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NetVault Plug-in for Exchange 11.0 - ユーザー・ガイド

Dell™ NetVault™ Backup Plug-in for Exchangeの概要 Exchangeデータ保護戦略の定義 Exchange Serverシステム構築計画 プラグインのインストールと削除 プラグインの設定 データのバックアップ データのリストア
リストアとリカバリの概要 プラグインを使用したデータのリストア 高度なリストア手順の使用
トラブルシューティング Dellについて

Exchange Serverのディザスタ・リカバリ実行

Exchange 2007、損失した Exchange Server を回復する方法:http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/bb123496.aspx
Exchange 2013、Exchange Server を回復するまたはデータベース可用性グループのメンバー サーバーを回復させる:http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/dd876880.aspxおよびhttp://technet.microsoft.com/ja-jp/library/dd638206.aspx

代替Exchange Serverへのリカバリ

新しいターゲット・サーバーでExchangeがクリーン・インストールされている:Dellでは、この手順を既存のExchange Serverではなく、新規にインストールされたExchange Serverで実行することをお勧めします。
ターゲット・サーバーが異なるネットワーク・ドメインに確立されている(ESEベース・バックアップのみ):この操作を機能させるため、この操作用のターゲット・マシンが、元のExchange Serverが存在するドメインとは必ず異なる場所に存在する必要があります。もしこれらふたつのマシンが同じドメインに構成されている場合、NetVault Backupは常に元のExchange Serverに選択されたデータをリカバリしようとします。VSSベースのバックアップでは同じネットワーク・ドメインのターゲット・サーバーにリストアすることが可能です。
ESEベースのバックアップ(Exchange 2007のみに適用):特定のストレージ・グループのリストアを実行する前に、対象となるマシンは元のマシンに表示されている通りのストレージ・グループ構造(名前およびディレクトリ・パス)をミラーリングするよう設定されている必要があります。たとえば、ストレージ・グループに5つの個別メールボックス・データベースが含まれ、もともとC:\パーティションのルートに存在していたとします。この場合、ストレージ・グループはターゲット・マシンに同じ名前で確立され、5つのメールボックス・データベースはすべてオリジナルと同一の名前を付けて含まれ、さらにストレージ・グループはC:\パーティションのルートに存在する必要があります。
VSSベースのバックアップ(Exchange 2010以降に必須):対象のストレージ・グループ/メールボックス・データベース名、データベース名、データベースファイル名、およびデータベース・ファイルパスまたはディレクトリが、元のストレージ・グループ/メールボックス・データベースと一致せず、異なっている必要があります。
NetVault BackupおよびPlug‑in for Exchangeが両方のマシンにインストールされている必要がある:この操作を機能させるには、元のExchange Serverと新規対象として設定したマシンの両方にNetVault Backupとプラグインがインストールされている必要があります。
両方のマシンがNetVault Backupサーバーにクライアントとして追加される必要がある:NetVault Backupサーバーの[クライアント管理]ページで、両方のマシンがNetVault Backupクライアントとして正常に追加されている必要があります。NetVault Backupサーバーへのクライアントの追加について詳しくは、『Dell NetVault Backupアドミニストレーターズ・ガイド』を参照してください。
a
[セレクション・セット作成]ページで、元のデータベースを選択します。
b
[アクション]リストから、[名前変更]を選択します。
c
[名前変更/再配置]ダイアログ・ボックスの[名前変更]ボックスに新規のターゲット・メールボックス・データベースの名前を入力して、[OK]をクリックします。
[リストアおよびリカバリ オプション]タブで、[データベースに「このデータベースはリストアで上書きできます」フラグを設定(オリジナルデータベースへのESEリストアには不要)]を選択します。
利用可能であれば、[リストアとリカバリのオプション]タブでその他のオプションを変更します。
[セキュリティ]タブをクリックし、適切な[認証詳細]フィールドを入力します。
[Exchange管理者のユーザー名]:このフィールドにはデフォルトで、対象となる元のExchange Serverのバックアップに使用された管理者レベル・アカウントが表示されます。この値は必要に応じて変更することができますが、指定されたアカウントはリストアの対象として稼働するマシンについて適切なバックアップ/リストア権限を持つ必要があります。
[パスワード]:上記のフィールドに指定したユーザー名に対応するパスワードを入力します。
[Windowsドメイン]:異なるExchange Serverへのリカバリには必要ではないので、このフィールドをブランクのままにしても構いません。
デフォルト設定を使用しない場合は、[ジョブ名]に、ジョブの名前を指定します。
[クライアント指定]リストで、ターゲット・データベースの作成先のExchange Serverを選択します。
[保存]または[保存&実行]の、どちらか適切な方をクリックします。
[ジョブ・ステータス]ページで進捗をモニタしたり、[ログ参照]ページでログを参照表示したりできます。詳しくは、『Dell NetVault Backupアドミニストレーターズ・ガイド』を参照してください。
a
Exchange 管理シェルを開きます。
Get-Mailbox -Database <ソース・データベース> |where {$_.ObjectClass
| Move-Mailbox -ConfigurationOnly -TargetDatabase <ターゲット・データベース>
Get-Mailbox -Database <ソース・データベース> |where {$_.ObjectClass
| Set-Mailbox -Database <ターゲット・データベース>
<ソース・データベース>はリストア元のデータベースの名前、<ターゲット・データベース>はリストア先のデータベースの名前です。

トラブルシューティング

VSS関連問題の診断と解決

Windows®アプリケーション・ログのレビュー:VSS Writersは、NetVault Backupログに記録されていないエラー・ログをこのログに詳細に記録します。詳しくは、http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms157312.aspxの「Windows アプリケーション ログ」を参照してください。
VssadminとDiskShadow:Vssadminを利用して、Writers/Providerとそのステータスを含む検証をVSSadminを使用することが可能です。これにより、VSS Writersが依存するプラグインが有効で使用可能であることを確認します。またそれらにエラーが発生していないか確認することができます。新規ユーティリティのDiskShadowも有益な情報を提供します。詳しくは、http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/bb491031.aspxおよびhttp://technet.microsoft.com/ja-jp/library/cc772172(v=WS.10).aspxを参照してください。
コマンド・プロンプトでvssadminまたはdiskshadowと入力して、追加情報を取得することも可能です。
関連ドキュメント

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