ターミナル・ウィンドウでレポートが実行される場合、デフォルトでは、レポートは定義済みレイアウトで表示されます。‑formatオプションを使用すると、列に表示されている文字数の指定、改行の挿入、列の追加または削除を実行できます。以降のセクションでは、フォーマット・オプションについて説明します。
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-formatオプションを使用する場合は、フィールドの実際の名前を使用する必要があります。各名前の先頭には「%」記号を付ける必要があります。実際の名前に「%」記号が含まれている場合は、その名前を指定するときにエスケープ・シーケンス「%%」を使用します。また、すべての必須フィールドを構文に指定する必要があります。いずれかフィールドを構文に指定しない場合、そのフィールドは出力で表示されません。
列の最大文字数を指定するには、2つのコロンとその数を実際の名前に追加します。
レポート出力の各エントリ間に改行を含めるには、-formatオプションで指定したフィールドのリストの末尾に「%\n」を追加します。
一部のテンプレート・ファイルには、-formatオプションを使用して出力に含めることのできる追加フィールドがあります。列を追加するには、nvreport -help field <class name>コマンドを使用してテンプレート・ファイルで使用できるフィールドの完全なリストを取得します。各フィールドの説明列で提供されている情報を確認し、適用可能なフィールドを含めてください。必ず、フィールドの実際の名前を使用します。
以下の例では、「ドライブ」定義済みレポートを使用しています。このレポートには、デフォルト・フィールドがすべて含まれており、さらに、ドライブの書き込みエラー数が表示されます。
-sortオプションを使用して選択したフィールドのエントリをソートできます。ソート式は、以下の形式で指定します。
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[field name]:レポートをソートするフィールド。 |
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[+/-]:出力を指定フィールドの昇順でソートする場合は「+」を、降順で出力をソートする場合は「-」を使用します。 |
レポートは、クラスが提供するどのフィールドでもソートできます。出力には表示されないフィールドの実際の名前も出力のソートに使用できます。
-sortオプションを使用する場合は、フィールドの実際の名前を使用する必要があります。各名前の先頭には「%」記号を付ける必要があります。実際の名前に「%」記号が含まれている場合は、その名前を指定するときにエスケープ・シーケンス「%%」を使用します。
-includeオプションを使用すると、レポートのデータをフィルタリングできます。フィルタ式は、以下の形式で指定します。
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[field name]:フィールドの実際の名前。 |
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[operator]:これには、次のいずれかを使用できます。 |
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[constant]:[field name]の値と比較する値です。たとえば、「42」というジョブIDに割り当てられているジョブに適用されるエントリのみを含めるには、「[constant]」として「42」を指定します。 |
複数のフィルタ式を指定するには、「AND」および「OR」を使用します。また、引数の優先度を示すには、括弧を使用します。
レポートがコマンドラインから実行、表示された場合、出力のタイトルは、デフォルトの「CLI Report」になります。-titleオプションを使用するとレポート・タイトルを変更できます。-titleオプションは、以下の形式で指定します。
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