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NetVault Plug-in for Oracle 7.1 - ユーザーズ・ガイド

Dell™ NetVault™ Backup Plug‑in for Oracle® - はじめに バックアップ計画の策定 プラグインのインストールと削除 プラグインの設定 データのバックアップ Oracleフラッシュバック・データベースの使用 データのリストア
データのリストアとリカバリ - 概要 ユーザ管理リストアの実行 その他のユーザ管理リストア手順 RMANリストアの実行 非RAC環境で使用可能なRMANリカバリ・タイプ RMANを使用したその他のリストア手順
リカバリ・カタログの管理 RMAN CLIの使用 Oracle RAC環境におけるプラグインの使用 フェイルオーバ・クラスタ環境でのプラグインの使用 Oracle Data Guardでのプラグインの使用 トラブルシューティング 用語集 Dellについて

データファイル・メディア・リカバリ

システム変更番号(SCN)に基づくPoint-in-Timeリカバリ - PITリカバリの実行時にSCNが指定された場合、RMANは、指定されたSCNまでリカバリします(ただし、そのSCNは含みません)。たとえば、SCN 1000が指定された場合、SCN 999までのリカバリが実行されます。
ログのシーケンスナンバー(LSN)に基づくPoint-in-Timeリカバリ - データ損傷または障害の正確な発生時刻が不明の場合、ターゲットSCNが含まれるログのシーケンス番号を指定することが有効な手段となります。RMANは、指定されたログによってリカバリを実行します。V$LOG_HISTORYを照会してアーカイブされたログを表示し、適切なログのシーケンス番号とスレッドを特定できます。
時間に基づくPoint-in-Timeリカバリ - 時間に基づくPITリカバリは、データの損傷時刻が分かっている場合に便利です。たとえば、開発者が午前6:00にテーブルを削除した場合、中止時刻を午前05:55に設定してPITリカバリを実行できます。本プラグインは、指定された時刻までリカバリします(ただし、その時刻は含みません)。

ブロック・メディア・リカバリ

ターゲット・データベースがARCHIVELOGモードで実行されており、現在の制御ファイルを使用してオープンまたはマウントされている必要があります。
V$DATABASE_BLOCK_CORRUPTIONビューに、RMANコマンド、ANALYZE、dbv、SQL問い合わせなどのデータベース・コンポーネントによって破損ブロックとマークされたブロックが表示されます。物理的な破損(メディア破損とも呼ばれる)が、このビューに行として追加されます。たとえば、チェックサムが無効か、ブロックの内容がすべて0(ゼロ)か、またはブロック・ヘッダが分裂しているため、ブロックがデータベースで認識されない場合などです。
V$DATABASE_BLOCK_CORRUPTIONビューでのレポートに加えて、ブロック破損は次の場所に表示されます。
LIST FAILUREVALIDATEまたはBACKUP ... VALIDATEコマンドの結果
SQLコマンドANALYZE TABLEおよびANALYZE INDEXの結果
DBVERIFYユーティリティの結果

ユーザ管理リストアの実行

1
SQL*PLUSユーティリティを使用して、SYSDBA権限でデータベースに接続します。
ALTER TABLESPACE <テーブルスペース名> OFFLINE IMMEDIATE;

リストア対象データの選択

1
[ナビゲーション]パネルで、[リストア・ジョブ作成]をクリックします。
2
[リストア・ジョブ作成 - セーブセットの選択]ページで、[プラグイン・タイプ]リストから[Plug‑in for Oracle]を選択します。
3
セーブセットのテーブルに表示されている項目をさらにフィルタリングするには、[クライアント][日付][ジョブID]リストを使用します。
5
続行するには、[次へ]をクリックします。
6
[セレクション セット作成]ページで、リストアするデータを選択します。
NOTE: ユーザ管理リストアでは、その他のオプションを設定する必要はありません([リストア・オプション]タブにはフィールドが表示されません)。
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