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NetVault 12.1 - リリース・ノート

解決済みの問題

Active Directory(AD)ユーザーが最初のログイン時または追加時にしか該当のADグループ権限を取得できない問題を修正しました。

DNAD-763

Compellent以外のボリュームにマウントしたDell Compellentストレージ・アレイのボリュームのスナップショットベースのバックアップが阻止される問題を修正しました。

DNFSP-996

Dell Compellentストレージ・アレイ・ボリュームのスナップショットベースのバックアップでインクルージョン・リストを使用すると機能しない問題を修正しました。

DNFSP-1000

バックアップ・ジョブの実行中にインストール・ディレクトリ内に.csvファイルが生成される問題を修正しました。

DNFSP-1002

Quest QoreStor™ストレージ・デバイスに対して64を超えるストリーム制限値を指定できてしまう問題を修正しました。

DNR3-721

一般通知プロファイルページからSysop Operator messageオプションを削除しました。

NVBU-9708

nvpmgrプロセスが起動しないためNetVault Backupがセーフ・モードに入る問題を修正しました。 この問題はNetVault Backupサーバーのロケール設定を変更すると発生するため、NetVault Backupサービスを停止して開始する必要がありました。

NVBU-14668

CLIベースのレポートのMedia Job Contents内、backuptime列にジョブの開始時間が正しく表示されなかった問題を修正しました。

NVBU-15464

同じような名前のパス名を使用すると、テープ・ライブラリにドライブ・パスを追加できない問題が修正されました。 この問題は、ツリー・ビューで発生していました。

NVBU-15896

HP-UX Itaniumプラットフォームのクライアント・サポートを再開しました。

NVBU-15904

Plug-in for Raw Devicesのリストア・セレクション・セットを編集できない問題が修正されました。

NVBU-16353

スケジュール・タイプの現在の設定が[一度のみ]から[トリガ]などに変更されると、NetVault Backupスケジューラが機能しなくなる問題が修正されました。

NVBU-16382

PostgreSQLデータベースのパスワードで$文字が使用できない問題が修正されました。

NVBU-16858

リストア・ジョブの実行中に、Dell Compellentストレージ・アレイの永続的なスナップショットから作成されたボリュームの削除ができない問題が修正されました。

NVBU-17314

スケジュールした日時でバックアップ・ジョブが開始されない問題が修正されました。

NVBU-17379

[既存のバックアップをカタログに追加する]オプションを使用すると、エントリが重複して表示される問題が修正されました。

NVBU-17507

カタログ検索を停止してから[リストア・ジョブ作成 - セーブセットの選択]ページを使用して検索を実行すると、検索結果が表示されずWebサービス・ワーカー・プロセスが機能を停止する問題が修正されました。

NVBU-17606

XSSの脆弱性に関する問題が修正されました。

NVBU-17747、NVBU-17748、NVBU-17750、NVBU-17754、NVBU-17757、NVBU-17758、NVBU-17759

NetVault BackupがオンラインのQuest DR Seriesシステムに接続できない問題が修正されました。

NVBU-17980

バックアップ・ジョブの開始後、ブランク処理したメディアがFOREIGNメディアまたは不良メディアとして認識される問題が修正されました。

NVBU-18131

既知の問題

NetVault Backup WebUIの[セレクション・セットの編集]ページでセレクション・セットのリストアを編集中に、[次へ]ボタンが無効になります。

対処法[セレクション・セットの編集]ページで、データ・セレクション・ツリーのチェック・ボックスを選択または選択解除します。

NVBU-16148

古い設定のNetVault Backupクライアント・マシンで、診断データがタイムアウトのために部分的にしか収集できないことがあります。

対処法: NetVault Backup WebUIのWebサービス・タイムアウト設定で、[物理クライアントのロング・タイムアウト]フィールドの値を増やします。

NVBU-15735

DRデバイスのユーザー・パスワードを変更した後、Quest DRデバイスにアクセスできなくなります。

NVBU-15843

CLIで、英語以外の文字が正しく表示されません。 たとえば、次のようになります。

NVBU-13974 (31104)、NVBU-13736 (30702)

