NetVault Bare Metal Recovery Clientの起動前に以下が完了していることを確認してください。
• |
起動用CDが作成済み:対象となるLinux Client用のPlug-in Live Client起動CDを、Plug-in Live Client for Linuxで使用する必要なブータブルCDの作成に記載の手順で作成しておく必要があります。 |
• |
対象となるNetVault Bare Metal Recovery Client上でCDドライブをプライマリ起動ソースとして設定済み:CDからマシンを起動できるように、NetVault Bare Metal Recovery Clientとして動作するLinuxマシンで、CDドライブ(USBポートを使用して接続されている場合はUSB 3.0以前のプロトコルを使用する必要があります)を、プライマリ起動ソースとして設定する必要があります(システムのBIOSアプリケーションにアクセスしてドライブをプライマリ起動ソースとして設定するなど)。 |
• |
NetVault Backup Serverおよびクライアント情報が収集済み:作成した起動用CDで対象となるLinuxクライアントを起動した後、以下を含むさまざまな情報を使用してマシンを構成します。 |
• |
ゲートウェイ・アドレス(使用可能な場合) |
• |
コミュニケーション・ポートが使用可能:このコミュニケーション・ポートが空いており、Plug-in Live Client for Linuxが使用できる状態になっていることを確認します。このデフォルト・ポート「10666」が使用可能でない場合、作業を進める前にコミュニケーション・ポートを再設定します。詳しくは、Plug-in Live Client for Linuxで使用するターゲットNetVault Bare Metal Recovery Clientの通信ポートの再設定(オプション)を参照してください。デフォルト・ポート「10666」が利用可能な場合は、Plug-in Live Client for Linuxで使用するターゲットNetVault Bare Metal Recovery Clientの起動手順へ進みます。 |
Plug-in Live Client for Linuxはデフォルトでポート「10666」で受信します。ファイアウォールを設定している場合、リカバリを実行するためコミュニケーション・ポートの変更が必要な場合があります。たとえば、コミュニケーション・ポートをポート12345に変更したい場合などは、以下の手順に従います。
2 |
3 |
[リストア・ジョブ作成 — セーブセット選択]ページで、利用可能なセーブセットを選択し、[次へ]をクリックします。 |
4 |
[セレクション・セットの編集]ページでをクリックします。 |
5 |
[Restore Server Port]フィールドに「12345」と入力します。 |
6 |
設定を保存するには、[OK]をクリックします。 |
7 |
8 |
[System Installation for Linux]アプリケーションが起動すると、次に[YSTEM INSTALLATION AND MAINTENANCE]メニューが表示されます。[System Recovery Utility]を選択し、Enterキーを押します。 |
9 |
[Start a Maintenance Shell]を選択し、Enterキーを押します。メンテナンス・シェル・プロンプトが表示されます。 |
11 |
Plug-in Live Client for Linuxで使用するターゲットNetVault Bare Metal Recovery Clientの起動手順で説明されている通りに起動手順を実行します。 |
次の手順に従って、Linux NetVault Bare Metal Recovery Clientを起動します。
メモ: [System Installation for Linux]アプリケーションは、DRリカバリのカスタマイズに使用できる複数のユーティリティを提供します。しかし本ガイドでは、これらすべてのユーティリティの使用法については説明しません。本ガイドでは、標準のリカバリ操作の実行に必要となるツールについてのみ説明します。 |
重要: このプラグインでは、標準DRリカバリの実行に必要なユーティリティのみの使用をQuestでは強くお勧めしますが、System Installation for Linuxアプリケーションには、使用法について簡単に説明するヘルプ・システムが内蔵されています。このヘルプ・システムはF1キーを押すと画面ごとに表示されます。 |
2 |
3 |
次に表示される[デバイスまたはサーバーのインストールを設定]ダイアログ・ボックスで、矢印キーを使って[リモート・デバイスからインストール]という見出しの次にある[ネットワーク構成を設定または変更]オプションに移動し、Enterを押してこのオプションを選択します。 |
4 |
[ネットワークのインストール構成を設定または変更]ダイアログ・ボックスが表示されたら、矢印キーを使って移動し[TCP/IP構成]という見出しの下にある4つのフィールドに次の情報を入力します。 |
• |
[ServerのIPアドレス]:前のセクションで説明したジョブの起動に使用したNetVault Backup Serverへ割り当てられたIPアドレスを入力します。 |
• |
[ClientのIPアドレス]:Linux NetVault Bare Metal Recovery Clientとして動作するマシンに割り当てられたIPアドレスを入力します。 |
• |
[ゲートウェイ・アドレス]:ネットワークが使用するゲートウェイ・アドレス(使用可能な場合)を入力します。 |
