重要: 本記事の内容はKACE SDAや周辺製品(OS,パソコン)の古い実装を前提にした記述が多いため、Windows 10 イメージの作成・展開の例 (4261222) を参照いただくことをお勧めします。SDA v6.1以上では Legacy/UEFIを意識しないで使用できるタスクが用意されています。
KACE SDA バージョン4.0以上ではLegacyBIOSおよびUEFIでのPXEブートに対応していますが、
タブレットPCおよびUEFIのイメージングでは標準的なラップトップおよびデスクトップでのイメージングとはいくつかの点で異なります。
UEFI と レガシーBIOSでのイメージングの違いについては ナレッジベース記事 4325889 を参照してください。
当記事ではWindows 8.1 のイメージ作成を想定しています。Windows 10 オペレーティングシステム用の調整については記事末尾に記載しています。
このベストプラクティスの方法では リカバリパーティションおよび工場出荷時にOEMセットアップにより作成されるようなその他のパーティションも含みません。
この手順ではデバイスにOEM提供されたすべてのパーティションを削除します。
もしリカバリ用・その他のパーティションが必要であれば、それらを受け入れられるようにプレインストール タスクおよび中レベル タスクへ、パーティションのセットアップを調整する処理を組み込む必要があります。
注意: ADKは取り扱うOSに合わせて選択してください。
NICドングルのために特定のネットワークおよびストレージドライバーを入手し組み込むことが必要になる場合があります。
KBEの作成
作業用のコンピュータで以下の作業を行います:
7. 同様にカスタムで抽出したドライバーをdriversの中の 対応するKBEアーキテクチャ(※)のフォルダの下にコピーします。
注意: このKBE ドライバー用フォルダには kbe_windows_x86 または kbe_windows_x64 という名前が与えられています。 OS名を含むフォルダ にはドライバーを配置しないでください。 KBEにドライバーを追加する手順については ナレッジベース記事140790 を参照してください。
(コンピュータメーカーのものではなく)3rdパーティ製のUSB NICドングルを使用する場合、さらにそのデバイスの製造元から提供されるドライバーが必要になるかもしれません。その際も同様の手順で組み込みます。
18. KBEが作成され、アプライアンスにアップロードされます。
イメージキャプチャ用システムの準備
OSのインストールと基本イメージのカスタマイズ
手動でのOSインストール
インストールする場所を選択する画面の前にShift+F10を押してコマンドプロンプトを起動することができます。
Select disk 0
Clean
Convert gpt
Create partition efi size=200
Assign letter=s
Format quick fs=FAT32
Create partition msr size=128
Create partition primary
Assign letter=c
Format quick fs=NTFS
Exit
ベースとなるOSがインストールされた後で、アプリケーションのインストールや更新の適用、希望する設定などをシステムに対して行います。
「UEFIパーティションの作成」あるいは上記DISKPARTによりパーティション構成してインストールを行った場合、当システムのパーティション構造は以下のように表示されます。
水色のEFIパーティション、緑色のWindows用の領域がキャプチャを実施する対象です。
Microsoft予約域はdiskpartでしか表示されません。キャプチャはできませんしする必要がありません。
Sysprep の手順
USB KBEの作成とイメージをキャプチャする準備がほとんどできている=必要なアプリケーションのインストールや構成の実施が済んでいる場合、Sysprep Creator Wizardを使用することでシステムキャプチャ前にシステムの一般化する際の応答ファイルを作成できます。
このツールは KACE システム導入アプライアンスの ツール タブ |導入ワークベンチの Sysprep Creator Wizardのリンク先から入手できます。
UEFIイメージのキャプチャ
メモ: これまでの手順に従った場合、パーティション選択は同じになっているはずです。
もしイメージキャプチャ対象のOSのインストール前にドライブのすべてのパーティションをクリアしていなかったら場合、すべての既存パーティションを削除したことを確認してから改めてインストールしてください。
7. キャプチャの開始 を押すとイメージがK2000にキャプチャされます。
イメージ展開の準備
メモ - ドライバフィードオプションを使用する場合、指定モデルのドライバーがダウンロードされていること および 非Dellマシンの場合はdrivers_postinstall 共有 配下のフォルダにファイルが配置されていることを確認してください。
イメージを展開する
5. 展開の開始 をクリックするとイメージが展開されます。
追加メモ -
ベースイメージの作成にUEFIモードの仮想マシンを使用する場合、ISOフォーマットのKBEはうまくブートしないことがあります。
詳細は次のナレッジベース記事をお読みください。
- UEFIモードの仮想マシンではISOダウンロード形式のKBEを起動できません (ナレッジベース記事133519)
Windows 10のイメージングもほぼ同じ手順です。ただしKBEは ADK for Windows10 と KBE DriverPack 10 を使用して作成してください。K2000のバージョンは3.7.120251かそれ以上で、メディアマネージャについても3.7.120251(以上)のサーバーからダウンロードしたものを再インストールしてください。
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