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NetVault 11.4.5 - リファレンス・ガイド

前書き はじめに コマンドライン・ユーティリティの使用
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nvreportユーティリティの使用

レポートの書式設定

nvreportユーティリティには、レポートのレイアウトおよびコンテンツの書式設定を行う複数のオプションがあります。以降のセクションでは、これらのオプションの使用方法の概要を説明します。

CLIからレポートを実行して表示すると、出力に複数の列があります。「フィールド名」と呼ばれる列ヘッダは、レポートの実行に使用されるテンプレート・ファイルで設定されている列の「実際の名前」と同じでない場合があります。このセクションで説明されている書式設定オプションでは、実際の名前を使用する必要があります。

以下のいずれかの方法を使用すると、実際の名前を見つけることができます。

以下のコマンドを入力し、定義済みレポートのクラスの有効なフィールド名のリストを取得します。

この出力には、実際の名前、フィールド名、データ型、および説明の4つの列があります。

このコマンドでは、指定した定義済みレポートで使用できるすべてのフィールドが表示されます。レポートを実行したときに表示されないフィールドも含まれます。formatオプションを使用して、これらの追加フィールドを含めることができます。詳細は、「列の追加または削除」を参照してください。

以下の手順を使用して、テンプレート・ファイルのデフォルト・フィールドを特定します。

2
nvreport -help fields [Class Name]コマンドを実行します。

テンプレート・ファイルをテキスト・エディタで開きます。このファイルでは、%FORMAT行にフィールドの実際の名前が記載されています。テンプレート・ファイルは、Windowsでは<NetVault Backup home>\reports\templates、Linuxでは、<NetVault Backup home>/reports/templatesにあります。

テンプレート・ファイルの%FORMAT行には、レポートの実行時に表示されるフィールドの実際の名前のみが含まれます。

テンプレート・ファイルのサンプル:

formatオプションの使用

ターミナル・ウィンドウでレポートが実行される場合、デフォルトでは、レポートは定義済みレイアウトで表示されます。‑formatオプションを使用すると、列に表示されている文字数の指定、改行の挿入、列の追加または削除を実行できます。以降のセクションでは、フォーマット・オプションについて説明します。

-formatオプションを使用する場合は、フィールドの実際の名前を使用する必要があります。各名前の先頭には「%」記号を付ける必要があります。実際の名前に「%」記号が含まれている場合は、その名前を指定するときにエスケープ・シーケンス「%%」を使用します。また、すべての必須フィールドを構文に指定する必要があります。いずれかフィールドを構文に指定しない場合、そのフィールドは出力で表示されません。

列の最大文字数を指定するには、2つのコロンとその数を実際の名前に追加します。

例:

レポート出力の各エントリ間に改行を含めるには、-formatオプションで指定したフィールドのリストの末尾に「%\n」を追加します。

例:

一部のテンプレート・ファイルには、-formatオプションを使用して出力に含めることのできる追加フィールドがあります。列を追加するには、nvreport -help field <class name>コマンドを使用してテンプレート・ファイルで使用できるフィールドの完全なリストを取得します。各フィールドの説明列で提供されている情報を確認し、適用可能なフィールドを含めてください。必ず、フィールドの実際の名前を使用します。

以下の例では、「ドライブ」定義済みレポートを使用しています。このレポートには、デフォルト・フィールドがすべて含まれており、さらに、ドライブの書き込みエラー数が表示されます。

例:

sortオプションの使用

-sortオプションを使用して選択したフィールドのエントリをソートできます。ソート式は、以下の形式で指定します。

[field name]:レポートをソートするフィールド。
[+/-]:出力を指定フィールドの昇順でソートする場合は「+」を、降順で出力をソートする場合は「-」を使用します。

レポートは、クラスが提供するどのフィールドでもソートできます。出力には表示されないフィールドの実際の名前も出力のソートに使用できます。

-sortオプションを使用する場合は、フィールドの実際の名前を使用する必要があります。各名前の先頭には「%」記号を付ける必要があります。実際の名前に「%」記号が含まれている場合は、その名前を指定するときにエスケープ・シーケンス「%%」を使用します。

例:

「-sort」オプションでは、複数のフィールドを指定できます。出力されたレポートでは、構文のフィールド名の順に基づいてソートの優先順位が決定されます。複数のソート・フィールドを使用する場合は、すべてのフィールドを引用符(“ ”)で囲みます。

例:

includeオプションの使用

-includeオプションを使用すると、レポートのデータをフィルタリングできます。フィルタ式は、以下の形式で指定します。

[field name]:フィールドの実際の名前。
[operator]:これには、次のいずれかを使用できます。
[constant]:[field name]の値と比較する値です。たとえば、「42」というジョブIDに割り当てられているジョブに適用されるエントリのみを含めるには、「[constant]」として「42」を指定します。

複数のフィルタ式を指定するには、「AND」および「OR」を使用します。また、引数の優先度を示すには、括弧を使用します。

例:

表90. 定数型

Timepassed

期間の値を含むフィールドを比較します。例として、バックアップ・ジョブの実行にかかる期間が挙げられます。この値は、以下の形式で指定できます。

Boolean

Boolean値を含むフィールドを比較します。以下は、Boolean値の例です。

日付

日付値を含むフィールドを比較します。

例:

nvreport -class “job history” -include “%STARTDATE >= [Date]”

この値は、以下の形式で指定できます。

たとえば、「now-1YE」は1年前を示します。

Daysinweek

曜日を含むフィールドを比較します。

この値は、以下の形式で指定できます。

Daysinmonth

月の特定の日を含むフィールドを比較します。複数の値を指定する場合は、区切り文字としてカンマを使用し、すべての値を引用符で囲みます。

hdwmycount

時間、日、週、月、および年の数(合計数)を含むフィールドを比較します。

この値は、以下の形式で指定できます。

[#H] [#D] [#W] [#M] [#Y]

たとえば、「12H 2W 10M 18Y」では、18年10か月2週間12時間を示します。

必要に応じて、各時間変数を追加したり、省略したりできます。

Integer(大きな値)

大きな整数値(764874497498723497など)を含むフィールドを比較します。

Number

数値を含むフィールドを比較します。

例:

nvreport -class “job history” -include %INSTANCEID = 2

pluginscreen

N/A

selectiontree

N/A

String

文字列値を含むフィールドを比較します。

例:

nvreport -class “job history” -include “%EXITSTATUS !=Failed”

スペースを含むテキスト文字列は、引用符で囲む必要があります。

Systime

システム時間を含むフィールドを比較します。

この値は、以下の形式で指定できます。

たとえば、「now-30mi」は30時間前を示します。

時刻

いずれかの時間の値を含むフィールドを比較します。

nvreport -class "job history" -include "%STARTTIME >= [Time]"

この値は、以下の形式で指定できます。

たとえば、「now-12ho」は12時間前を示します。

Unique

N/A

weeksinmonth

月の特定の週を含むフィールドを比較します。

この値は、以下の形式で指定できます。

[Week Number]:必要な週の番号

Lはその月の先週を意味します。たとえば、134Lでは、その月の第1、第3、第4週と先週が指定されます。

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