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NetVault 11.4.5 - 管理ガイド

前書き はじめに クライアントの設定
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ジョブ定義の表示

ジョブ定義は、Schedulerデータベースに保管されます。［ジョブ定義管理］ページから、すべてのスケジュール済み、保存済み、完了、およびアクティブ・ジョブのジョブ定義を表示することができます。

ジョブ定義を表示するには：
1
［ナビゲーション］パネルで、［ジョブ定義管理］をクリックします。
2
［ジョブ定義管理］ページでは、NetVaultデータベース内に存在する使用可能なジョブ定義を参照できます。このページには、スケジュール済みおよび保存済みのジョブがすべて含まれています。
図20. ［ジョブ定義管理］ページ

テーブルには以下の情報が表示されます。

•
ジョブ・タイトル：ジョブの名前またはタイトルです。
•
［Job ID］：ジョブID番号（インスタンスID番号やフェーズID番号も表示される）。
•
ポリシー名：ポリシーの名前（ジョブがバックアップ・ポリシーに属している場合）。
•
タイプ：バックアップまたはリストア。
•
プラグイン：ジョブの実行に使用しているプラグイン名。
•
クライアント：ジョブが実行されたNetVault Backupクライアントの名前。
•
セレクション・セット：バックアップまたはリストアのセレクション・セット。
•
次回実行時間：次のインスタンスの実行予定日時。
3
デフォルトでは、テーブルはジョブID番号でソートされています（降順）。
必要に応じて、1つまたは複数の列でテーブルをソートできます。詳細は、「NetVault Backup WebUIでのレコードのソート 」を参照してください。
ページ・サイズ設定やテーブル内のソート順の表示、レコードのエクスポート、テーブル設定の編集を行うには、テーブルの右下隅にあるアイコンをクリックします。詳細は、「NetVault Backup WebUIでのテーブルのカスタマイズ 」を参照してください。
4
［検索］オプションを使用して、テーブル・データをフィルタし、列の値に指定した文字列を含むエントリをすばやく見つけることができます。また、検索フィルタ文字列にはワイルドカード（?または*）を含めることもできます。
5
表示するジョブ定義を選択して、［ジョブ表示］をクリックします。
6
［ジョブ定義管理 － ジョブの表示］ページでは、以下の情報を参照できます。
•
ジョブ・サマリ：ジョブ・タイトル、ジョブID、ジョブ・タイプ（バックアップまたはリストア）、クライアント名、プラグイン名、ジョブ作成日、ジョブ変更日、実行数、平均期間、平均サイズ、バックアップまたはリストア・セレクション・セット、バックアップ・オプション・セット、スケジュール・セット、ソース・セット、ターゲット・セット、バックアップまたはリストア詳細設定セットの情報が表示されます。
 
* 
メモ： ［ジョブ・サマリ］領域の［設定］リンクを使用してセットを変更できますが、このリンクを使用してジョブの新しいセットを指定することはできません。ジョブ定義を変更するには、［ジョブの編集］をクリックします。

バックアップ・ジョブを編集する際には、セット情報をプレビューすることによりセットに関してよく理解することができます。セット・サマリをプレビューするには、［ジョブ定義管理 － ジョブの表示］ページの［ジョブ・サマリ］エリアで［情報］アイコンの上にポインタを移動します。

•
最新インスタンス：このテーブルには、ジョブの最新のインスタンスが表示されます。これには、以下の情報が表示されます。これには、実行時間、期間、ジョブ・サイズ、インスタンスID、フェーズID、ステータス（［成功］、［失敗］、［中断］など）の情報が表示されます。
7
ジョブ関連のタスクを実施するには、［操作］パネルで目的のボタンをクリックします。または［ナビゲーション］パネルのリンクをクリックして、別のページを開きます。ただし、ポリシーに関連付けられえたジョブの［削除］ボタンは、無効になっています。ポリシーに関連付けられえたジョブは、［ポリシー管理］ページからのみ削除できます。また、ジョブがポリシーに関連付けられている場合には、［ジョブの編集］ボタンをクリックすると［ポリシー・ジョブの編集］ページが表示されます。

ジョブ定義の編集

既存のジョブ定義の1つまたは複数のコンポーネント（セット）を変更できます。変更の保存時に、ジョブを上書きするか、新しいジョブに変更内容を保存するかを選択できます。

ジョブ定義を編集するには：
1
［ナビゲーション］パネルで、［ジョブ定義管理］をクリックします。
2
利用可能なジョブ定義のリストでジョブを選択して、［ジョブの編集］をクリックします。
3
ジョブのタイプに応じて、バックアップ、リストア、またはポリシー・ジョブのウィザードが開始されます。
4
変更するコンポーネントの既存のセットを選択するか、新しいセットを設定します。詳細は、「バックアップ・ジョブ作成」、「リストア・ジョブの作成」、または「ポリシーの作成」を参照してください。
5
ジョブの名前を変更するか、新しいジョブに変更内容を保存するには、［ジョブ名］ボックスに名前を入力します。
6
必要に応じて、ジョブを保存またはスケジュールします。
•
ジョブをスケジュールする：ジョブ実行をスケジュールするには、［保存 ＆ 実行］をクリックします。
•
ジョブをスケジューリングせずに定義を保存：スケジュールしないでジョブ定義を保存するには、［保存］をクリックします。
7
Step 5で新しい名前を入力した場合は、［ジョブを保存］ダイアログ・ボックスが表示されます。このダイアログ・ボックスで適用可能なオプションを選択します。
•
指定された名前で新規のジョブを作成して、変更内容を保存：新しいジョブに変更内容を保存するには、このオプションを選択します。
•
このジョブの名前を指定された名前に変更して、変更内容を保存：既存のジョブの名前を変更するには、このオプションを選択します。
［OK］をクリックします。

