NetVault Backup Serverから、[ジョブ・ステータス]ページを使用してジョブの進行状況を監視できます。ジョブの進行状況を監視する必要はありませんが、NetVault Bare Metal Recovery Clientのリカバリを実行する場合は進行状況を監視することをお勧めします。Linux NetVault Bare Metal Recovery Clientのリカバリが完了したら、オンラインに戻すための最後のタスクを実行する必要があります。リカバリ・ジョブを監視することにより、ジョブの完了通知を受け取り、この最後のタスクを実行できます。
メモ: このトピックでは、NetVault Backup WebUIの[ジョブ・ステータス]ページを使用して、Linux DRリカバリ操作の進行状況を監視し、ジョブを終了する例を説明します。このダイアログ・ボックスで使用できるツールはPlug-in Live Client for Linux専用ではありません。使用法についての詳細は、『Quest NetVault Backupアドミニストレーターズ・ガイド』を参照してください。 |
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リカバリ・ジョブが実行されているときに、[ナビゲーション]パネルの[ジョブ監視]をクリックします。 |
重要: ジョブを停止する必要がある場合は、同じ方法で[中断]コマンドにアクセスすることもできます。このコマンドを使ってリカバリ・ジョブを停止すると、NetVault Backupは実際にデータ転送を停止します。ただし、Linux NetVault Bare Metal Recovery Client上で実行中の[System Installation for Linux]アプリケーションは機能停止状態になるため、このコマンドはアクセス可能ですが、使用できません。アプリケーションを使用できる状態へ再起動するには、ドライブへCDを挿入し、Linux NetVault Bare Metal Recovery Clientの再起動を行う必要があります。 |
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リカバリ・プロセスを完了するには、Linux NetVault Bare Metal Recovery Clientマシンにローカルにアクセスし、System Installation for LinuxアプリケーションのReboot the Systemコマンドを使用してLinux NVBMR Clientマシンを再起動します。メンテナンス・シェル・プロンプトでexitを入力するか、システムを手動でシャットダウンします。 |
対象となるLinux Clientでリストア・プロセスを完了すると、そのマシンには次の事項が適用されます。
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ターゲットの「hosts」ファイルが修正される:リストアでは、「.../etc/hosts」ファイル内の対象となるNetVault Bare Metal Recovery Clientマシンのエントリが修正されます。たとえば、リカバリ後は、「.../etc/hosts」ファイル内にこのクライアントのIPアドレスおよびエイリアスとともにホスト名が表示されなくなります。IPアドレスを使用すればマシンにアクセスできますが、ホスト名を使用してマシンにアクセスするには、このファイルを編集して適切なホスト名情報をファイルに含める必要があります。この「hosts」ファイルに関する情報と、ターゲットLinuxマシンの適切なホスト名が含まれるようファイルを編集する方法については、関連するLinuxドキュメントを参照してください。 |
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修正されたファイル・バックアップのリストアを実行する(該当する場合):リカバリの完了後、Plug-in Live Client for Linuxで使用するDRイメージのリカバリで説明した、Plug-in for FileSystemでバックアップしたファイルをリストアすることができます。このプロセスにより、これらのファイルはDRリカバリ前の状態にリストアされます。 |
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ブート・ローダ・アプリケーションへの変更:GRUB以外のLinuxブート・ローダ・ユーティリティを実行している場合、対象となるLinuxクライアントでDRイメージをリカバリ後、ブート・ローダ・ユーティリティはこのアプリケーションのGRUBバージョンに置き換わります。 |
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GRUBエントリ:Storixは、同一の物理ハードウェア上に再インストールするのか、同一のストレージ設定へリストアするのか判断することはありません。このため、前回のGRUBエントリが有効か保証されません。リストア後も有効性が保証されるGRUBエントリは、Storixが作成するエントリのみです。 |
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ボリューム・ラベルおよびボリュームUUID:起動またはマウントにユニバーサル固有識別子(UUID)を使用するシステムの場合、正しいデバイスUUIDで/boot/grub/grub.confおよび/etc/fstabを確認し編集します。詳細は、「手動によるUUID情報の更新」を参照してください。 |
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DRリストアのStart-endセクター・ロケーションの変更:DRイメージのリカバリ後、リストアされたパーティションのStart-endセクターは元のバックアップされた場所と異なることがあります。パーティション・サイズは変更されませんが、マスター・ブート・レコードの後に未使用領域が作成されません。そのため、この未使用領域を必要とする一部のブート・ローダ(GRUBなど)は使用できません。上記の項目で説明したブート・ローダ・ユーティリティのLILOバージョンはこの未使用領域を必要としないため、リカバリ後に自動的に設定され、使用することができます。 |
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スワップ・パーティションの変更:リカバリ中は、NetVault Bare Metal Recovery for Linuxモジュールはスワップ・パーティション用に「/etc/fstab」ファイル・エントリを暗黙的に修正します。 |
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ファイル・システム・チェックの有効化:リストアにより、「Maximum mount count」パラメータと「Check interval」パラメータが修正され、これによりファイル・システム・チェックが有効になります。マウント数または指定期間に基づいてパラメータが有効になっていないシステムについては、以下のコマンドを使用して手動でオプションを無効にします。 |
Plug-in Live Client for Linuxを使用してデータを復元する場合、各ファイル・システムのUUIDが再作成されます。/boot/grub/grub.confファイルと/etc/fstabファイル内でUUIDが使用されており、これらがPlug-in for FileSystemを使用して前回のバックアップからリストアされた場合、システムは起動に失敗します。これはUUIDが実際のファイル・システム上の値と一致しないためです。この問題への対処法として、ファイルを手動で更新します。
以下の手順では、「dev」や「sda」などのコマンドの使用例を示します。ただし、これらのコマンドをご使用の環境下で実行する場合は、該当する情報を環境に適した情報に置き換える必要があります。
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任意のテキスト・エディタを使用してgrub.confファイルを開きます。 |
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root=UUID=x-x-x-x-xを含むエントリについて、x-x-x-x-x-xをパーティション名に一致させた後、UUIDをパーティション名で置き換えます。 |
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任意のテキスト・エディタを使用してfstabファイルを開きます。 |
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grub.confおよびfstabファイル内のデバイス名をUUIDに変更するには、以下のコマンドを実行します。 |
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/boot/grub/grub.confと/etc/fstabのバックアップ・コピーを作成します。 |
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