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NetVault Plug-in for Oracle 7.1 - ユーザーズ・ガイド

Dell™ NetVault™ Backup Plug‑in for Oracle® - はじめに バックアップ計画の策定 プラグインのインストールと削除 プラグインの設定 データのバックアップ Oracleフラッシュバック・データベースの使用 データのリストア
データのリストアとリカバリ - 概要 ユーザ管理リストアの実行 その他のユーザ管理リストア手順 RMANリストアの実行 非RAC環境で使用可能なRMANリカバリ・タイプ RMANを使用したその他のリストア手順
リカバリ・カタログの管理 RMAN CLIの使用 Oracle RAC環境におけるプラグインの使用 フェイルオーバ・クラスタ環境でのプラグインの使用 Oracle Data Guardでのプラグインの使用 トラブルシューティング 用語集 Dellについて

アーカイブ・ログ・ディレクトリの名前変更または移動

1
リカバリ対象データベースの準備の手順を完了します。
2
[ナビゲーション]パネルで[リストア・ジョブ作成]をクリックして、[プラグイン・タイプ]リストから[Plug‑in for Oracle]を選択します。
4
[セレクション セット作成]ページで、名前の変更または場所を移動するアーカイブ・ログ・ディレクトリを選択します。
5
[アクション]リストから、[名前変更]を選択します。
6
[名前変更/再配置]ダイアログで、適切な情報を入力して[OK]をクリックします。
[名前変更] - 新しい名前を入力します。
[再配置] - 新しいパスを入力します。
a
[セレクション・セット作成]ページで、[プラグイン・オプションの編集]をクリックします。
b
[リストア・オプション]タブをクリックして、[既存ファイルの上書きを許可]を選択し、[OK]をクリックします。
8
ジョブのファイナライズと実行の説明に従い、リストア手順を続行します。
IMPORTANT: 必要なアーカイブREDOログ・ファイルの一部またはすべてを別の場所にリストアする場合、メディア・リカバリ前に、SQL*PlusSETステートメントにLOGSOURCEパラメータを指定して、場所を指定する必要があります。

RMANリストアの実行

1
[ナビゲーション]パネルで、[リストア・ジョブ作成]をクリックします。
2
[リストア・ジョブ作成 - セーブセットの選択]ページで、[プラグイン・タイプ]リストから[Plug‑in for Oracle]を選択します。
3
セーブセットのテーブルに表示されている項目をさらにフィルタリングするには、[クライアント]
[日付][ジョブID]リストを使用します。
表 3. 識別子
5
続行するには、[次へ]をクリックします。
6
[セレクション・セット作成]ページで、[データベース全体]ノードと、バックアップ対象として選択されたアイテムに応じてその他のノードが表示されたら、目的のアイテムを選択します。
[データベース全体] - データベース全体のリストアまたはリカバリ、あるいはその両方を実行する場合は、このノードを選択します。このオプションを選択すると、SCN、LSN、または時間に基づくDBPITRを実行し、データベースを必要な時点まで再構築できます。
[全テーブルスペース]ノードまたはすべてのデータファイルおよびテーブルスペースを選択することと、このノードを選択することは同じではない点に注意してください。
[パラメータ・ファイル][オラクル・データベースを追加(または編集)する]ダイアログで[制御ファイルの自動バックアップを使用する]オプションが選択解除されている場合のみ有効です。
[SPFILE] - リストアでは、バックアップ・コンテンツにSPFILEのバックアップが含まれている場合に、[SPFILE]ノードをリストア・セレクションで使用できます。選択した場合は、RMANコマンド(RESTORE SPFILEコマンド)を使用して、SPFILEがリストアされます。
[制御ファイル] - このノードをこれ以上開くことはできません。また、リカバリ・カタログを使用していない場合、NetVault Backup WebUI から制御ファイルをリストアすることはできません。[リカバリ・カタログ]タブで[カタログの使用]を有効にしていない場合、リストア・ジョブに制御ファイルを含めようとすると、リストアが失敗します。
[全テーブルスペース] - このノードを選択すると、全テーブルスペースのリストアが、RMAN RESTORE DATAFILEコマンドを使用して、すべてのテーブルスペースが保存される場所で実行されます。全テーブルスペースのリストアの実行には、MOUNT状態にできるデータベースが必要です。
個々のデータファイル/テーブルスペース[全テーブルスペース]ノードを開き、リストアに使用可能なテーブルスペースを表示させます。テーブルスペースを個別または複数選択することも、テーブルスペース・ノードを開いてテーブルスペースを個別に選択することも可能です。個別のテーブルスペースまたはデータファイルのリストアには、リストアおよびリカバリ・プロセス中に「OFFLINE」にできるテーブルスペースが必要です。
[外部設定ファイル] - このノードを展開して、リストアに使用できるOracleネットワーク設定ファイルおよびOracleパスワード・ファイルを表示できます。このノードを選択して、使用可能なすべての外部設定ファイルをリストアするか、またはノードを開いて個別のファイルを選択します。本プラグインは、Plug-in for FileSystem機能を使用して、Oracleネットワーク設定ファイルおよびOracleパスワード・ファイルをリストアします。

