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NetVault Plug-in for Oracle 10.0.5 - ユーザーズ・ガイド

Dell™ NetVault™ Backup Plug-in for Oracle® - はじめに バックアップ計画の策定 プラグインのインストールと削除 プラグインの設定 データのバックアップ Oracle® Flashback Databaseの使用 データのリストア
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NetVault Backup WebUIからのテーブル・レベルのリカバリの実行

RMANリストアの実行」で説明している手順に加えて、テーブル・レベルのリカバリに対しては以下のオプションが適用されます。
1
[リカバリの実行]タブの[リカバリ・タイプ]セクションで、[テーブル・レベル・ポイント・イン・タイム・リカバリを実行する]オプションを選択します。
2
['System Change Number'ベース][ログシーケンス・ベース]、または[タイム・ベース]オプションを選択します。
['System Change Number'ベース]オプションを選択した場合、プラグインはRMANに、テーブル・リカバリ時にuntil scn句を使用するように指示します。例:until scn 5555638
[ログシーケンス・ベース]オプションを選択した場合、プラグインはRMANに、テーブル・リカバリ時にuntil sequence <番号> thread <番号>句を使用するように指示します。例:until sequence 38 thread 1
[タイム・ベース]オプションを選択した場合、プラグインはRMANに、テーブル・リカバリ時にuntil time句を使用するように指示します。例:until time "to_date('2013/11/23 06:59:00', 'yyyy/mm/dd hh24:mi:ss')"
3
[Auxiliary Destination]フィールドに、補助インスタンスが必要なすべてのファイル(制御ファイルのコピー、アーカイブ・ログ、データファイルなど)を保管するために使用するディレクトリ(フル・パス)を指定します。
このフィールドの使用は、auxiliary destination '<ディレクトリのフル・パス>'句と同等です。
4
[Recover table]フィールドに、テーブル・レベルのリカバリの一環としてリカバリ・テーブルに含める、テーブルのカンマ区切りリストを入力します。
oracle_user_name.table_name構造体を使用します。Oracle® 12cには、共通ユーザーとローカル・ユーザーが含まれており、ローカル・ユーザーに使用される命名規則は、前のバージョンのOracleで使用されるOracleデータベース・ユーザー名と同様です。
共通ユーザーがあるコンテナの場合、OracleデータベースはSYSおよびSYSTEM共通ユーザーを提供しています。ユーザーが作成する共通ユーザー名は、C##またはc#で開始する必要があります。詳しくは、Oracle 12c Multitenant Architectureのドキュメントを参照してください。
IMPORTANT: 共通ユーザーからのテーブルをリストする場合は、二重引用符を使用します。SQL*Plusは、C##またはc#を含む文字列を使用するテーブルのクエリを受け付け、二重引用符を除外しますが、RMANはそうではありません。
例1:salesユーザーの3つのテーブルをリストします。
例2:共通のC##SALESユーザーの2つのテーブルをリストします。
前の例の使用は、recover table "C##SALES"."NORTHSALES", "C##SALES"."SOUTHSALES"句と同等です。
5
[Remap table]フィールドに、必要に応じてテーブル・レベル・リカバリの一環として、名前を変更するテーブルのカンマ区切りリストを入力します。
このオプションにより、テーブルをリカバリして、それを分析して妥当性を検証し、オリジナルのテーブルを上書きするかどうかを判断することができます。[Recover table]フィールドに記載されている各テーブルにマッピングを指定する必要はありません。一時的に名前を変更するテーブルのマッピングのみを指定する必要があります。
例1:sales.northsalesテーブルをsales.northsales_recoveredにマップします。
例2:sales.northsalesテーブルをsales.northsales_recoveredにマップします。
例3:sales.northsalesテーブルをsales.northsales_recoveredにマップします。
前の例の使用は、remap table "C##SALES"."NORTHSALES":"NORTHSALES_RECOVERED"句の使用と同等になります。

リカバリ・カタログの管理

リカバリ・カタログの再同期化

以下の場合、RMANのRESYNC CATALOGマンドを使用して手動による完全再同期化を実行することができます。
手動によるRESYNC CATALOGコマンドの実行はそれほど必要ありません。詳しくは、『Oracle® Database Backup and Recovery Advanced User's Guide』の「Using CROSSCHECK to Update the RMAN Repository」を参照してください。
> rman TARGET / CATALOG rman/<パスワード>@<接続用カタログID>
3
RMANリポジトリ内のバックアップに関するデータが、NetVaultデータベースで対応するデータと同期しているか確認するには、CROSSCHECKを実行します。バックアップに関するRMANリポジトリ情報のリポジトリ・レコードが実際の物理的な状態と一致しない場合、CROSSCHECKコマンドは無効なRMANリポジトリ情報を更新します。たとえば、ユーザーがOSのコマンドを使用してディスクからアーカイブ・ログを削除する際、実際にはログはすでにディスクから削除されているにも関わらず、リポジトリが依然としてログが存在すると示す場合などです。
CROSSCHECKコマンドを使用したRMANリポジトリの更新について詳しくは、『Oracle® Database Backup and Recovery Basics』を参照してください。
> rman TARGET / CATALOG rman/<パスワード>@<接続用カタログID>

RMAN CLIの使用

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