256KibドライブにコピーされたNDMPバックアップ・データからのリストア・ジョブが失敗し、エラー・メッセージ「NDMPデータはブロック境界では開始されません」が表示されます。

対処法https://support.quest.com/netvault-backup/kb/212701

DNNDMP-657 (31825)

NetVault Backupが、RHEL 5.xプラットフォームでPDFフォーマットのレポート電子メールの添付として送付できません。

対処法: レポートをHTMLフォーマットで電子メールの添付ファイルとして送信するには、次の手順を実行します。

1
[ナビゲーション]パネルで、[設定変更]をクリックします。
2
[設定]ページで、[サーバー設定]をクリックします。
3
[ユーザー・インターフェイス]で[レポート]をクリックします。 [レポート]ダイアログ・ボックスの[その他]で、以下の設定を行います。
デフォルトのメール・フォーマット[HTML]を選択します。

NVBU-14529(31878)

[デバイス管理]ページのツリー・ビューで、[スキャン]オプションをクリックすると、選択したスロット/ドライブ/ライブラリのスキャンが直接開始します。 [インポートされたバックアップ・データの保存期間(日)]ダイアログ・ボックスと確認メッセージが表示されません。

NVBU-14745(32197)

[デバイス管理]ページのツリー表示で、バルク・ブランク操作で利用可能なメディアのリストから複数のメディアを選択できません。

NVBU-14758(32214)

[デバイス管理]ページのツリー表示で、バルク・ラベル操作で利用可能なメディアのリストから複数のメディアを選択できません。

NVBU-14759(32215)

NetVault Backup Plug-in for Teradataでバックアップを実行しているときに、パラレル・ストリームの数がターゲットのNetVault SmartDiskに設定されているSoftStreamLimitを超えると、バックアップ・ジョブが応答を停止します。

NVBU-389(1948)

「再開可能」として設定されているバックアップが複製されると、そのジョブの最後に再開されたインスタンスでバックアップされたデータのみが複製されます。

NVBU-1160(3971)(NVG‑4022)

英語以外のロケールのNetVault Backupで、[実行ステータス]フィールドに、nvreportコマンドとレポート・ジョブの出力として現在のジョブ・ステータスが表示されませんでした。

NVBU-1186(3997)(NVG- 4206)

LinuxベースおよびUNIXベースのシステムでは、システムがUTF-8文字セットを使用するように設定されている場合に限り、NetVault Backupのインストール時に表示される進捗状況メッセージが正しく表示されます。

NVBU-10588(26249)

ネットワーク・マネージャ・プロセス(nvnmgr)が何らかのエラーで応答を停止し、正しく終了できない場合、そのマシンでNetVault Backupサービスを開始することはできません。

このエラーが発生した場合は、NetVault Backupサービスを再開する前に、nvnmgrプロセスを手動で強制的に中断または終了します。

NVBU-11005(26778)

NetVault Backup 10.0.1から、ビルトイン・プラグインでは4桁のバージョン番号(10.1.1.1など)を使用します。

NetVault Backup 10.0が実行されているマシンに10.0.1以降で使用できるビルトイン・プラグインをインストールすると、[バージョン情報]ダイアログ・ボックスには、正しい4桁のバージョン番号が表示されますが、その他のWebUIページ([クライアント管理]ページなど)には、誤ったリリース番号を含む3桁のバージョン番号(10.0.1ではなく、10.0.257と表示されるなど)が表示されます。

同様に、NetVault Backup 10.0.1以降で古いバージョン・フォーマットを使用するプラグインをインストールすると、[バージョン情報]ダイアログ・ボックスには、正しいバージョン番号(2.6.5など)が表示されますが、その他のWebUIページには、誤ったリリース番号とビルド番号(2.6.0.5など)が表示されます。

