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NetVault Plug-in for SharePoint 12.1 - ユーザー・ガイド

NetVault Backup Plug-in for SharePoint - はじめに プラグインの構成、インストールおよび削除 プラグインの設定 データのバックアップ データのリストア
SharePointのリストア・プロセスについて SharePointにおけるバックアップのリストア 単一のフル・バックアップ、フル+差分のシーケンス、または個別のサイト・コレクションのバックアップのリストア その他のリストア手順
一般的なタスク 同一のサーバーまたはファームへのリストア 代替サーバーまたはファームへのリストア
NetVault BackupおよびPlug-in for FileSystemを使用して保護する追加アイテム トラブルシューティング

前提条件の検証

以下の要件を満たしていることを確認します。

サービス開始済み::[サービス]ウィンドウ([スタート] > [コントロール・パネル] > [管理ツール] > [サービス]の順にクリックしてアクセスします)で、次のことを確認します。サービス名の詳細については、「SharePoint 2010、2013、2016の用語」を参照してください。
SharePoint管理サービスが「開始済み」であること。
Windows SharePoint Services Web Application、または1つまたは複数のWebアプリケーションを含む細分化されたリストアを実行している場合は、SharePoint Timerサービスが「停止」していることを確認する。この手順では、リストア・ジョブ中に更新の競合を回避します。
単一サーバーへの導入のためのSSPをリストアする場合は、SharePoint Timerサービスのステータスは「開始済み」です。
Webアプリケーション:Webアプリケーション、コンテンツ・データベース、または個別のサイト・コレクションをリストアする場合は、そのWebアプリケーションが存在することを確認します。Webアプリケーションが存在しない場合は、リストアを実行する前にそれを再作成します。この手順では、各Webアプリケーションに関連付けられているタイマー・ジョブが作成されていることを確認します。
1
SharePointサーバー管理を開き、[アプリケーション管理]タブを選択します。
2
[SharePoint Webアプリケーション管理]セクションで、[Webアプリケーションを作成または拡張]をクリックします。
3
[SharePoint Webアプリケーションの追加]セクションで、[新しいWebアプリケーションを作成する]をクリックします。
4
[新しいWebアプリケーションの作成]ページで、新しいWebアプリケーションの設定を入力します。[IIS Webサイト][データベース名]が、ソースであるSharePoint導入に存在するWebアプリケーションと一致することを確認します。
コンテンツ・データベース: 個別のサイト・コレクションをリストアするとき、その個別のサイト・コレクションが格納されているコンテンツ・データベースのステータスが「開始済み」であることをSharePointサーバー管理ユーティリティで確認します。
1
SharePointサーバー管理を開き、[アプリケーション管理]タブを選択します。
2
[SharePoint Webアプリケーション管理]セクションで、[コンテンツ・データベース]をクリックします。
3
利用可能なデータベースのステータスが「開始済み」であることを確認します。

リストア対象データの選択

1
[ナビゲーション]パネルで、[リストア・ジョブ作成]をクリックします。
2
[リストア・ジョブ作成 - セーブセットの選択]ページで、[プラグイン・タイプ]リストから[Plug‑in for SharePointを選択します。
3
セーブセットのテーブルに表示されている項目をさらにフィルタリングするには、[クライアント][日付][ジョブID]リストを使用します。

SharePoint PowerShell Cmdlets

フル・バックアップ

SP CMDLET FULL

 

差分バックアップ

SP CMDLET DIFFERENTIAL

 

個別のサイト・コレクション

SP CMDLET INDIVIDUAL SITE

STSADM

フル・バックアップ

STSADM FULL

 

差分バックアップ

STSADM DIFFERENTIAL

 

