デバイスでの KACE エージェントの更新
KACE エージェントを手動展開する
エージェントのインストールファイルの取得 Windows デバイス上で KACE エージェントを手動展開する Linux デバイスでの手動による KACE エージェントの展開およびアップグレード Linuxデバイス上でのエージェントに関する操作の実行 Mac デバイスでの手動による KACE エージェントの展開およびアップグレード Macデバイス上でエージェントに関するその他の操作を実行する エージェントによって収集された情報の表示
エージェント不要の管理の使用 管理者コンソールでの、または API を使用したデバイスの手動追加 インベントリ更新の強制実行 MIAデバイスの管理 Dell保証情報の取得
ソフトウェア ページでのアプリケーション管理
ソフトウェア ページについて インベントリ設定に対する変更の追跡 ソフトウェア ページインベントリ内のアプリケーションの追加と削除 ソフトウェア資産の作成 ソフトウェア脅威レベルとカテゴリの使用 アプリケーションの検索とラベル作成 ITNinjaフィードの管理
ソフトウェアカタログインベントリの管理
ソフトウェアカタログについて ソフトウェアカタログ情報の表示 ソフトウェアカタログへのアプリケーションの追加 ソフトウェアカタログのアプリケーションに関するライセンス資産の管理 管理対象インストールとカタログ登録済みソフトウェアの関連付け ソフトウェアメータリングの使用 アプリケーション制御の使用 ソフトウェアカタログの更新および再インストール
プロセス、スタートアッププログラム、およびサービスインベントリの管理 カスタムインベントリルールの記述
管理対象デバイスへのパッケージの展開
ソフトウェアの配布とWake On LANの使用
ソフトウェアの配布について 配布設定に対する変更の追跡 配布パッケージのタイプ アプライアンスからのパッケージの配布 代替のダウンロード場所およびレプリケーション共有からのパッケージの配布 Mac OS Xデバイスへのアプリケーションの配布 管理対象インストールの使用 ファイル同期の作成および使用 Wake On LANの使用 管理対象インストールのエクスポート
管理対象デバイスへの警告のブロードキャスト 管理対象デバイスでのスクリプトの実行 タスクチェーンの使用
デバイスのパッチ適用とセキュリティの維持
セキュリティダッシュボードの使用 パッチ管理について パッチのサブスクライブとダウンロード パッチスケジュールの作成および管理 パッチインベントリの管理 Windows 機能更新プログラムの管理 Dellデバイスおよびアップデートの管理 Linux パッケージアップグレードの管理 隔離された添付ファイルを管理する
レポートの使用と通知のスケジュール デバイスの監視
監視の開始 監視プロファイルの操作 デバイスの監視の管理 警告の操作
サービスデスクの使用
サービスデスクの設定
システム要件 サービスデスクについて 設定作業の概要 別のシステムからのチケットのインポート サービスデスクの営業時間と休業日の設定 サービスレベル契約の設定 サービスデスクチケットキューの設定 チケット設定の構成 ユーザーコンソールホームページのカスタマイズ 満足度調査の利用 サービスデスクの添付ファイルのセキュリティの有効化または無効化
サービスデスクダッシュボードの使用 サービスデスクのチケット、プロセス、およびレポートの管理
サービスデスクチケットのライフサイクルの概要 管理者コンソールおよびユーザーコンソールからのチケットの作成 Eメールによるチケットの作成と管理 チケットの表示およびコメントや作業や添付ファイルの管理 チケットのマージ チケットのエスカレーションプロセスの使用 サービスデスクプロセスの使用 チケットルールの使用 サービスデスクレポートの実行 チケットのアーカイブ、復元、削除 チケット削除の管理
サービスデスクチケットキューの管理 ユーザーダウンロードおよびサポート技術情報記事について サービスデスクチケット設定のカスタマイズ SMTP Eメールサーバーの設定
メンテナンスとトラブルシューティング
アプライアンスのメンテナンス
設定の変更の追跡 アプライアンスバックアップについて アプライアンスの復元 アプライアンスソフトウェアの更新 アプライアンスの再起動またはシャットダウン 日次実行出力の理解
アプライアンスのトラブルシューティング
付録 用語集 当社について 法的情報

