以下の手順に従ってLinux ®NetVault Bare Metal Recovery Clientを起動します。
メモ: [System Installation for Linux]アプリケーションは、DRリカバリのカスタマイズに使用できる複数のユーティリティを提供します。しかし本ガイドでは、これらすべてのユーティリティの使用法については説明しません。本ガイドでは、標準のリカバリ操作の実行に必要となるツールについてのみ説明します。 |
重要: このプラグインでは、標準DRリカバリの実行に必要なユーティリティのみの使用をQuestでは強くお勧めしますが、System Installation for Linuxアプリケーションには、使用法について簡単に説明するヘルプ・システムが内蔵されています。このヘルプ・システムはF1キーを押すと画面ごとに表示されます。 |
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次に表示される[Set Install Device or Server]ダイアログ・ボックスで、矢印キーを使って[Install from Remote Device]という見出しの次にある[Set or Change Network Configuration]オプションに移動し、Enterを押してこのオプションを選択します。 |
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[Set or Change Network Install Configuration]ダイアログ・ボックスが表示されたら、矢印キーを使って移動し[TCP/IP Configuration]という見出しの下にある4つのフィールドに次の情報を入力します。 |
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[Server IP Address]:前のセクションで説明したジョブの起動に使用したNetVault Backup Serverへ割り当てられたIPアドレスを入力します。 |
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[Client IP Address]:Linux NetVault Bare Metal Recovery Clientとして動作するマシンに割り当てられたIPアドレスを入力します。 |
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[Gateway Address]:ネットワークが使用するゲートウェイ・アドレス(使用可能な場合)を入力します。 |
重要: [Gateway]フィールドへの入力はオプションです。Plug-in ServerとPlug-in Live Clientが同じネットワーク・セグメントにある場合は、このフィールドをブランクのままにしてください。サーバーとクライアントが別のセグメントにある場合のみ、ゲートウェイの値を入力してください。 |
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[Subnet Mask]:ネットワークが使用するサブネット・マスクの値を入力します。 |
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このダイアログ・ボックスの一番下のバーに表示されるコマンドが更新され、[F4=List]オプションが表示されます。F4キーを押して、Linuxクライアントで使用可能なネットワーク・インターフェイス・カード(NIC)のリストを表示します。 |
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表示されたサブウィンドウで、矢印キーを使って使用するNICへ移動し、Enterキーを押して選択します。 |
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[Network Device]フィールドが更新され、選択したNICが表示されます。F3またはEscキーを押して、すべての設定を確認し、このダイアログ・ボックスを閉じます。これで[Set Install Device or Server]ダイアログ・ボックスに戻ります。 |
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重要: このプロセスの起動には、「Plug‑in Live Client for LinuxでDRイメージを使用したデータの復元」で説明されているように、目的のリカバリ・ジョブがすでに設定され、NetVault Backup Serverで起動していることが条件となります。 |
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重要: Storix®を使用している場合、同じディスク・サイズの同一クライアントまたは異なるクライアントをリストアすると(これらのいずれかが論理グループやボリュームの一部として設定されているなど)、以下のメッセージが表示されることがあります。「The following non-fatal errors must be corrected before continuing: Disk sdb: This disk is not large enough for the partitions as they are currently defined.You must reduce the space requirements on this disk by at least 7MB by removing the partitions or reducing their sizes.(致命的ではありませんが、継続する前に以下のエラーを修正する必要があります: Disk sdb: このディスクには、現在定義されているパーティションに対して十分な空き容量がありません。パーティションを削除またはサイズを小さくすることにより、このディスク上で必要な容量を少なくとも7MBまで削減する必要があります。)」この問題に対処するには、Storix内の[View/Change Installation Settings]機能を使用してパーティション・サイズを調整します。 複数ディスクにまたがったストライプ化論理ボリュームを再作成するためにリカバリ・プロセスを許可するには、ストライプ・サイズを手動で変更します。Storixの[メイン・メニュー]から、[View/Change Installation Settings]、[Logical Volume Management]、[Add or Change Logical Volume]の順に選択します。利用可能なボリュームを選択し、Enterを押します。[Stripe Size]を0から元々設定されていたサイズに変更します。 |
