NetVault Bare Metal Recovery 11.0 - Plug-ins ユーザー・ガイド


	ヒント: ［選択］をクリックして、［クライアント指定選択］ダイアログ・ボックスから適切なクライアントを検索、選択することもできます。

［スケジュール］、［ソース・オプション］、および［詳細設定］リストを使って、その他の必要なオプションを設定します。

［保存］または［保存＆実行］の、どちらか適切な方をクリックします。

［ジョブ・ステータス］ページで進捗をモニタしたり、［ログ参照］ページでログを参照表示したりできます。詳細は、『Dell NetVault Backup Administratorガイド』を参照してください。

復元されたVMDKイメージからのVMの作成

復元ジョブが完了したら、VMware Serverコンソールを使用して復元したVMDKファイルからVMを作成することができます。

VMware Serverコンソールにログオンします。

VMDKファイルが、［ESX Serverオプション］で指定されたデータストア・パスに配置されているか確認します。

ESX Serverで、データストアを参照し、指定したパスに移動します。

このパスに、拡張子「.vmdk」を持つファイルが表示されます。

VMware Serverコンソール左上部の［Create Virtual Machines］アイコンをクリックします。

［Configuration］ダイアログ・ボックスから、［Custom］を選択して、［次へ］をクリックします。

［Name and Location］ダイアログ・ボックスの［Name］フィールドにVMの内容を説明するような名前を入力し、［次へ］をクリックします。

［Datastore］ダイアログ・ボックスが表示されたら、VMを格納するデータストアを選択し、［次へ］をクリックします。

［Virtual Machine Version］ダイアログ・ボックスが表示されたら、バージョンを選択して、［次へ］をクリックします。

［Guest Operating System］ダイアログ・ボックスが表示されたら、ゲストOSを選択して、［次へ］をクリックします。

［CPU］ダイアログ・ボックスが表示されたら、VM上の仮想プロセッサの数を選択し、［次へ］をクリックします。

［Memory］ダイアログ・ボックスが表示されたら、VMのメモリ・サイズを設定し、［次へ］をクリックします。

［Network］ダイアログ・ボックスが表示されたら、VMのネットワーク接続を設定し、［次へ］をクリックします。

［SCSI Controller］ダイアログ・ボックスが表示されたら、SCSIコントローラ・タイプを選択して、［次へ］をクリックします。


	メモ: NetVault Bare Metal Recoveryプラグインは、ESX 4.0用LSIロジック・パラレルSCSIコントローラおよびESX 3.5用LSIロジックSCSIのみをサポートしています。

［Select a Disk］ダイアログ・ボックスで、［Use an existing virtual disk］を選択し、［次へ］をクリックします。

［Browse Datastores］ダイアログ・ボックスが表示されたら、VMDKファイルを配置するデータストアに移動して選択し、［OK］をクリックします。

［Advanced Options］ダイアログ・ボックスが表示されたら、利用可能な詳細オプションを適宜選択し、［次へ］をクリックします。

［Ready to Complete］ダイアログ・ボックスが表示されたら、作成が完了したVMのサマリを確認し、［Finish］をクリックします。

VMwareコンソールの左ペインに新規VMが表示されます。右クリックして、ポップアップ・メニューから［Open Console］を選択します。

コンソールからVMの電源を入れます。

Windows®ロゴが表示され、起動が正常に完了します。

メモ: 復元されたVMDKイメージから作成するための追加メモ：

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Dellでは、VMの使用を開始する前にVMwareツールをインストールすることを推奨します。この手順についての詳細は、VMwareのドキュメントを参照してください。

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@文字は、データストア・パスには使用できません。

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ESX Serverに復元する場合、ESX VM上に十分な空き容量があるか確認します。必要なディスク空き容量の計算方法についての詳細は、以下の情報を参照してください。http://kb.vmware.com/selfservice/microsites/search.do?cmd=displayKC&docType=kc&externalId=1003755

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ブロック・サイズは、VMFS（Virtual Machine File System）データストアでファイルが使用する最小限のディスク空き容量を決定します。VMFSデータストアを作成する場合は、ブロックサイズを注意深く設定してください。以下のブロック・サイズが利用可能です。

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1MBブロック・サイズ = 最大ファイル・サイズ256GB