ノートPCに対する緊急のパッチのワークフロー

ノートPCに対する緊急のパッチのワークフロー

ノートPCに緊急のパッチを適用するワークフローは、デバイスの識別、パッチの識別、アクションのスケジュール、およびパッチの展開で構成されます。

自動検出と展開アクションのセットアップは、次のワークフローで構成されます。

緊急のパッチの識別: ノートPC用の緊急のパッチを自動的に識別するパッチSmart Labelを作成する。詳細については、「パッチ適用に対する Smart Label の使用」を参照してください。
検出アクションのスケジュール: ノートPCに対して緊急のパッチを定期的に検出するスケジュールを作成して実行する。詳細については、「パッチスケジュールの設定」を参照してください。
展開アクションのスケジュール: ノートPCに対して緊急のパッチを定期的に展開するスケジュールを作成して実行する。詳細については、「パッチスケジュールの設定」を参照してください。
パッチステータスの確認: レポートとパッチを使用してパッチ適用ステータスを定期的に確認する。詳細については、「パッチスケジュール、ステータス、およびレポートの表示」を参照してください。
ユーザーへの通知: ユーザーにパッチスケジュールを通知する。アプライアンスの 管理者コンソール 以外で E メールを送信したり、他のメッセージングサービスを使用したりして、ユーザーに通知できます。パッチ適用に関するベストプラクティスの「デバイスに対するパッチ適用時のユーザーへの通知」を参照してください。

緊急以外の更新プログラムのスケジュールについて

緊急以外の更新プログラムのスケジュールについて

スケジュールに従って緊急以外のパッチをインストールするようにアプライアンスを設定できます。

緊急以外のパッチをスケジュールするには

パッチの検出: パッチ適用ジョブの規模を確認するために、すべてのデバイス上のパッチを検出するパッチスケジュールを作成する。詳細については、「パッチスケジュールの設定」を参照してください。
パッチの非アクティブ化: 展開しないパッチがある場合は、それらのパッチを非アクティブとマークする。
パッチのテスト: テストデバイスに対してパッチを検出して展開するスケジュールを作成する。詳細については、「パッチスケジュールの設定」を参照してください。
デスクトップおよびサーバーに対するパッチの識別: サーバーに展開するパッチを自動的にキャプチャするパッチSmart Labelを作成する。詳細については、「パッチ適用に対する Smart Label の使用」を参照してください。
パッチステータスの確認: 定期的にパッチステータスを確認する。詳細については、「パッチスケジュール、ステータス、およびレポートの表示」を参照してください。

パッチスケジュールの設定

パッチスケジュールの設定

パッチスケジュールを作成および設定し、その実行時間をスケジュールすることができます。パッチスケジュールは、管理対象インストールやその他の配布には干渉しません。

パッチスケジュールの設定

パッチスケジュールの設定

パッチスケジュールを作成および設定し、その実行時間をスケジュールすることができます。パッチ適用スケジュールは、管理対象インストールやその他の配布には干渉しません。

1.
スケジュールの詳細 ウィザードを開始します。
a.
アプライアンス管理者コンソール(https://appliance_hostname/admin)にログインします。または、管理ヘッダーに組織メニューを表示 オプションがアプライアンスの 一般設定 で有効になっている場合は、ページの右上隅で、ログイン情報の横にあるドロップダウンリストから組織を選択します。
b.
左側のナビゲーションバーで、セキュリティ をクリックして、パッチ管理 をクリックします。
c.
パッチ管理 パネルの スケジュール セクションで、パッチ未適用の検出、展開、ロールバック をクリックします。
d.
パッチスケジュール ページで、以下のいずれかの作業を行います。
新しいパッチスケジュールを作成するには、アクションの選択 > 新規作成(ウィザード) の順にクリックします。
既存のスケジュールを編集するには、リスト内のスケジュール名をクリックし、表示される パッチスケジュールの概要 ページで 編集 をクリックします。
選択した スケジュールの詳細 ウィザードが表示されます。スケジュールの詳細 ページでも同じオプションを使用できます。必要に応じて、右上隅にある クラシックビュー または ウィザードビュー をクリックして、ページとウィザードを切り替えることができます。
2.
スケジュールの詳細 ウィザードの 一般的な情報 タブで、このスケジュールの一般的な詳細を指定します。