このような場合、ビルトイン・プラグインの正しいバージョン番号は、[バージョン情報]ダイアログ・ボックスで確認してください。

NVBU-10927(26687)

現在、[ドライブ転送バッファ・サイズ]オプションは、デフォルトで、8 MiBに設定されています。 ご使用のシステムでこの設定がサポートされていることを確認するには、テープ・デバイスを追加する前にオペレーティング・システムの設定を確認します。 この値が大きすぎる場合、テンプレート・ファイルでこの値を257 KiBに変更してください。

1
drives.tplファイルをテキスト・エディタで開きます。 このファイルは、Windowsでは<NetVault Backup home>\devices\drives、LinuxおよびUNIXでは<NetVault Backup home>/devices/drivesにあります。
2
[Device:Total Buffer Size] セクションで、Valueを257に設定します。
メモ: [ドライブ転送バッファ・サイズ]が大きすぎて、NetVault Backupが転送バッファを割り当てることができない場合は、テープ・デバイスを使用するバックアップ・ジョブのパフォーマンスが低下します。

NVBU-11305(27165)

Windows 2012では、Plug-in for Databasesで、NetVault SmartDiskデバイスに保存されているNetVaultデータベースのバックアップをリストアできません。

対処法: NetVaultデータベースのバックアップがNetVault SmartDiskに保存されている場合、リストア・ジョブを開始する前に、NetVault Backupサービスを停止して、このサービスを「ユーザー・スペース」(つまり、nvpmgr debug)で実行します。

NVBU-11307(27167)

Firefox 31へのアップグレード後、NetVault Backup WebUIにログオンしようとすると、次のエラー・メッセージが表示されます。

発行元の証明書が無効です。 (Error code: sec_error_ca_cert_invalid)

自己署名証明書にアクセスしようとすると、新しいセキュリティ・ライブラリsecurity.use_mozillapkix_verificationからこの証明書エラーが発生します。

対処法: この問題を解決するには、次の手順を実行します。

2
security.use_mozillapkix_verificationという設定を見つけ、これをfalseに設定します。

NVBU-11321(27189)

同じディスク・ベースのストレージ・デバイスを対象とする多数のバックアップ・ジョブを同時または短い時間内に開始するようにスケジュール設定すると、以下の問題が発生します。

これらの問題は、メディア・マネージャがディスク・ベースのバックアップ・デバイスに多すぎる同時ジョブを割り当てないように「休止時間」設定を使用するために発生します。 デフォルトでは、休止時間は10秒に設定されています。 したがって、ジョブがディスク・ベースのストレージ・デバイスに割り当てられた後、メディア・マネージャは同じデバイスに次のジョブを割り当てる前に10秒間待機します。 休止時間のデフォルトの設定はmediamgr.cfgファイル内で変更できます。

1
mediamgr.cfgファイルをテキスト・エディタで開きます。 このファイルは、Windowsでは<NetVault Backup home>\config、Linuxでは<NetVault Backup home>/configにあります。

以下の点に注意します。

NVBU-12089(28204)

Windowsでは、「.cfg」ファイルのコピーを<NetVault Backup home>/configディレクトリに作成した場合、サービスの再起動後に[設定変更]ページから設定にアクセスすると、空のダイアログ・ボックスまたは部分的に空のダイアログ・ボックスがWebUIに表示されることがあります。

NVBU-12734(29149)

タスクの動作中に展開タスクが停止すると(または展開マネージャやNetVault Backupサービスがシャットダウンすると)、ソフトウェア・パッケージがターゲット・マシンに正常にインストールされていても、タスク・ステータスは「完了」に設定されてそれぞれのターゲットは「エラーで終了」としてマークされます。

NVBU-13433(30274)

プッシュ・インストールの共有ディレクトリ・パスには、英語以外の文字を含めることができません。

NVBU-13564(30451)

特定の条件下では、NetVault Backupサーバーがリモート・クライアントのプッシュ・インストール・タスクのステータスを判別できないことがあります。 このような場合、タスク・ステータスは「実行中」状態に残ることがあります。 このエラーは、次のような条件下で発生することがあります。

