事前にシングルサインオン(SSO)を有効化してあったK1000アプライアンスをバージョン6.3にアップグレードすると、SAMBA共有がホスト名にてアクセス不能になります。
SAMBA共有はK1000アプライアンスのIPアドレスでのみアクセス可能です。
この動作が影響を及ぼすのは以下の機能になります。
・K1000からのエージェントのプロビジョニング
・2GB以上のサイズのファイルアップロード
・kpkgファイルのインポート、エクスポート
事前にターゲットコンピュータ側にて、Explorer上でSambaのUNCパスを指定し、アクセス不能であることを確認いただくようお願いいたします。
UNCパス例:\\K1000_FQDN_Name\client
アクセス不能であることが確認できましたら、以下の手順にてプロビジョニング時にIPアドレスを参照させるよう設定を追加します。
1.K1000管理者画面にて、[設定]>[プロビジョニング]を開きます。
2.[スケジュール]を開き、プロビジョニングが失敗したタスクの名前をクリックします。
3.[プロビジョニングスケジュールの詳細]>[高度]>[代替のダウンロード場所]に、Samba上共有フォルダclientのUNCパスをIPアドレスを使用して入力します。
UNCパス例: 192.168.x.x\client
※先頭に\\は付けないでください。付与すると、管理者画面上で保存時に除外されます。
4.[今すぐ実行]を押し、プロビジョニングを実行します。
プロビジョニングが成功することをご確認ください。
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