ジョブ定義の削除

ジョブ定義が不要になった場合は、NetVaultデータベースから削除できます。ジョブがアクティブな場合は、ジョブをキャンセルするまで、その定義は削除できません。同様に、ジョブが後から実行するようにスケジュールされている場合は、ジョブ・スケジュールをキャンセルするまで、その定義は削除できません。

ジョブ定義を削除するには：
1
［ナビゲーション］パネルで、［ジョブ定義管理］をクリックします。
2
利用可能なジョブ定義のリストで、削除するジョブを選択します。
連続した項目を選択するには、Shiftキーを押しながらクリックします。連続しない複数の項目を選択するには、Ctrlキーを押しながらクリックします。ただし、ポリシーに関連付けられえたジョブ定義は、［ポリシー管理］ページからのみ削除できます。
3
［削除］をクリックして、確認のダイアログ・ボックスで［OK］をクリックします。

ジョブ履歴の表示

［ジョブ履歴］ページで完了したジョブを参照できます。このページには、そのジョブ用に実行されたすべてのインスタンスが表示されます。ジョブ履歴を表示する場合、1つ以上のフィルタを使用して、指定した条件に一致するジョブを表示できます。

ジョブ履歴を表示するには：
1
［ナビゲーション］パネルで、［ジョブ履歴］をクリックします。
2
［ジョブ履歴］ページには、NetVaultデータベース内に存在する使用可能なジョブ履歴レコードが表示されます。
 
* 
メモ： また、［ジョブ・ステータス］ページからこのページにアクセスすることもできます。［ジョブ・ステータス］ページでジョブを選択し、［履歴の表示］をクリックすると、そのジョブの過去のインスタンスをすべて表示できます。
テーブルには以下の情報が表示されます。
•
ジョブ・タイトル：ジョブの名前またはタイトルです。
•
終了時刻：ジョブの終了時刻。
•
［Job ID］：ジョブID番号（インスタンスID番号やフェーズID番号も表示される）。
•
ジョブ・タイプ：バックアップまたはリストア。
•
プラグイン：ジョブの実行に使用しているプラグイン名。
•
セレクション・セット：バックアップまたはリストアのセレクション・セット。
•
クライアント：ジョブが実行されたNetVault Backupクライアントの名前。
•
［ステータス］：ステータス（［成功］、［失敗］、［中断］など）。
テーブルの行の背景色は、実行ステータスに基づいて表示されます。詳細は、「ジョブ・アクティビティ・テーブル 」を参照してください。
3
デフォルトでは、テーブルは終了時刻でソートされています（降順）。
必要に応じて、1つまたは複数の列でテーブルをソートできます。詳細は、「NetVault Backup WebUIでのレコードのソート 」を参照してください。
ページ・サイズ設定やテーブル内のソート順の表示、レコードのエクスポート、テーブル設定の編集を行うには、テーブルの右下隅にあるアイコンをクリックします。詳細は、「NetVault Backup WebUIでのテーブルのカスタマイズ 」を参照してください。
4
［検索］オプションを使用して、テーブル・データをフィルタし、列の値に指定した文字列を含むエントリをすばやく見つけることができます。また、検索フィルタ文字列にはワイルドカード（?または*）を含めることもできます。
5
ジョブ履歴を表示する場合、1つ以上のフィルタを使用して、指定した条件に一致するジョブを表示できます。
リストをフィルタリングするには、［フィルタ・オプション］をクリックします。［フィルタ・オプション］ダイアログ・ボックスで、使用するオプションを設定します。複数のフィルタ・オプションを使用できます。
図21. ［フィルタ・オプション］ダイアログ・ボックス
表51. ジョブ履歴のフィルタ・オプション
 
オプション
説明

ジョブ・タイトル

ジョブ名が指定した文字列に一致するジョブを表示できます。

ジョブID

ジョブID番号でジョブをフィルタできます。

ジョブ・フェーズ

フェーズID番号（1または2）でジョブをフィルタできます。

ジョブ・インスタンス

インスタンスID番号でジョブをフィルタできます。

クライアント

特定のクライアントのジョブを表示できます。

プラグイン

特定のプラグインを使用して実行されたジョブを表示できます。

ジョブ・タイプ

ジョブ・タイプでジョブをフィルタできます。ジョブ・タイプとしてバックアップ、リストア、またはレポートを選択できます。

実行ステータス

実行ステータス（成功、失敗、中断、その他）でジョブをフィルタできます。

開始時刻

特定の時刻に開始されたジョブを表示できます。

終了時刻

特定の時刻に完了したジョブを表示できます。

6
フィルタを設定してダイアログ・ボックスを閉じるには、［OK］をクリックします。
7
［ジョブ履歴］ページでは、最初に最大10,000レコードがロードされます。取得されたレコードの合計数は、テーブルの右下隅に表示されます。
［さらにロード］をクリックすると、使用可能な場合は、次のレコード・セットをロードできます。ロード・アクションごとに、最大10,000レコードが取得されます。それ以上ロードするレコードがない場合は、このボタンは無効になります。
8
ジョブ関連のタスクを実施するには、［操作］パネルで目的のボタンをクリックします。または［ナビゲーション］パネルのリンクをクリックして、別のページを開きます。ジョブがポリシーに関連付けられている場合には、［ジョブの編集］ボタンをクリックすると［ポリシー・ジョブの編集］ページが表示されます。
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