trace readコマンドは、Readによる処理とパフォーマンスの統計情報をトレースファイルに出力するために使用します。
Readのトレースには以下が含まれます。
サポート対象のソース: | Oracle |
サポート対象のターゲット: | すべて |
認証レベル: | オペレーター(2) |
発行対象: | ソースシステム |
関連コマンド: | trace capture、trace post |
基本コマンド | コマンドオプション | リモートオプション |
---|---|---|
trace read |
[minutes] [for datasource] |
[ on host | on host:portnumber | on login/password@host | on login/password@host:portnumber ] |
コンポーネント | 説明 |
---|---|
minutes |
トレースを実行する時間(分)。デフォルトは15分です。 |
for datasource | トレースを実行するデータソース。同じSharePlexインスタンスで複数のCaptureおよびReadプロセスを実行する場合にのみ必要です。使用する場合は、minutesに従う必要があります。 |
これらのオプションにより、リモートマシンにコマンドを発行したり、ログイン名、パスワード、ポート番号、またはそれらの組み合わせを含むコマンドをスクリプト化したりすることができます。
オプション | 説明 |
---|---|
on host |
リモートシステム(現在のsp_ctrlセッションが実行されているシステム以外)でコマンドを実行します。リモートシステムのログイン認証情報の入力を求めるプロンプトが表示されます。使用する場合は、コマンド構文の最後の構成要素でなければなりません。 例: sp_ctrl(sysB)>status on SysA |
on host:portnumber |
リモートログインとポート番号を指定する必要がある場合は、リモートシステムでコマンドを実行します。使用する場合は、コマンド構文の最後の構成要素でなければなりません。 例: sp_ctrl(sysB)>status on SysA:8304 |
on login/password@host |
リモートログイン、パスワード、ホスト名を指定する必要がある場合は、リモートシステムでコマンドを実行します。使用する場合は、コマンド構文の最後の構成要素でなければなりません。 例:sp_ctrl(sysB)>status on john/spot5489@SysA |
on login/password@host:portnumber |
リモートログイン、パスワード、ホスト名、ポート番号を指定する必要がある場合は、リモートシステムでコマンドを実行します。使用する場合は、コマンド構文の最後の構成要素でなければなりません。 例: sp_ctrl(sysB)>status on john/spot5489@SysA:8304 |
トレースが完了すると、プロセスは、変数データディレクトリのlogサブディレクトリにあるファイルにトレースデータを以下の形式で書き込みます。
process_id_trace_time
例:
orcl_ord_trace_Sep30_13_07_2014
ここで、orclはデータソース、ordはReadプロセスの名前です。
以下のコマンドは、データソースmyoraのトレースを1分間実行します。
trace read 1 for myora
このコマンドは、以下のようなトレース出力を生成します。
truncate logコマンドは、SharePlex変数ディレクトリ内のlogサブディレクトリのイベントログとトレース・ログ・ファイルを切り捨てる(すべてのデータを削除する)ために使用します。これらのログはデータを蓄積し、最終的には大量のディスクスペースを消費することがあります。truncate logコマンドは、データが有用性を失った後にログを切り捨てることができます。このコマンドはレプリケーションには影響を与えません。レプリケーションがアクティブで、データがキューにあるときに発行できます。
sp_eventmon監視スクリプトが実行されている場合に、truncate logコマンドを実行してsp_cop_name.mrkファイルを切り捨てます。ここで、sp_cop_nameは、スクリプトの実行時に-s引数で使用された値です。このファイルは、SharePlexの製品ディレクトリのutilサブディレクトリにあります。
重要: truncate logコマンドは、すべてのエントリをログから削除します。お客様からサポートのお問合せがあったときに、Questテクニカルサポートはログの情報を参照いたしますので、できるだけ長期間データを保持するようにしてください。
サポート対象のソース: | Oracle |
サポート対象のターゲット: | すべて |
認証レベル: | 管理者(1) |
発行対象: | ソースまたはターゲットシステム |
関連コマンド: | なし |
基本コマンド | リモートオプション |
---|---|
truncate log |
[ on host | on host:portnumber | on login/password@host | on login/password@host:portnumber ] |
