UEFIモードとレガシーBIOSモードでのイメージ作成の違いについて説明します。
多くのシステムでUEFIモードへの移行が行われていますが、このことは SDAでのイメージキャプチャおよび配布の方法に対しても変更を与えます。 UEFIは従来のBIOSファームウェアインターフェース と Extensible Firmware Interface(EFI) 1.10 仕様を置き換えます。レガシーBIOSとUEFIのオプションではブートレコードについて、異なるパーティション構造が必要になるなど、従来とは異なる要件を持ちます。(シングルあるいは複数パーティションであっても)レガシーBIOSのシステムからキャプチャされたイメージはUEFIの有効なデバイスでは起動できない場合があります。
最近のシステムではBIOS上でレガシーモードかUEFIモードかを選択できます。新規にマシンを入手する時、どちらを使用するべきかを決める必要があります。また、タブレットなど一部のシステムではUEFIモードしか使えない場合があります。
レガシーBIOSおよびUEFI向けシステムイメージの作成について次の2つのナレッジベース記事が用意されていました。
ただし、現在はレガシーBIOS, UEFI両方で共通で展開できるタスクおよびイメージの作成手順を以下の記事で案内しています。
Windows 10 イメージの作成・展開の例 (4261222)
その他の相違点として、USBからKBEをブートおよびイメージ展開する場合、KBE USBフラッシュドライブ FAT32/UEFI でフォーマットされる必要があります。