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NetVault Bare Metal Recovery 12.4 - Plug-ins ユーザー・ガイド

NetVault Bare Metal Recovery Plug-inの概要 NetVault Bare Metal Recoveryシステム構築例 Plug-in Offline Clientについて
Plug-in Server:概要 Plug-in Serverのインストールとアンインストール Plug-in Offline Clientで使用するためのPlug-in Serverの設定 Plug-in Offline Clientを使用したNetVault Bare Metal Recovery Clientの起動 Plug-in Offline Clientを使用したデータのバックアップ Plug-in Offline Clientを使用したデータの復元
NetVault Bare Metal Recovery Plug-in Live Client for Windowsの使用
Plug-in Live Client for Windows:概要 Plug-in Live Client for Windowsで使用するPlug-in Serverの設定 Plug-in Live Client for Windowsのインストールとアンインストール Plug-in Live Client for Windowsを使用したデータのバックアップ Plug-in Offline Clientを使用したNetVault Bare Metal Recovery Clientの起動 Plug-in Live Client for Windowsを使用したデータの復元
NetVault Bare Metal Recovery Plug-in Live Client for Linuxの使用
Plug-in Live Client for Linux:概要 Plug-in Live Client for Linuxのインストールとアンインストール Plug-in Live Client for Linuxで使用するDRイメージの生成 Plug-in Live Client for Linuxで使用する必要なブータブルCDの作成 Plug-in Live Client for Linuxで使用するDRイメージのリカバリ
NetVault Bare Metal Recovery(物理から仮想へ:P2V)リカバリ トラブルシューティング

Plug-in Offline Clientを使用したバックアップの対象データの選択

Plug-in Offline Clientを使用したバックアップの対象データの選択

バックアップ・ジョブを作成するには、セット(バックアップ・セレクション・セット、バックアップ・オプション・セット、スケジュール・セット、ターゲット・セット、および詳細設定セット)を使用する必要があります。詳細は、『Quest NetVault Backup Administratorガイド』を参照してください。

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Plug-in Offline Clientを使用してNetVault Bare Metal Recovery Clientを起動したら、NetVault Backup ServerにアクセスしてNetVault Backup WebUIを起動します。
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[ナビゲーション]パネルで、[バックアップ・ジョブ作成]をクリックします。
[ガイド付き設定]リンクからウィザードを開始することもできます。[ナビゲーション]パネルで、[ガイド付き設定]をクリックします。[NetVault設定ウィザード]ページで、[バックアップ・ジョブ作成]をクリックします。
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[ジョブ名]に、ジョブの名前を指定します。
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[セレクション]リストの隣にあるをクリックします。
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NetVault Backup Serverとして機能するマシン(つまり、Plug-in Serverがインストールされたマシン)を見つけ、ダブルクリックして開きます。
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表示されるリストで、[VaultDR APM]として表示されるPlug-in Serverをダブルクリックして開き、クライアント・システム上のハード・ディスクを表示します。
プライマリ・パーティション:各ハード・ディスクは最大で4つの異なる「真のパーティション」を格納できます。これらはプライマリ・パーティションと呼ばれ、バックアップする際に個別に選択できます。
拡張パーティション:プライマリ・パーティションに割り当てられていないハード・ディスク上のスペースです。このタイプのパーティションは、バックアップする際に選択することができません。バックアップに追加するには、ドライブ全体を選択する必要があります。
論理パーティション:論理パーティションを使用すると1台のマシンで複数のシステム・イメージを実行できます。このオプションは同じOSまたは異なるシステムの複数のインスタンスの場合があります。論理パーティションはバックアップする際に個別に選択できます。
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[保存]をクリックして、[新規セットの作成]ダイアログ・ボックスに名前を入力し、[保存]をクリックします。

