パッチ適用を有効にするには、パッチをサブスクライブし、アプライアンスへのパッチダウンロードをスケジュールする必要があります。
パッチサブスクリプションは、パッチを受け取るオペレーティングシステムとアプリケーションを選択するプロセスです。
アプライアンス上で組織コンポーネントが有効化されている場合は、各組織のサブスクリプション設定を個別に選択します。
パッチのダウンロード、製品情報へのアクセス、およびQuestサポートとの対話のためには、ファイアウォール、DNS サーバ、およびプロキシサーバの設定で、アプライアンスがポート 80 とポート 443 の両方で特定のドメインにアクセスできるようにする必要があります。
アプライアンスからアクセスできる必要がある次の Web サイトのリンクを参照してください。
https://go.kace.com/to/k1000-network-ports-url-whitelist
デフォルトでは、パッチ検出署名とパッチパッケージは、アプライアンスにダウンロードされません。必要なパッチをサブスクライブし、ダウンロードする時刻をスケジュールする必要があります。
次に、初回パッチサブスクリプションのワークフローを示します。
1. |
情報の収集: サブスクライブする必要がある項目を把握するために、管理対象デバイスにインストールされているオペレーティングシステム、言語パッケージ、およびアプリケーションを特定します。この情報は、アプライアンスの ダッシュボード ページで、またはレポートを実行することでも入手できます。詳細については、「オペレーティングシステムとアプリケーションに関する詳細の表示」を参照してください。 |
2. |
初回パッチサブスクリプションの設定の選択: 管理対象デバイスに必要なオペレーティングシステムおよび言語をサブスクライブします。詳細については、「パッチのサブスクライブとダウンロード設定項目の設定」を参照してください。 |
3. |
パッチ検出署名のダウンロード: パッチ検出署名は、素早くダウンロードができる、大量のディスク領域を必要としない比較的小規模なファイルです。サブスクライブするパッチのパッチ検出署名をダウンロードします。これらの署名をダウンロードすることにより、使用可能なパッチを表示し、後でダウンロードが必要なパッチパッケージを特定できます。詳細については、「パッチおよび機能更新プログラムのダウンロード設定の選択」を参照してください。 |
4. |
検出のみのパッチ適用ジョブの実行: 検出のみのパッチ適用ジョブをスケジュールし、管理対象デバイスに必要なパッチを特定します。検出のみのパッチ適用ジョブは1回限りのアクションで、最初のパッチ適用ジョブがどれくらいの規模になるかが示されます。また、デバイスの稼働率に基づき、どのようにパッチのインストールと再起動にリソースを割り当てるべきかを判断する材料となります。検出のみのパッチ適用ジョブを実行するには、すべてのデバイスでパッチが検出されるよう、パッチスケジュールを作成します。詳細については、「パッチスケジュールの設定」を参照してください。 |
5. |
パッチパッケージのダウンロード設定の選択: 必要なパッチパッケージを特定した後、パッケージのダウンロードを実行する日時を設定します。詳細については、「パッチおよび機能更新プログラムのダウンロード設定の選択」を参照してください。 |
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