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KACE Systems Management Appliance 13.2 Common Documents - Administrator Guide (Japanese - 13.0)

KACE システム管理アプライアンスについて
アプライアンスコンポーネントについて 管理者コンソールについて
組織コンポーネントが有効化されていない場合の管理者モードで使用可能なコンポーネント 組織コンポーネントが有効化されている場合の管理者モードで使用可能なコンポーネント 組織コンポーネントが有効化されている場合のシステムモードで使用可能なコンポーネント 「ホーム」コンポーネントの使用 情報の検索およびリストのフィルタリング 管理者コンソールへのログイン: 初めてネットワークを構成した後の最初のログイン
はじめに
アプライアンスの設定
要件と仕様 アプライアンスの電源投入と管理者コンソールへのログイン コマンドラインコンソールへのアクセス 設定の変更追跡 システムレベルおよび管理者レベルの一般設定項目の設定 アプライアンスの日付と時刻の設定 ユーザー通知の管理 すべてのユーザーに対して 2 要素認証を有効にする ポート設定、NTPサービス、およびWebサイトアクセスの検証 ネットワーク設定とセキュリティ設定の構成 エージェント設定の構成 セッションタイムアウトと自動更新設定の構成 ロケール設定の構成 デフォルトテーマの設定 データ共有の基本設定の構成 DIACAPコンプライアンス要件について モバイルデバイスによるアクセスの設定 組織およびリンク先アプライアンスの高速切り替えの有効化 Quest KACEアプライアンスのリンク 履歴設定の定義
アイテムのグループを管理するためのラベルのセットアップおよび使用 ユーザーアカウント、LDAP認証、およびSSOの設定
ユーザーアカウントおよびユーザー認証について ロケール設定について システムレベルユーザーアカウントの管理 組織ユーザーアカウントの管理 ユーザープロファイルの表示または編集 LDAPサーバーを使用したユーザー認証 LDAPサーバーからのユーザーのインポート シングルサインオン(SSO)について シングルサインオンの有効化および無効化 Active Directory を使用したシングルサインオン シングルサインオン用に SAML を構成する ユーザーセッションの確認
管理対象デバイスへの KACE エージェントの展開 レプリケーション共有の使用 資格情報の管理 資産の設定
資産管理コンポーネントについて 資産管理ダッシュボードの使用方法 資産管理について 資産タイプの追加とカスタマイズおよび資産情報の維持 ソフトウェア資産の管理 物理的資産と論理的資産の管理 手動資産情報の維持および使用 場所の管理 契約の管理 ライセンスの管理 購入レコードの管理
ライセンスコンプライアンスの設定 ライセンスコンプライアンスの管理 サービスデスクの設定 サービスデスクウィジェットのキャッシュライフタイムの設定 組織の作成と管理 アプライアンスリソースのインポートとエクスポート
インベントリの管理
インベントリダッシュボードの使用 デバイス検出の使用 デバイスインベントリの管理
デバイスの管理について 各デバイス管理方法で使用可能な機能 インベントリ情報について インベントリ設定に対する変更の追跡 インベントリ情報の管理 デバイスの検出および管理 アプライアンスへの KACE エージェントの登録 KACE エージェントのプロビジョニング
ファイル共有を有効にする Windows デバイスでの GPO プロビジョニングツールを使用した KACE エージェントのプロビジョニング オンボードプロビジョニングを使用した KACE エージェントのプロビジョニング プロビジョニングスケジュールの管理 エージェント通信の管理 管理対象デバイスでの KACE エージェントの更新
KACE エージェントを手動展開する
エージェントのインストールファイルの取得 Windows デバイス上で KACE エージェントを手動展開する Linux デバイスでの手動による KACE エージェントの展開およびアップグレード Linuxデバイス上でのエージェントに関する操作の実行 Mac デバイスでの手動による KACE エージェントの展開およびアップグレード Macデバイス上でエージェントに関するその他の操作を実行する エージェントによって収集された情報の表示
