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NetVault Plug-in for Microsoft 365 13.0 - ユーザー・ガイド

バックアップ・ジョブのファイナライズと実行

1
［スケジュール］、［ターゲット・ストレージ］、および［詳細設定］リストを使用して、その他の必要なオプションを設定します。
2
［保存］または［保存 ＆ 実行］の、どちらか適切な方をクリックします。
 
* 
ヒント： 既に作成、保存しているジョブを実行するには、［ナビゲーション］パネルで［ジョブ定義管理］を選択し、目的のジョブを選択して、［今すぐ実行］をクリックします。
［ジョブ・ステータス］ページで進捗状況を監視したり、［ログ参照］ページでログを表示したりできます。詳しくは、『Quest NetVaultアドミニストレーターズ・ガイド』を参照してください。
 
* 
重要： 再起動機能は、受信箱関連のバックアップ・ジョブで利用できます。OneDrive関連のバックアップ・ジョブでは利用できません。

データのリストア

•
リストア対象データの選択
•
リストア・ジョブのファイナライズと実行
•
リストア・プロセス中の受信箱またはOneDriveアカウントの再配置
•
細分化された項目の検索

リストア対象データの選択

 
* 
メモ： プラグ‑イン （ Microsoft Office 365用）では、サービス・プリンシパルのクライアント秘密鍵のリストアはサポートされていません。
1
［ナビゲーション］パネルで、［リストア・ジョブ作成］をクリックします。
2
セーブセットの表に表示される項目をフィルタリングするには、［フィルター］をクリックします。
表にはセーブセット名（ジョブ・タイトルとセーブセットID）、作成日時、サイズ、カタログのステータスが表示されます。デフォルトで、リストは［作成日］列でソートされます。
3
セーブセットの表で、適切なセーブセットを選択します。
セーブセットを選択すると、以下の情報が［セーブセット情報］に表示されます。ジョブID、ジョブ・タイトル、サーバー名、クライアント名、プラグイン名、セーブセットの日時、リタイア設定、増分バックアップかどうか、アーカイブかどうか、セーブセットのサイズ、スナップショットベースのバックアップかどうかなど。
4
以下のオプションの1つを選択します。
•
デフォルトを使用してすべてをリストア：あらかじめ設定されているデフォルトを使用してリストアするには、このボタンをクリックし、Step 6に進みます。
•
リストア：［セレクション・セット作成］ページを使用してリストアする項目を選択するには、このボタンをクリックして次の手順に進みます。
5
［セレクション セット作成］ページで、リストアするデータを選択します。
対応するバックアップ・ジョブに対して［細分化されたリストアを有効にする］オプションを選択した場合、該当するノードを展開して、Outlookでリカバリーする個々のフォルダーと電子メール、またはOneDriveでリカバリーする個々のファイルとフォルダーを選択できます。
 
* 
メモ： 再配置は通常OutlookとOneDriveでサポートされていますが、チームやAzure ADアカウントではサポートされていません。

SharePoint Onlineサイトの発行ポータル・テンプレートのバックアップを元の場所にリストアするのではなく、再配置する場合は、このテンプレートのサイトを作成し、［再配置］オプションで新しいサイトの名前をリストア・ジョブに入力します。

本プラグインは、異なるユーザーが作成したカレンダーやイベントのリストアをサポートしていません。また、カレンダーやイベントの細分化されたリストアもサポートしていません。
6
リストア・ジョブの速度を上げる場合は、以下の手順を実行します。
a
［セレクション・セット作成］ページでをクリックして、［一般］タブを［Office 365リストア・オプション］ダイアログ・ボックスで選択します。
b
［マルチストリーミングを有効にする］を選択し、ストリーム数を入力して［OK］をクリックします。入力する値は、設定とネットワーク帯域幅によって異なります。サポートされている最大値は「30」です。
7
該当するトピックの手順に進みます。
•
Outlook用のリストア・ジョブを作成する場合は、次のセクション「Outlookでのリストア・オプションの設定」を完了します。
•
Azure AD用のリストア・ジョブを作成する場合は、セクション「Azure ADでのリストア・オプションの設定」を完了します。
•
OneDrive、SharePoint Online、またはTeamsのリストア・ジョブを作成する場合は「リストア・ジョブのファイナライズと実行」に進みます。
 