いくつかのトピックで述べたとおり、Plug‑in Live Client for Linux®ではRaw形式のディスクのバックアップおよびリストアはサポートされません。ただし、前のトピックで説明した標準の起動ルーチンを手順どおりに実行すると、Raw形式のディスクは自動的に初期化され、データのリストアが開始されます。その結果、これらのRaw形式ディスクに保存されていたデータは失われます。Raw形式ディスクを復元から除外するには、以下の手順に従って、Raw形式ディスクを含む対象となるLinux NetVault Bare Metal Recovery Clientを適切に起動します。
重要: この設定を行う前に、「Plug‑in Live Client for LinuxでDRイメージを使用したデータの復元」で説明した手順を実行する必要があります。DRバックアップ・ジョブの実行前にキューに追加されていない場合、この手順を完了することはできません。つまり、ジョブをNetVault Backup WebUIで開始した後、この設定を実行する必要があります。 |
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この設定を行う前に、「Plug‑in Live Client for Linuxで使用するターゲットNetVault Bare Metal Recovery Clientの起動手順」のStep 1~Step 9で説明した手順を実行する必要があります(つまり、Step 10からStep 11は実行しないよう注意してください)。 |
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[System Installation and Maintenance]ダイアログ・ボックスに戻り、矢印キーを使用して[View/Change Installation Settings]オプションを選択し、Enterキーを押します。 |
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[Change Installation Settings Menu]ダイアログ・ボックスが表示されたら、Enterキーを押して、デフォルト・オプションである[Select Disks to Use for Installation]を選択します。 |
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ダイアログ・ボックスが更新され、ターゲット・システムで現在利用可能なディスクのリストを示すフレームが表示されます。矢印キーを使用して、復元から除外するディスク、つまりRawパーティション形式ディスクを選択し、Enterを押して選択します。 |
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目的のディスクが選択されると、フレームが更新され、利用可能なオプションのリストが表示されます。矢印キーを使用して[DO NOT RESTORE the Disk Backup Data]オプションを選択し、Enterキーを押して選択します。 |
重要: ドライブに対して[DO NOT RESTORE This Disk Backup Data]オプションを選択する前に、選択したドライブが除外するドライブであることを確認する必要があります。ドライブを一旦リストアから除外すると、後で再追加することはできません(設定を変更する唯一の方法は、Linux NetVault Bare Metal Recovery Clientを再起動して、これらの手順を初めからやり直す方法です)。 |
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NetVault Backup Serverから、[ジョブ・ステータス]ページを使用してジョブの進行状況を監視できます。ジョブの進行状況を監視する必要はありませんが、NetVault Bare Metal Recovery Clientのリカバリを実行する場合は進行状況を監視することをお勧めします。Linux® NetVault Bare Metal Recovery Clientのリカバリが完了したら、オンラインに戻すための最後のタスクを実行する必要があります。リカバリ・ジョブを監視することにより、ジョブの完了通知を受け取り、この最後のタスクを実行できます。
メモ: このトピックでは、NetVault Backup WebUIの[ジョブ・ステータス]ページを使用して、Linux DRリカバリ操作の進行状況を監視し、ジョブを終了する例を説明します。このダイアログ・ボックスで使用できるツールはPlug-in Live Client for Linux専用ではありません。使用法についての詳細は、『Quest NetVault Backupアドミニストレーターズ・ガイド』を参照してください。 |
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リカバリ・ジョブが実行されているときに、[ナビゲーション]ペインの[ジョブ監視]をクリックします。 |
重要: ジョブを停止する必要がある場合は、同じ方法で[中断]コマンドにアクセスすることもできます。このコマンドを使ってリカバリ・ジョブを停止すると、NetVault Backupは実際にデータ転送を停止します。ただし、Linux NetVault Bare Metal Recovery Client上で実行中の[System Installation for Linux]アプリケーションは機能停止状態になるため、このコマンドはアクセス可能ですが、使用できません。アプリケーションを使用できる状態へ再起動するには、ドライブへCDを挿入し、Linux NetVault Bare Metal Recovery Clientの再起動を行う必要があります。 |
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リカバリ・プロセスを完了するには、Linux NetVault Bare Metal Recovery Clientマシンにローカルにアクセスし、System Installation for LinuxアプリケーションのReboot the Systemコマンドを使用してLinux NVBMR Clientマシンを再起動します。メンテナンス・シェル・プロンプトでexitを入力するか、システムを手動でシャットダウンします。 |
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Storix®メディアを使用して、ターゲット・クライアントを起動します。 |
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