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NetVault Plug-in for Oracle 11.2 - ユーザー・ガイド

Quest® NetVault® Backup Plug-in  for Oracle - はじめに バックアップ計画の策定 プラグインのインストールと削除 プラグインの設定 データのバックアップ Oracle®Flashback Databaseの使用 データのリストア
データのリストアとリカバリ:概要 ユーザー管理リストアの実行 その他のユーザー管理リストア手順 RMANリストアの実行 非RAC環境で使用可能なRMANリカバリ・タイプ RMANを使用したその他のリストア手順
リカバリ・カタログの管理 RMAN CLIの使用 Oracle® RAC環境におけるプラグイ ンの使用 フェイルオーバー・クラスタ環境でのプラグインの使用 Oracle® Data Guardでのプラグインの使用 トラブルシューティング

バックアップ・ジョブのハングアップ

制御ファイルがロックされ、バックアップ・ジョブがハングアップし以下のログが出力される。「ログ・メッセージ:Starting Control File and SPFILE Autobackup at <日付>.」(ログ・メッセージ: 制御ファイルとSPFILEの自動バックアップを開始しました。またはこのジョブがキャンセルされ、後続のジョブがログに以下のエラー・メッセージ付きで完了しました。「ORA-00230: operation disallowed: snapshot control file enqueue unavailable.(ORA-00230: 処理不可:スナップショット制御ファイル・エンキューが使用できません。)」

Plug‑in for Oracle が正しく設定されていない、つまり[設定]ダイアログ・ボックスの[NetVault Backupサーバー]フィールドが設定されていない。
制御ファイルの自動バックアップが本プラグインの正しい設定で有効になっていない。
a
SQL*Plusを起動してローカル・インスタンスに管理者権限で接続します。
d
SQL*Plusを終了し以下のOSシェルでプロセスを停止します。
Kill -9 <spid>
3
[NetVault Backupサーバー]フィールドと[NetVault Backupサーバーからリストアを実施する]フィールドが「デフォルト設定の構成」で説明されているデフォルト属性で定義されているか確認します。

リストアが失敗した

NetVault Backupサーバー[NetVault Backupサーバーからリストアを実施する]の設定が「デフォルト設定の構成」で説明されているデフォルト属性で定義されているか確認します。

RMAN-03002: Duplicate Dbコマンドが<日_時>で失敗しました。
RMAN-06054: 不明のログを要求するメディア・リカバリ:thread <番号> scn <番号>

Oracle® 9iでは、RMANがバックアップ・ストリームで使用可能なログ以外のログを適用しようとするため、本プラグインのクローン・データベース操作がエラーで終了する可能性があります。

RMAN-06054: 不明のログを要求するメディア・リカバリ:<n> seq 40 scn <n>

このエラーは、クローン・データベース操作の実行中に発生することがあります。このエラーは、古い制御ファイルに新しいアーカイブ・ログの記録がないことが原因で発生します。RMANコマンドのALTER DATABASE OPEN RESETLOGSを実行すると、データベースがオンラインになります。

警告(....)データ・プラグイン
(… …)が終了コード5で失敗しました。

この警告は、Oracle 11gデータベースでブロック・メディア・リカバリが選択された場合に表示されます。「失敗」メッセージが表示されても、リカバリは正常に終了しており、Oracleでリカバリしたデータへのフル・アクセス権が許可されています。

コード5は、Oracle 11gから発行される警告であり、リカバリが必要であることをユーザーに通知します。ブロック・メディア・リカバリの実行中に、本プラグインはすでにRMANリカバリ・コマンドを含んでいるので、このメッセージは無視できます。

Oracle RMAN出力がバイナリ・ログに正しく表示されない

RMANベース・ジョブを実行するとき、Plug-in for OracleによりOracle RMANからの出力がNetVault Backupバイナリ・ログにリダイレクトされます。この方法で、Oracle RMANからの出力をNetVault Backupバイナリ・ログで表示できます。ただし、Oracle RMANへの出力は、誤って表示されるかNetVault Backupバイナリ・ログに表示されません。

NLS_LANG設定により、このような出力は誤って表示されるかNetVault Backupバイナリ・ログに表示されません。Oracle RMANにより生成された出力のエンコードがNetVault Backupバイナリ・ログで表示できないことが理由です。

この問題を解決するには、NLS_LANG設定をUTF-8文字セットに変更します。

たとえば、[NLS_LANG]を[JAPANESE_JAPAN.JA16SJISTILDE]に設定し、NetVault Backupバイナリ・ログにOracle RMANに生成された出力が正しく表示されない場合、NetVault Backupバイナリ・ログでメッセージが正しく表示されるように、[NLS_LANG]を[JAPANESE_JAPAN.UTF-8]に変更できます。詳しくは、「データベースの追加」の[NLS_LANG]オプションに関する項を参照してください。

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