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KACE Systems Deployment Appliance 9.2 Common Documents - Administrator Guide (Japanese - 9.0)

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キャプチャの準備

キャプチャの準備

イメージが最新のものであること、アプライアンスにイメージ用の十分なディスク領域があることの確認など、イメージをキャプチャするためのベストプラクティスに従います。

Quest KACEサポートチームは、イメージをキャプチャするためのベストプラクティスを提供します。詳細については、https://support.quest.com/kace-systems-deployment-appliance/kb/121734を参照してください。

展開用のイメージをキャプチャするための準備に関するベストプラクティス。

•
アプライアンスに20 %の空き領域があることを確認します。
•
OEMメディアではなくボリュームライセンスメディアのみを使用します。
•
管理者プロファイルを作成し、デフォルトの管理者ユーザーとしてセットアップします。
•
イメージを元のデバイスに復元する必要がある場合は、Sysprepを実行していないバージョンのプライマリイメージを最初にキャプチャします。
•
イメージにSysprepを実行します。
•
Sysprepを実行済みのイメージをアプライアンスにキャプチャして、アプライアンスにイメージ用の十分な領域があるかどうかを確認します。

システムイメージのキャプチャ

システムイメージのキャプチャ

KACEブート環境（KBE）でデバイスを起動してから、KACEシステム展開アプライアンスまたはリモート（RSA）アプライアンスを使用してイメージをキャプチャできます。

KBE からデバイスを起動する前に、イメージに Sysprep ツールを実行してシステム固有のすべての設定を削除できます。イメージを元のデバイスに復元する必要がある場合、Quest KACEでは、Sysprepを実行していないバージョンのゴールドイメージを最初にキャプチャすることをお勧めします。

デバイスをKBEから起動した後、ビルトインのVNCリモートコントロールソフトウェアにアクセスして、リモートデバイスからKACEシステム展開アプライアンスにイメージをキャプチャできます。

