nvreportユーティリティを使用して生成したレポート・ファイルは、reportsディレクトリのoutputサブ・ディレクトリ(Windowsでは、<NetVault home>\reports\output、Linuxでは、<NetVault home>/reports/output)に保存し、必要に応じて使用できます。たとえば、このようなレポート・ファイルをブラウザで開いて参照したり、電子メールの添付ファイルとして送信したりできます。外部レポート・ファイルを作成するには、以下のセクションで説明する手順を実行します。
レポート・テンプレート・ファイルには、2つのタイプがあります。
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HTMLテンプレート・ファイル:これらのテンプレートは、NetVault WebUIで使用されます。‑outputdirオプションを指定して、これらのテンプレートを使用すると、HTMLベースの外部ファイルを作成できます。これらのテンプレートの詳細については、「HTMLテンプレート・ファイル」を参照してください。 |
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プレーン・テキストのテンプレート・ファイル:これらのテンプレートは、ターミナル・ウィンドウで出力を表示するために、CLIユーティリティで使用されます。‑outputdirオプションを指定して、これらのテンプレートを使用すると、プレーン・テキストの外部ファイルを作成できます。プレーン・テキストのテンプレート・ファイルには、ファイル名に「clidefault」というテキストや、「ナイス・ネーム」に「cli default file」または「textual」というテキストが含まれます。これらのテンプレートの詳細については、「プレーン・テキストのテンプレート・ファイル」を参照してください。 |
レポート・ファイルを作成するには、以下のオプションを使用します。
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-templatename:テンプレート・ファイルの「ナイス・ネーム」を指定します。 |
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-templatefile:テンプレート・ファイルの名前を指定します。このオプションでは、完全なファイル・パスを指定する必要があります。レポート・テンプレートは、<NetVault home>\reports\templatesディレクトリにあります。 |
出力ディレクトリは、Windowsでは<NetVault home>\reports\output、Linuxでは、<NetVault home>/reports/outputにあります。
-outputdirオプションで既存のサブ・ディレクトリが指定されると、新しいレポートが作成された場合に、上書きされます。既存のレポート・ファイルのコンテンツを保持するには、-appendoutputオプションを使用します。このオプションでは、新しいレポート・データを既存のレポート・ファイルに追加できます。
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-appendoutputオプションは、-outputdirオプションと併用する必要があります。 |
-titleオプションを-outputdirオプションと組み合わせて使用すると、保存したレポート・ファイルにユーザー定義のタイトルを付けることができます。このオプションの構文は次のとおりです。
タイトルにスペースを含めるには、値全体を引用符で囲む必要があります。
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このオプションを-outputdirオプションと組み合わせて使用すると、任意のフォーマットのテンプレート(HTMLまたはプレーン・テキスト)にタイトルを追加できます。 |
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-titleオプションは、-appendoutputオプションと組み合わせて使用すると、既存の「output.html」ファイルの末尾に追加されるレポートのタイトルとして使用されます。既存のレポートの既存のタイトルは保持されます。 |
次の表では、HTMLテンプレート・ファイルの「ナイス・ネーム」とファイル名を示します。
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