前のタスクをキャンセルするまで、その後のタスクは「保留」状態のままです。

NVBU-13610(30508)

プッシュ・インストールの実行時に、新しいクライアントのマシン・パスワードに使用できない文字を使用すると、リモート・インストーラはエラーをレポートし、クライアントへのソフトウェアのインストールは失敗します。

NVBU-13632(30537)

サーバーIPアドレスを使用して、ローカル・パッケージ・ストアが設定されている場合(例:\\10.11.12.3\PkgStore)、パッケージ・ストアの追加または更新時にユーザー認証情報は検証されません。 無効な認証情報を指定しても、エラーが報告されません。 ただし、認証に失敗すると、展開タスクが失敗し、ストアからパッケージを取得できません。 そのため、Questでは、ローカル・ストアへのパスを設定する場合はサーバー名を使用することをお勧めします(例:\\WinServer1\PkgStore)。

NVBU-13647(30558)

Solaris上のPlug-in for RDAに関連する既知の問題:

SolarisクライアントからDR Seriesシステムへのファイル・システム・データのバックアップ: ファイル・システム・バックアップをDR Seriesシステムに実行するとき、バックアップはデフォルトでパススルー・モードで動作します。 DR Seriesシステムでデフォルト設定を変更すると、バックアップを重複排除モードで実行できますが、このモードではバックアップのパフォーマンスが低下することがあります。
DR SeriesシステムからSolarisクライアントへのデータのリストア: 複数のリストア・ジョブを同時に実行すると、それぞれのジョブのパフォーマンスが影響されて、全体的なスループットが低下することがあります。

NVBU-13678(30596)

DR Seriesシステム関連の既知の問題:

NetVault Backup Plug-in for VMware(Plug-in for VMware)を使用してバックアップを実行しているときに、クライアント・モードのタイプを重複排除に設定すると、パススルー・モードよりスループットが低下します。 DR Seriesシステムでクライアント・モードを設定しない場合、Plug-in for RDAによりバックアップに最適なモードが自動的に選択されます。

 

Linuxシステムでは、以下を実行している場合、NetVault BackupがDR Seriesシステムのアクセスに失敗します。

1
Plug-in for RDAをインストールします。
4
Plug-in for RDAを削除します。

プラグインを削除すると、/usr/local/oca-libsディレクトリが削除され、NetVault Backupがデバイスにアクセスしようとすると、エラーが発生します。

対処法: プラグインの削除後に、以下の作業を行います。

1
/usr/local/oca-libsディレクトリが削除されたことを確認します。 削除されていない場合は、このディレクトリを削除してください。

 

[スケジュールされていないジョブを削除する]オプションは、本来、指定時間が経過すると、スケジュールされていないジョブをすべて削除する機能です。 「トリガ」スケジュール・タイプを使用しているジョブには物理的にスケジュール時間が設定されていないため、指定時間が経過すると、「トリガ」スケジュール・タイプを使用するジョブも削除されます。 ご使用のNetVault Backup環境でトリガ・ジョブを使用している場合は、[スケジュールされていないジョブを削除する]設定を使用しないでください。

 

NetVault Backup Plug-in for NDMP(Plug-in for NDMP)を使用しているときに、自動削除オプションを[オン]に設定して複数のジョブを実行すると、[ジョブ・ステータス]ページに親ジョブと子ジョブが引き続きリストされる場合があります。 NetVault Backup WebUIを閉じてから再開すると問題を解消することができます。 NetVault Backupサービスを停止/再起動する必要はありません。

 

通常レポートDisk Storage Devices – Generalは、NetVault SmartDiskデバイス用です。このレポートでは、DR SeriesシステムおよびData Domainシステムに関する詳細は表示されません。

 

NetVaultデータベースをリストアした後、NetVault Backupサービスを再起動すると、ジョブ・ステータスに[スケジューラはジョブ実行中に中断しました]と表示されます。 このメッセージは無視してかまいません。