* 
重要: キャプチャ元以外のマシンに展開することを目的としたOEMイメージのキャプチャは、Microsoftライセンス契約の違反になります。複数のマシンへの展開用にイメージを作成する場合は、必ずMicrosoftボリュームライセンスメディアを使用してください。KB 135252で詳細を確認するか、イメージの再作成権限に関するMicrosoftのライセンス概要へのリンクを参照してください。
1.
KBEにキャプチャするイメージを使用してデバイスを起動します。デバイスの KBEのメインメニュー から、イメージ作成 をクリックします。
* 
ヒント: この画面の下に表示される情報には、このKBEに接続したKACEシステム展開アプライアンスまたはRSAの詳細（IPアドレス、OSバージョン、アーキテクチャ、ブートモード、Macアドレス、およびその他の関連データ）が含まれます。
デバイスがKBEからではなくハードドライブから起動する場合は、KBEからデバイスを起動します。
2.
このデバイスのイメージをキャプチャ をクリックします。
3.
イメージ名 に、アプライアンス上でイメージを識別する名前を入力します。
4.
イメージのタイプ で、必要に応じて、作成するイメージファイルのタイプを選択します。
5.
イメージをサーバに直接キャプチャする場合は、サーバに直接キャプチャ を選択します。
イメージは、ローカルにキャプチャされると、ネットワークソケットを介してサーバに送信されます。一部のネットワーク設定では、ファイルをこのように転送すると、問題が発生することがあります。イメージをサーバに直接ストリーミングすると、そのファイルは、ネットワークソケットを使用するのではなく、サーバ共有に直接コピーされます。
サーバから直接キャプチャされたイメージについてのみ、サーバから直接展開することもできます。
◦
また、サーバに直接キャプチャされた WIM イメージは、サーバから直接展開する必要もあります。このオプションは、イメージの詳細ページでは変更できません。
◦
このオプションを選択しない場合に、ローカルに十分なディスク容量がないと、イメージは直接サーバにストリーミングされます。
6.
エラー発生時に操作を続行 をクリックして、警告や致命的なエラーが発生しても、キャプチャとアップロードプロセスが続行されるようにします。
7.
ログにデバッグ出力を含める をクリックして、デバッグレベルのログ記録を有効にし、アプライアンスログ ページにログがアップロードされるようにします。
デバッグを有効にすると、イメージのキャプチャとアップロードにかかる時間が長くなる場合があります。
8.
キャプチャの開始 をクリックします。
◦
ページ下部に進行状況表示バーが表示され、選択した各パーティションのタスクがどの程度進行しているかが示されます。必要に応じて、キャプチャをキャンセルできます。
◦
キャプチャプロセスが完了すると、KACE システム展開アプライアンス管理者コンソールの システムイメージ ページに新しいシステムイメージエントリが表示されます。イメージが RSA を使用してキャプチャされた場合は、リモートサイトコンソールにも追加されます。
◦
ユーザーがこのUI通知をサブスクライブした場合、KACEシステム展開アプライアンス管理者コンソールおよびリモートサイトコンソールに通知アイコンが表示され、イメージキャプチャがいつ開始され、失敗したか終了したかが示されます。
◦
KACEシステム展開アプライアンスは、キャプチャされた各システムイメージにIDを割り当てます。
* 
ヒント: KACEシステム展開アプライアンスでキャプチャした各システムイメージまたはリンク先RSAには一意のIDがあります。これにより、リンク先（KACEシステム展開アプライアンス）またはリモート（RSA）アプライアンスでキャプチャしたすべての異なるシステムイメージを追跡し、それらを編集する際、任意のイメージを同期できます。特定のシステムイメージのIDを確認するには、システムイメージ ページでシステムイメージ名をマウスオーバーします。IDは左下隅に表示されます。
* 
注: RSA でキャプチャされたイメージは RSA のみで保存され、同期しません。RSAからキャプチャされたイメージを設定した後、KACEシステム展開アプライアンスでは展開前にそのRSAを同期します。
展開タスクシーケンスを使用して、すべての必要なファイル、ツール、およびソフトウェアでイメージを設定します。必要に応じて、いくつかのイメージを編集したり、展開タスクを指定したりできます。詳細については、次のトピックをお読みください。
•
システムイメージの編集
•
システム展開へのタスクの割り当て
.

シングルパーティションの作成

シングルパーティションの作成

ビルトインの シングルパーティションの作成 プレインストールタスクを追加して、プライマリパーティションを1つ作成できます。

1.
左側のナビゲーションペインで、ライブラリ をクリックしてセクションを展開し、次に プレインストールタスク をクリックして プレインストールタスク ページを表示します。
2.
シングルパーティションの作成 を選択して、プレインストールタスク詳細 ページを表示します。
3.
オプション：名前 で、タスクを識別するために名前を変更します。
4.
スクリプトを入力してパーティションを作成します。
5.
メモ に、タスクを識別するためのメモを追加します。
6.
保存 をクリックします。
これで、スクリプト形式のインストール、Sysprepを実行済みのシステムイメージ、およびSysprepを実行していないシステムイメージ展開にタスクを割り当てることができるようになりました。

CドライブをNTFSとしてフォーマット

CドライブをNTFSとしてフォーマット

ビルトインの C:をNTFSとしてフォーマット プレインストールタスクを追加して、CドライブをNTFSファイルシステムとしてフォーマットし、設定できます。

1.
左側のナビゲーションペインで、ライブラリ をクリックしてセクションを展開し、次に プレインストールタスク をクリックして プレインストールタスク ページを表示します。
2.
C:をNTFSとしてフォーマット を選択して、プレインストールタスク詳細 ページを表示します。
3.
オプション：名前 で、タスクを識別するために名前を変更します。
4.
保存 をクリックします。
これで、スクリプト形式のインストール、Sysprepを実行済みのシステムイメージ、およびSysprepを実行していないシステムイメージ展開にタスクを割り当てることができるようになりました。
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