リストア・オプションの設定

[セレクション・セット作成]ページで、[プラグイン・オプションの編集]をクリックした後、以下のセクションに記載されている手順に従います。

プレリストアおよびリストア・オプションの設定

続行するには[リストアオプション]タブをクリックします。
[プレリストア・オプション] - このオプションにより、本プラグインのリストア・ジョブ中に、リストア・プロセス用にデータベースまたはテーブルスペースが自動的に準備することができます。
[データベース全体のリストア] - このオプションは、データベース全体をリストアする場合に選択します。
[テーブルスペース/データファイルのリストア] - このオプションは、個々のまたは複数のテーブルスペースまたはデータファイルをリストアする場合に選択します。
[リストアの前にデータベースをNOMOUNTモードで起動する] - 制御ファイルをリストアする場合、データベースがNOMOUNT状態であることが必要です。RMAN runブロックを実行する前に、本プラグインでデータベースを自動的にNOMOUNT状態にする場合、このオプションを選択します。
[リストア前にデータベースをマウント][データベース全体]または[全テーブルスペース]のリストアを実行する場合、データベースはMOUNT状態である必要があります。リストアおよびリカバリの前に、本プラグインで自動的にデータベースをマウントする場合、このオプションを選択します。このオプションが選択されていない場合は、ジョブが失敗しないようにするため、リストア・ジョブの送信前にデータベースを手動でMOUNT状態にする必要があります。
[先にデータベースを強制終了][リストア前にデータベースをマウント]が選択されている場合のみ使用可能です。データベースが現在OPEN状態の場合、データベースがMOUNT状態で開かれる前にシャットダウンする必要があります。データベースをMOUNT状態で起動する前に、本プラグインで自動的にSHUTDOWN ABORTを実行したい場合は、このオプションを選択します。このオプションが選択されておらず、かわりに[リストア前にデータベースをマウント]オプションが選択されている場合、リストア・ジョブの送信前にユーザによりデータベースを手動でシャットダウンしないと、このリストア・ジョブは失敗に終わります。
[リストアを行う前に、リストア対象のテーブルスペースをオフラインにします] - 個々のテーブルスペース/データファイルをリストアする場合、リストアの実行前にテーブルスペースをオフラインにする必要があります。本プラグインでリストア対象の各テーブルスペースに対して自動的にALTER TABLESPACE OFFLINEコマンドを実行するには、このオプションを選択します。
[リストア・オプション] - これらは、Oracleのリストアとリカバリ・プロセスのリストア手順に関するオプションです。
[リストア完了後に、リストア対象のテーブルスぺースをオンラインにします] - 個々のテーブルスペースおよびデータファイルをリストアする場合、リストアおよびリカバリ完了後にテーブルスペースをオンライン状態に戻す必要があります。選択したテーブルスペースをリストア/リカバリした後に、本プラグインで自動的にALTER TABLESPACE ONLINEコマンドを実行するには、このオプションを選択します。このオプションは、[リカバリを実行する]が選択されているかどうかにかかわらず、選択されたテーブルスペースのリカバリを強制的に実行します。
[RECOVR TABLESPACE節を含める(推奨)][リストア完了後に、リストア対象のテーブルスぺースをオンラインにします]オプションを選択すると、このオプションもデフォルトで選択されます。これにより、テーブルスペースがリカバリに含まれオンラインになります。テーブルスペースを手動でリカバリしたい場合はこのオプションを選択解除します。