 

Solaris(SPARCまたはx86-64)システムで、LANG変数をen_US.UTF-8に設定すると、リストア・ジョブ・ウィザードの[セレクション・セット作成]ページにファイル名が表示されません。 LANGCが設定されている場合は、この問題は発生しません。

 

Windows 2008およびWindows 7で、オペレーティング・システムのファイアウォールが有効になっている場合、NetVault Backupクライアントでポートの除外が正しく設定されていても、NetVault Backupクライアントおよびサーバー間で接続に関する問題が発生する場合があります。 詳しくは、https://support.quest.com/kb/SOL79286を参照してください。

 

デフォルト・ロケールが変更された場合(UTF8からEUC、EUCからUTF8など)、EULA(エンド・ユーザー使用許諾書)が正しく表示されません。

対処法: EULAを表示するには、EUC文字セットを表示できる端末を使用します。

 

[NetVault Backupダッシュボード]ページの[ジョブ・ステータス]ウィジェット内でポリシー・ジョブをクリックすると、ジョブ詳細が表示されません。

NVBU-17538

ジョブの実行後、[ジョブ・ステータス]ページに移動してジョブのステータスを監視すると、現在のアクティビティがすべて表示される代わりに、以前に適用されたフィルタを適用したすべてのジョブが表示されます。

対処法: [表示条件]ジョブ・ステータス・フィルタ・オプションの[現在アクティビティ]オプションを選択します。

NVBU-17582

カタログ検索を使用してネットワーク共有のバックアップからデータ・アイテムをリストアできません。

NVBU-17632

[セット管理]ページの編集オプションを使用すると、データ・コピー・バックアップ・ジョブの既存のセットを編集中に複数のバックアップ・セットを選択できます。

NVBU-14441(31745)

優先度1に設定しているジョブがメディア待ち状態に入ると、後続のすべてのフェーズ2(セカンダリ・コピー)のジョブもメディア待ちの状態に入ります。

対処法: フェーズ2のすべてのジョブをメディア待ちの状態に入らせずに継続するには、最初のジョブの優先度レベルを下げます。 この変更により、同じメディアをターゲットにする複数の要求のうちひとつがメディア待ちの状態に入っても、その他の要求は続行することができます。

NVBU-17795、NVBU-18025

QoreStorでは、マルチテナントはサポートしていません。

QS-437、DNR3-71

QoreStorまたはDR SeriesシステムをターゲットにするSolarisのバックアップ・ジョブはサポートされていません。

QS-1824

NetVault Backupの以前のバージョンからアップグレードする場合は、既存のNetVault Backupユーザーのユーザー名に@記号が使用されていないことを確認します。 名前に@記号が含まれているユーザーのユーザー名を更新します。 NetVault Backupは、@を含む名前をドメイン・ユーザーとみなして、ユーザーがログオンするときにADに自動的に認証しようとします。 既存のユーザーがログオンしようとしたときに資格情報が一致しないためにNetVault BackupがADでユーザーを認証できない場合、ログインは失敗します。

DNAD-523、DNAD-562

[ローカル・ネットワーク上のマシンに詳細情報をブロードキャストする]設定をクライアントで無効にすると、nvclientユーティリティではクライアントを追加できなくなります。

対処法: nvclientadd -clientip <Client IP address>コマンドを使用してクライアントを追加します。

NVBU-12966(28829)

マシン名にスペースが使用されていると、asf_load_mediaコマンドは失敗します。

 

さまざまなブランドのライブラリ・デバイス(Exabyteドライブや9840ドライブなどを内蔵したライブラリ・デバイスなど)に対してasf_release_driveコマンドを発行すると、メディアがアンロードされるまでに最大8分の遅延が生じることがあります。

