NetVault Plug-in for FileSystem 13.0 - ユーザー・ガイド

Quest NetVault Plug‑in for FileSystem（NetVault Plug‑in for FileSystem）は、重要なファイル・システム・データの回復可能性の確度を向上し、複雑なバックアップおよびリカバリ・スクリプトを作成する手間を排除します。直感的なユーザー・インターフェイスと自動ワークフロー・プロセスを利用したこのプラグインは、複数のリカバリ・シナリオに対応した柔軟なバックアップ・ポリシーの設定、構成、および作成を行う、中心的なコンソールとして機能します。フル、増分、差分バックアップのサポートにより、使用するバックアップ手段を選択することができます。このプラグインは、最低限の操作でボリューム全体、個別のパーティション、または個別のディレクトリとファイルをすばやく確実にリストアできるようにして、ダウンタイムを最低限に抑えます。幅広いバックアップ・デバイスが自動的に統合されるため、データの保護およびサイト外への安全な保管によって障害復旧および業務継続性の目標が確実に満たされます。


	メモ： NetVault Plug‑in for FileSystemは、NetVaultソフトウェアに同梱されており、NetVaultサーバーまたはクライアント・ソフトウェアのインストール時に、各マシンに自動的にインストールされます。

主な利点

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重要なデータの信頼性の向上とリスクの軽減：NetVault Plug‑in for FileSystemは、お客様のNetVaultサーバーおよびクライアントを全体的に保護します。複雑なバックアップ・スクリプトを作成する必要はありません。このプラグインは、ファイル・システム・データのフル、増分、および差分バックアップを可能にし、またWindowsベースのシステムでの追加のスナップショット・ベースの特定時点での一貫したバックアップもサポートしています。NetVault Plug‑in for FileSystemを使用してバックアップ・ポリシーを導入すると、データが確実に保護され、障害発生時にも必要とされるリカバリを実行できます。

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リストアの高速化とダウンタイムの短縮：バックアップ管理者がNetVault Plug‑in for FileSystemを使用すれば、失われたデータをリカバリするために、スクリプトを作成したりリストア・コマンドを実行したりする必要はありません。操作は簡単なポイント・アンド・クリック方式で、データ・リカバリ時の手間や誤操作を削減することができます。また柔軟なリカバリ・オプションにより、ボリューム全体や個別のファイルを同じ場所または別の場所にリカバリできます。

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バックアップ・デバイスの自動統合によるビジネス継続性の強化：NetVault Plug‑in for FileSystemは、さまざまなディスク・ベース・デバイス、テープ・ベース・デバイス、物理ライブラリ、単体ドライブをサポートしています。ディザスタ・リカバリを目的に、データをテープやディスクでサイト外に安全に保管すれば、不測の事態が発生しても確実にデータを回復することができます。NetVault Plug‑in for FileSystemを使用すれば、管理者が常時待機する必要がなくなります。経験の浅い管理者でも、正確で迅速なリストアの実行を確信をもって開始できるため、ダウンタイムが短縮され業務継続性が高まります。

機能概要

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サーバーおよびクライアント・システムの保護

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標準およびスナップショット・ベース・バックアップ方式のサポート

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データをオンラインにした状態、すなわちアクセス可能な状態でフル、増分、および差分バックアップの実行を許可

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マルチストリーム・バックアップ動作のサポート

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ボリューム、パーティション、個別のディレクトリおよびファイルをリストア

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