* 
メモ： プラグ‑イン （ Microsoft Office 365用）では、同期が有効になっている間は、オンプレミスで同期されたユーザーおよびグループのリストアがサポートされません。

AD同期を無効にした後、オンプレミスで同期されたWindows Server Active Directory（AD）ユーザーをAzure ADから削除すると、ユーザーはAzure ADユーザーとしてリストアされます。管理者は、同期するたびにAzure ADユーザーに変更されたユーザーに対して、重複する属性の電子メールを受信します。Windows Server ADユーザーとして再度同期する場合は、Azure ADからユーザーを削除し、再度同期する必要があります。

Outlookでのリストア・オプションの設定

［セレクション・セット作成］ページでをクリックし、Office 365［リストア・オプション］ダイアログ・ボックスの［Outlook］タブで以下のパラメータを設定します。

•
受信箱を特定のフォルダーにリストア：選択した受信箱フォルダーをリストアする特定の場所を指定する場合は、このオプションを選択して、フォルダーの名前を入力します。
•
受信箱設定のリストア：選択した受信箱に関連付けられている設定とルールを含めるには、このオプションを選択します。
•
カレンダーを除外：カレンダーを除外する場合は、このオプションを選択します。
•
添付ファイルを除外：添付ファイルとインライン・イメージがバックアップに含まれている場合、
リストアから添付ファイルとイメージを除外するには、このオプションを選択します。
 
* 
重要： 添付ファイルが含まれている場合、OneDriveアカウントへのリストアを実行するには、SharePoint Onlineライセンスが必要です。
Azure ADでのリストア・オプションの設定

［セレクション・セット作成］ページでをクリックし、Office 365［リストア・オプション］ダイアログ・ボックスの［Azure Active Directory］タブで以下のパラメータを設定します。

•
ユーザーのパスワードを設定：本プラグインは、configファイルからデフォルトのパスワードnvbu123 * #$をユーザーに割り当てます。管理者は、このオプションを使用して、リストア時にドメイン・ポリシーに一致する別のパスワードをユーザーに割り当てることができます。このパスワードは、Azure ADから削除された後にリストアされるすべてのユーザーに対して設定されます。
•
割り当てられたライセンスをスキップ：デフォルトでは、Azure ADユーザー用にバックアップされたすべてのライセンスは、リストア操作によって割り当てられます。ライセンスを割り当てない場合は、このオプションを選択します。
•
既存のアプリケーションを削除：デフォルトでは、サービス・プリンシパルに関連付けられている以前のアプリケーションは、サービス・プリンシパルのリストア時にAzure ADから削除されません。サービス・プリンシパルをリストアした後に既存のアプリケーションをAzure ADから削除する場合は、このオプションを選択します。

リストア・ジョブのファイナライズと実行

最終ステップには、［スケジュール］、［ソース・オプション］、および［詳細設定］ページの追加オプション設定、ジョブの実行、および［ジョブ・ステータス］と［ログ参照］ページからの進捗状況の監視が含まれています。これらのページとオプションは、すべてのNetVaultプラグインに共通しています。詳しくは、『Quest NetVaultアドミニストレーターズ・ガイド』を参照してください。

1
設定を保存するには、［OK］、続いて［次へ］をクリックします。
2
デフォルト設定を使用しない場合は、［ジョブ名］に、ジョブの名前を指定します。
進捗状況を監視する際にジョブを識別しやすくするため、分かりやすい名前を割り当てます。ジョブ名には英数字と英数字以外の文字を使用できますが、非ラテン語系の文字を含めることはできません。Windowsの場合は長さ制限はありませんが、40文字以内に収めることをお勧めします。
3
［スケジュール］、［ソース・オプション］、および［詳細設定］リストを使って、その他の必要な
オプションを設定します。
4
［保存］または［保存 ＆ 実行］の、どちらか適切な方をクリックします。
［ジョブ・ステータス］ページで進捗状況を監視したり、［ログ参照］ページでログを表示したりできます。詳しくは、『Quest NetVaultアドミニストレーターズ・ガイド』を参照してください。
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