重要: [ゲートウェイ]フィールドへの入力はオプションです。Plug-in ServerとPlug-in Live Clientが同じネットワーク・セグメントにある場合は、このフィールドをブランクのままにしてください。サーバーとクライアントが別のセグメントにある場合のみ、ゲートウェイの値を入力してください。 |
• |
[サブネット・マスク]:ネットワークが使用するサブネット・マスクの値を入力します。 |
5 |
6 |
このダイアログ・ボックスの一番下のバーに表示されるコマンドが更新され、[F4=List]オプションが表示されます。F4キーを押して、Linuxクライアントで使用可能なネットワーク・インターフェイス・カード(NIC)のリストを表示します。 |
7 |
表示されたサブウィンドウで、矢印キーを使って使用するNICへ移動し、Enterキーを押して選択します。 |
8 |
[ネットワーク・デバイス]フィールドが更新され、選択したNICが表示されます。F3またはEscキーを押して、すべての設定を確認し、このダイアログ・ボックスを閉じます。これで[デバイスまたはサーバーのインストールを設定]ダイアログ・ボックスに戻ります。 |
9 |
10 |
重要: このプロセスの起動には、「Plug-in Live Client for LinuxでDRイメージを使用したデータの復元」で説明されているように、目的のリカバリ・ジョブがすでに設定され、NetVault Backup Serverで起動していることが条件となります。 |
11 |
重要: Storixを使用している場合、同じディスク・サイズの同一または異なるクライアントをリストアすると(これらのいずれかが論理グループやボリュームの一部として設定されているなど)、次のメッセージが表示されます。「The following non-fatal errors must be corrected before continuing: Disk sdb: This disk is not large enough for the partitions as they are currently defined.You must reduce the space requirements on this disk by at least 7MB by removing the partitions or reducing their sizes.(致命的ではありませんが、継続する前に以下のエラーを修正する必要があります: Disk sdb: このディスクには、現在定義されているパーティションに対して十分な空き容量がありません。パーティションを削除またはサイズを小さくすることにより、このディスク上で必要な容量を少なくとも7MBまで削減する必要があります。)」この問題に対処するには、Storix内の[インストール設定の表示/変更]機能を使用してパーティション・サイズを調整します。 複数ディスクにまたがったストライプ化論理ボリュームを再作成するためにリカバリ・プロセスを許可するには、ストライプ・サイズを手動で変更します。Storixのメイン・メニューから、[インストール設定の表示/変更]>[論理ボリュームの管理]>[論理ボリュームを追加または変更]を選択します。利用可能なボリュームを選択し、[Enter]を押します。[ストライプ・サイズ]を「0」から元々設定されていたサイズに変更します。 |
いくつかのトピックで述べたとおり、Plug-in Live Client for LinuxではRaw形式のディスクのバックアップおよびリストアはサポートされません。ただし、前のトピックで説明した標準の起動ルーチンを手順どおりに実行すると、Raw形式のディスクは自動的に初期化され、データのリストアが開始されます。その結果、これらのRaw形式ディスクに保存されていたデータは失われます。Raw形式ディスクをリストアから除外するには、以下の手順に従って、Raw形式ディスクを含む対象となるLinux NetVault Bare Metal Recovery Clientを適切に起動します。
重要: この設定を行う前に、Plug-in Live Client for LinuxでDRイメージを使用したデータの復元で説明した手順を実行する必要があります。DRバックアップ・ジョブの実行前にキューに追加されていない場合、この手順を完了することはできません。つまり、ジョブをNetVault Backup WebUIで開始した後、この設定を実行する必要があります。 |
1 |
この設定を行う前に、「Plug-in Live Client for Linuxで使用するターゲットNetVault Bare Metal Recovery Clientの起動手順」のStep 1~Step 9で説明した手順を実行する必要があります(つまり、Step 10からStep 11は実行しないよう注意してください)。 |
2 |
4 |
5 |
ダイアログ・ボックスが更新され、ターゲット・システムで現在利用可能なディスクのリストを示すフレームが表示されます。矢印キーを使用して、復元から除外するディスク、つまりRawパーティション形式ディスクを選択し、Enterを押して選択します。 |
6 |
目的のディスクが選択されると、フレームが更新され、利用可能なオプションのリストが表示されます。矢印キーを使用して[ディスクのバックアップ・データをリストアしない]オプションを選択し、Enterキーを押して選択します。 |
重要: ドライブに対して[このディスクのバックアップ・データをリストアしない]オプションを選択する前に、選択したドライブが除外するドライブであることを確認する必要があります。ドライブを一旦リストアから除外すると、後で再追加することはできません(設定を変更する唯一の方法は、Linux NetVault Bare Metal Recovery Clientを再起動して、これらの手順を初めからやり直す方法です)。 |
7 |
8 |
9 |
10 |
11 |
© ALL RIGHTS RESERVED. 利用規約 プライバシー Cookie Preference Center