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NetVault Plug-in for Exchange 10.0.5 - ユーザーズ・ガイド

Dell™ NetVault™ Backup Plug-in for Exchange - はじめに Exchangeデータ保護計画の定義 Exchange Serverシステム構築計画 プラグインのインストールと削除 プラグインの設定 データのバックアップ データのリストア トラブルシューティング Dellについて

サービスの有効化

Windows®[コントロール パネル]>[管理ツール]>[サービス]から、Exchange Mailbox Server用に以下のサービスが有効および稼働していることを確認します。
Microsoft Exchange Replication Service(DAG、LCRおよびCCR環境に必要)
Volume Shadow Copy(ボリューム・シャドウ・コピー)(Microsoft Software Shadow Copy Providerによって自動的に起動)

ローカリゼーション設定

プラグインでは、言語バージョンを変更することができる従来のWindows®コード・ページが用意されていますが、これにより特定の制限を受けます。プラグインが正しく機能するには、言語設定が適切に設定された環境で使用する必要があります。
1
Windowsの[コントロール パネル]を開きます。
3
[詳細設定]タブを選択します。
1
[ナビゲーション]パネルで、[設定変更]をクリックします。
2
[設定]ページで、利用可能な[サーバー設定]または[クライアント設定]をクリックします。
3
[システムおよびセキュリティ]で、[全般]をクリックします。
4
[言語選択]リストで、適切な言語を選択した後、[適用]をクリックします。

削除済みアイテムのリカバリ機能の有効化と使用

個別メッセージやメールボックスのリカバリを実行する必要性を軽減するため、Exchangeで[削除済みアイテムを復元]機能を有効にすることをお勧めします。Dellこの機能により、あらかじめ決めた日数でメッセージを保存することで最近削除されたアイテムを復元することが可能です。
1
Exchange管理コンソールまたはExchangeシステム・マネージャを開きます。
2
コンソール・ツリーで[Microsoft Exchange]を展開し、[サーバーの構成]を展開し、[メールボックス]をクリックします。
3
目的のデータベースを右クリックして、[プロパティ]を選択します。
4
[制限]タブを選択します。
5
[削除の設定]領域で、[削除済みアイテムの保存期間(日)]フィールドに削除済みアイテムを保存する日数を入力します。
6
設定を保存するには、[OK]をクリックします。
1
Exchange管理シェルを開きます。
Set‑Mailbox ‑Identity <メールボックス・サーバー> ‑SingleItemRecoveryEnabled
<メールボックス・サーバー>について、ADObjectID、エイリアス、DN(Distinguished Name: 識別名)、ドメイン\アカウント、GUID、LegacyExchangeDN、SMTPAddress、またはUPN(User Principal Name: ユーザー・プリンシパル名)を使用することができます。実行日時について、dd = 日、hh = 時、mm = 分、およびss = 秒の形式で入力します。
3
単一アイテムのリカバリを構成し、メールボックス用に回復可能なアイテムを設定するには、以下のコマンドを入力します。
Set-Mailbox ‑Identity <メールボックス> ‑RecoverableItemsQuota <制約>
<制約>について、リカバリ・アイテム・フォルダに格納可能な最大容量を入力します(例: 15GB)。
4
単一アイテムのリカバリを設定し、メールボックス・データベース用に回復可能なアイテムを設定するには、以下のコマンドを入力します。
Set-MailboxDatabase ‑Identity <メールボックス・サーバー> ‑RecoverableItemsQuota <制約>
この手順について詳しくは、http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/ee364752.aspxにある関連のMicrosoft Exchangeドキュメントを参照してください。
さらに、http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/ee364755.aspxの「回復可能なアイテムについて」を参照してください。
1
[削除済みアイテム]フォルダを選択します。
2
[ツール]メニューで[削除済みアイテムを復元]をクリックし、表示されたリストからアイテムを選択します。
3
[削除済みアイテム]フォルダにアイテムをリストアするには、[選択したアイテムの復元]を選択します。
1
[受信トレイ]または作成したフォルダなど、利用可能なフォルダを選択します。
2
[フォルダ]タブをクリックします。
3
[リボン]上で[削除済みアイテムを復元]をクリックし、表示されたリストからアイテムを選択します。
4
[削除済みアイテム]フォルダにアイテムをリストアするには、[選択したアイテムの復元]を選択します。

DAG、SCC/フェイルオーバー・クラスタ・システムとCCRシステム構築用のその他の必要条件

Microsoft Exchange DAG、SCCまたはCCR環境が整っている:DAG、SCCまたはCCR環境が正しく設定されている必要があります。SCCとCCRは、Exchange Server Enterprise Editionのみでサポートされています。
NetVault Backupサーバー・マシンを別に用意する:NetVault Backupサーバーとして使用するマシンが適切に設定されている必要があります。これは、Exchange Server DAG、SCCまたはCCRシステムの外部に設置し、クラスタ内のノードおよびホストへのネットワーク接続を行う必要があります。
NetVault Backupクライアント名がDAG環境内のExchange Serverホスト名に一致する必要がある:NetVault Backupクライアントに指定した名前がExchange Serverのホスト名と一致することを確認します。
クラスタ設定下でNetVault Backupを使用する場合の詳細を確認する:以下のセクションで説明されているExchange Server DAG、SCC、およびCCR機能についてより深く理解するため、Dellでは『Dell NetVault Backupアドミニストレーターズ・ガイド』のクラスタ機能に関するトピックの熟読を強くお勧めします。
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