NetVault 12.3 - 管理ガイド

ネットワーク設定の問題が原因で展開タスクが失敗する

ネットワーク設定の問題により、リモート・ターゲット・マシンでの展開タスクが失敗する。

タスク・ログに次のエラー・メッセージが表示されます。

NetVaultサーバーの有効なIPアドレスが見つかりません。有効なネットワーク設定が行われていることを確認してください。

ネットワーク設定を確認し、ターゲット・マシンでコマンドhostname -iを実行します。ループバック・アドレスではなく、すべての有効なIPアドレスが一覧表示されているかどうかを確認してください。

ワークステーション属性が設定されている場合、ドメイン・ユーザーがNetVault Backupサーバーにログインできない

ドメイン・ユーザーが正しい資格情報でNetVault Backupサーバーにログインできない。

LinuxおよびWindowsベースのNetVault Backupサーバーに、それぞれ次のログ・メッセージが表示されます。

ドメイン・コントローラで、ドメイン・ユーザーのワークステーション属性を確認します。

ドメイン・ユーザーがDebian 9でNetVault Backupサーバーにログインできない

ドメイン・ユーザーがDebian 9でNetVault Backupサーバーにログインできない。

NetVault Backupサーバーにより、次のエラーがnvavp-*.logログ・ファイルに表示されます。

アクセス制限のため、ドメイン・ユーザーの検証に失敗しました

認証に成功した後でも、グループ・ポリシー・オブジェクトの設定により権限が拒否されます。

/etc/sssd/sssd.conf設定ファイルでこの問題を解決するには、次のパラメータを設定します。

access_provider = ad

auth_provider = ad

ad_gpo_access_control = permissive.

プッシュ・インストールが正常に完了した後、ターゲット・マシンをクライアントとして追加すると失敗する

ターゲット・マシンでのプッシュ・インストールは成功しますが、このマシンのクライアントとしての追加が失敗し、警告が表示される。

リモート・クライアント・ターゲット・マシンのプッシュ・インストールが成功すると、ターゲット・マシンへの新しいクライアントの追加が失敗し、警告メッセージが表示される。

ターゲット・マシンにクライアントとしてマシンを追加すると、タスク・ログに次の警告が表示されます。

ファイアウォールの設定が原因で、NetVault Backupサーバーがターゲット・マシンのNetVault Backupクライアントに接続できません。マシンをクライアントとして追加するように、ターゲット・マシンのファイアウォールを設定します。詳しくは、『Quest NetVault Backupアドミニストレーターズ・ガイド』を参照してください。