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KACE Systems Deployment Appliance 9.2 Common Documents - Administrator Guide (Japanese - 9.0)

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アプライアンスへのドライバパッケージのインポート

アプライアンスへのドライバパッケージのインポート

デバイス固有のネットワークドライバまたはストレージドライバのパッケージを、restore共有ディレクトリからアプライアンスにインポートできます。インポート機能は、ドライバパッケージが1.5 GBより大きい場合、およびドライバパッケージを製造元のWebサイトからダウンロードする必要がある場合(設定や依存関係が複雑なオーディオ、ビデオ、チップセットドライバなど)に役立ちます。

1.
左側のナビゲーションペインで、設定 をクリックしてセクションを展開し、次に パッケージ管理 をクリックして パッケージ管理 ページを表示します。
2.
SDAパッケージのインポート をクリックして インポートリスト ページを表示します。このページには、restore共有ディレクトリのすべてのパッケージがリストされます。
4.
アクションの選択 > 選択内容をインポート を選択します。

ドライバがネットワークドライバまたはストレージドライバの場合は、ドライバを再キャッシュします。詳細については、「ネットワークドライバおよびストレージドライバのディレクトリの再キャッシュ」を参照してください。

KACEブート環境ドライバの理解

KACEブート環境ドライバの理解

KACEブート環境(KBE)にネットワークおよびストレージドライバを追加するとき、drivers共有ディレクトリでは、対応するドライバフォルダの再キャッシュと新しいKBEの構築が必要です。

drivers共有ディレクトリには、2つのブート環境フォルダと、サポート対象のオペレーティングシステムごとに1つのフォルダがあります。KBEおよびオペレーティングシステムタイプは、それぞれ独自のドライババージョンを必要とします。

drivers共有ディレクトリは、次のディレクトリ構造を持ちます。

driversディレクトリにはすべてのタイプのドライバを格納できますが、Questは、ネットワークドライバだけをこのディレクトリに格納することをお勧めします。

ネットワークドライバとストレージドライバの手動による追加

ネットワークドライバとストレージドライバの手動による追加

ネットワークおよびストレージドライバを製造元のWebサイトまたは別のリソースから取得して、手動でドライバを追加できます。

競合を避けるため、driversディレクトリに現在格納されているすべてのドライバを別のソースまたはデバイスに移動します。WinPE KBEを低いバージョンから高いバージョンに(またはその反対に)切り替える場合、ドライバが類似しているので、ドライバフィードによりダウンロードされたすべてのドライバを削除します。また、展開速度が低下するのを防ぐために、環境に存在しなくなっているデバイス用のドライバを削除します。

製造元のサイトから入手できるドライバファイルは、通常.infファイル、.sysファイル、および.catファイルで構成されます。.infファイルがドライバを読み込むために必要な従属ファイルがある場合があります。

1.
アプライアンスのdrivers共有ディレクトリには、UNC(Universal Naming Convention、汎用命名規則)パス\\<アプライアンス>\driversを使用してアクセスします。ここで、<アプライアンス>は、アプライアンスのIPアドレスまたはDNS名です。
2.
ドライバを製造元のWebサイトまたは別のリソースからダウンロードして、アプライアンスのdrivers共有ディレクトリにアクセスできるデバイスに解凍します。
3.
ドライバを使用可能にするプロセスに対応するフォルダに、ドライバファイルを追加します。例えば、KBE_driver_pack/kbe_windows_x86ディレクトリをアプライアンスの対応するkbe_windows_x86ディレクトリに追加します。また、KBE_driver_pack/kbe_windows_x64ディレクトリのコンテンツをアプライアンスの対応するkbe_windows_x64ディレクトリにコピーします。

Quest KBEドライバパックの詳細については、https://support.quest.com/kb/111717を参照してください。

KACEメディアマネージャとWindows ADKの最新バージョンを使用して、Windows 7以降用のWinPE KBEを構築します。メディアマネージャは既存のKBEを上書きできません。KBEに既存の名前を付けないでください。

ネットワークドライバおよびストレージドライバのディレクトリの再キャッシュ

ネットワークドライバおよびストレージドライバのディレクトリの再キャッシュ

ドライバを再キャッシュすると、ドライバが更新されたことがアプライアンスに通知され、メディアマネージャでドライバを使用して、スクリプト形式のインストール専用のブート環境を構築できるようになります。再キャッシュは、変更されたドライバを含むディレクトリのみでも、ドライバデータベース全体でも行うことができます。

再キャッシュを行う前に、drivers/kbe_windows_x86またはdrivers/kbe_windows_x64のディレクトリに、ドライバが存在することを確認します。
注: ドライバの再キャッシュでは、drivers共有ディレクトリのみがスキャンされ、drivers_postinstallディレクトリはスキャンされません。
1.
左側のナビゲーションバーで、ライブラリ をクリックしてセクションを展開し、次に ドライバ をクリックして ドライバ ページを表示します。
2.
アクションの選択 > ドライバの管理 を選択して、すべてのドライバの再キャッシュ をクリックします。変更が発生したディレクトリのみを選択して、アプライアンスの更新にかかる時間を短縮することもできます。
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