NetVault Plug-in for DB2 3.3 - ユーザーズ・ガイド

NetVault Backup Plug-in for DB2 －はじめに

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NetVault Backup Plug‑in for DB2：概要

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NetVault Backup Plug-in for DB2：概要

NetVault Backup Plug‑in for DB2（Plug‑in for DB2）は、DB2データベースのリカバリ可能性に対する信頼性を高め、複雑なスクリプトを作成する手間を省きます。本プラグインでは、Webベースのユーザー・インターフェイス（WebUI）と自動化されたワークフロー・プロセスを使用して、一元的にDB2データベースのバックアップおよびリストア・ポリシーを確立、設定、定義できます。オンラインおよびオフライン・バックアップのサポートにより、DB2について習熟していなくても目的のバックアップ方法を柔軟に選択することができます。本プラグインではきめ細かい制御が可能で、データベース全体、個別のテーブルスペース、または個別のログファイルをバックアップおよびリストアできるため、ダウンタイムを最小限に抑えられます。幅広いバックアップ・デバイスが統合されるため、データの保護およびオフサイトへの保存によって障害復旧および業務継続性の目標が満たされるという安心感を得ることができます。

主な利点

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柔軟なバックアップおよびリカバリ・オプションによるリスクの軽減：Plug‑in for DB2では、データベースはバックアップ・オペレーション中もオンライン状態を維持し完全アクセス可能なため、ユーザーのダウンタイムがありません。多様なリカバリ・シナリオに対応できる柔軟性を備えており、DB2データベースの詳細を理解していなくても、最適なバックアップ方法を柔軟に選択することが可能です。本プラグインでは、フル、増分およびデルタ・バックアップのオプションを提供するだけでなく、きめ細かなリカバリをサポートします。このオプションを使用して、データベース全体、個別テーブルスペースまたは個別アーカイブ・ログを現在時刻または最終バックアップ時刻までリカバリすることができます。人的操作への依存を低減することにより高速なリストアが可能となり、再起動を必要とする構文エラーの発生を回避することで、以降のダウンタイムを抑えます。

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IT（情報技術）効率性の最大化：NetVault Backupでは複数のデータベースにまたがって配置されたストレージ・リソースを管理することができるため、繰り返しの多い手動によるバックアップ操作から開放され、ビジネスの継続性に不可欠なタスクに集中することができます。経験の浅い担当者はルーチン的な管理オプションを実行できるため、DB2の詳細について理解していなくても包括的なバックアップ・ポリシーを作成することができます。本プラグインのポイントアンドクリック・オプションにより、バックアップの定義やジョブのスケジュールなどのワークフローを自動化します。

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ビジネスの継続性を確保：ビジネス上重要なアプリケーションのデータ保護計画でオフサイト・バックアップは重要です。本プラグインは幅広いバックアップ・デバイスとNetVault Backupとの統合を有効に活用します。NetVault Backupでは、バックアップの保存先として、ほとんどの人気の高いバックアップ・デバイスを柔軟に選択することができます。バックアップをオンラインで仮想テープ・ライブラリ（VTL）に保存できます。また、そのジョブを複数のDB2データベースや、その他の専用データベースで共有される物理テープ・ライブラリ、または一般的なバックアップ・ファイル用の物理テープ・ライブラリにも複製できます。