Plug‑in for MySQLは、単一のMySQLサーバーについて複数のMySQLインスタンスをサポートしています。各インスタンスは、用途に応じて設定する必要があります。使用可能な設定オプションは、MySQLサーバーで使用されているOS、および[MySQL Standard/Community]オプションまたは[MySQL Enterpriseバックアップ]オプションを使用するかどうかによって異なります。
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セレクション・ツリー内で適切なクライアント・ノードを開き、次に[Plug‑in for MySQL]を選択します。 |
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[アクション]リストから、[新しいサーバーの追加]を選択します。 |
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[設定]ダイアログ・ボックスで、利用可能なフィールドを記入します。 |
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[MySQLインスタンス名](必須):MySQLインスタンスにつける名前を入力します(デフォルト値として、ローカル・ホスト名が使用されます)。ここで入力した値は、NetVault Backup WebUIで使用されます。 |
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[MySQLエディション](必須):利用可能なオプションを選択します。[MySQL Standard/ Community]または[MySQL Enterpriseバックアップ]。使用するバージョンにより、このダイアログ・ボックスで変更可能なオプションは異なります。 |
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[ユーザー名]および[パスワード](必須)ユーザー名とパスワードを入力します。MySQLインスタンスのデータベース内でバックアップおよびリストアのターゲットとなるテーブルの読み取り/書き込み権限を持つアカウント(例:管理者権限を持つアカウント)を使用します。 |
重要: NetVault Backupは、選択されたインスタンスのMySQLデータベースにアクセスするたびに、[ユーザー名]および[パスワード]の値を参照します(バックアップ時およびリストア時の両方)。MySQLインスタンスでこれらの一方の値が変更された場合、これらのフィールドで最新の値に更新する必要があります。更新しない場合、NetVault Backupでインスタンスにアクセスできなくなり、ジョブ要求が適切に実行されません。 |
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[MySQLベース・ディレクトリ](必須):MySQLインストール・ベース・ディレクトリ(MySQLプログラム・ファイルが保存されているベース・ディレクトリ)のフル・パスを入力します。 |
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WindowsベースのMySQLサーバー:MySQLベース・ディレクトリは、Windowsレジストリで「Location」値を照会すると見つかります。 |
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Linux/UNIXベースのMySQLサーバー:MySQLをデフォルト・インストールした場合、MySQLベース・ディレクトリは以下の場所になります。 |
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[MySQL Binディレクトリ]:MySQLの実行可能ファイルが保存されている、MySQLサーバー上のディレクトリのフル・パスを入力します。デフォルト・インストールした場合、MySQLベース・ディレクトリは以下の場所になります。 |
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[Mysqldumpパス]:バックアップおよびリストア・プロセスで使用されるmysqldumpユーティリティのフル・パスとファイル名を入力します。ターゲット・インスタンスに対してMySQLのデフォルト・インストールを実行している場合は、MySQLサーバー上で使用されているOSに基づいたファイルへの正しいパスがデフォルト値としてこのフィールドに表示されています。 |
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[TCPポート](WindowsベースのMySQLサーバーのみ):正しくアクセスするために、MySQLの各インスタンスに独自のポート値を指定します。MySQLのデフォルト・インストールではポート3306を使用するため、この値がデフォルトで表示されます。選択したインスタンスに対して別のポートを設定した場合は、適切な値を必ず入力する必要があります。 |
重要: 1台のMySQLサーバーに複数のインスタンスが存在する場合、それぞれに独自のポート値が割り当てられるため、この値を[ポート番号]フィールドに入力する必要があります。この値は、各インスタンスのmy.iniファイルで「port=」に表示される値と同じです。 |
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[ソケット・ファイル・パス](Linux/UNIXベースのMySQLサーバーのみ):MySQLソケット・ファイルのパスとファイル名を入力します。MySQLのデフォルト・インストールを実行した場合は、正しいパスがデフォルト値としてこのフィールドに表示されます。MySQLをデフォルト・インストールした場合、ソケット・ファイルは以下のディレクトリにあります。 |
重要: MySQLの標準インストールをMySQLサーバーで実行した場合(デフォルトのインストール先ディレクトリを使用した場合)は、[ソケット・ファイル・パス]にはデフォルトのパスをそのまま使用します。ただし、MySQLのインストール時にデフォルト以外のディレクトリを指定した場合は、ソケット・ファイルの正しい場所をこのフィールドに入力します。このパスを特定するには、MySQLサーバーのターミナル・セッションのプロンプトで次のコマンドを実行します。 “ show variables like ‘socket’ ” [ソケット・ファイル・パス]に正しい値を入力していないと、本プラグインが正常に機能せず、バックアップ/リストアを実行することができません。 |
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[デフォルト文字セット]:デフォルト文字セットには、latin1が設定されています。エンコーディングに異なる文字セット(UTF-8など)を設定したい場合は、リストから選択します。 |
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[MySQL Standard/Community]を使用している場合は、以下のフィールドを記入します。 |
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[MyISAMバックアップ方法]:ご使用の環境においてMyISAMストレージ・エンジンまたはテーブル・タイプが使用されている場合、利用可能なサブオプションを選択します。 |
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[テーブル・ファイルのロック&コピー](デフォルト選択):このオプションを使用してテーブル・ファイルのロック、フラッシュ、およびコピーについて標準バックアップ方法を使用することができます。 |
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[Mysqldump]:テーブルを多用または頻繁にロードする場合、テーブルをコピーする代わりにこのオプションを選択してMysqldumpユーティリティを使用します。この設定はパフォーマンスに影響する場合があります。 |
