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NetVault Plug-in for Exchange 11.3 - ユーザー・ガイド

NetVault Backup Plug-in for Exchange - はじめに Exchangeデータ保護戦略の定義 Exchange Serverシステム構築計画 プラグインのインストールと削除 プラグインの設定 データのバックアップ データのリストア
リストアとリカバリの概要 プラグインを使用したデータのリストア 高度なリストア手順の使用
トラブルシューティング

Single Copy Cluster(SCC、シングル・コピー・クラスタ)またはフェイルオーバー・クラスタ

Plug‑in for Exchangeに必要なライセンス:Plug‑in for Exchange Enterprise Edition Cluster Support

SCCまたはフェイルオーバー・クラスタは、クラスタ化ソリューションのひとつで、クラスタ内のノード間で共有するストレージ上でストレージ・グループの単一コピーを使用します。SCCシステム構築では、Plug‑in for Exchangeはどのノードがアクティブか認識し、ストレージ・グループのアクティブ・コピーのバックアップを実行します。リストア処理中は、データはアクティブ・ノードにリストアされます。Exchange 2007シングル・コピー・クラスタについて詳しくは、次のサイトの「シングル・コピー・クラスタ」を参照してください:http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/bb125217.aspx

あるSCCシステム構築では、プラグインはExchange仮想サーバーにインストールされています。Exchange仮想サーバーは、クラスタを構成するノードとホストのグループです。NetVault Backup サーバーはクラスタを仮想クライアントと呼ばれる単一クライアントとみなします。仮想サーバーにPlug‑in for Exchangeをインストールする場合、プラグインはNetVault Backupのクラスタ・サポートを使用してすべてのノードにインストールされます。NetVault Backupの仮想クライアントは、単一のクラスタ化リソースのバックアップに使用され、この例ではExchange 仮想サーバーに相当します。

Cluster Continuous Replication(CCR、クラスタ連続レプリケーション)

サポートされているバックアップ方式:ESE(アクティブ・コピーのみ)およびVSS(アクティブまたはパッシブ・コピー)
Plug‑in for Exchangeに必要なライセンス:Plug‑in for Exchange Enterprise Edition Cluster Support

CCRは、クラスタ化ソリューションの1つで、ビルトインの非同期ログ転送を使用して、フェイルオーバー・クラスタ内のセカンダリ・サーバー上に各ストレージ・グループのコピーを作成し管理します。CCRは1つまたは2つのデータ・センターのソリューションであり、高可用性とサイト復元の両方を提供します。Microsoftによると、CCRはExchange2007内でデータベース障害リカバリ機能を使用して、データベースのアクティブ・コピーに実施された変更について、データベースのセカンダリ・コピーの更新を連続的かつ非同期的に可能にします。CCR環境におけるパッシブ・ノードのインストール中は、各ストレージ・グループおよびそのデータベースはアクティブ・ノードからパッシブ・ノードへコピーされます。この操作はシーディングと呼ばれ、レプリケーション用データベースのベースラインを提供します。初期シーディングの実行後に、続いてログのコピーと再生が実行されます。詳しくは、http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/bb124521.aspxの「クラスタ連続レプリケーション」を参照してください。

あるCCRシステム構築では、プラグインはExchange仮想サーバーにインストールされています。Exchange仮想サーバーは、クラスタを構成するノードとホストのグループです。NetVault Backup サーバーはクラスタを仮想クライアントと呼ばれる単一クライアントとみなします。仮想サーバーにPlug‑in for Exchangeをインストールする場合、プラグインはNetVault Backupのクラスタ・サポートを使用してすべてのノードにインストールされます。NetVault Backupの仮想クライアントはExchange 仮想サーバーのアクティブまたはパッシブ・ノードのいずれかのバックアップに使用されます。

Plug‑in for Exchangeでは、Exchange Mailbox Serverのアクティブ・ノードまたはパッシブ・ノードをバックアップ用のソースとして選択することができます。バックアップ・パッシブ・ノードを使用することで、アクティブ・ノードの負荷を軽減します。リストア・プロセス中は、リストアは常にアクティブ・ノードを対象に実行されます。

プラグインのインストールと削除

インストールの前提条件

プラグインのインストール前に、Exchange Serverとして稼働しているマシンが以下のトピックで概説している条件を満たしているかを確認してください。

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