オプション

説明

名前

スケジュールを識別するための名前。この名前は、パッチスケジュール ページに表示されます。

説明

パッチスケジュールの簡単な説明。

3.
次へ をクリックします。
4.
アクション タブで、スケジュールに関連付けるアクションを選択します。

パッチスケジュールに関連付けられたアクション。

パッチアクションの動作は、再起動、検出、展開、ロールバックから選択した組み合わせによって異なります。パッチアクションによってパッチの検出とその他のアクションの両方が実行される場合は常に、展開またはロールバックするすべてのパッチが検出アクションによって検出されるまで、アクションが循環的に繰り返し実行されます。例えば、「検出と展開」および「検出とロールバック」を実行する場合がこれに該当します。この動作により、スケジュール済みの実行が1つだけの場合でも、複数の再起動アクションが必要となることがあります。さらに、パッチを適用するデバイスの種類が、使用するパッチアクションの種類に影響します。

使用可能なアクションは以下の通りです。

検出:管理対象デバイスにインストールされているパッチ、または管理対象デバイスから欠落しているパッチを検出します。パッチダウンロード設定 が、ダウンロード専用に設定されている場合は、検出のみのアクションが推奨されます。展開前に検出のみのアクションを実行すると、展開が始まる前に、ダウンロードするパッチファイルのリストが作成されます。
検出とステージング:管理対象デバイスにインストールされているパッチまたは管理対象デバイスから欠落しているパッチを検出し、後で展開するためにパッチファイルをエージェントデバイスにダウンロードします。
検出と展開:管理対象デバイスのパッチを検出して展開します。これらのタイプのアクションは、デスクトップとサーバを管理するときに使用されます。検出および展開のパッチ適用ジョブには、デバイスとアプライアンスの間に接続が必要です。これらのジョブはオフラインでは実行されません。メッセージプロトコル接続の詳細については、エージェント通信とログ設定の定義を参照してください。
検出、ステージ、およびオンデマンド展開:管理対象デバイスにインストールされているパッチまたは管理対象デバイスから欠落しているパッチを検出し、パッチファイルをエージェントデバイスにダウンロードし、パッチの展開準備が整ったことをエージェントデバイスの Windows システムトレイでユーザーに警告します。その後、ユーザーは都合に合わせて展開プロセスを開始できます。
エージェント通信設定で、デバイス上のエージェントステータスアイコン オプションが有効になっている必要があります。これらの設定は、組織の詳細 ページ、通信とエージェントの設定(1 つ以上の組織コンポーネントが有効になっている場合)の下、または 通信設定 ページ(組織コンポーネントがない場合)で確認できます。詳細については、「エージェント通信とログ設定の定義」を参照してください。
展開:管理対象デバイスに適用可能なパッチを展開します。この方法は、管理対象デバイスに特定のパッチを適用する必要があることが分かっている場合に便利です。パッチが適用された後で、または再起動が必要な場合は、デバイスが再起動され、エージェントがアプライアンスと再接続した後で最終検出ジョブが実行されます。
検出とロールバック:管理対象デバイスから不要なパッチを検出して削除します。ロールバックは、一部のパッチには使用できない場合があります。詳細については、「パッチがロールバック可能であるかどうかの確認」を参照してください。
ロールバック:管理対象デバイスから不要なパッチを削除します。ロールバックは、一部のパッチには使用できない場合があります。詳細については、「パッチがロールバック可能であるかどうかの確認」を参照してください。
5.
検出、検出とステージ、検出と展開、検出、ステージ、およびオンデマンド展開、検出とロールバックスケジュールのみアクション ページの 検出 セクションで、スケジュールの検出オプションを指定します。

