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NetVault Bare Metal Recovery 11.0 - NetVault Backup Server リリース・ノート

解決済みの問題

11.0、リビジョン1で対処された問題は以下のとおりです。
 
表2 解決済みの一般的な問題
問題ID

セキュリティの脆弱性を排除するため、glibc-2.17-78.el7.x86_64をglibc‑2.17‑106.el7_2.4.x86_64に置換しました（CVE-2015-5229およびCVE-2015-7547）。

30838

11.0で対処された問題は以下のとおりです。
 
表3 解決済みの一般的な問題
問題ID

3.0プロトコルを使用するユニバーサル・シリアル・バス（USB）デバイスのサポートが追加されました。

26384、26980

Dell Precision Rack 7910 XLワークステーションのリカバリに使用するとき、カーネル・パニックの原因になっていた問題を修正しました。

29949

CVE-2014-7169で定義された脆弱性を除外するbashの更新されたバージョンを使用するようにLinuxベースVaultOSが更新されました。

30629

既知の問題

サードパーティ製品に起因する問題を含め、リリースの時点で確認されている問題の一覧を以下に示します。
 
表4 一般的な既知の問題
問題ID

NetVault Bare Metal Recovery for NetVault Backup Serverのバックアップ・ジョブで長時間「メディア待ち」状態が続いた場合、以降のジョブが失敗することがあります。たとえば、NetVault Backupで別のメディアが使用可能になり、以前にスケジュール設定された複数のジョブが同時に実行されると、インデックス競合エラーが発生します。

360

システムの要件

NetVault Bare Metal Recovery for NetVault Backup Server 11.0をインストールする前に、システムがhttps://support.quest.comから入手できる『Dell NetVault Backup互換性ガイド』で説明されている要件に適合することを確認します。

アップグレードと互換性

•
NetVault Bare Metal Recovery for NetVault Backup Serverは別個にダウンロードされ、特別にパッケージされたバージョンのNetVault Bare Metal Recoveryであり、ローカルで接続されたテープベースのデバイスを使用してx86/x86-64ベースOSで稼働しているNetVault Backup Serverのオフライン、およびベア・メタル保護を提供します。NetVault Backup ServerのBare Metal Recoveryイメージは、NetVault Backup Server、NetVault Bare Metal Recovery Plug-in Server、およびdrdaemonプロセスとともにプリロードされたLiveCDによって取得します。これにより、ディザスタ・リカバリが必要な場合などに、リカバリ用にダイレクト接続されたテープベース・ライブラリやスタンドアロン・テープ・ドライブにBare Metal Recoveryイメージを転送できます。
•
プリロードされたNetVault Backup ServerはNetVault Backup 10.0.0を使用しますが、このプリロード・バージョンのNetVault Backup Serverは、NetVault Backup 8.2.2以降を実行しているNetVault Backup Serverおよび異機種混在環境クライアントを保護およびリカバリすることができます。
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