[読み取り専用データファイルを確認して、必要に応じてリストアします] - このオプションを選択して、リストアに読み取り専用のデータファイルを含めます。読み取り専用ファイルは、完全リカバリに必要な場合のみ含められます。これらのファイルが損傷していない場合は、RMANによって除外されます。
[チャンネル数] - 目的のチャンネル数を割り当てることにより、リストア・ジョブ内の並行処理の度合いを制御できます。同時に複数のチャンネルを割り当てると、1つのジョブで複数のバックアップ・セットをパラレルにリストアできます。チャンネル数は、バックアップ・ジョブに指定されたチャンネル数以下にする必要があります。
[ユーザ定義のバックアップ・タグからリストア/リカバリ] - このオプションを選択し、タグ名を入力して、どこからバックアップ・セットをリストアするかを選択します。このオプションを選択することは、RMANのリストア・オプションFROM TAG="<タグ名>"と同等です。このオプションは、利用可能な最新のバックアップまたはファイル・コピーでのデフォルトのRMANリストア・セレクションより優先され、自動セレクションの対象を、指定したタグで作成されたバックアップ・セットまたはファイル・コピーに限定します。複数のバックアップ・セットまたはファイル・コピーに一致するタグがある場合、RMANは最新のバックアップ・セットまたはファイル・コピーを選択します。タグ名では大文字と小文字は区別されません。
IMPORTANT: Oracle Data Guard環境の場合、[ユーザ定義のバックアップ・タグからリストア/リカバリ]オプションを使用して、特定のOracleデータベース・サーバから取得されたバックアップにリストアするように制限することを推奨します。Dell詳しくは、Data Guard環境で代替サーバに対してリストアするを参照してください。
[リストア元] - RMANがリストア元として使用する場所を選択します。これにより、バックアップがVTLやテープのようなNetVault Backupメディアで有効な場合、FRAからのRMANリストアを確実にすることにより、ユーザに高速なリストアを実行できる柔軟性を提供します。
また、FRAがメディア障害やデータ損傷を持つ疑いがある場合でも、[リストア元]オプションはNetVault Backupメディア(ディスク・ベースのメディア、VTLまたはテープ)からのRMANリストアを確実に実行します。これは、RMANがFRAからのリストアに対処できない結果、リストアおよびリカバリ・プロセスの再起動を危険にさらしたくない場合に有効です。
[リストア元]オプションが使用可能です。
[リストア検証] - データをリストアせずに、リストア検証を実行します。本プラグインは、RMANに、使用可能な既存のバックアップ・セットを選択し、それが選択したオペレーション(データベース全体または1つのテーブルスペースなど)に適切であることを確認するように指示して、必要なバックアップ・セットが破損しておらず使用可能であることを確認します。以下の[リストア検証]オプションが使用可能です。
[リストア検証のみ] - このオプションを選択した場合は、リストア検証だけが実行されます。
[検証がエラーなしで完了した場合にリストア実行] - このオプションを選択すると、リストア検証が未解決のエラーなしで終了した場合に、実際のリストアが実行されます。
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