エージェント不要の管理の使用 管理者コンソールでの、または API を使用したデバイスの手動追加 インベントリ更新の強制実行 MIAデバイスの管理 Dell保証情報の取得
ソフトウェア ページでのアプリケーション管理
ソフトウェア ページについて インベントリ設定に対する変更の追跡 ソフトウェア ページインベントリ内のアプリケーションの追加と削除 ソフトウェア資産の作成 ソフトウェア脅威レベルとカテゴリの使用 アプリケーションの検索とラベル作成 ITNinjaフィードの管理
ソフトウェアカタログインベントリの管理
ソフトウェアカタログについて ソフトウェアカタログ情報の表示 ソフトウェアカタログへのアプリケーションの追加 ソフトウェアカタログのアプリケーションに関するライセンス資産の管理 管理対象インストールとカタログ登録済みソフトウェアの関連付け ソフトウェアメータリングの使用 アプリケーション制御の使用 ソフトウェアカタログの更新および再インストール
プロセス、スタートアッププログラム、およびサービスインベントリの管理 カスタムインベントリルールの記述
管理対象デバイスへのパッケージの展開
ソフトウェアの配布とWake On LANの使用
ソフトウェアの配布について 配布設定に対する変更の追跡 配布パッケージのタイプ アプライアンスからのパッケージの配布 代替のダウンロード場所およびレプリケーション共有からのパッケージの配布 Mac OS Xデバイスへのアプリケーションの配布 管理対象インストールの使用 ファイル同期の作成および使用 Wake On LANの使用 管理対象インストールのエクスポート
管理対象デバイスへの警告のブロードキャスト 管理対象デバイスでのスクリプトの実行
スクリプトについて スクリプト設定の変更追跡 デフォルトスクリプトについて スクリプトの追加と編集 実行 および 今すぐ実行 コマンドの使用 設定ポリシーテンプレートについて Windows設定ポリシーの使用 Mac OS X設定ポリシーの使用 ポリシーとスクリプトの編集 スクリプトログの検索 スクリプトのエクスポート
Mac プロファイルの管理 タスクチェーンの使用
デバイスのパッチ適用とセキュリティの維持
セキュリティダッシュボードの使用 パッチ管理について パッチのサブスクライブとダウンロード パッチスケジュールの作成および管理 パッチインベントリの管理 Windows 機能更新プログラムの管理 Dellデバイスおよびアップデートの管理 Linux パッケージアップグレードの管理 デバイスとアプライアンスのセキュリティの維持 隔離された添付ファイルを管理する
レポートの使用と通知のスケジュール サーバーの監視
サーバー監視の開始 監視プロファイルの操作 デバイスの監視の管理 警告の操作
サービスデスクの使用
サービスデスクの設定
システム要件 サービスデスクについて 設定作業の概要 別のシステムからのチケットのインポート サービスデスクの営業時間と休業日の設定 サービスレベル契約の設定 サービスデスクチケットキューの設定 チケット設定の構成 ユーザーコンソールホームページのカスタマイズ 満足度調査の利用 サービスデスクの添付ファイルのセキュリティの有効化または無効化
サービスデスクダッシュボードの使用 サービスデスクのチケット、プロセス、およびレポートの管理
サービスデスクチケットのライフサイクルの概要 管理者コンソールおよびユーザーコンソールからのチケットの作成 Eメールによるチケットの作成と管理 チケットの表示およびコメントや作業や添付ファイルの管理 チケットのマージ チケットのエスカレーションプロセスの使用 サービスデスクプロセスの使用 チケットルールの使用 サービスデスクレポートの実行 チケットのアーカイブ、復元、削除 チケット削除の管理
サービスデスクチケットキューの管理 ユーザーダウンロードおよびサポート技術情報記事について サービスデスクチケット設定のカスタマイズ SMTP Eメールサーバーの設定
メンテナンスとトラブルシューティング
アプライアンスのメンテナンス
設定の変更の追跡 アプライアンスバックアップについて アプライアンスの復元 アプライアンスソフトウェアの更新 アプライアンスの再起動またはシャットダウン KACEからのOVAL定義の更新 日次実行出力の理解
アプライアンスのトラブルシューティング
付録 用語集 当社について 法的情報