オプション

説明

すべてのパッチ

使用可能なすべてのパッチを検出します。このプロセスの処理は長時間かかることがあります。また、管理対象デバイスにインストールされていないソフトウェアや、必要とされないソフトウェアのパッチが検出されることがあります。例えば、管理対象デバイスで使用しているウイルス対策アプリケーションのベンダーが1社だけの場合は、すべてのウイルス対策アプリケーションのベンダーに対してパッチを検出する必要がないこともあります。しかし、「すべてのパッチ」では、管理対象デバイスで必要であるかどうかにかかわらず、不足しているパッチがすべて検出されてしまいます。パッチ検出を絞り込むには、検出するパッチのラベルを設定し、パッチラベル オプションを使用します。

パッチラベル

選択したラベル内のパッチにアクションを制限します。これは、最も一般的に使用されるオプションです。

1.
関連ラベルの管理 をクリックします。
2.
表示された ラベルを選択 ダイアログボックスで、1 つ以上のラベル(該当する場合)を 検出の制限対象 領域にドラッグし、OK をクリックします。

このオプションを使用するには、該当するパッチ用の Smart Label が既に存在している必要があります。詳細については、「パッチ適用に対する Smart Label の使用」を参照してください。

推奨基準からの選択

事前定義された条件を使用してパッチを選択します。これにより、OS に基づいて特定の種類のパッチに集中できます。たとえば、過去 30 日間に発行された重要な Windows パッチを選択できます。

1.
推奨基準からの選択 をクリックします。
2.
表示される 推奨基準の選択 ダイアログボックスで、推奨基準の選択 をクリックし、保存 をクリックします。

検出のタイムアウト

パッチ適用アクションが完了するまでの時間(時間単位)。

6.
検出と展開、検出、ステージ、およびオンデマンド展開、および展開スケジュールのみ展開 セクションで、スケジュールの検出オプションを指定します。

オプション

説明

すべてのパッチ

選択したデバイスにすべてのパッチを展開します。

パッチラベル

選択したラベル内のパッチにアクションを制限します。これは、最も一般的に使用されるオプションです。

1.
関連ラベルの管理 をクリックします。
2.
表示された ラベルを選択 ダイアログボックスで、1 つ以上のラベル(該当する場合)を 展開の制限対象 領域にドラッグし、OK をクリックします。

このオプションを使用するには、該当するパッチ用の Smart Label が既に存在している必要があります。詳細については、「パッチ適用に対する Smart Label の使用」を参照してください。

推奨基準からの選択

事前定義された条件を使用してパッチを選択します。これにより、OS に基づいて特定の種類のパッチに集中できます。たとえば、過去 30 日間に発行された重要な Windows パッチを選択できます。

1.
推奨基準からの選択 をクリックします。
2.
表示される 推奨基準の選択 ダイアログボックスで、推奨基準の選択 をクリックし、保存 をクリックします。

展開の最大試行回数

アプライアンスがパッチを展開またはロールバックする最大試行回数。「1」から「10」の数字を指定します。「0」を指定すると、展開またはロールバックは実行されません。「10」を超える値を指定すると、エラーメッセージが表示されます。

パッチの展開やロールバックの最後の手順として、アプライアンスによってパッチが正常に展開またはロールバックされたかどうかが確認されます。展開やロールバックに失敗すると、アプライアンスは、次のいずれかの状態になるまで再度パッチの展開またはロールバックを試行します。

展開のタイムアウト

パッチ適用アクションが完了するまでの時間(時間単位)。

7.
検出とロールバックおよびロールバックスケジュールのみロールバック タブで、スケジュールのロールバックオプションを指定します。

オプション

説明

すべてのパッチ

選択したデバイスのすべてのパッチをロールバックします。

パッチラベル

選択したラベル内のパッチにアクションを制限します。これは、最も一般的に使用されるオプションです。

1.
関連ラベルの管理 をクリックします。
2.
表示された ラベルを選択 ダイアログボックスで、1 つ以上のラベル(該当する場合)を ロールバックの制限対象 領域にドラッグし、OK をクリックします。

このオプションを使用するには、該当するパッチ用の Smart Label が既に存在している必要があります。詳細については、「パッチ適用に対する Smart Label の使用」を参照してください。

推奨基準からの選択

事前定義された条件を使用してパッチを選択します。これにより、OS に基づいて特定の種類のパッチに集中できます。たとえば、過去 30 日間に発行された重要な Windows パッチを選択できます。