個別のサイト・コレクション

STSADM INDIVIDUAL SITE

セーブセットを選択すると、以下の情報が[セーブセット情報]に表示されます。ジョブID、ジョブ・タイトル、サーバー名、クライアント名、プラグイン名、セーブセットの日時、リタイア設定、増分バックアップかどうか、アーカイブかどうか、セーブセットのサイズ、スナップショットベースのバックアップかどうかなど。
5
[次へ]をクリックします。
6
[セレクション・セット作成]ページで、ノードをダブルクリックして開きます。
このノードを開くと、データベース名が表示されます。[ファイルおよびファイルグループ]バックアップ・セーブセットの場合は、データベース・ノードを開き、個別のファイルおよびファイルグループを選択します。その他のバックアップ・タイプでは、さらにドリルダウンすると項目が表示されますが、これらの項目は選択できません
フル・バックアップおよび差分バックアップには、ファーム全体、個別のWebアプリケーション、または個別のコンテンツ・データベースをリストアするオプションがあります。フル・バックアップおよび差分バックアップの[セレクション・セット作成]ページには、バックアップに含まれているすべての項目が表示されます。ただし、SharePoint PowerShell CmdletsまたはSTSADMは、すべての項目を細分化されたリストア・セレクションの対象にはできません。対応するチェック・ボックスが表示されない項目は、親ノードが選択されていると自動的にリストアされます。たとえば、[共有検索インデックス]は細分化されたリストアには使用できません。ただし、親である「SharedService1」がリストア対象に選択されるとリストアされます。フル・バックアップまたは差分バックアップのタブに表示されるSharePointオブジェクトのタイプを、次の表に示します。

ファーム

Webサービス、SSP、グローバル検索の設定、または検索サービス

Webアプリケーション、ユーザー・プロファイル・アプリケーション、セッション状態の共有アプリケーション、共有アプリケーションの検索、または検索サービス・インスタンス

設定、共有サービス、共有検索、またはコンテンツ・データベース

親ノードを選択しながら個別のサブ・ノードに赤いXを付けて除外しないでください。この組み合わせのために、リストア・ジョブが失敗することがあります。なぜなら、SharePoint PowerShell CmdletsおよびSTSADMでは、すべてのサブ・ノードや子ノードをリストアしないと親ノードをリストアできないためです。

リストア・オプションの設定

[セレクション・セット作成]ページで、[プラグイン オプションの編集]をクリックして、以下のパラメータを設定します(これらのオプションは、すべてのVSSバックアップ・タイプで利用できます)。

バックアップのみからファイルをリストアする:選択したセーブセットのバックアップ・パッケージを指定した[一時ファイルのディレクトリ]にリストアして、高度なリストア・シナリオで使用する場合は、このオプションを選択します。このオプションを使用すると、プラグインは、ターゲット・ディレクトリにファイルをリストアし、それらをそのまま残します。プラグインは、ファイルをSharePoint Farmにはリストアしません。詳細は、「その他のリストア手順」を参照してください。
SQL Serverのユーザー名:「DOMAIN\username」形式で、「sysadmin」サーバー・ロールを持つSQL Serverのユーザーを指定します。
[パスワード]:上のフィールドで指定したユーザーに関連付けられているパスワードを入力します。
バックアップのみからファイルをリストアする:選択したセーブセットのバックアップ・パッケージを指定した[一時ファイルのディレクトリ]にリストアして、高度なリストア・シナリオで使用する場合は、このオプションを選択します。このオプションを使用すると、プラグインは、ターゲット・ディレクトリにファイルをリストアし、それらをそのまま残します。プラグインは、ファイルをSharePoint Farmにはリストアしません。詳細は、「その他のリストア手順」を参照してください。
既存の上書き:個別のサイト・コレクションのバックアップを同じまたは代替のサーバーまたはファームにリストアするときに、既存の設定を上書きする場合は、このオプションを選択します。このオプションがオフの場合、個別のサイト・コレクションはリストア先サーバーまたはファームに存在できません。それ以外の場合は、リストア・ジョブが失敗します。

ジョブのファイナライズと実行

最終ステップには、[スケジュール]、[ソース・オプション]、および[詳細設定]ページの追加オプション設定、ジョブの実行、および[ジョブ・ステータス]と[ログ参照]ページからの進捗状況の監視が含まれています。これらのページとオプションは、すべてのNetVault Backupプラグインに共通しています。詳しくは、『Quest NetVault Backupアドミニストレーターズ・ガイド』を参照してください。

1
設定を保存するには、[OK]、続いて[次へ]をクリックします。
2
デフォルト設定を使用しない場合は、[ジョブ名]に、ジョブの名前を指定します。
3
[クライアント指定]リストで、データをリストアするマシンを選択します。
ヒント: [選択]をクリックして、[クライアント指定選択]ダイアログ・ボックスから適切なクライアントを検索、選択することもできます。
4
[スケジュール][ソース・オプション]、および[詳細設定]リストを使って、その他の必要なオプションを設定します。
5
[保存]または[保存 & 実行]の、どちらか適切な方をクリックします。
[ジョブ・ステータス]ページで進捗状況を監視したり、[ログ参照]ページでログを表示したりできます。詳しくは、『Quest NetVault Backupアドミニストレーターズ・ガイド』を参照してください。
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