対処法: NetVault Backup WebUIからUnloadコマンドを発行します。

1
[ナビゲーション]パネルで、[デバイス管理]をクリックし、次にデバイス・リストで、該当するドライブまたは対応する[デバイス管理]アイコンをクリックします。
2
[テープ・ドライブ管理]ページで、[アンロード]をクリックします。
ドライブが[アイドル]状態のままになるため、メディアが期待通りにアンロードされません。 選択したデバイスのログには、「メディア(X内)のアンロードに失敗しました。デバイスが使用不能です」というエントリが表示されます。 手順2を繰り返して、メディアをアンロードします。

 

nvacslsmediaコマンドを指定範囲で実行しても正しく動作しません。

対処法: 割り当てるか、割り当てを解除する各メディア・アイテムに対して、このコマンドを明示的に実行します。 スクリプトを使用して、このタスクを実行できます。

 

nvcleandriveコマンドでライブラリ名にスペース文字のみが指定されると、[デバイス管理]ページの最初のライブラリが、指定されたドライブに対してクリーニング操作を実行します。 たとえば、nvcleandrive libraryname “<スペース文字のみ>” -librarydrivenumber <X>コマンドが実行されると、NetVault Backupでは、[デバイス管理]ページの最初のライブラリを自動的にターゲットとし、ドライブ<X>でクリーニング操作を実行します。

 

nvexpiresavesetコマンドでnull値が指定された場合、セーブセットの期限切れがランダムに選ばれたセーブセットに発生します。

 

nvjobmodifyコマンドを実行する場合、構文中に-submitオプションが含まれていなくても、ジョブが実際に実行されます。

 

nvremovemediaコマンドでnull文字列が指定された場合、最初のエントリがメディア・データベースから削除されます。

 

nvsetcleaninglivesコマンドでは、livesオプションに不正な値を設定しても、エラーはレポートされません。

 

nvsetcreate -includeオプションを使用しても、選択ツリーの「固定ドライブ」ノードの下にあるデータの選択項目は指定できません。

 

nvsetmodifyコマンドを使用してスケジュール・セットを変更することはできません。 nvsetcreateを使用してセットを作成し、同じ名前を割り当てることにより既存のセットを上書きすることはできます。

 

Windowsベースのインストールでは、nvsyncronizesilomediaコマンドは、[デバイス管理]ページのメディア・ステータスを更新しません。

 

表7. Plug-in for FileSystemの既知の問題

Snap Applianceファイラー上では、データは、既存のディレクトリにのみ再配置される必要があります。 存在しないディレクトリに再配置されたアイテムは、新規作成されたディレクトリに設定された権限により、アクセスできなくなります。

DNFSP-113(13979、(FSG‑188)

ZFSでは、バックアップ・データの拡張属性にACLが含まれている場合、デフォルトのリストア・オプションを使用すると、リストア・ジョブが失敗します。 メタデータのリストアでエラーが発生した場合、[メタデータを破棄]オプションを選択すると、データをリストアできます。

DNFSP-456(14324、(FSG‑514)

Windows Vista、Windows 7およびWindows 2008システムでは、システム状態ツリーのIIS Metabaseノードは、デフォルトでは、表示されません。 このノードを有効にするには、ISS 6互換パックをインストールするか、%windir%\system32\inetsrv\configの下にあるIIS構成ファイルおよびスキーマ・ファイルを含むセレクション・セットを作成してください。

DNFSP-508(14376、FSG‑563)

Solaris ZFSとUFSファイル・システムでは、拡張属性のみが変更されたファイルおよびディレクトリは、増分バックアップではバックアップ対象として認識されません。

DNFSP-636(14504、FSG‑684)

LinuxまたはUNIXのバックアップをWindowsベースのNetVault Backupクライアントにリストアすると、アイテムは正常に復元されますが、以下の警告とログ・コンテキストを出力します。

ログ・メッセージ: <num>個のアイテムとその内容をリストアできませんでした。

ログ内容: <ファイル名>:ファイルへの書き込み: 不正な関数

これらのメッセージは無視してかまいません。

DNFSP-718(14586、FSG‑760)

