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NetVault 13.0 - リファレンス・ガイド

前書き はじめに コマンドライン・ユーティリティの使用
クライアント固有ユーティリティ デバイス固有ユーティリティ メディア固有ユーティリティ ジョブ固有ユーティリティ ログ固有ユーティリティ その他のユーティリティ
nvreportユーティリティの使用

nvjoblist

すべてのアクティブなジョブを表示します。出力は、固定列の形式で表示されます。

表56. nvjoblist

-servername

ジョブを管理するNetVaultサーバー名を指定します。

このオプションは、リモート・サーバーがジョブを管理する場合に必要になります。ジョブを管理するのがローカル・サーバーの場合は、このオプションを省略できます。サーバー名では、大文字と小文字を区別します。

-delimiter

区切り文字として使用する文字を指定します。デフォルトでは、区切り文字として空白文字が使用されます。

-title

ジョブの名前を指定します。指定した名前のすべてのジョブを表示するには、このオプションを使用します。フルネームを指定し、引用符で囲む必要があります。

例:

-title “Full_Backup_1

-noheader

ヘッダ行を表示しないようにします。

-runinfo

出力に実行ステータスおよび次回の実行時刻を含めます。

-version

CLIツールのバージョン番号と、マシンにインストールされているNetVaultディストリビューションのビルド日付を表示します。

nvjobmodify

ジョブ定義を変更します。

-jobid

変更するジョブのIDを指定します。

-jobid 56

-jobnameオプションを指定する場合、このオプションは不要です。

-jobname

変更するジョブの名前を指定します。ジョブ名は、引用符で囲む必要があります。

NetVaultサーバー上の複数のジョブの名前が同じ場合、このコマンドは失敗します。このような場合は、-jobidオプションを使用する必要があります。

-type

変更するジョブのタイプ(backupまたはrestore)を指定します。

-change

ジョブ定義をどのように変更するかを指定します。このオプションでは、値を何個でも指定できます。変更することなく、ジョブを開始する場合は、このオプションを省略できます。

-changeオプションの<Change description>変数の形式は次のとおりです。

<item>[:<field>]=<value>

<item>では、Title、Set、Optionsのいずれかの値を取ることができます。

<field>では、変更対象のアイテム内の特定のフィールドを呼び出します。

<value>は選択したフィールドの新しい設定です。

以下のアイテムを変更します。

タイトル:ジョブ名を変更します。
Set:ジョブの定義に使用するセットを変更します。<value>では、新しいセット名を指定します。<field>では、以下のいずれかの値を取ることができます。
BS:バックアップ・セレクション・セット
BO:バックアップ・オプション・セット
S:スケジュール・セット
BT:バックアップ・ターゲット・オプション・セット
AB:バックアップ詳細設定セット
RS:リストア・セレクション・セット
AR:リストア詳細設定セット

 

オプション:ジョブのバックアップ・オプションを変更します。

-submit

ジョブをスケジュールします。このオプションは作成されたものの、スケジュールされていないジョブを単独でスケジュールする場合にも使用できます。

-parameter

パラメータ・ファイルからオプションを読み取ります。

パラメータ・ファイルは、任意のテキスト・エディタを使用して作成できます。1行に1つのオプションとその値を指定し、オプションの前の「-」は省略します。オプションと値を区切るには、スペースまたはタブを使用します。コメントを含めるには、その行の先頭に「#」文字を付けます。

# nvjobmodify example file

jobname Backup File System 10-15

type backup

change Set:BS=selectionsetcli

このファイルは、次のように、-parameterオプションと併用できます。

./nvjobmodify -parameter example.txt

-assign

変更の説明で使用する代入演算子を指定します。デフォルトの代入演算子は「=」文字です。古い値または新しい値に「=」文字が含まれている場合、このオプションを指定する必要があります。

-delimit

変更の説明で区切り文字として使用する文字を指定します。デフォルトの区切り文字は「:」文字です。古い値または新しい値に「:」文字が含まれている場合、このオプションを指定する必要があります。

-version

マシンにインストールされているNetVaultディストリビューションのビルド日付を表示します。

以下のコマンドでは、Plug-in for FileSystemを使用して、フル・バックアップではなく増分バックアップを実行するようにジョブ「Backup File System 10-15」が変更されます。

nvjobresume

以前に保留されたジョブを再開します。このコマンドの1回の実行で再開できるジョブは1つのみです。

-servername

ジョブを管理するNetVaultサーバー名を指定します。

このオプションは、リモート・サーバーがジョブを管理する場合に必要になります。ジョブを管理するのがローカル・サーバーの場合は、このオプションを省略できます。サーバー名では、大文字と小文字を区別します。

-jobid

再開するジョブのIDを指定します。このオプションで指定できるジョブIDは1つのみです。

-phaseid

フェーズIDを指定します。

このオプションは、特定のジョブ・フェーズを再開する場合に使用します。このオプションを省略すると、指定したジョブの既知のすべてのフェーズが再開されます。

-version

マシンにインストールされているNetVaultディストリビューションのビルド日付を表示します。

nvjobstart

ジョブID、フェーズ番号、およびインスタンス番号を使用してジョブを実行します。

表59. nvjobstart

-servername

ジョブを管理するNetVaultサーバー名を指定します。

このオプションは、リモート・サーバーがジョブを管理する場合に必要になります。ジョブを管理するのがローカル・サーバーの場合は、このオプションを省略できます。サーバー名では、大文字と小文字を区別します。

-jobid

実行するジョブのIDを指定します。

-phase

開始するフェーズ番号を指定します。このオプションのデフォルト値は1です。

-instance

開始するインスタンス番号を指定します。

このオプションが指定されていないか、指定したインスタンスが存在しない場合は、ジョブの最後のインスタンスが実行されます。

-wait

タスクが完了するまで待機します。

-version

マシンにインストールされているNetVaultディストリビューションのビルド日付を表示します。

nvjobstartユーティリティでは、デフォルトで、ジョブ終了コードに応じて以下のメッセージを返します。

0

Job completed successfully(ジョブが正常に終了しました)

1

Job Failed with error(ジョブがエラーで終了しました)Job Failed(ジョブが失敗しました)

このメッセージは、以下のジョブ終了状態の場合に返されます。

nvjobstart Enhanced Job Completion Statusオプションを有効にすると、このユーティリティで、以下のコードおよびメッセージが返されます。

0

Job completed successfully(ジョブが正常に終了しました)

1

Job Failed(ジョブが失敗しました)

2

Job Completed with Warnings(警告付きでジョブが完了しました)

3

Job Aborted(ジョブが中断されました)

4

Job Stopped(ジョブが停止しました)

5

Job Died(ジョブが異常終了しました)

-1

Job Failed with Undefined Error(ジョブが未定義のエラーで終了しました)

このオプションについての詳細は、『Quest NetVaultアドミニストレーターズ・ガイド』を参照してください。
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