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NetVault Plug-in for Oracle 11.2 - ユーザー・ガイド

Quest® NetVault® Backup Plug-in  for Oracle - はじめに バックアップ計画の策定 プラグインのインストールと削除 プラグインの設定 データのバックアップ Oracle®Flashback Databaseの使用 データのリストア
データのリストアとリカバリ:概要 ユーザー管理リストアの実行 その他のユーザー管理リストア手順 RMANリストアの実行 非RAC環境で使用可能なRMANリカバリ・タイプ RMANを使用したその他のリストア手順
リカバリ・カタログの管理 RMAN CLIの使用 Oracle® RAC環境におけるプラグイ ンの使用 フェイルオーバー・クラスタ環境でのプラグインの使用 Oracle® Data Guardでのプラグインの使用 トラブルシューティング

NetVault Backup WebUIからのテーブル・レベルのリカバリの実行

RMANリストアの実行」で説明している手順に加えて、テーブル・レベルのリカバリに対しては以下のオプションが適用されます。

1
[リカバリの実行]タブの[リカバリ・タイプ]セクションで、[テーブル・レベル・ポイント・イン・タイム・リカバリを実行する]オプションを選択します。
2
['System Change Number'ベース][ログ・シーケンス・ベース]、または[タイム・ベース]オプションを選択します。
['System Change Number'ベース]オプションを選択した場合、プラグインはRMANに、テーブル・リカバリ時にuntil scn句を使用するように指示します。例:until scn 5555638
[ログ・シーケンス・ベース]オプションを選択した場合、プラグインはRMANに、テーブル・リカバリ時にuntil sequence <番号> thread <番号>句を使用するように指示します。例:until sequence 38 thread 1
[タイム・ベース]オプションを選択した場合、プラグインはRMANに、テーブル・リカバリ時にuntil time句を使用するように指示します。例:until time "to_date('2013/11/23 06:59:00', 'yyyy/mm/dd hh24:mi:ss')"
3
[Auxiliary Destination]フィールドに、補助インスタンスが必要なすべてのファイル(制御ファイルのコピー、アーカイブ・ログ、データファイルなど)を保管するために使用するディレクトリ(フル・パス)を指定します。
このフィールドの使用は、auxiliary destination '<ディレクトリのフル・パス>'句と同等です。
4
[Recover table]フィールドに、テーブル・レベルのリカバリの一環としてリカバリ・テーブルに含める、テーブルのカンマ区切りリストを入力します。
oracle_user_name.table_name構造体を使用します。Oracle® 12cには、共通ユーザーとローカル・ユーザーが含まれており、ローカル・ユーザーに使用される命名規則は、前のバージョンのOracleで使用されるOracleデータベース・ユーザー名と同様です。
共通ユーザーがあるコンテナの場合、OracleデータベースはSYSおよびSYSTEM共通ユーザーを提供しています。ユーザーが作成する共通ユーザー名は、C##またはc#で開始する必要があります。詳しくは、Oracle 12c Multitenant Architectureのドキュメントを参照してください。
重要: 共通ユーザーからのテーブルをリストする場合は、二重引用符を使用します。SQL*Plusは、C##またはc#を含む文字列を使用するテーブルのクエリを受け付け、二重引用符を除外しますが、RMANはそうではありません。
例1:salesユーザーの3つのテーブルをリストします。
例2:共通のC##SALESユーザーの2つのテーブルをリストします。
前の例の使用は、recover table "C##SALES"."NORTHSALES", "C##SALES"."SOUTHSALES"句と同等です。
5
[Remap table]フィールドに、必要に応じてテーブル・レベル・リカバリの一環として、名前を変更するテーブルのカンマ区切りリストを入力します。
このオプションにより、テーブルをリカバリして、それを分析して妥当性を検証し、オリジナルのテーブルを上書きするかどうかを判断することができます。[Recover table]フィールドに記載されている各テーブルにマッピングを指定する必要はありません。一時的に名前を変更するテーブルのマッピングのみを指定する必要があります。
例1:sales.northsalesテーブルをsales.northsales_recoveredにマップします。
例2:sales.northsalesテーブルをsales.northsales_recoveredにマップします。
例3:sales.northsalesテーブルをsales.northsales_recoveredにマップします。
前の例の使用は、remap table "C##SALES"."NORTHSALES":"NORTHSALES_RECOVERED"句の使用と同等になります。

リカバリ・カタログの管理

リカバリ・カタログの再同期化

Plug‑in for Oracle は、制御ファイルがマウントされリカバリ・カタログ・データベースがコマンド実行で使用可能であれば、RMANバックアップの実行時に自動的にリカバリ・カタログの完全または部分再同期化を実行します。

以下の場合、RMANのRESYNC CATALOGコマンドを使用して、手動による完全再同期化を実行することができます。

手動によるRESYNC CATALOGコマンドの実行はそれほど必要ありません。詳しくは、『Oracle® Database Backup and Recovery Advanced User's Guide』の「Using CROSSCHECK to Update the RMAN Repository」を参照してください。

リカバリ・カタログの完全再同期化を強制的に実行するには、以下の手順に従います。

> rman TARGET / CATALOG rman/<パスワード>@<接続用カタログID>
3

CROSSCHECKコマンドを利用してRMANリポジトリを更新する

RMANリポジトリ内のバックアップに関するデータがNetVaultデータベース内の対応するデータと同期しているかどうかを確認するには、クロスチェックを実行します。バックアップに関するRMANリポジトリ情報のリポジトリ・レコードが実際の物理的な状態と一致しない場合、CROSSCHECKコマンドは無効なRMANリポジトリ情報を更新します。たとえば、ユーザーがOSのコマンドを使用してディスクからアーカイブ・ログを削除する際、実際にはログはすでにディスクから削除されているにも関わらず、リポジトリが依然としてログが存在すると示す場合などです。

CROSSCHECKコマンドを使用したRMANリポジトリの更新について詳しくは、『Oracle® Database Backup and Recovery Basics』を参照してください。

> rman TARGET / CATALOG rman/<パスワード>@<接続用カタログID>
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