Plug-in Offline Clientを使用したバックアップのバックアップ・オプションの設定

Plug-in Offline Clientを使用したバックアップのバックアップ・オプションの設定

次の手順には、バックアップ・オプション・セットの作成が含まれています。

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[プラグイン・オプション]リストの隣にあるをクリックします。
[ディスク・ロー・モード]:このオプションを選択すると、選択したハード・ドライブのすべてのパーティション情報が無視され、「ビット単位」でディスク・イメージ全体のバックアップが実行されます。このバックアップをリストアする際も、ビット単位でデータ転送が行われるため、ターゲット・ドライブをフォーマットしたり、パーティションを削除したりする必要はありません。
以下のような場合、[ディスク・ロー・モード]を使用してください。
[圧縮]:バックアップの実行中にNetVault Bare Metal Recovery Client上のデータを転送前に圧縮する場合には、このオプションを選択します。このオプションにより、データ転送時の全体的なネットワーク・トラフィックが低減されます。また、NetVault Bare Metal Recoveryバックアップを格納するために必要なメディアの容量も少なくて済みます。このオプションは特に、パーティションに大容量の未使用スペースがある場合に特に便利です。このオプションを選択すると通常、ネットワーク・ベースまたはテープ・ライブラリ・ベース圧縮機能を使用するよりもよい圧縮結果が得られます。
重要: BitLockerを使用して圧縮オプションおよびディスク・ロー・モードオプションを有効にした場合、バックアップ処理に時間がかかる場合があります。圧縮が有効になっているデータのサイズが非圧縮データのサイズに近く、BitLockerフル・ボリューム暗号化(FVE)オプションを使用している場合、このような状況が発生する場合があります。バックアップ・プロセスの速度を向上させるには、FVEではなくBitLockerの使用ディスク容量のみオプションを使用します。
[NTFSパーティションの使用ブロックのみをバックアップ]:Windows PEベースのPlug-in Offline Clientを使用していて、バックアップにWindowsベースのパーティションが含まれている場合、使用ブロックのみをバックアップするときにはこのオプションを選択します。このオプションを選択しない場合、バックアップ・データとNTFSボリュームのサイズの誤差(4 K程度)がバイナリ・ログに記録される場合がありますが、これは想定される動作であり、リストアに影響することはありません。LinuxベースPlug-in Offline Clientを使用している場合、このオプションは表示されますが機能しません。
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[保存]をクリックします。
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[新規セットの作成]ダイアログ・ボックスで、セットの名前を指定して、[保存]をクリックします。

Plug-in Offline Clientを使用するデータのバックアップでのジョブの最終処理と送信

Plug-in Offline Clientを使用するデータのバックアップでのジョブの最終処理と送信

最終ステップには、[スケジュール]、[ターゲット・ストレージ]、および[詳細設定]ページの追加オプション設定、ジョブの実行、および[ジョブ・ステータス]と[ログ参照]ページからの進捗状況の監視が含まれています。これらのページとオプションは、すべてのNetVault Backupプラグインに共通しています。詳細は、『Quest NetVault Backup Administratorガイド』を参照してください。

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[スケジュール][ターゲット・ストレージ]、および[詳細設定]リストを使用して、その他の必要なオプションを設定します。
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[保存]または[保存 & 実行]の、どちらか適切な方をクリックします。

すでに作成および保存しているジョブを実行するには、[ナビゲーション]パネルで[ジョブ定義管理]を選択し、目的のジョブを選択して、[今すぐ実行]をクリックします。

[ジョブ・ステータス]ページで進捗状況を監視したり、[ログ参照]ページでログを表示したりできます。詳細は、『Quest NetVault Backup Administratorガイド』を参照してください。

Plug-in Offline Clientを使用したデータの復元

Plug-in Offline Clientを使用したデータの復元

以下のトピックでは、バックアップを物理マシンやVMDK(仮想マシン・ディスク・フォーマット)イメージなど、さまざまな設定においてリストアする方法について説明します。

注意: バックアップした同一ディスクへのリカバリを実行する前に、すべての既存のパーティションが削除されていることを確認する必要があります。削除されていない場合、同一ディスクへのリカバリが失敗する可能性があります(データが[ディスク・ロー・モード]を使用してバックアップされていない場合)。

リストアによってターゲットされたOSのディスク・ジオメトリは、バックアップされたソースOSのジオメトリと必ず一致する必要があります。たとえば、ソースのトラックでは32セクタが使用され、ターゲットのトラックでは63セクタが使用されているため一致しない場合、システムの起動時にエラーが発生します。

追加説明

VMがWindows Server 2012または2012 R2ベースであり、Plug-in Offline Client for Linuxを使用する場合、E1000アダプタを使用するには、VMware設定ファイルをアップデートします。詳細は、「Plug-in Offline Client for LinuxでのWindows Server 2012ベース仮想のマシンの使用」を参照してください。
VMware® VMで実行されているPlug-in Offline Client for Linuxを再スタートするとき、次のエラーが発生する可能性があります。

Windows PEベースのVaultOSを使用していて、[ディスク・ロー・モード]オプションを使用してバックアップを作成し、物理マシンまたはスタンバイNetVault Bare Metal Recovery Clientにデータをリストアしている場合、リストアおよびリカバリ処理を開始する前にディスクを空にします。

関連ドキュメント

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