Plug‑in Live Clientバックアップのリストア手順は、デリケートな作業です。リストアの設定および実行の前に、以下のセクションに示した前提条件を満たす必要があります。
Windows Server® 2008クライアントで、BitLockerを使用して暗号化したボリュームは、リストア時に暗号化が解除されます。BitLockerを使用している場合、マシンをリストアした際に再度、暗号化を有効にします。
Windows®はVSSの既存のスナップショットを使用してWindows Server® 2008にシャドウ・コピーを実装します。リストアすると、それらのシャドウ・コピーはWindowsから正しく認識されません。そうしたシャドウ・コピーはシステムには認識されず、ディスクの空き容量を消費します。
Microsoft®では、シャドウ・コピーのバックアップを推奨していません。しかし、Plug‑in Live Clientはブロック・レベルでのバックアップを行うため、スナップショット・ファイルを除外してバックアップすることができません。リカバリしたボリュームでスナップショット・ファイルを手動で削除し、シャドウ・コピーを再度有効にします。
シャドウ・コピーの削除手順についての詳細は、以下のTechNet技術情報を参照してください。http://technet.microsoft.com/en-us/library/cc776119.aspx
シャドウ・コピーの有効化の手順についての詳細は、以下のTechNet技術情報を参照してください。http://technet.microsoft.com/en-us/library/cc776483.aspx
さらに、Dellでは、シャドウ・コピーに割り当てる容量を300 MBに制限することを推奨します。この手順により、キャッシュ・ファイルが削除されます。あるいは、シャドウ・コピーを無効にします。
詳細は、次のMicrosoftのTechNetの技術情報で、シャドウ・コピーに推奨されている実施例を参照してください。http://technet.microsoft.com/en-us/library/cc753975.aspx
Windows Server® 2008では、復元後、新規に検出されたパーティションに自動的にドライブ文字が割り当てられます。この動作は、diskpart.exeコマンドを使用して制御することが可能です。詳細は、http://technet.microsoft.com/en-us/library/cc773140.aspxを参照してください。
NetVault Bare Metal Recovery Client上のターゲット・デバイス名(Disk 0(IDE)など)がバックアップ時の名前と一致している必要があります。
Plug-in Offline Clientを使用して対象となるNetVault Bare Metal Recovery Clientを起動し、DRイメージのリストア準備を行います。起動プロセスを完了するには、Plug-in Offline Clientを使用したNetVault Bare Metal Recovery Clientの起動の手順を実行します。
復元が正常に完了するように、「Plug‑in Live Client for Windowsで使用するディスク・ジオメトリおよびデバイス・サイズの検証」でメモした情報を手元に用意し、いつでも参照できるようにしてください。この情報により、正しいデータのバックアップを確実に実行することができます。
復元先のNetVault Bare Metal Recovery ClientマシンがPlug-in Serverにアクセス可能である必要があります。以下のトピックでは、この確認手順について説明します。
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[NetVault Backupバックアップ]ウィンドウにアクセスし、目的のクライアント・マシンがNetVault Bare Metal Recovery Clientとして追加されていることを確認します。 |
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[Bare Metal Recovery Clientの編集]ダイアログ・ボックスが表示されます。データを確認し、必要に応じて変更します。 |
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NetVault Bare Metal Recovery Clientが正しく追加されている場合は、次のトピックPlug‑in Live Client for Windowsを使用してデータを復元するための復元手順に進みます。それ以外の場合は、以下の手順を実行します。 |
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Plug-in Serverの[NetVault Backupバックアップ]ウィンドウを閉じ、Plug‑in Live Client for Windowsを使用してデータを復元するための復元手順のトピックに進みます。 |
以下のトピックでは、物理マシンにPlug‑in Live Clientバックアップをリストアする方法について説明します。
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[ナビゲーション]ペインで、[復元ジョブ作成]をクリックします。 |
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[セレクション・セット作成]ページに利用可能な各ディスクが表示されます。目的のディスクの左に表示されているボックスをクリックして、復元対象として選択します。 |
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[次へ]をクリックします。 |
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[Inject Boot-Critical Device Driver]:異なるマス・ストレージ・コントローラを使用する異なるハードウェアをリストアする場合は、このオプションを選択します。このオプションを選択すると、[Boot-Critical Driver Directory]と[Driver Injection Only]オプションの両方が利用可能になります。 |
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[Boot-Critical Driver Directory]:[Inject Boot-Critical Device Driver]オプションを選択した場合、マス・ストレージ・コントローラ用のドライバが格納されているローカル・ドライブへのフル・パスを入力します。 |
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[Driver Injection Only]:以前にリストアを完了したが、[Boot-Critical Driver Directory]フィールドに間違った位置を指定してしまった場合、このオプションを利用してリストア・プロセスのドライバ・ロード部分を再度実行することができます。このオプションにより、データのリストアを再実行する必要がなくなりますが、正しいドライバをロードする必要があります。必ず、[Boot-Critical Driver Directory]フィールドに正しいパスを入力するよう注意してください。デフォルトでは、[Inject Boot-Critical Device Driver]オプションは選択されていますが、これを選択解除しないよう注意してください。選択解除すると、[Driver Injection Only]オプションが正常に機能しない結果となります。 |
最後の手順には、[スケジュール]、[ソース・オプション]、および[詳細設定]ページの追加オプション設定、ジョブの実行、および[ジョブ・ステータス]と[ログ参照]ページからの進捗状況の監視が含まれています。これらのページとオプションは、すべてのNetVault Backupプラグインに共通しています。詳細は、『Dell NetVault Backup Administratorガイド』を参照してください。
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[OK]をクリックして設定を保存し、[次へ]をクリックします。 |
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デフォルト設定を使用しない場合は、[ジョブ名]に、ジョブの名前を指定します。 |
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[クライアント指定]リストで、マシン・リストから[NetVault Backup Server]を選択します(Plug‑in Live Client バックアップの復元はNetVault Backup Server経由で実行する必要があります)。 |
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[スケジュール]および[詳細設定]リストを使って、その他の必要なオプションを設定します。 |
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[保存]または[保存&実行]の、どちらか適切な方をクリックします。 |
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Plug-in ServerをNetVault Backup Serverにインストールする必要があります。
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NetVault Backup ServerのNetVault Backup WebUIの[ナビゲーション]ペインで、[復元ジョブの作成]をクリックします。 |
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[次へ]をクリックします。 |
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[セレクション・セット作成]ページに利用可能な各ディスクが表示されます。目的のディスクの左に表示されているボックスをクリックして、リストア対象として選択します。 |
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