qstatusコマンドを使用して、任意のシステムのcapture、post、およびexportキューの統計情報を表示します。各キューのメッセージ数、その経過時間、キューの現在のサイズが表示されます。通常の場合、メッセージはほぼSQL操作に対応しますが、LONG列やLOB列に対する1つの操作に対して複数のメッセージが存在することもあります。また、配列挿入の多数の操作に対して1つのレコードしか存在しないこともあります。また、メッセージはSharePlexの内部操作に対応する場合もあります。
次の目的にqstatusコマンドを使用します。
サポート対象のソース: | Oracle |
サポート対象のターゲット: | すべて |
認証レベル: | ビューアー(3) |
発行対象: | ソースまたはターゲットシステム |
関連コマンド: | lstatus、show |
基本コマンド | リモートオプション |
---|---|
qstatus |
[ on host | on host:portnumber | on login/password@host | on login/password@host:portnumber ] |
これらのオプションにより、リモートマシンにコマンドを発行したり、ログイン名、パスワード、ポート番号、またはそれらの組み合わせを含むコマンドをスクリプト化したりすることができます。
オプション | 説明 |
---|---|
on host |
リモートシステム(現在のsp_ctrlセッションが実行されているシステム以外)でコマンドを実行します。リモートシステムのログイン認証情報の入力を求めるプロンプトが表示されます。使用する場合は、コマンド構文の最後の構成要素でなければなりません。 例: sp_ctrl(sysB)>status on SysA |
on host:portnumber |
リモートログインとポート番号を指定する必要がある場合は、リモートシステムでコマンドを実行します。使用する場合は、コマンド構文の最後の構成要素でなければなりません。 例: sp_ctrl(sysB)>status on SysA:8304 |
on login/password@host |
リモートログイン、パスワード、ホスト名を指定する必要がある場合は、リモートシステムでコマンドを実行します。使用する場合は、コマンド構文の最後の構成要素でなければなりません。 例:sp_ctrl(sysB)>status on john/spot5489@SysA |
on login/password@host:portnumber |
リモートログイン、パスワード、ホスト名、ポート番号を指定する必要がある場合は、リモートシステムでコマンドを実行します。使用する場合は、コマンド構文の最後の構成要素でなければなりません。 例: sp_ctrl(sysB)>status on john/spot5489@SysA:8304 |
sp_ctrlの現在のセッションを閉じるには、quitコマンドを使用します。sp_ctrlを閉じても、レプリケーションはシャットダウンされません。ユーザによって停止されない限り、すべてのレプリケーションプロセスは中断されることなく続行されます。このコマンドは、そのシステム上のsp_ctrlでのセッションを単に終了します。sp_ctrlを再度実行するには、SharePlexバイナリを含むディレクトリに移動し、./sp_ctrlコマンドを入力します(UnixおよびLinuxシステムの場合)。
quitコマンドには [on host]オプションはありません。実行されているsp_ctrlを停止するシステム上で発行する必要があります。このコマンドはexitコマンドと同じです。
サポート対象のソース: | Oracle |
サポート対象のターゲット: | すべて |
認証レベル: | ビューアー(3) |
発行対象: | ソースまたはターゲットシステム |
関連コマンド: | exit |
基本コマンド | リモートオプション |
---|---|
quit | q | 利用不可 |
reconcileコマンドをプロシージャの一部として使用して、データベースユーザの中断を最小限に抑えると共に、ソースデータとターゲットデータを同期(インスタンス化)します。reconcileコマンドは、進行中のレプリケーションの結果を、ホットバックアップやネイティブ・コピー・ユーティリティなどによってターゲットシステムに適用されたソースデータのコピーと照合します。照合機能は、postキュー内のレプリケートされた変更を、リカバリプロセス後のターゲットデータベースの状態とcompareします。リカバリ中に適用されたトランザクションと、まだ適用されていない(postキューで待機している)トランザクションを区別し、両システムが同期するように、重複していない変更のみをポストします。
reconcileコマンドは、大容量環境で使用するように設計されていますが、状況によっては照合プロセスが停滞する可能性があることを理解すれば、小容量環境でも使用することができます。この状況は、ソースシステムから継続して届くデータにreconcileコマンドが依存しているために生じます。ホットバックアップまたはコピーの実施以降、ソースシステムにレプリケーションアクティビティがない場合、照合プロセスはソースのアクティビティが再開するまで待機します。
reconcileコマンドは、ソースデータとターゲットデータの初期同期を特定の手順で行う場合に使用します。したがって、これは独立したコマンドではありません。初期同期手順については、『SharePlex管理ガイド』を参照してください。
サポート対象のソース: | Oracle |
サポート対象のターゲット: | すべて |
認証レベル: | 管理者(1) |
発行対象: | ターゲットシステム |
関連コマンド: | flush |
基本コマンド | コマンドオプション | リモートオプション |
---|---|---|
reconcile queue queuename for datasource-datadest |
[seq sequence_number] [scn scn_number] [to flush] |
[ on host | on host:portnumber | on login/password@host | on login/password@host:portnumber ] |
これらのオプションにより、リモートマシンにコマンドを発行したり、ログイン名、パスワード、ポート番号、またはそれらの組み合わせを含むコマンドをスクリプト化したりすることができます。
オプション | 説明 |
---|---|
on host |
リモートシステム(現在のsp_ctrlセッションが実行されているシステム以外)でコマンドを実行します。リモートシステムのログイン認証情報の入力を求めるプロンプトが表示されます。使用する場合は、コマンド構文の最後の構成要素でなければなりません。 例: sp_ctrl(sysB)>status on SysA |
on host:portnumber |
リモートログインとポート番号を指定する必要がある場合は、リモートシステムでコマンドを実行します。使用する場合は、コマンド構文の最後の構成要素でなければなりません。 例: sp_ctrl(sysB)>status on SysA:8304 |
on login/password@host |
リモートログイン、パスワード、ホスト名を指定する必要がある場合は、リモートシステムでコマンドを実行します。使用する場合は、コマンド構文の最後の構成要素でなければなりません。 例:sp_ctrl(sysB)>status on john/spot5489@SysA |
on login/password@host:portnumber |
リモートログイン、パスワード、ホスト名、ポート番号を指定する必要がある場合は、リモートシステムでコマンドを実行します。使用する場合は、コマンド構文の最後の構成要素でなければなりません。 例: sp_ctrl(sysB)>status on john/spot5489@SysA:8304 |
redoコマンドを使用すると、直前のコマンドを再入力することなく再度実行できます。このコマンドは、例えばキュー量の変化を監視するためにqstatusコマンドを使用するなど、情報コマンドを使用して頻繁にステータスチェックを行う場合に有用です。
このコマンドは、sp_ctrl内からのみ発行できます。オペレーティングシステムのコマンドラインから直接発行することはできません。このコマンドには[on host]オプションはありません。
SharePlexには、 redoコマンドと同じタスクを実行するキーボードショートカットも用意されています。sp_ctrl内でフォワードスラッシュまたは上矢印を押すと、直前のコマンドが実行されます。
サポート対象のソース: | Oracle |
サポート対象のターゲット: | すべて |
認証レベル: | 直前のコマンドを「やり直す」には、そのコマンドに対応する権限レベルまたはそれ以上のレベルが必要です。 |
発行対象: | 直前のコマンドの影響を受けるシステム。 |
関連コマンド: | なし |
基本コマンド | リモートオプション |
---|---|
redo |/ |r | 利用不可 |
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