1.
推奨基準からの選択 をクリックします。
2.
表示される 推奨基準の選択 ダイアログボックスで、推奨基準の選択 をクリックし、保存 をクリックします。

ロールバックの最大試行回数

最大試行回数。アプライアンスによってパッチの展開またはロールバックが試行される回数を0~99の間で指定します。「0」を指定すると、パッチの展開またはロールバックはアプライアンスによって無制限に試行されます。

パッチの展開やロールバックの最後の手順として、アプライアンスによってパッチが正常に展開またはロールバックされたかどうかが確認されます。展開やロールバックに失敗すると、アプライアンスは、次のいずれかの状態になるまで再度パッチの展開またはロールバックを試行します。

展開のタイムアウト

パッチ適用アクションが完了するまでの時間(時間単位)。

8.
検出、ステージ、およびオンデマンド展開スケジュールのみオンデマンド展開タイムアウトの設定 セクションで、検出、ステージ、およびオンデマンド展開スケジュールの展開タイムアウトオプションを指定します。

オプション

説明

指定の時間後に自動的に展開

エージェントデバイスがユーザーからの入力を受信しない場合に、展開が実行されるまでの時間。

9.
次へ をクリックします。
10.
デバイス ページで、このスケジュールに関連付けるデバイスを指定します。

オプション

説明

全デバイス

このスケジュールをすべての管理対象デバイスに適用するには、このオプションを選択します。パッチアクションを特定のラベルまたはデバイスに制限するには、このチェックボックスをオフにします。

デバイスラベル

選択したラベル内のパッチにアクションを制限します。これは、最も一般的に使用されるオプションです。

2.
表示された ラベルを選択 ダイアログボックスで、1 つ以上のラベルを 実行の制限対象 領域にドラッグし、OK をクリックします。

このオプションを使用するには、該当するパッチ用の Smart Label が既に存在している必要があります。詳細については、「パッチ適用に対する Smart Label の使用」を参照してください。

デバイス

選択したデバイスでパッチアクションを実行します。

オペレーティングシステム

パッチを適用するデバイスのオペレーティングシステムを選択します。デフォルトは、すべてのオペレーティングシステムです。このオプションが設定されている場合、スケジュールは選択したオペレーティングシステムを搭載したデバイスにのみ適用されます。

1.
オペレーティングシステム を選択するには、編集 アイコンをクリックします。
2.
表示される オペレーティングシステム ダイアログボックスで、必要に応じてナビゲーションツリーで OS バージョンを選択します。

ファミリ、製品、アーキテクチャ、リリース ID、またはビルドバージョンで OS バージョンを選択するオプションがあります。必要に応じて、特定のビルドバージョンまたは親ノードを選択できます。ツリーで親ノードを選択すると、関連付けられている子ノードが自動的に選択されます。この動作により、管理対象の環境でデバイスを追加またはアップグレードするときに、将来の OS のバージョンを選択できます。例えば、Windows 10 x64 アーキテクチャに関連付けられているビルドの現在および将来のバージョンをすべて選択するには、Windows > Windows 10 の順に選択し、x64 を選択します。

11.
次へ をクリックします。
12.
検出と展開、展開、検出とロールバック、およびロールバックスケジュールのみ通知 ページで、スケジュールの通知オプションを設定します。

オプション

説明

オプション

パッチアクションの実行時にユーザーに表示されるアラート。ユーザーに通知することなくアクションを実行するには、オプション フィールドを空白のままにします。

OK: すぐに実行されます。
キャンセル: 次のスケジュールされた実行までキャンセルされます。
再通知: 再通知間隔 の経過後に再度プロンプトが表示されます。

タイムアウト

アクションの実行前にダイアログが表示される期間(分単位)。この期間が経過するまでの間にユーザーがボタンを押さないと、Timeout(タイムアウト) ドロップダウンリストで指定されたアクションをアプライアンスが実行します。