Windows 2008およびWindows 2003では、システム状態ノードにRSM(Removable Storage Manager)データベース・ノードは含まれません。

 

再開したジョブ・インスタンスに対して、[バックアップ後の検証]オプションは使用できません。

 

WindowsシステムでUNIXファイル・システム用に作成したポリシー・ジョブを送信すると、ジョブ・ステータスに[警告で終了]が表示されますが、データはバックアップされていません。

 

[Windowsファイルのショート・ネームのバックアップ]および[Windowsファイルのショート・ネームのリストア]オプションを利用する際、以下の既知の問題が報告されています。

 

VSSバックアップが正常に完了しても、メッセージ「Error deleting volume snapshot(s): VSS_E_BAD_STATE」がNetVault Backupログに書き込まれます。

 

ジョブがWindowsシンボリック・リンク(Windowsのショートカットではなくmklinkを利用して作成されたファイル)をリストアするとき、シンボリック・リンク・ファイルがターゲット・ファイル・システム上に存在し、シンボリック・リンクのターゲット・データ・ファイルも存在する場合、ターゲット・データ・ファイル内のデータが失われます。 シンボリック・リンクによってターゲットとされたデータ・ファイルがバックアップに含まれているか確認してください。 また、Questでは、リストア・ジョブを実行する前に、ターゲット・ファイル・システムからリストア対象の既存のシンボリック・リンクを削除することをお勧めします。 データ損失のリスクを回避するため、リストア・ジョブを実行する前に、リスクのある可能性のあるデータ・ファイルのバックアップを実行することもできます。

 

symlinkがリストアされた際、GuardianOSはsymlinkにXattr属性のuser.SnACLを適用します。 これは予測された動作であり、特に影響はありません。

 

ファイルまたはディレクトリがフリーズした場合、GFSおよびGFS2上でのバックアップが応答しなくなることがあります。

 

Solarisクライアントに多数のダイレクト自動マウントが存在する環境では、自動マウントがリモート・システム上にあるか判別するためにPlug-in for FileSystemが一時的に自動マウントをロードしようとしている間、バックアップ・ジョブが[ジョブオプションの待機中]ステータスのままになることがあります。 [リモート・マウントを使用してバックアップ]オプションを選択することで、この遅延が緩和されることがあります。 必要に応じて、リモート・マウントをクリアまたは除外するか、以下のスタンザをnvfs.cfgに追加してください。

[Performance:DoRecursiveAutoMountScan]

Value=FALSE

 

nvreportユーティリティがMSP環境で動作しません。

NVBU-18346

システム要件

プラットフォーム

対応プラットフォームに関する全詳細については、『QuestNetVault Backup互換性ガイド』を参照してください。https://support.quest.com/ja-jp/technical-documentsでご覧いただけます。

メモリ

ターゲット・システムの使用目的により、メモリ要件は異なります。

ハードディスク容量

NetVault Backupサーバーをインストールするには、Windowsベースのシステムで約800 MBのディスク容量、Linuxベースのシステムで約800 MBのディスク容量が必要です。

オペレーティング・システム

NetVault Backupサーバー

NetVault Backupサーバーは、次のオペレーティング・システムにインストールできます。

NetVault Backupクライアント

NetVault Backupクライアントは、次のオペレーティング・システムにインストールできます。

詳細については、https://support.quest.com/ja-jp/technical-documentsでアクセスできる『QuestNetVault Backup互換性ガイド』を参照してください。

