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NetVault Bare Metal Recovery 11.2 - Linux Live Client Plug-in リリース・ノート

Quest® NetVault® Bare Metal Recovery Plug-in Live Client for Linux® 11.2

このリリースについて

NetVault Bare Metal Recovery Plug-in Live Client for Linux 11.2は、拡張機能が含まれたマイナー・リリースです。製品のドキュメントは下記サイトからご覧いただけます。https://support.quest.com/ja-jp

既知の問題

Red Hat® Enterprise Linux®(RHEL)5.1クライアントのバックアップが、以下のエラーを伴って失敗する場合があります。

Cannot find the Xen® hypervisor file which the system was booted with.Without this, it is not possible to perform a system installation.You should create the file /storix/config/multibootfile with a line specifying the full path to the hypervisor file and recreate the boot media.(システムを起動したXenハイパーバイザ・ファイルが見つかりません。これを使用しないと、システムのインストールを実行することができません。/storix/config/multibootfileファイルを作成し、ハイパーバイザ・ファイルへの完全パスを指定する行を追加してから起動メディアを再作成してください。)

対処法:

1
「/boot/grub/grub.conf」を開き、マシンの起動元のセクションを検索します。
次のようになります。kernel /xen.gz-2.6.18-53.el5
2
ファイルを作成して「/storix/config/multibootfile」という名前を付け、以下の例に示すようなハイパーバイザー・ファイルへのフル・パスを指定する行を追加します。/boot/xen.gz-2.6.18-53.el5

17294(VLG‑110)、17342(VLG‑156)

リストアは正常に完了したが、マウント済みパーティションのサイズが変わり、一時ファイル・システムがマウント解除されないことがあります。この場合、一時ファイル・システム(tmpfs)を手動でマウントするか、システムの起動時に「/etc/fstab」を編集してマウントします。

17302(VLG‑118)

SCSIまたはネットワーク・デバイスが起動時にStorix®起動メディアから利用できない場合、デバイス・モジュールが起動メディアに含まれていない、あるいはマスター・モジュール・ファイルにリストされていないと示されることがあります。

対処法:

見つからないSCSIやネットワーク・デバイス・モジュールを追加するには、起動メディアが作成されるクライアント上で以下の手順を実行します。

メモ: ネットワーク・ドライバにエントリを追加する場合は「bootlist_network」ファイルを使用し、SCSIドライバにエントリを追加する場合は「bootlist_scsi」ファイルを使用する必要があります。
2
カスタム・ディレクトリで「bootlist」ファイルを開き、#$ SCSI adapters行の下にSCSIデバイス・モジュールを追加して、"#$ Ethernet Network Adapters行の下にネットワーク・デバイス・モジュールを追加します。
例:#MOD:S:dc395x_trm:DC-395U SCSI adapter support

17317(VLG‑131)

Ubuntu®クライアントで、復元後にStorix管理シェルがmaint>を返しません。これはUbuntu内で/bin/sh/bin/dashにリンクされているためです。このため、復元完了後Storixは、新たに復元されたルートでchrootを実行して/bin/shを呼び出します。このシェルにはプロンプトがひとつも表示されません。

17346(VLG‑161)

本プラグインでは、暗号化されたパーティションをサポートしません。暗号化パーティションを有効化した場合、バックアップは以下のエラーを伴って失敗します。

17361(VLG‑175)

Storixを使用している場合、同じディスク・サイズの同一クライアントまたは異なるクライアントを復元すると(これらのいずれかが論理グループやボリュームの一部として設定されているなど)、以下のメッセージが表示されることがあります。

対処法:パーティション・サイズを調整するには、Storix内の[View/Change Installation Settings]機能を使用します。

 

複数ディスクにまたがったストライプ化論理ボリュームを再作成するためにリカバリ・プロセスを許可するには、ストライプ・サイズを手動で変更します。

1
Storixの[メイン・メニュー]から、[View/Change Installation Settings]、[Logical Volume Management]、[Add or Change Logical Volume]の順に選択します。
3
[Stripe Size]0から元々設定されていたサイズに変更します。
4
[メイン・メニュー]に戻り、各選択画面上でF3を押します。

 

Storix SBAdminは、Dell™ EqualLogic™ドライバをサポートしないので、プラグインは、Dell EqualLogicデバイスに送信されるバックアップ・ジョブをサポートしません。

31073、32465

システム要件

NetVault Bare Metal Recovery Plug-in Live Client for Linux 11.2をインストールする前に、システムがhttps://support.quest.com/ja-jpから入手できる『Quest NetVault Backup互換性ガイド』で説明されている要件に適合することを確認します。
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