タイムアウトアクション

ユーザーがオプションを選択することなく Timeout(タイムアウト) で指定した期間が経過した場合に実行されるアクション。

再通知間隔

ユーザーが 再通知 をクリックした後の期間(分単位)。この期間が経過すると、ダイアログが再度表示されます。

限度まで再通知

ユーザーが指定回数だけパッチアクションを再通知できるようにするには、限度まで再通知 チェックボックスをオンにします。試行回数 を指定します。

初期メッセージ

アクションが実行される前に、ユーザーに表示されるメッセージ。ダイアログに表示されるロゴをカスタマイズするには、組織コンポーネントが有効になっている場合のアプライアンス一般設定項目の設定を参照してください。

進行状況メッセージ

パッチアクションの実行中にユーザーに表示されるメッセージ。

完了メッセージ

パッチアクションの完了時にユーザーに表示されるメッセージ。

13.
次へ をクリックします。
14.
再起動 タブで、スケジュールの再起動オプションを指定します。

オプション

説明

オプション

管理対象デバイスの再起動のオプション:

再起動しない:パッチを有効にするために再起動が必要な可能性がある場合でも、デバイスを再起動しません。このオプションはお勧めしません。これは、再起動が必要な場合に、再起動しないでパッチを展開するため、システムが不安定な状態のままになることがあるからです。さらに、再起動が必要なパッチは、再起動後にのみ適用済みとして表示されます。
ユーザーにプロンプトを表示:デバイスを再起動する前に、ユーザーが再起動に同意するまで待ちます。ユーザーが再通知を選択するか、または再起動をキャンセルすると、再起動されるまでパッチ適用は停止します。ターゲットデバイスに表示されるエージェントダイアログボックスで再通知間隔を選択すると、指定した再通知間隔の間、再起動プロンプトが一時停止します。
強制的に再起動:再起動が必要なパッチが展開されるとすぐに再起動されます。強制的な再起動はキャンセルできません。強制的な再起動は、デスクトップとサーバーに対して効果的です。ノートPCの再起動を強制することはお勧めしません。通常サーバーには専属のユーザーがいないため、強制的な再起動はサーバーで効果的に機能します。ただし、サーバがパッチを適用し再起動しているときにサービスが使用できなくなることをユーザーに警告するのは重要です。詳細については、「パッチ適用に関するベストプラクティス」を参照してください。

誰もログインしていない場合、自動的に再起動

ユーザーがログインしていない場合、管理対象デバイスは自動的に再起動されます。

メッセージ

デバイスが再起動される前に、ユーザーに表示されるメッセージ。メッセージダイアログにカスタムロゴを追加する方法については、組織コンポーネントが有効になっている場合のアプライアンス一般設定項目の設定を参照してください。

タイムアウト

アクションの実行前にダイアログが表示される期間(分単位)。この期間が経過するまでの間にユーザーがボタンを押さないと、Timeout(タイムアウト) ドロップダウンリストで指定されたアクションをアプライアンスが実行します。

強制的に再起動 を選択すると、タイムアウト動作で KUSerAlert およびグローバル KACE エージェントプロセスタイムアウトが考慮されます。エージェントおよび通信設定 セクションから設定されるグローバルタイムアウトは、KUserAlert タイムアウトを含め、エージェントが起動したプロセスの実行時間を常に決定します。例えば、KUserAlertタイムアウトが2時間に設定されていて、グローバルタイムアウトを1時間に設定した場合、実行時間が長すぎるため、エージェントがKUserAlertを停止します。そのため、グローバルタイムアウトは、KUserAlertタイムアウトより長い、目的のタイムアウトに設定する必要があります。この値はそれに合わせて設定する必要があります。

これらの設定の詳細については、「エージェント通信とログ設定の定義」を参照してください。

タイムアウトアクション

ユーザーがオプションを選択することなく Timeout(タイムアウト) で指定した期間が経過した場合に実行されるアクション。

再起動の遅延(カウントダウン)

カウントダウンを使用して再起動を延期します。カウントダウンは分単位です。

今すぐ再起動

デバイスを直ちに再起動します。

後で再起動

デバイスを後で再起動します。

プロンプト数

デバイスが再起動される前に、ユーザーが受け取るプロンプトの数。例えば、値「5」を入力すると、5回目にユーザーが再起動のプロンプトを受け取ったときに、デバイスが自動的に再起動されます。つまり、Number of prompts(プロンプト数) の値として「5」を設定した場合、ユーザーは再起動を 4 回まで遅延させることができます。