Webブラウザ

NetVault Backup WebUIでは、次のブラウザをサポートしています。

アップグレードと互換性

NetVault Backupサーバーのオペレーティング・システム要件: NetVault Backupサーバーのインストールは、WindowsおよびLinuxオペレーティング・システムでサポートされています。 NetVault Backupサーバーのインストールは、Mac OS XおよびUNIXオペレーティング・システムではサポートされていません。 サポートされているオペレーティング・システムのバージョンの詳細は、https://support.quest.com/ja-jp/technical-documentsでアクセスできる『QuestNetVault Backup互換性ガイド』を参照してください。 Mac OS XまたはUNIXからWindowsまたはLinuxへのNetVault Backupサーバー9.2の移行については、https://support.quest.com/kb/SOL126805を参照してください。
NetVaultデータベース移行: 9.2からアップグレードする際には、NetVaultデータベースの独自フォーマットからPostgreSQLデータベースのフォーマットへの移行も行われます。 NetVaultデータベースのサイズ、およびシステム・パフォーマンスなどその他の要因によっては、この移行にはかなり時間がかかる場合があります。
LinuxおよびWindowsでの正しいインストール・パッケージの選択: NetVault Backupでは、LinuxおよびWindowsベースのシステム向けに、個別のクライアント専用およびサーバー専用インストール・パッケージを提供しています。 サーバーおよびクライアント・パッケージの両方で、ハイブリッドおよび64-bit専用バージョンを利用できます。
ハイブリッド・サーバーおよびクライアント・パッケージ: ハイブリッド・パッケージは、Pure 64-bit専用の要件を満たしていないユーザーを対象にしています。
Pure 64-bit専用サーバー・パッケージおよびクライアント・パッケージ: Pure 64-bit専用パッケージは、Pure 64-bit専用オペレーティング・システム用です。 32-bitコンポーネントを使用できない理由がある場合は(たとえば、32-bitコードを実行しないLinuxディストリビューションを使用している場合)、これらのパッケージを使用します。
netvault-<RYYYYMMMDD>-vx.x.x.x-Server-{LinuxX86Hybrid|WindowsX86Hybrid}:
このパッケージを使用して、NetVault Backupサーバーを32-bitまたは64-bitシステムにインストールまたはアップグレードします。
netvault-<RYYYYMMMDD>-vx.x.x.x-Server-{LinuxX86Pure64|WindowsX86Pure64}:
このパッケージを使用して、NetVault BackupサーバーをPure 64-bitシステムにインストールまたはアップグレードします。
重要: 64-bitのLinuxマシンにNetVault Backupのハイブリッド・パッケージをインストールする前に、必要なすべての32-bitライブラリがシステムにインストールされていることを確認します。 要件についての詳細は、『Quest NetVault Backupインストレーション・ガイド』を参照してください。 インストーラが必要なライブラリをシステム上で見つけられない場合、インストール・プロセスはメッセージを表示せずに失敗する場合があります。

32bit

32bit

X

 

X

 

 

Hybrid

X

 

X

 

 

64bit

Itanium

 

 

 

X

 

64bit

 

X

X

 

 

Hybrid

X

X

X

 

 

Pure64

 

 

 

 

X

ライセンス・プラグイン: 最新バージョンのNetVault Backupにアップグレードした後、以前にインストールされたライセンス・プラグインで新しいバックアップ・ジョブを作成できなくなることがあります。 この問題は、以下のアップグレード・シナリオで発生します。
SNMP Trap通知のオブジェクト識別子(OID): NetVault Backup 9.2からアップグレードすると、SNMP Trap通知方法のOIDが変更されます。
NetVault Backup Plug-in for NetWare(Plug-in for NetWare): NetVault Backup 10.0以降では、Plug-in for NetWareはサポートされません。
Plug-in for VMwareおよびNetVault BackupPlug-in for Hyper-V (Plug-in for Hyper-V): Plug‑in for VMwareまたはPlug-in for Hyper-Vのインストール後に、NetVault Backupソフトウェアをアップグレードした場合は、そのマシンでプラグインの再インストールが必要になります。 プラグインを再インストールしない場合、仮想マシンのマウントされたドライブ・ノードを開いて、新しいファイルレベル・バックアップ・ジョブを作成することができません。
マルチバイト文字を含むデバイス名: NetVault Backup Server 9.2からアップグレードした後、名前にマルチバイト文字を使用するデバイスは、削除してから再度追加する必要があります。
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