KACE Systems Management Appliance 13.2 Common Documents - Administrator Guide (Japanese

最初にアプライアンスの電源をオンにするとき、LAN 上の任意のコンピュータからアプライアンス管理者コンソールにログインできます。ただし、アプライアンスに IP アドレスを割り当てるための DHCP サーバが必要です。それによって、セットアップウィザードを使用して、初期ネットワーク設定を構成できます。

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仮想アプライアンスの仮想バージョンを所有している場合、アプライアンスソフトウェアをダウンロードして、仮想インフラストラクチャを設定します。詳細については、仮想アプライアンス用の設定ガイドを参照してください。https://support.quest.com/kace-systems-management-appliance/release-notes-guides に移動します。

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アプライアンスの物理バージョンをインストールしている場合は、「Dell PowerEdge R430 Getting Started With Your System」文書および本アプライアンスに付属する、安全にお使いいただくための注意をお読みいただき、その指示に従ってください。Questアプライアンスは特別に構成されたプラットフォームですので、内部コンポーネントのインストール/削除、ファームウェアのアップデート、BIOS設定の変更などを行う必要はありません。アプライアンスのセットアップについては、本書記載の手順にのみ従ってください。

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社内のDNS（ドメインネームシステム）サーバーのAレコードに、アプライアンスのホスト名を入力します。「A」レコードは「MX」レコードのホスト名を定義します。これにより、ユーザーはサービスデスクにEメールチケットを送信できるようになります。アプライアンスのホスト名は、デフォルトでは k1000 ですが、初期セットアップ中に変更可能です。

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スプリットDNSを使用するかどうか決定します。リバースプロキシを使用してアプライアンスをインターネットに接続する場合、またはアプライアンスを周辺ネットワークやスクリーンサブネットに配置する場合には、スプリット DNS を使用すると便利です。DMZでは、LAN（ローカルエリアネットワーク）に新たなセキュリティレイヤが追加されます。

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（オプション）アプライアンスの静的IPアドレスを取得します。

DHCP サーバーがない場合は、コマンドラインコンソールを使用して、ネットワーク設定を構成できます。詳細については、「コマンドラインコンソールへのアクセス」を参照してください。

注: サービスとしての KACE にログインする方法については、『KACE as a Service Setup Guide』（サービスとしての KACE セットアップガイド）を参照してください。https://support.quest.com/kace-systems-management-appliance/release-notes-guides に移動します。

物理バージョンのアプライアンスを設定する場合:

アプライアンスをラックに取り付け、モニタを直接アプライアンスに接続します。

ネットワークケーブルを以下のポートに接続します。このポートは、バックプレートの上部中央セクションの左から2番目にあります。

アプライアンスの電源をオンにします。

コマンドラインコンソールのログイン画面が、アプライアンスに接続されたモニタに表示されます。ログイン画面に、アプライアンスのDHCPネットワーク設定が表示されます。

アプライアンスの仮想バージョンを設定する場合、仮想マシンの電源をオンにして、アプライアンスを起動します。

初回のスタートアップは5～10分かかります。

コマンドラインコンソールログイン画面に、アプライアンスの DHCP ネットワーク設定が表示されます。

LANに接続されている任意のコンピューター上でブラウザを開き、コマンドラインコンソールのログイン画面に表示されているURLにアクセスします。例：http://kace_sma.local/admin。

ソフトウェア取引契約書ページが表示されます。

契約書に同意します。

初期セットアップウィザードが表示されます。

アプライアンスの設定に必要な情報がすべてそろっていることを確認したら、次へをクリックします。

指示に従って、表示される診断サポートコンソールページの情報を確認し、シークレットキーとオフライントークンを安全な場所に記録します。

ライセンスと管理者の設定ページで、以下の情報を入力します。

オプション

説明

ライセンスキー

Questからの案内のEメールに記載されているライセンスキーです。ダッシュも含めてください。ライセンスキーがない場合は、Questサポート（https://support.quest.com/contact-support）にお問い合わせください。

会社名

会社またはグループの名前です。

管理者Eメール

Questからの連絡の宛先となるEメールアドレスです。

パスワード

デフォルトの admin アカウントのパスワードです。このアカウントは、アプライアンスの管理者コンソールにログインするために使用します。この時点でデフォルトの admin アカウントがアプライアンス上で唯一のアカウントになります。このアカウントのパスワードを忘れると、システムを出荷時のデフォルト状態にリセットすることが必要になる場合があり、データロスが発生します。

注: 複数のタイプの KACE アプライアンスを使用する場合、Quest では、すべてのアプライアンスの admin アカウントに同じパスワードを使用することをお勧めします。同じ admin アカウントのパスワードを使用することで、後でアプライアンス同士をリンクすることが可能になります。詳細については、「Quest KACEアプライアンスのリンク」を参照してください。

2 要素認証

アプライアンスにログインしているユーザーのセキュリティをより強力にするには、この設定を有効にします。この機能では、ログインプロセスにステップが 1 つ追加されます。これは、Google Authenticator アプリケーションに依存して検証コードを生成します。このアプリは、定期的に新しい 6 桁のコードを生成します。有効にすると、エンドユーザーはログインするたびに現在の検証コードを要求されます。

注: この機能を有効にする場合は、アプライアンスサーバのクロック、および Google Authenticator を実行しているデバイスが正確であることを確認してください。Google Authenticator は、現在の時刻に依存してトークンを作成します。サーバーのクロックが Google Authenticator を実行しているデバイスのクロックと同期されていない場合、トークンの検証が失敗し、アカウントのロックアウトが発生する可能性があります。

画面の指示に従って、初期セットアップを完了します。

初期セットアップが完了すると、アプライアンスが再起動し、管理者コンソールのログインページが表示されます。

注: アプライアンスの IP アドレスを変更した場合は、新しいアドレスにアクセスして、ログインページを表示します。

ログイン ID「admin」と、初期セットアップ中に選択したパスワードを使用して、管理者コンソールにログインします。

ライセンスと管理者の設定ページで 2 要素認証が有効になっている場合は、2 要素認証の設定ページが表示されます。

10.

2 要素認証のみ。2 要素認証の設定ページの指示に従い、スマートフォンを使用して Google Authenticator の検証コードを生成します。検証コードフィールドに、Google Authenticator のコードを入力し、設定を完了をクリックします。その後はログインのたびに新しい検証コードが要求されます。

この手順をスキップするには、設定をスキップをクリックします。このステップは、設定されている移行ウィンドウでのみバイパスできます。詳細については、「アプライアンスのセキュリティ設定の構成」を参照してください。

管理者コンソールが表示され、アプライアンスが使用可能になります。使用しているブラウザの設定に基づいて、初回ログイン時に管理者コンソールに表示される日時情報のロケール形式が決定されます。言語設定の変更に関する詳細は、「ロケール設定の構成」を参照してください。

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KACE Systems Management Appliance 13.2 Common Documents - Administrator Guide (Japanese - 13.0)

はじめに

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アプライアンスの設定

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要件と仕様

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アプライアンスの電源投入と管理者コンソールへのログイン

アプライアンスの電源投入と管理者コンソールへのログイン