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NetVault Plug-in for Exchange 12.3 - ユーザー・ガイド

NetVault Backup Plug-in for Exchange - はじめに Exchangeデータ保護戦略の定義 Exchange Serverシステム構築計画 プラグインのインストールと削除 プラグインの設定 データのバックアップ データのリストア トラブルシューティング

スタンドアロン・フル・バックアップのリストア

単一のフル・バックアップのリストアも、Plug‑in for Exchangeではリストア・シーケンスとして表示されます。従って、スタンドアロン・フル・バックアップを正常にリストアし、Exchangeを使用してリカバリ・データを利用可能にするには、以下の手順に従う必要があります。

1
[ナビゲーション]パネルで、[リストア・ジョブ作成]をクリックします。
2
[リストア・ジョブ作成 - セーブセットの選択]ページで、[プラグイン・タイプ]リストから[Plug‑in for Exchangeを選択します。
4
[セレクション・セット作成]ページで、リストアするオブジェクトを選択します。
たとえば、インフォメーション・ストア全体やリストア対象データの選択で示されているような破損データベースのみなど。
6
[プラグイン・オプションの編集]をクリックして、[リストアおよびリカバリ・オプション]タブで以下のオプションを選択します。
[バックアップ・タイプ][フル]にラベルされていることを確認します。
[リストア方法]セクションで、[Volume Shadow Copy Services(VSS)]を選択します。
[リストアオプション]セクションで、[バックアップからファイルをリストアします]を選択し、[パラレル・ストリームの最大数]を入力し、[リストア前にデータベースのマウントを解除]を選択します。
[リカバリオプション]セクションで、[リカバリの実行]を選択し、次に[リカバリ後のデータベースをマウントする]を選択します。VSSリストア方法を使用する場合、[リカバリ完了を確認する][現在のログを再生]および[リカバリ後のテンポラリ・ログ・ファイルを削除する]オプションが選択されていることを確認します。
7
[セキュリティ]タブをクリックし、適切な[認証詳細]を入力します。

増分バックアップ・シーケンスのリストア

たとえば、毎週日曜日の夜11:00にフル・バックアップが実行され、さらに月曜日から土曜日の午後11:00に増分バックアップが実行されているとします。リカバリは水曜日に実行されているので、日曜日のフル・バックアップと、続く月曜日、火曜日の増分バックアップがリストアされる必要があります。

増分バックアップ・シーケンスのリカバリを実行するには、以下のトピックで説明する手順に従います。

1
[ナビゲーション]パネルで、[リストア・ジョブ作成]をクリックします。
2
[リストア・ジョブ作成 - セーブセットの選択]ページで、[プラグイン・タイプ]リストから[Plug‑in for Exchangeを選択します。
4
[セレクション・セット作成]ページで、リストアするオブジェクトを選択します。
たとえば、インフォメーション・ストア全体やリストア対象データの選択で示されているような破損データベースのみなど。
6
[プラグイン・オプションの編集]をクリックして、[リストアおよびリカバリ・オプション]タブで以下のオプションを選択します。
[バックアップ・タイプ][フル]にラベルされていることを確認します。
[リストア方法]セクションで、[Volume Shadow Copy Services(VSS)]を選択します。
[リストアオプション]セクションで、[バックアップからファイルをリストアします]を選択し、[パラレル・ストリームの最大数]を入力し、[リストア前にデータベースのマウントを解除]を選択します。
[リカバリオプション]セクションで、[リカバリを実行する]オプションを選択解除します。その他すべてのオプションは無効になります。
7
[セキュリティ]タブをクリックし、適切な[認証詳細]を入力します。
1
[ナビゲーション]パネルで、[リストア・ジョブ作成]をクリックします。
2
[リストア・ジョブ作成 - セーブセットの選択]ページで、[プラグイン・タイプ]リストから[Plug‑in for Exchangeを選択します。
4
[セレクション・セット作成]ページで、リストアするオブジェクトを選択します。
5
[プラグイン・オプションの編集]をクリックして、[リストアおよびリカバリ・オプション]タブで以下のオプションを選択します。
[バックアップ・タイプ][増分]にラベルされていることを確認します。
[リストア方法]セクションで、[Volume Shadow Copy Services(VSS)]を選択します。
[リストアオプション]セクションで、[バックアップからファイルをリストアします]を選択し、[パラレル・ストリームの最大数]を入力します。
[リカバリオプション]セクションで、[リカバリを実行する]オプションを選択解除します。その他すべてのオプションは無効になります。
6
[セキュリティ]タブをクリックし、適切な[認証詳細]を入力します。
8
シーケンスでの最後の増分を除き、Step 1Step 7をすべての追加増分バックアップに順番通りに繰り返します。
2
[リストア・ジョブ作成 - セーブセットの選択]ページで、[プラグイン・タイプ]リストから[Plug‑in for Exchangeを選択します。
4
[セレクション・セット作成]ページで、前述したすべての増分バックアップのリストア・ジョブでリストアされたデータ・アイテムを参照し、リストア用にそれらとまったく同一のアイテムを選択します。
5
[プラグイン・オプションの編集]をクリックして、[リストアおよびリカバリ・オプション]タブで以下のオプションを選択します。
[バックアップ・タイプ][増分]にラベルされていることを確認します。
[リストア方法]セクションで、[Volume Shadow Copy Services(VSS)]を選択します。
[リストアオプション]セクションで、[バックアップからファイルをリストアします]を選択し、[パラレル・ストリームの最大数]を入力します。
[リカバリオプション]セクションで、以下のオプションを選択します。
最新の差分バックアップがリストア用に選択されている場合、[現在のログを再生]オプションを選択します。リストア用に選択された差分バックアップが最新でない場合、つまり利用可能な最後の差分バックアップ・ジョブの前の特定時点へExchange Serverをリストアしている場合、[現在のログを再生]を選択解除します。
6
[セキュリティ]タブをクリックし、適切な[認証詳細]を入力します。