プロンプト再表示間隔

ユーザーに再起動を求めるプロンプトを再表示するまでの時間。

15.
次へ をクリックします。
16.
スケジュール セクションで、スケジュールのオプションを指定します。

オプション

説明

なし

特定の日付や時間ではなく、イベントと連携して実行します。このオプションは、サーバーに手動でパッチを適用するか、または定期的に実行しないパッチアクションを実行する場合に便利です。

毎 _ 時間

指定した間隔で実行します。

毎日 HH:MM から

毎日または特定曜日の指定した時間に実行します。

毎月 / 特定月の n、HH:MM に実行

毎月n日(例えば、毎月1日または2日)、または特定の月、特定の時刻に実行します。

実行基準 n / 毎月 / 特定月 HH:MM から

毎月または指定月の、指定の週の指定した時刻に実行します。

カスタム

カスタムスケジュールに従って実行します。

標準の5つのフィールドからなるcron形式を使用します(拡張cron形式はサポート対象外)。

値の指定は次の要領で 行います。

スペース( ): 各フィールドはスペースで区切ります。
アスタリスク(*):アスタリスクを使用して、 値の範囲全体をフィールドに含めます。例えば、時のフィールドに指定したアスタリスクは、 毎時を示します。
コンマ (,): フィールド内の複数の値はコンマで区切ります。例えば、 曜日フィールドに指定した0,6は 日曜日と土曜日を示します。
ハイフン(-):フィールド内の値の範囲を ハイフンで示します。例えば、 曜日のフィールドに指定した1-51,2,3,4,5と同じになり、月曜日から金曜日までを 示します。
スラッシュ(/):アクションを繰り返す間隔を スラッシュで指定します。例えば、 時のフィールドに指定した*/3は、 0,3,6,9,12,15,18,21と同じです。アスタリスク (*)は毎時を指定しますが、 /3は3で割り切れる時刻に指定を制限します。

例:

タスクスケジュールの表示

タスクスケジュールを表示する場合にクリックします。タスクスケジュール ダイアログボックスに、スケジュールされたタスクのリストが表示されます。タスクの詳細を確認するにはタスクをクリックします。詳細については、「タスクスケジュールの表示」を参照してください。

タイムゾーン

アクションをスケジュールするときに使用するタイムゾーン。サーバー を選択すると、アプライアンスのタイムゾーンを使用します。エージェント を選択すると、管理対象デバイスのタイムゾーンを使用します。

オフラインの場合は次の接続時に実行

管理対象デバイスが現在オフラインである場合、次回管理対象デバイスがアプライアンスに接続するときにアクションを実行します。このオプションは、定期的にオフラインになるノートPCおよびその他のデバイスに対して役立ちます。このオプションが選択されていない場合でデバイスがオフラインのときは、次回のスケジュールされた時間までアクションは再度実行されません。

再接続後の実行を遅延

指定した時間、スケジュールを遅延させます。遅延時間は、パッチアクションの実行がスケジュールされている時間から開始されます。

次の時間の経過後に終了:

パッチ適用アクションの期限。

例えば、04:00にパッチが実行されるようスケジュールする場合、07:00にパッチ適用アクションをすべて停止し、ユーザーが業務を開始するときに帯域幅の問題が発生しないようにすることができます。これを行うには、分 ボックスで「180」を指定します。

期限に到達すると、進行中のパッチ適用タスクはすべて中断され、これらのタスクに対するセキュリティログのステータスは「中断されました」になります。

これらのパッチ適用タスクは次回実行で再開されず、スケジュール済みの毎回のパッチ適用アクションで最初から開始されます。

17.
保存 をクリックします。
パッチスケジュールの概要 ページが表示され、新しく作成または更新されたスケジュールが表示されます。このページの詳細については、「パッチスケジュールの詳細を確認」を参照してください。Smart Label の基準に一致するデバイスを追加した場合、それらのデバイスはパッチスケジュールに自動的に含まれます。
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