例:Azure で Microsoft Active Directory を SAML アイデンティティプロバイダとして使用する

例:Azure で Microsoft Active Directory を SAML アイデンティティプロバイダとして使用する

Azure で Active Directory を SAML アイデンティティプロバイダ(IdP)として使用する場合は、いくつかの追加手順が必要です。ここでは、Active Directory を IdP として SAML を設定するプロセスについて説明します。

b.
https://portal.azure.comにログインし、Azure Active Directory を選択します。
c.
アプリの登録 で、リダイレクト URI の設定をクリアしたまま、新しい登録を作成します。
d.
新しく作成したアプリケーション登録の エンドポイント ページで、連携メタデータドキュメント フィールドの内容をコピーします。
3.
アプライアンス管理者コンソール(https://appliance_hostname/admin)にログインします。または、管理ヘッダーに組織メニューを表示 オプションがアプライアンスの 一般設定 で有効になっている場合は、ページの右上隅で、ログイン情報の横にあるドロップダウンリストから組織を選択します。
4.
SAML 設定 ページに移動します。
a.
左側のナビゲーションバーで、設定SAML 構成 の順にクリックします。
b.
SAML 設定 ページの セキュリティアサーションマークアップ言語(SAML) で、SAML サービスプロバイダを有効にする チェックボックスをオンにします。
5.
リモート ID プロバイダ(IdP)設定 セクションで、次のいずれかの手順を実行して、ユーザーを認証するための IdP メタデータを指定します。
a.
IdP からメタデータを取得 をクリックします。
b.
表示される IdP メタデータ URL フィールドに、2.dで記録した 連携メタデータドキュメント フィールドの内容を入力し、IdP メタデータのインポート をクリックします。
リモート ID プロバイダー(IdP)設定 セクションが更新され、IdP 構成の詳細が表示されます。一覧表示されたオプションで、SAML 認証中にアプライアンスページのリダイレクトを指定します。詳細については、https://www.oasis-open.org/committees/tc_home.php?wg_abbrev=securityを参照してください。
注: SAML 構成中にこの情報を確認するには、このセクションの メタデータを表示 をクリックします。
6.
Security Assertion Markup Language(SAML) セクションで、IdP がパッシブ認証をサポートしない チェックボックスが選択されていることを確認します。
7.
IdP 属性マッピング セクションで、アプライアンスへの SAML ユーザーアクセス権の付与に使用するオプションを選択します。
ローカルユーザーテーブルを使用:アプライアンスにローカルで保存されているユーザーリストに依存します。
LDAP ルックアップを使用:外部 LDAP サーバからユーザー情報をインポートします。詳細については、「LDAPサーバーを使用したユーザー認証」を参照してください。
SAML を使用 を選択し、次のオプションを設定します。
UID:http://schemas.microsoft.com/identity/claims/objectidentifier
ログイン:http://schemas.xmlsoap.org/ws/2005/05/identity/claims/name
名前:http://schemas.microsoft.com/identity/claims/displayname
プライマリ電子メール:http://schemas.xmlsoap.org/ws/2005/05/identity/claims/name
8.
SAML を使用 オプションを選択した場合、役割マッピング で、SAML 認証ユーザーに付与する役割(例えば、管理者役割)の次の条件を指定します。
ここで、<オブジェクト ID> はグループのオブジェクト ID です。
9.
オプション)アプライアンス固有の SAML 設定をアプライアンスに表示するには、ローカルサービスプロバイダ(SP)設定セクションで メタデータの表示 をクリックし、表示されるオプションを確認します。
a.
ローカルサービスプロバイダ(SP)の設定 セクションで、メタデータの表示をクリックします。
c.
アプリ登録ページで、リダイレクト URI を追加する をクリックします。
d.
リダイレクト URI セクションで Web を選択し、SAML 設定 ページの ローカルサービスプロバイダ(SP)設定SP アサーションコンシューマサービス(url) 値に設定します。
e.
詳細設定 で、ログアウト URL フィールドに ローカルサービスプロバイダ(SP)設定 セクションの SP SLO エンドポイント(url)値を設定します。
f.
Azure で API を公開 をクリックし、アプリケーション ID URI の横にある 設定 をクリックします。このフィールドには、ローカルサービスプロバイダ(SP)の設定 セクションの SP エンティティ識別子(uri) 値を設定します。
g.
Azure で マニフェスト をクリックし、右側に表示されるエディタで、「groupMembershipClaims」属性を追加または更新し、その値を「SecurityGroup」または「All」に設定します。
例:「groupMembershipClaims」:「SecurityGroup」、
11.
保存 をクリックします。
c.
管理者コンソール または ユーザーコンソール の「ようこそ」ページを開きます。
d.
ユーザー資格情報を指定せずに、ログイン をクリックします。
ヒント: アプライアンスで SAML が有効になっている場合は、ローカルサインオン をクリックし、ユーザー資格情報を指定します。
管理者コンソール または ユーザーコンソール ページが表示されます。

ユーザーセッションの確認

ユーザーセッションの確認

アプライアンスは、ユーザーセッションを追跡します。最新のセッションのリストを確認、またはアプライアンスのすべてのセッションを表示できます。

ログインしているユーザーのパブリック IP アドレスに関連付けられている場所をアプライアンスで表示できるようにするには、ロケーションデータベースをインストールする必要があります。詳細については、「ロケーションデータベースのインストールと設定」を参照してください。

