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NetVault 13.0 - リファレンス・ガイド

前書き はじめに コマンドライン・ユーティリティの使用
クライアント固有ユーティリティ デバイス固有ユーティリティ メディア固有ユーティリティ ジョブ固有ユーティリティ ログ固有ユーティリティ その他のユーティリティ
nvreportユーティリティの使用

nvsetimport

指定したセットを入力ファイルからNetVaultサーバーにインポートします。

-file

入力ファイルの名前を指定します。

-setname[=<newname>]

入力ファイルからインポートするセットの名前を指定します。複数のセットをインポートする場合は、-setnameオプションを使用して各セット名を個別に指定します。NetVaultへのインポート時に、各セットの名前を変更できます。

このオプションを省略すると、入力ファイルに記述されているすべてのセットがオリジナルのセット名のままインポートされます。

同名のセットが存在する場合は、上書きされます。

-assign

変更の説明で使用する代入演算子を指定します。デフォルトの代入演算子は「=」文字です。値に「=」文字が含まれる場合、このオプションを指定する必要があります。

-version

マシンにインストールされているNetVaultディストリビューションのビルド日付を表示します。

nvsetmodify

セットを修正します。

-setname

修正するセットの名前を指定します。

-type

セット・タイプを指定します。以下のいずれかを指定できます。

BS:バックアップ・セレクション・セット
BO:バックアップ・オプション・セット
RS:リストア・セレクション・セット

nvsetmodifyユーティリティは、以下のセット・タイプをサポートしていません。

S:スケジュール・セット
BT:バックアップ・ターゲット・セット
AB:バックアップ詳細設定セット
AR:リストア詳細設定セット

上記のセットを修正するには、以下の方法を使用します。

nvsetcreateユーティリティを使用して、同じ名前でセットを作成します。このユーティリティにより、既存のセットが上書きされます。

-change

変更内容を指定します。このオプションは、複数回使用できます。<change description>変数の書式は次のとおりです。

<item>[:<field>][:<old value>]=<new value>

<item>には、次のいずれかの値を設定できます。

<field>には、アイテム内の修正するフィールドを指定します。

<old value>には、選択したアイテムの古い設定を指定します。

<new value>には、選択したアイテムの新しい設定を指定します。

以下のアイテムを変更します。

tree:セレクション・ツリー内のアイテムを変更します。treeアイテムは、バックアップ・セレクション・セットとリストア・セレクション・セットにのみ適用されます。treeアイテムの場合、<field>変数には次のいずれかの値を設定できます。
path:詳細は、「path」を参照してください。
rename:詳細は、「rename」を参照してください。
info:詳細は、「info」を参照してください。
含める<ノード名>または<ID>:詳細は、「<Node Name>または<ID>」を参照してください。

 

オプション:リストア・オプションを追加または修正します(プラグインでリストア・オプションが提供されている場合)。
Target:ターゲット・ツリー内のアイテムを変更します(リストア・セレクション・セットのみ)。

 

path

クライアント名、プラグイン名、またはセレクション・パス内の単一のノードを変更します。パスを変更するには、<old value>変数と<new value>変数を次のように設定する必要があります。

 

Plug-in for FileSystemのバックアップ・セレクション・セットには、Windowsの次のセレクション・パスが含まれます。
Linuxクライアントでは、Plug-in for FileSystemには事前定義のレベル3ノード(“Fixed Drives”や“Removable Drives”など)は含まれません。したがって、Linux/UNIXクライアント上の同様のセレクションには、次のノードが含まれます。

 

rename

リストア・セレクション・セットに対して、名前変更または移動コマンドの追加または変更を実行します。

 

info

セレクション・ツリーのノードに結合されるプラグイン情報オブジェクトを変更します。このオプションを使用するには、2つの変数を次のように設定します。

 

<Node Name>または<ID>

バックアップまたはリストア・ジョブにアイテムを含めます。CLIによって認識される「ノード名」またはNetVaultによってノードに割り当てられた数値「ID」のどちらかを指定します。どちらの値もnvsetmodify.cfgファイルの[Tree Nodes]セクションの下にまとめて記述されています。