これらのオプションにより、リモートマシンにコマンドを発行したり、ログイン名、パスワード、ポート番号、またはそれらの組み合わせを含むコマンドをスクリプト化したりすることができます。
オプション | 説明 |
---|---|
on host |
リモートシステム(現在のsp_ctrlセッションが実行されているシステム以外)でコマンドを実行します。リモートシステムのログイン認証情報の入力を求めるプロンプトが表示されます。使用する場合は、コマンド構文の最後の構成要素でなければなりません。 例: sp_ctrl(sysB)>status on SysA |
on host:portnumber |
リモートログインとポート番号を指定する必要がある場合は、リモートシステムでコマンドを実行します。使用する場合は、コマンド構文の最後の構成要素でなければなりません。 例: sp_ctrl(sysB)>status on SysA:8304 |
on login/password@host |
リモートログイン、パスワード、ホスト名を指定する必要がある場合は、リモートシステムでコマンドを実行します。使用する場合は、コマンド構文の最後の構成要素でなければなりません。 例:sp_ctrl(sysB)>status on john/spot5489@SysA |
on login/password@host:portnumber |
リモートログイン、パスワード、ホスト名、ポート番号を指定する必要がある場合は、リモートシステムでコマンドを実行します。使用する場合は、コマンド構文の最後の構成要素でなければなりません。 例: sp_ctrl(sysB)>status on john/spot5489@SysA:8304 |
typemapコマンドは、データ型マッピングを表示するために使用します。データ型マップは、ソース上の列のデータ型をターゲット上の対応するデータ型にマッピングするために使用します。SharePlexでは、DDLをレプリケートする際やターゲット上でテーブルを作成する際にデータ型マップを使用します。例えば、PostはALTER TABLE...ADD COLUMN DDL操作をレプリケートする際に、ソースとターゲットの組み合わせに対応するデータ型マップを使用してターゲット列のデータ型を決定します。
データ型マップには、ソースとターゲットの組み合わせに関するルールのリストが含まれます。各ルールには、Postがソースのデータ型とのマッチングに使用するパターンがあります。パターンが一致すれば、対応するパターンを使用してターゲットのデータ型が構築されます。
Source(ソース) | Target(ターゲット) | |
---|---|---|
CHAR(n) | VARCHAR(n) | ソースからのDDLでCHARとして定義された列は、ターゲット上では同じ長さ(n)でVARCHARにマッピングされます。 |
VARCHAR(4000:) | CLOB | 長さが4,000以上のVARCHARとして定義された列は、ターゲット上でCLOBデータ型にマッピングされます。 |
データ型マップを表示するには: 現在のtypemapを表示するにはshowオプションを使用します。
サポート対象のソース: | Oracle |
サポート対象のターゲット: | すべて |
認証レベル: | オペレーター(2) |
発行場所: | ターゲットシステム |
関連コマンド: |
connection、target |
基本コマンド | コマンドオプション | リモートオプション |
---|---|---|
typemap show |
[source-target] | 利用不可 |
コンポーネント | 説明 |
---|---|
show |
現在の型マップ情報の一部またはすべてを表示するには、このオプションを使用します。 例: typemap showはすべての型マップを表示します。 typemap show oracle-sqlserverはOracleからSQL Serverへの型マップを表示します。 |
source-target |
source-targetは表示するソース-ターゲットマップを指定します。 |
SharePlexコマンドの構文を表示するには、usageコマンドを実行します。コマンド全体を入力することも、最初の数キーワードだけを入力することもできます。例えば「usage compare」と入力すると、compare usingコマンドとcompareコマンドの両方の構文が表示されます。
コマンドやコマンドグループの構文と説明を表示するには、helpコマンドを使用します。このコマンドには[on host]オプションはありません。
サポート対象のソース: | Oracle |
サポート対象のターゲット: | すべて |
認証レベル: | ビューアー(3) |
発行対象: | ソースまたはターゲットシステム |
関連コマンド: | help |
基本コマンド | リモートオプション |
---|---|
usage commandname | 利用不可 |
コンポーネント | 説明 |
---|---|
commandname |
構文を表示するコマンド 例: sp_ctrl(sysA)> usage stop |
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