フルおよび差分バックアップ・シーケンスのリストア

たとえば、毎週日曜日の夜11:00にフル・バックアップが実行され、さらに月曜日から土曜日の午後11:00に差分バックアップが実行されているとします。リカバリが火曜日に実行されている場合、日曜日のフル・バックアップと、月曜日の差分バックアップがリストアされる必要があります。また、たとえば、木曜日にリカバリを実行する場合、日曜日のフル・バックアップと水曜日の差分バックアップをリストアする必要があります。

フルおよび差分バックアップのリカバリを実行するには、以下のトピックで説明する手順に従います。

1
[ナビゲーション]パネルで、[リストア・ジョブ作成]をクリックします。
2
[リストア・ジョブ作成 - セーブセットの選択]ページで、[プラグイン・タイプ]リストから[Plug‑in for Exchangeを選択します。
4
[セレクション・セット作成]ページで、リストアするオブジェクトを選択します。
たとえば、インフォメーション・ストア全体やリストア対象データの選択で示されているような破損データベースのみなど。
6
[プラグイン・オプションの編集]をクリックして、[リストアおよびリカバリ・オプション]タブで以下のオプションを選択します。
[バックアップ・タイプ][フル]にラベルされていることを確認します。
[リストア方法]セクションで、[Volume Shadow Copy Services(VSS)]を選択します。
[リストアオプション]セクションで、[バックアップからファイルをリストアします]を選択し、[パラレル・ストリームの最大数]を入力し、[リストア前にデータベースのマウントを解除]を選択します。
[リカバリオプション]セクションで、[リカバリを実行する]オプションを選択解除します。その他すべてのオプションは無効になります。
7
[セキュリティ]タブをクリックし、適切な[認証詳細]を入力します。
1
[ナビゲーション]パネルで、[リストア・ジョブ作成]をクリックします。
2
[リストア・ジョブ作成 - セーブセットの選択]ページで、[プラグイン・タイプ]リストから[Plug‑in for Exchangeを選択します。
4
[セレクション・セット作成]ページで、リストアするオブジェクトを選択します。
たとえば、インフォメーション・ストア全体やリストア対象データの選択で示されているような破損データベースのみなど。
5
[プラグイン・オプションの編集]をクリックして、[リストアおよびリカバリ・オプション]タブで以下のオプションを選択します。
[バックアップ・タイプ][DIFFERENTIAL]にラベルされていることを確認します。
[リストア方法]セクションで、[Volume Shadow Copy Services(VSS)]を選択します。
[リストアオプション]セクションで、[バックアップからファイルをリストアします]を選択し、[パラレル・ストリームの最大数]を入力します。
[リカバリオプション]セクションで、以下のオプションを選択します。
最新の差分バックアップがリストア用に選択されている場合、[現在のログを再生]オプションを選択します。リストア用に選択された差分バックアップが最新でない場合、つまり利用可能な最後の差分バックアップ・ジョブの前の特定時点へExchange Serverをリストアしている場合、[現在のログを再生]を選択解除します。
6
[セキュリティ]タブをクリックし、適切な[認証詳細]を入力します。

DAGのリストアに関するその他のガイドライン

DAGのフル・バックアップ、増分バックアップ、差分バックアップのいずれをリストアする場合も、リストア・プロセスのどの段階であるかによって選択または選択解除するオプションが、[リストアおよびリカバリ・オプション]タブに2つあります。

[リストア前にデータベース・レプリケーションを一時停止]:DAG環境のリカバリ・プロセスにおいて最初に実行するリストアの場合は、このオプションを選択する必要があります。これによって、レプリケーションが一時停止されてリカバリが続行されます。
[リカバリ後にデータベース・レプリケーションを更新(既存ファイルを削除し、レプリケーションを再開)]:DAG環境のリカバリ・プロセスにおいて最後に実行するリストアの場合は、このオプションを選択する必要があります。これによって、レプリケーションが再開されてリカバリが続行されます。
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