このオプションを使用するには、2つの変数を次のように設定します。

-parameters

パラメータ・ファイルからオプションを読み取ります。

パラメータ・ファイルは、任意のテキスト・エディタを使用して作成できます。1行に1つのオプションとその値を指定し、オプションの前の「-」は省略します。オプションと値を区切るには、スペースまたはタブを使用します。コメントを含めるには、その行の先頭に「#」文字を付けます。

例:

# nvsetmodify example file

setname BackSet1

type BS

このファイルは、次のように、-parametersオプションと併用できます。

./nvsetmodify -parameters example.txt

-assign

変更の説明で使用する代入演算子を指定します。デフォルトの代入演算子は「=」文字です。古い値または新しい値に「=」文字が含まれている場合、このオプションを指定する必要があります。

-delimit

変更の説明で区切り文字として使用する文字を指定します。デフォルトの区切り文字は「:」文字です。古い値または新しい値に「:」文字が含まれている場合、このオプションを指定する必要があります。

-version

マシンにインストールされているNetVaultディストリビューションのビルド日付を表示します。

この例では、パスにデフォルトの区切り文字である「:」が含まれているため、-delimitオプションを使用して「@」を区切り文字として設定しています。
メモ: Plug-in for FileSystem(Windowsのみ)、およびその他のいくつかのプラグイン(Plug-in for Consolidation、Plug-in for Data Copy、Plug-in for Databases、およびPlug-in for Raw Devices)には、事前定義のレベル3ノードが含まれます。これらのノードの正式名は、NetVault WebUIで取得できます。ユーザー・エラーを防ぐため、nvsetmodifyユーティリティでは、レベル3ノードに指定された新規の値が正しいかどうかをチェックします。これらのノードに間違った値を指定すると、エラー・メッセージが表示されます。レベル3より下位のノードについては、正しいかどうか、存在するかどうかのチェックは行われません。
以下の変更を行うように、(Plug-in for FileSystem用に作成された)リストア・セレクション・セット「RestoreSet1」を修正します。

nvtrigger

Triggeredスケジュール・オプションを使用して定義および保存されているジョブをトリガします。

このユーティリティはbinディレクトリにあります。

表78. nvjobstart

-servername

ジョブを管理するNetVaultサーバー名を指定します。

このオプションは、リモート・サーバーがジョブを管理する場合に必要になります。ジョブを管理するのがローカル・サーバーの場合は、このオプションを省略できます。サーバー名では、大文字と小文字を区別します。

-wait

タスクが完了するまで待機します。

-verbose

ジョブの開始および終了時に追加情報を表示します。

ジョブの開始時には、ジョブID、インスタンスID、ジョブ・タイトル、開始時刻などの詳細情報が表示されます。ジョブの終了時には、終了時刻が表示されます。

-killonexit

トリガ実行を終了してジョブを中止します。このオプションは、‑waitオプションと共に使用する必要があります。

<trigger name>

トリガ名を指定します。次の例に示すとおり、ツールを呼び出す際に、このオプションを最後に指定する必要があります。

nvtrigger -server <server name> -wait -verbose -killonexit <triggername>

nvtriggerユーティリティは、関連付けられているジョブが完了すると、次の終了コードとメッセージを返します。
-waitオプションを指定しない場合、nvtrigger ユーティリティは複数のジョブをサポートできます。このオプションを指定した場合、このユーティリティを使用してトリガできるのは1つのジョブだけです。この制限は、-wait -killonexitオプションにも適用されます。したがって、複数のジョブ定義を含むポリシー・ジョブにこのオプションを使用することはできません。
-waitオプションをスクリプトで指定すると、トリガされたジョブの完了後にのみ、スクリプトに制御が戻ります。このオプションを指定しないと、トリガされたジョブが実行中であっても、スクリプトに即座に制御が戻ります。

ログ固有ユーティリティ

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