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[MySQLレプリケーションを可能にする]:このインスタンスに対してネイティブのMySQLレプリケーションを有効化するには、このチェック・ボックスを選択します。詳細は、「MySQLレプリケーションの使用」を参照してください。 |
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[スレーブ・インスタンス]:MySQLレプリケーションを有効にしたインスタンスについて、そのインスタンスをスレーブ・インスタンスとして設定する場合に選択します。 |
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[マスタ・インスタンス]:MySQLレプリケーションを有効にしたインスタンスについて、そのインスタンスをマスタ・インスタンスとして設定する場合に選択します。 |
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[特定時点リカバリを可能にする]:特定時点バックアップおよびリストアを有効化した場合、このチェック・ボックスを選択します。この機能を使用すると、データ損傷の前または後、あるいはその両方の特定時点へのリカバリが可能になります。この機能を使用する場合は、MySQLバイナリ・ログを有効化します。詳しくは、「MySQLサーバーでのバイナリ・ログの有効化(MySQL Standard/Communityオプションのみ)」を参照してください。 |
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[バイナリ・ログ・インデックス・パス]:[特定時点リカバリを可能にする]チェック・ボックスを選択した場合、このフィールドを使用してバイナリ・ログ・インデックス・ファイルへのフル・パスを指定します。MySQLをデフォルト・インストールした場合、このファイルは以下の場所にあります。 |
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[リレー・ログ・インデックス・パス]:[スレーブ・インスタンス]を設定中の場合、このフィールドを利用してリレー・ログ・インデックス・ファイルへのフル・パスを入力し、バックアップに含めます。 |
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[MySQL Enterpriseバックアップ]を使用している場合は、必須の[Mysqlbackup Path]フィールドに、mysqlbackupユーティリティが存在しているディレクトリへの完全パスを入力します。 |
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設定を保存するには、[OK]をクリックします。 |
MySQLのインスタンスを正しく設定し、プラグインに追加したら、以下の手順に従って設定オプションを編集することができます。
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[Plug‑in for MySQL]ノードを開いて、適切なインスタンスを選択します。 |
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[アクション]リストから、[設定]を選択します。 |
重要: [設定]ウィンドウの編集画面では、[MySQLインスタンス名]フィールドは無効になります。これは情報を表示する目的のみのフィールドであり、現在選択されているMySQLインスタンス名が表示されます。 |
通常、MySQLバックアップ・ジョブでは、複数のストレージ・エンジン、データベース、テーブルが使用されます。場合によっては、バックアップ・ジョブの実行中に、サポートされていないストレージ・エンジンが検出されたりデータベース/テーブルにアクセスできないことがあります。この場合、一部のアイテムが正しくバックアップされない一方で、バックアップ・ジョブで選択された残りのアイテムについては問題なくバックアップされます。MySQLデータベース管理者は、このような状況が発生したときにどのようなアクションを実行するかを決定する必要があります。
プラグインでは、バックアップおよびリストア・ジョブのデフォルト・オプションを設定できます。これらのオプションは、ジョブごとに上書きできます。
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[ナビゲーション]パネルで、[設定変更]をクリックします。 |
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[クライアント設定]を選択した場合は、適切なクライアントを選択して、[次へ]をクリックします。 |
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[ロックされたテーブル]:この条件は、バックアップの対象として選択されているテーブルがプラグイン以外のクライアント・セッションによってロックされているために、バックアップできない場合に満たされます。 |
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[手動で選択されたテーブルが使用不能]:この条件は、個々のテーブルを、バックアップ・ジョブの定義以降に削除されたなど何らかの理由でバックアップできない場合に満たされます。 |
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[手動で選択されたデータベースが使用不能]:この条件は、個々のデータベースを、バックアップ・ジョブの定義以降に削除されたなど何らかの理由でバックアップできない場合に満たされます。 |
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[サポートされていないストレージ・エンジン]:この条件は、バックアップ中に、プラグインでサポートされていないストレージ・エンジン・タイプのテーブルが検出された場合に満たされます。 |
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[警告で終了 — 保存セットは保持されます]:ジョブが[バックアップが警告付きで完了]というステータスを返し、正常にバックアップされたアイテムからなるバックアップ・セーブセットが作成されます。 |
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[警告なしで完了 — 保存セットは保持されました]:ジョブが完了し、[バックアップ完了]というステータスが返されます。エラーはNetVault Backupバイナリ・ログに記録され、[ジョブ・ステータス]ページでは無視されます。バックアップされたアイテムからなるバックアップ・セーブセットが作成されます。 |
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[失敗 — セーブセットは保持されます]:バックアップ・ジョブから[バックアップ・ジョブ失敗]というステータスが返されますが、正常にバックアップされたアイテムからなるバックアップ・セーブセットが作成されます。 |
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[失敗 — セーブセットは保持されません]:バックアップ・ジョブから[バックアップ・ジョブ失敗]というステータスが返され、バックアップされたオブジェクトのセーブセットは保持されません。選択された一部のオブジェクトが正しくバックアップされた場合も削除されます。 |
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設定を保存するには、[適用]をクリックします。 |
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