最近のセッション ページには、すべてのセッションが表示されます。ユーザーアカウントに関連付けられている最新のセッションのクイックリストを表示するには、自分の最近のセッション ペインを使用します。詳細については、「ユーザーセッションのリストを表示」を参照してください。

ロケーションデータベースのインストールと設定

ロケーションデータベースのインストールと設定

ユーザーセッションの詳細には、現在ログインしているユーザーの IP アドレスが含まれます。この情報は、最近のセッション ページに表示されます。パブリック IP アドレスの場合は、特定の IP アドレスに関連付けられた地理的な場所を表示することもできますが、これには、ロケーションデータベースをアプライアンスにインストールする必要があります。MaxMind Geolocation データベースは無料でインストールでき、任意のパブリック IP アドレスのユーザーの場所を表示できます。

MaxMind では、国と都市のデータベースが利用できます。都市データベースは通常、サイズが大きく、インストールに時間がかかります。国データベースでは、各パブリック IP アドレスに関連付けられた国の名前のみが提供され、都市データベースでは、アプライアンスで都市、州または都道府県(該当する場合)、および国を表示できます。

更新されたバージョンをインストールすることで、ロケーションデータベースを定期的に更新できます。複数のデータベースを時間の経過とともにインストールすることは可能ですが、最後にインストールされたデータベースは、以前のバージョンの内容を上書きします。例えば、国データベースがすでにインストールされていて、アプライアンスに都市データベースをインストールした場合、最近のセッション ページの 場所 列に新しくインストールされた都市データベースの情報が反映されます。

MaxMind Geolocation データベースの詳細については、https://www.maxmind.com/ を参照してください。

1.
https://www.maxmind.com/ からロケーションデータベースをダウンロードしてください。
注: MaxMind からデータベースファイルをダウンロードするには、まずユーザープロファイルを作成します。CSV ファイルではなく、MMDB 形式を使用するファイルをダウンロードする必要があります。
アプライアンスで組織コンポーネントが有効化されていない場合は、アプライアンス管理者コンソール(https://appliance_hostname/admin)にログインして、設定 > コントロールパネル を選択します。
アプライアンスで組織コンポーネントが有効化されている場合は、アプライアンスシステム管理コンソール(https://appliance_hostname/system)にログインします。または、ページの右上隅にあるドロップダウンリストから システム を選択して、設定 > コントロールパネル を選択します。
3.
表示される 一般設定 ページの ジオロケーション検索データベース セクションで、ダウンロードした ZIP ファイルをポイントします。
これを行うには、MaxMind Geolocation データベース で、ファイルの選択 をクリックし、新しくダウンロードしたファイルに移動します。
4.
保存 をクリックします。

次に、最近のセッション ページに移動して、現在のユーザーの場所データを確認します。詳細については、「ユーザーセッションのリストを表示」を参照してください。

ユーザーセッションのリストを表示

ユーザーセッションのリストを表示

アプライアンス上のユーザーセッションを確認できます。自分の最近のセッション ペインを使用して、アカウントに関連付けられている最新のセッションを表示します。アプライアンスで現在アクティブなすべてのセッションは、最近のセッション ページで確認することもできます。

アプライアンスが現在のユーザーに対して複数のセッションを検出した場合、アイコンには赤色の感嘆符が表示されます。

1.
アプライアンス管理者コンソール(https://appliance_hostname/admin)にログインします。または、管理ヘッダーに組織メニューを表示 オプションがアプライアンスの 一般設定 で有効になっている場合は、ページの右上隅で、ログイン情報の横にあるドロップダウンリストから組織を選択します。
3.
表示された 自分の最近のセッション ペインで、最新のユーザーセッションのリストを確認します。
注: 必要に応じて、アクション 列の削除アイコンをクリックして、重複したセッションを削除できます。
4.
アプライアンスで現在アクティブなすべてのセッションを表示するには、自分の最近のセッション ペインで、最近のすべてのセッションを表示 をクリックします。
表示される 最近のセッション ページでは、各エントリにユーザー名、使用しているブラウザ、オペレーティングシステム、IP アドレス、セッション期間、最後のアクティビティの日時、および適用可能なアクションが表示されます。パブリック IP アドレスを持つユーザーの場合、ロケーションデータベースがインストールされている場合は、場所も表示されます。詳細については、「ロケーションデータベースのインストールと設定」を参照してください。
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