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2MBブロック・サイズ = 最大ファイル・サイズ512GB

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4MBブロック・サイズ = 最大ファイル・サイズ1,024GB

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8MBブロック・サイズ = 最大ファイル・サイズ2,048GB（2TB）

スタンバイNetVault Bare Metal Recovery ClientにデータをリカバリするためのPlug-in Offline Clientの使用

特定のクライアント・マシンでハードウェア障害が発生した場合、事前に設定した別のNetVault Bare Metal Recovery Client（「スタンバイ」NVBMR Client）にNetVault Bare Metal Recoveryバックアップをリストアできます。このリストアを実行するには、以下の手順に従います。

リカバリ手順を実行する前に、必ず以下の点を考慮してください。

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この手順は、標準のPlug-in Serverを使用して実行したバックアップをリストアする場合のみ有効です。

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この操作では、対象となるNetVault Bare Metal Recovery Client（スタンバイNVBMR Client）として、「NetVault Bare Metal Recovery ClientのPlug-in Serverへの追加」の手順で事前に設定したものを使用する必要があります。

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この操作を行う際は、スタンバイ・マシンに十分なディスク容量が必要です。容量が不足すると、操作は失敗します。詳細については、「ディスク・ジオメトリおよびデバイス・サイズの確認」を参照してください。

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この手順では、使用しているNICおよびSCSIカードに関して、少なくともバックアップ元のマシンのハードウェア構成と同様の構成を持つマシンをターゲットに選択します。ハードウェア構成がバックアップ元と極端に異なる場合は、ドライバ・ソフトウェアの衝突が生じ、リストアに失敗することがあります。

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［リストア名］フィールドに入力した値は、大文字と小文字が区別されます。移動先のマシンの正確なNetVault Backup名を入力してください。間違って入力すると、リストアに失敗します。

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このタイプの移動では、バックアップ元と同じパーティションへ復元する必要があります。たとえば、Windows®ベースのシステムのC:\パーティションからNetVault Bare Metal Recoveryバックアップを作成した場合、復元も移動先のC:\パーティションに行う必要があります。別のパーティションにリストアを行うことはできません。

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Plug-in Offline Client for Linux®とともに、Unified Extensible Firmware Interface（UEFI）を使用する64ビットLinux Clientをリストアする場合、リストア後に初めてスタンバイ状態のクライアントを起動するときに、目的のエントリをUEFI/EFIブート・マネージャに追加します。これを行うには、起動処理中にEscキーを押し、［メンテナンス・マネージャーの起動］ > ［起動オプションの設定］ > ［起動を追加］を選択し、HD(1, GPT, <partitionGUID>, <partitionOffset>,<partitionSize>)/EFI/<LinuxDistribution>/grub(64).efiを追加して、変更を有効にします。

スタンバイNetVault Bare Metal Recovery Clientをリカバリするには、以下の手順に従います。

NetVault Backup WebUIの［ナビゲーション］ペインで、［復元ジョブ作成］をクリックします。

［復元ジョブ作成］—［セーブセットの選択］ページで、［プラグイン・タイプ］リストから［Plug-in Server］を選択します。

セーブセットのテーブルに表示されているアイテムをさらにフィルタリングするには、［クライアント］、［日付］、［ジョブID］リストを使用します。

表にはセーブセット名（ジョブ・タイトルとセーブセットID）、作成日時、およびサイズが表示されます。デフォルトでこのリストは、セーブセット名のアルファベット順にソートされています。

セーブセットの表で、該当するクライアントを見つけ、適切なアイテムを選択します。

［次へ］をクリックします。

［セレクション・セット作成］ページで、再配置するディスクを選択して開きます。

ディスク項目を選択し、［アクション］リストから［名前変更］を選択します。

［名前変更/再配置］ダイアログ・ボックスで、リストアするディスクのディスク番号を入力し、［OK］をクリックします。

たとえば、システム・ディスク1の場合は「0」、システム・ディスク2の場合は「1」などを入力します。SCSIディスクの評価は、IDEディスクよりも前に行われます。したがって、SCSIディスクとIDEディスクが2つずつ存在するシステムの番号付けは、0 — SCSI 1、1 — SCSI 2、2 — IDE 1、3 — IDE 2のようになります。

移動するディスクごとに、上記のStep 7とStep 8を繰り返します。